朱鳶は走っていた。何度も息切れで躓きそうだったが、それでも走り続けた
目的はただ一つ、セイズがいるであろう場所に着く事
ポンプからあの''セイズ''の声が聞こえた瞬間、朱鳶はジェーンとセスにバレずに対ホロウ六課のいる場所まで向かう
全ては、先輩の為
ブリンガー『グアアアアーー!!』
ブリンガーが対ホロウ六課とセイズにより、壁に打ちつけられる
セイズ「ここでおしまいよん。腕キモぶりぶりマッチョマン」
セイズは罵倒しながら言うが、ブリンガーの耳には届かなかった
ブリンガー『おのれ…!』
ブリンガーは空へ浮き出すと───
ブリンガー『負けてなるかーー!!』
ブリンガーは片手にエネルギーを蓄え始めた
柳「エネルギー増大…!」
セイズ「ありゃヤケクソだな」
青衣「滑稽であるな?」
蒼角「怖くなんかないよ!」
蒼角が武器を構えるが、''無尾ちゃん''が雅の妖刀に戻り、そこから青いオーラが漏れ出る
ブリンガー『かくなる上はーー』
ブリンガーが蓄えたエネルギーから刀のようなブレードが現れた
ブリンガー『妖刀の力だーー!』
ブリンガーが''妖刀の力''を雅に振り下ろすが、既にセイズと雅は動いていた
雅「───ハァッ!!!」
雅の妖刀は、ブリンガーの''妖刀の力''とは余りにも別物だった
雅の妖刀はブリンガーを裂き、そのブリンガーの後ろにあった道路、海、果てにはホロウまで裂いた
ブリンガー『ガッ── 』
そして、断末魔をあげる事さえ許さない奴がいた
ROCKET DRILL
ブリンガー『き、貴様…!!この俺を倒すのは虚狩りだと…!!』
セイズ「お前は対ホロウ六課が殺すといっていたな。あれは嘘だ」
ブリンガー『なっ───』
セイズ「グッバーイ♪うんこぶりぶりマッチョマン」
ROCKET DRILL LIMIT BLAKE
セイズはそのままリミットブレイクをブリンガーに当て、そのエネルギーごと吸収した
ブリンガー『ノァァァァァ!!!』
そしてブリンガーごと地面に激突し、大爆発が起きた
それを見た青衣はセイズの元へと向かった
リン『待って!!青衣!!』
リンが引き止めようとするが、既に青衣はその場にいなかった
柳「青衣……」
セイズside
俺はブリンガーがいた地点に、立っていた
セイズ「…どうやら、奴は相当なエーテルを蓄えてたらしいなぁ…そのせいで本来吸収したら人間に戻るはずなのに、吸収し終わったらそのまま消滅しちまったな…ま、そんな事どうでも良い!!」
セイズは吸収し終わり、新たに生まれたウォッチを見つめた
セイズ「……これはこれは」
セイズは手の中にあるウォッチを見て、愉悦に浸った
555!555!
オルフェノクと戦い、他人の夢を守る為に戦った、仮面ライダー555!!
セイズ「うっし、もう帰るか」
セイズの目的は達せられ、もうこの場の興味も尽きた為、セイズは帰ろうとするが……
バギュゥンッ!!!
セイズ「ッ!!」
セイズの持っていた555ウォッチが撃ち抜かれ、地面に転がった
幸い、ウォッチに風穴は開いていなかった
セイズ「……誰だあ?」
セイズがウォッチを拾い、銃が放たれた方向を見ると、見覚えのある女性が立っていた
朱鳶「……」
はい、皆さんご存知朱鳶でした。
セイズ「おやおや?誰かと思えば治安局の人じゃねえか!えぇと確か名前は……」
朱鳶「…都市秩序部捜査課、朱鳶です」
セイズ「おぉ、そうだったそうだった!で、その都市秩序部捜査課の人が何の用だ?俺のウォッチを撃ちやがって…穴開いたらてめぇの命で弁償してもらうからな!!」
朱鳶「用…?貴方も分かっているはずです」
朱鳶はセイズに銃を向けた
朱鳶「私の目的はただ二つ……貴方の身柄を拘束し、先輩を奪還する事です」
セイズ「だろうな。だが、それをはいそうですかと頷く程、俺は優しくない」
朱鳶は、ほぼ分かりきった答えを聞いてまあそうだろうなと思った
ならば、自分のやる事は一つ、力尽くで……
朱鳶「ならば、貴方を無理矢理───」
セイズ「だが、そうだなぁ…」
セイズは顎に手をやり、何か考える素振りを見せると、何か閃いた様に頷き
セイズ「出てこい、青衣!」
セイズがそう呼ぶと、すぐに青衣が横に来た
朱鳶「先輩…!!」
青衣「お呼びであるか?セイズ殿」
セイズ「お前、あいつと遊んでやれ」
青衣が朱鳶の方を向くと、「あぁ」といった
青衣「誰かと思えば、朱鳶ではないか。…ふむ、概ね察せたぞ」
セイズ「流石青衣、んじゃあ頼んだぞ、俺はここで観戦している」
青衣が三節棍を取り出す
青衣「セイズ殿の邪魔はかせぬ、故に、朱鳶よ。お主を殺す」
朱鳶「…ッ!!」
朱鳶は、青衣から漏れ出る殺意を感じ、説得は不可能と判断した
朱鳶「…ならば私も、貴方を止める為に、ここで倒す!!」
青衣「そうだ、それで良い。お主は正しい事をしている」
こうして、朱鳶と青衣による、本来同じ陣営の者同士が戦いが始まった
セイズ「誰が勝つかは私にも分からん…故に、面白い」
???side
青衣と朱鳶との戦いが始まる一方、Nullは石造りの大きな鳥居がある場所に来ていた
Null「(glitch音)…ここか…(glitch音)」
Nullがバグで移動すると、大きな滝がある所に出現し、そこにはカエルのようなカモノハシのような…はたまた河童のような生物がいた
Null「(glitch音)…見つけたぞ…この世界は消滅し、存在や歴史が消えたというのにその理を歪めこの最後のエリアに
そういうとNullがどこかへ連絡し始め、しばらくすると目の前にいる生物の足元に
Null『…(glitch音)…安心しろ、
目の前の生物…ヨツミワドウが動きを止める
Null『…(glitch音)…我々はこの危機を乗り越えなくてはならない。でなくては、お前は愚か(glitch音)、全ての世界…いや、全ての概念、宇宙、はたまた
ヨツミワドウ「……」
Null「分かってくれたようで何よりだ…(glitch音)…」
ヨツミワドウは自分から黒い沼に入っていき、やがてその沼は消えていった
Null「…感謝する(glitch音)、SCP-106」
いつの間にかNullの後ろには、全身が腐敗しているオールドマンがいた
Null「(glitch音)…財団の存在や歴史が消え、お前は自由になったが、それはほんの自由に過ぎない…我々に…いや、人間に協力しなければ、貴様は死ぬ。例え、目の前に悲鳴を上げてる25歳の青年がいようと、君はそいつを救わなければならない」
SCP106「……」
オールドマンは一言も発する事なく自分の領域、ポケットディメンションに姿を消した
Null「……」
するとNullは急に人のいない方に歩きd
Null「これはただのストーリーじゃない。これを閲覧している者よ」
………
Null「お前がこれを読んでる場所は自分の家か?はたまた学校か?それとも仕事場か?旅行中か?病院の中か?トイレの中か?店の中か?カフェか?すまないが、私には分からない。あいにくそっちがこっちを見ているのは分かるが、こっちからじゃそっちは背景や情景が見れない…まぁ、それはそっちも同じか…」
……………
Null「だからこそ…(glitch音)…作者というのは閲覧している者が分かりやすく背景や情景を伝え、楽しませようとする」
………………………
Null「…すまなかったね、色々私の方から喋ってしまって…しかし、この事はビル・サイファー、モニカ、逆さまの顔をした男、そして邪神や現実という理すらも超える者……そして、恐らく
Null「…(glitch音)…時間だ。ヨツミワドウという壁がなくなった事により、この世界が消えつつある。これでモンスターハンターシリーズの生きてるモンスターと主要人物を回収出来、モンスターハンターという歴史と存在が完全に消え失せるだろう」
…Nullがバグで移動し、この世界は終わりを迎えた
???「…あんたらが、俺を助けたのか?」
メカニックなスーツを着た男が、ビル・サイファーに問う
ビル「あぁ、もちろんだとも!我が同胞よ!」
ビルが腕を伸ばしてスーツ男の肩を組む
するとそのスーツ男の肩から青いダウンを着た少女が出てきた
???「ヒューを助けてくれてありがとう!」
ビル「ああ、もちろんさ!君達のような生き残りはとても重要なんだ!例え弱くてもね」
すると少女が口を膨らませた
???「ヒューは弱くないもん!」
ビル「あぁ、もちろんだ。君達も強いさ!悪かったね」
ヒュー「…んで、俺らは何をすれば良いんだ?」
ビル「君達には、まだ動かないでもらう。相手が動き出した時が、君達の動く時だ。ま、それまでは先に避難してきた
???「分かった!ヒュー行こう!」
ヒュー「待てよディアナ!」
ディアナとヒューと呼ばれる人物はビルの後ろに行くと、姿を消した
ビル「…さて、私も次の拒絶者を探さなくては…な」
そしてビルはゲートを通り姿を消した
…………
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