セイズ「ふぅ、ここでの生活も慣れたな」
セイズが讃頌会に入会して早数ヶ月、セイズは新たな獲物を決めようとしていた
セイズ「雲嶽山…恐らくそこにパエトーン供がいる。青衣からの偵察からの情報だ。間違いない」
セイズは青衣から貰った情報メモを一通り見た
セイズ「そしてそこに務める儀玄…青衣の地球の本棚からの情報を組み合わすと…」
セイズが椅子から立ち上がる
青衣「出かけるのか?」
いつの間にか後ろにいた青衣が問う
セイズ「いんや?実はサラから呼び出しくらってね、なんだろうね?始まりの主殺せる許可でも出たのかね?」
セイズはオーロラカーテンでその場から消えていった
青衣「……」
そして青衣もまた、オーロラカーテンで消えていき、残ったのは静寂とテーブルの上に置かれた飴だけだった
サラはセイズが来るのを待っていると、オーロラカーテンが出現した
???「ッ!!?」
サラ「落ち着いてちょうだい、少なくとも今は敵じゃないわ」
セイズ「おいおい酷いじゃねえか。少なくとも今は仲間なんだからよぉ」
サラ「…紹介するわ、この方はイゾルデ、新エリー都防衛軍所属の軍人よ」
サラから紹介をうけたイゾルデは、セイズの姿を見て驚愕した
イゾルデ「お前…その左腕…いや、左半身が…!」
セイズ「見れば分かるだろ?エーテリアスだ」
イゾルデは驚愕した顔からすぐに真顔になった
イゾルデ「…驚いたな、まさか協力者がエーテリアスだとはな」
セイズ「まぁまぁ、楽しくやっていこうじゃねえか」
サラ「…セイズ、これから始まりの主は雲嶽山十三代目宗主を務めている儀玄と戦われる」
セイズ「あぁ、知ってるぜ。俺もそこにいかせろ」
サラ「…言っとくけど、始まりの主を倒そうとしてるなら許さないわよ」
セイズ「出来れば許可が欲しかったが、安心しろ。今回の獲物は始まりの主じゃない。雲嶽山十三代目宗主、儀玄。こいつが俺のターゲットだ」
セイズの言葉にサラとイゾルデは目を見開いた
サラ「…正気?」
イゾルデ「彼女の強さは、並大抵のものじゃないぞ?」
セイズ「ま、大丈夫だろ、ビビる程じゃない。ってかいつまでもビビってたら、一生勝てるという事実にたどり着けねえぞ」
サラ「…始まりの主が負けたら、許可するわ」
セイズ「良いねぇ!その言葉を待っていた!」
サラ「ただし、この件が終わったら、イゾルデの件にも首を突っ込んでもらうわ」
セイズ「OK、それだけ聞けば十分だ。イゾルデ、これからよろしく、な?」
イゾルデ「……」
セイズはバイバーイ☆と言いながら、消えていった
イゾルデ「…一つ聞いても良いかしら」
サラ「…何」
イゾルデ「…彼が闘ったら、雲嶽山宗主や…『鬼火』、どっちが勝つ?」
サラ「…戦力データや知性、更に多芸な技…恐らく勝つのは───」
???「う、う〜ん…?」
一匹の猫がむくりと起き上がる
その猫は、周りを見渡すと、自分の友達達が倒れていた
更に……
???「えぇ!?セイレーン!?」
なんとそこにはかつて島で自分達を苦しめた元凶がいた
???「島二郎もいる…ここ、何処なんだろう」
???「う、う〜ん」
???「あ!起きた!」
自分以外も全員起きた瞬間、空間から何かが出てきた
モニカ「あら、起きたのね」
モニカだった
???「だ、誰!?」
モニカ「落ち着いて、私はモニカ。この世界の管理者…とでも言っておくわね」
???「ハァ?」
モニカ「…名前ないと色々不便だから、今から私が君達に名前をつけるね!」
そしてモニカは左からちいかわ、ハチワレ、うさぎ、くりまんじゅう、シーサー、ラッコ、モモンガ、カニちゃんと名付けた
モニカ「島二郎さんとセイレーンは名前あるからつけなくて良いね!」
島二郎「あ、あぁ。」
セイレーン「…それよりもさ、僕の人魚達は何処にやったの?」
セイレーンの目が赤くなる
モニカ「安心してちょうだい。ここにいるわ」
モニカが指パッチンすると、またしても空間から
セイレーン「!!」
セイレーンはびっくりした
セイレーン「えっ!?えっ!?なんで!?生きてたの!?」
ハチワレ「…人魚が…三匹…?」
くりまんじゅうやカニちゃんが不思議そうに見る
モニカ「セイレーンには、協力してもらうように、私がデータから生き返らせたわ、これで協力してくれる?」
セイレーン「もちろん!」
人魚「「「ギィギ!!」」」
ラッコ「…協力しろと言ってたが、何に協力すれば良いんだ?」
ラッコがモニカに質問する
モニカ「んー簡単に言えば、これから大変な事が起こるから、君達にはその原因と戦って欲しい」
ラッコ「大変な事…?」
モニカ「うん、下手したら…どの世界も消えちゃうヤバい奴」
ラッコ「!!」
ラッコが驚愕している横で、何も喋らないモモンガに違和感を持ったカニちゃん
カニ「…?」
カニちゃんがモモンガの肩を揺すると、モモンガが振り返る
モモンガ「あっ…その…」
カニ「!?」
カニちゃんは目を見開いた
いつもわがままばかりのモモンガの声とは思えない程弱々しい声
モモンガ「…っ!おい、なんでお前戻ってるんだよ?」
と思ったらいきなりわがままボイスとなった
ハチワレ「どうしたの?」
モニカ「…モモンガには悪いけど、今彼の中には元の人格とでかつよの人格が混ざっている…いわば二重人格ね」
二重人格という言葉にハチワレが反応した
ハチワレ「二重人格…!僕知ってる!確か、一人の中に二人いるみたいな感じだよね?」
ちいから「わっ…わぁ!」
ちいからが怖がっていると、ラッコがでかつよに反応した
ラッコ「でかつよ…?確か討伐リストにいたような…」
モニカ「まあ今それは置いといて、もちろん協力してくれるよね?」
ハチワレ「よ、良く分かんないけど、良いよ!困っている人は放っておけないし!」
ちいかわ「わぁ!」
うさぎ「ウラッ!」
ハチワレの言葉に賛同する泣いたちいかわとうさぎ
ラッコ「どの道協力するしかなさそうだな…良いだろう」
シーサー「僕達もお手伝いしま〜す!」
栗まんじゅう「ッッは〜!!」
ラッコ、シーサーやいつの間にか酒を呑んでた栗まんじゅうも協力した
カニちゃん「〜!!〜!」
モモンガ「が、頑張る!…美味いもん食えるんだろうな〜?」
カニちゃんやモモンガ&でかつよもやる気満々
島二郎「もちろん俺達もやらせてもらうぞ!若い者達がやるってんだ、俺もやらなくちゃ…なッ!」
セイレーン「人魚復活してもらったし、良いよ〜」
人魚「「「ギィギギ!!!」」」
モニカ「そう!嬉しいわ!それじゃあ早速だけど、この人に着いていってくれる?貴方達と同じ様な拒絶者がいる場所に連れてってくれるわ」
するとモニカの後ろから、二人の人影が現れた
ハチワレ「えっ!?誰々!?」
モニカ「紹介するわ。貴方達と同じ拒絶者の''ディアボロ''と''サフェル''よ」
ディアボロ「ふん…まさかこの俺がこんな奴らの案内役になるとはな…」
サフェル「あんたがDIO達のじゃんけんで負けたからじゃん?恨むなら自分の''運命''に恨みなよ」
ディアボロ「……」
案内役は、ジョジョの奇妙な冒険第5部のラスボスとして、そして荒木荘に住まう『ディアボロ』
そしてもう一人は、崩壊:スターレイルの「詭術」の盗賊、サフェルだった
島二郎「あんた達が…案内役か」
サフェル「そ、あんた達が案内人ねぇ…随分と可愛らしいじゃない?一人おっさんがいるけど…」
ディアボロ「おい、無駄話はその辺にしておけ」
サフェル「はいはい…んじゃ、君達?私達に着いてきてね?」
ディアボロとサフェルはちいから達を連れて行った
モニカ「…ふぅ、これでやっと半分…か。カードにされた拒絶者も救わないと…拒絶者はまだまだいる。面倒くさいわね」
やがてモニカもその場から消え、次なる拒絶者を探しに行った
事態は着々と…しかし確実に進んでいる
やがて拒絶者がゼンゼロ世界に到達するのは、いつになるのか
今回セイズ目線より拒絶者目線でしたね
出来れば次回はセイズ達の世界を書きたい