泉麻人と言う作家とは無関係です。この名前を考えた数日後にこの人を知ってショックを受けたのは言うまでもございません。読んだことはございません。これで面白かったらきっと心が折れてしまいます。そしてプレッシャーに飲み込まれてしまいます。
それでは内容に関して。
「は?遊戯王とか環境トップしか認めねーし?」とかいう方はお帰りください。
決して環境トップのデッキは出てきません。
ちなみに私はネジマキシキガミとかネタ要素の入ったカラクリ使いです。某最強の剣とかの攻撃力を0に出来るしこれ一枚でフォートレスさんが墓地から出てきますし二枚並べれば健ちゃんが出てきます。
東方は二次創作に寄ったキャラとなっている可能性が高いです。
自分が本家で確認出来ればいいんですが、生憎あの手のゲームが苦手で、神霊廟イージーすらクリアできません。つまるところ雑魚です。
よって、キャラクターに関しては、他のところで聞いたもの見たものになるので、コレジャナイ感満載になる可能性もございます。ご留意ください。
それでもよろしい方はどうぞ
「き、きゃああああ!」
暗闇の中、妖精に襲いかかる化物。その手に持つ槍は、月の光を跳ね返し、鈍く光る。
その槍は脇に逸れることなく直撃し、妖精の体は吹き飛ばされる。その妖精の手元から辺りにカードが飛び散る。直後乾いたピリリリリリ、ピー、という電子音が聞こえる。
「ふん、大口叩いてた割には大したことないのね、がっかりしたわ。」
化物の傍らに佇んでいた少女はつまらなそうに吹き飛ばされた妖精を眺める。彼女の背のコウモリのような翼がはためき、彼女は宙に浮く。そのまま少女は飛び去ってしまった。
後に残された妖精は、あたりに散らばったカードを見回しながら今にも消え入ってしまいそうな小さな声で呟く。
「ごめんね……みんな……。」
~~
現在、幻想郷ではカードゲームが流行となっていた。
その発端は、ある神社での会話であった。
「なぁ霊夢、こんなもの拾ったんだけどさ。」
いかにも魔法使い、といった黒い帽子を被った金髪の少女、霧雨魔理沙はこの博麗神社の巫女、博麗霊夢に手に持ったものを見せた。大きさは霊夢が持っているような護符などと変わらないのだが、その見た目が全く違う。
「何よ、これ。見たところ何かの遊戯に使うものに見えるけど。」
霊夢は魔理沙の持っているものを適当に眺めて至極どうでもよさそうに答えると、魔理沙はニヤリと笑う。
「これは遊戯王、っていうカードゲームらしいぜ。このカードを40枚ずつくらい使って戦うんだってよ。」
魔理沙は活目せよ、と言わんばかりに手に持った「ネクロフェイス」を霊夢の顔の前にぐいと押し出す。そのグロテスクな見た目に霊夢は顔をしかめた。
「で、それ以外にはないの?今の話じゃそれで遊ぶには80枚は必要なんじゃないの?」
「ぐっ……さ、探せばきっと他にも見つかるぜ!」
「無いなら無いって言いなさいよ……。」
霊夢は呆れてごろりと床に転がる。そしてひとつ大きな欠伸をする。
その霊夢の顔の上に、大量のカードが降り注いだ。
「ちょ、霊夢!?大丈夫か?」
「……紫。アンタいい度胸ね。人様の家にスキマで現れた上に顔に大量の紙落とすなんて。」
「あら、貴方が必要そうだったから持ってきてあげたんだから感謝しなさい。」
八雲紫はスキマから這い出て、ちゃぶ台の脇に座る。
霊夢は紫を批難するのを諦めて、自分に降り注いだ遊戯王のカードを手に取る。
「ふぅん……。ルールは知ってるの?」
「お!やる気になったか!」
「ルールなら私が分かってるわ。」
紫は手に持ったルールブックを振る。
「そう、ならちょっとやってみましょうよ。」
霊夢は面白いものを見つけたかのような表情で、そう言った。
~少女学習中~
一通りルールを見たところで、霊夢と魔理沙は向かい合って座った。
「さて、とりあえずライフポイントの4000を0にすればいいんだろ?絶対負けないぜ、霊夢!」
「なんだか頭を使うもので貴方に負ける気はしないわね。」
「へっ、言ってろ。今に泣きを見るぜ。」
「「デュエル!」」
「それじゃ先行は魔理沙よ。先行は攻撃できないわ。」
紫がコインを投げて先行と後攻を決める。
「それじゃ、ドローだぜ!」
魔理沙 LP4000 霊夢 LP4000
「私は手札から、ジェネティック・ワーウルフを召喚だぜ!」
魔理沙がフィールドにモンスターを置いた途端、カードから光のエフェクトが出て、その人狼が実体を持ち、魔理沙の前に立った。
「えっ!?どういうことだ!?」
召喚した魔理沙本人が驚いている。当然霊夢と紫も同様である。
「カードのモンスターが実体化するなんてどうなってんのよ?」
「さあ……幻想郷に持ってくるとこうなっちゃうのかしら?」
もしこれが遊戯王が元々あった所なら、すぐにやめておくところだが
「面白いからこのまま続けようぜ!私はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ!」
魔理沙 手札3 モンスター ジェネティック・ワーウルフ(A2000) 魔法罠2
魔理沙は面白がって続けようとしている。
「仕方ないわね……。私のターン、ドロー。」
霊夢はやれやれといった風にカードを引く。
「私はモンスターをセット。そしてカードを3枚セット。ターンエンド。」
「攻撃しないと勝てないぜ、霊夢!」
「五月蝿いわね……こっちだって考えてるのよ。」
霊夢 LP4000 手札2 モンスター 裏守備1 魔法罠3
「私のターン!ドロー!」
魔理沙はやたらノリノリでカードを引いている。
「私はブラッド・ヴォルスを召喚!」
フィールドに斧を持ったモンスターが現れる。その顔は醜悪で、斧は血をたくさん吸ったような怪しい輝きを放っている。
「さらに!私は二重召喚を発動!そして、二体のモンスターをリリースして青眼の白龍を召喚だぜ!」
魔理沙のフィールドにいる二体のモンスターが光を放ち、溶けるように消える。
そしてフィールドに、巨大な流線型の白龍が出現する。
「行くぜ、バトル!私はその伏せられたモンスターに攻撃!」
白龍はその口を大きく開ける。そこから青いエネルギーが放射される。
「ニードルワームのリバース効果!貴方のデッキから5枚墓地に送るわ!」
滅びの爆裂疾風弾 青眼の白龍 融合 団結の力 死霊騎士デスカリバー・ナイト
「ああ!滅びの爆裂疾風弾が!でもお前のそのしょぼいモンスターは破壊されるぜ!」
放射されたエネルギーによって霊夢のモンスターは破壊される。
「これで私はターンエンドだ!」
魔理沙 LP4000 手札1 モンスター 青眼の白龍(A3000) 魔法罠2
「ドロー。私は浅すぎた墓穴を発動。墓地からお互いモンスターを一体選んでセットするわ。私はニードルワームを伏せる。」
「私は二体目の青眼の白龍を伏せるぜ。そんな弱いモンスター出してどうすんだ?」
魔理沙の言葉に霊夢は全く耳を貸さず、自分のターンを続ける。
「私はモンスターを一体伏せて、ターンエンド。」
霊夢 LP4000 手札1 モンスター 裏守備2 魔法罠3
「ドロー!ここでリバースカードオープンだぜ!リビングデッドの呼び声を発動!私は墓地からジェネティック・ワーウルフを特殊召喚!私は手札から魔法、モンスターゲートを発動!ジェネティック・ワーウルフをリリースして通常召喚ができるモンスターが出るまでカードをめくり、そのモンスターを特殊召喚するぜ!」
大嵐 リビングデッドの呼び声 魔道士の力 カオス・ソルジャー -開闢の使者- 青眼の白龍
「ということで青眼の白龍を特殊召喚!さらにセットされた青眼の白龍を反転召喚!」
巨大な白龍が広くない霊夢の部屋に三体現れる。
「……私の部屋が心配になってきたわ。」
「まーまー、そのへんは気にしないべきだぜ。このままバトルだ!青眼の白龍、やっちまえー!」
三体の白龍が霊夢に襲いかかる。
「まず一体目、ニードルワーム。デッキから5枚墓地に送る。2体目。ニードルワーム。デッキから5枚墓地に送る。最後は……受けるわ。」
白龍の口から放たれたエネルギー砲が霊夢を襲う。
「う、ゲホッ……。なんでただのカードゲームなのにこんなに痛いのよ……。今にも倒れそうだわ……。」
「そんなんスペルカードでの戦いでも同じだろ。気にしない気にしない。まあ私はターンエンドだぜ。」
魔理沙 LP4000 手札1 モンスター 青眼の白龍(3000)×3 魔法罠1 リビングデッドの呼び声
「……ドロー。」
霊夢はフラフラしながらデッキからカードを引く。
「もう一発攻撃を喰らいたくなければ負けを認めてもいいんだぜ?」
霊夢のライフポイントは残り1000。あと一撃でも攻撃を受けたら負けである。
「……私は、伏せておいた罠、強欲な贈り物を3枚発動!貴方はカードを2枚ドローする。それが3枚だから合計6枚ドローしなさい。」
「は?なんでドローさせるんだ?意味がわかんないぜ。」
魔理沙はよくわからない表情でカードを引く。
「私は手札から、手札抹殺を発動!お互い手札を全て捨てて、その枚数だけカードをドローする!」
「なっ!?」
霊夢 ウォーム・ワーム
魔理沙 死者蘇生 レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン 巨竜の羽ばたき 龍の鏡 ブラックホール 超再生能力 融合解除
「ああ!色んな切り札が!全部墓地に!」
魔理沙はその場に崩れ落ちる。
「……。」
霊夢は無言で魔理沙を眺める。
「ちくしょう!でも私のフィールドには青眼の白龍が3体いるからな!」
「……ターンエンド。」
霊夢は魔理沙の言うことをスルーして、ターンを終わらせた。
霊夢 LP1000 手札1 モンスター0 魔法罠0
「フィールドに何も無いなんてどうやっても勝てないぜ!私のターン!」
ドロー、と言おうとした時、魔理沙はあることに気がついた。
「……なあスキマ妖怪、もしデッキがなくなってる状態で私のドローフェイズが来たらどうするんだぜ?」
とても嫌な予感を感じつつ、魔理沙は紫に尋ねる。
紫はにっこりと笑って
「それは当然、ドローできなくなった時点で負けよ。説明したでしょ?」
そうあっさり答えた。
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
魔理沙 手札7 モンスター 青眼の白龍(A3000)×3 魔法罠1 リビングデッドの呼び声
デッキ 0
~~
その後、霊夢に敗北した魔理沙は、悔しさから霊夢に勝つためにデッキを強化していくが、霊夢もだんだんとデッキを強化していって、勝つことはできていない。
だが、魔理沙と霊夢が遊戯王というモンスターやダメージが実体化するスリリングなカードゲームにハマっているという噂から、幻想郷中で流行り始める。
また、デュエルをするためのマシン、デュエルディスクが幻想郷に登場し、一大人気を誇った。
しかし、そのうちにアンティルール、すなわち敗者は、勝者にカードを一枚渡さなければならないというルールを使用してデュエルを仕掛けるものが現れ出す。
それが広まっているこの状況そのものが「異変」なのである。
そんな中。
「ここは……?」
一人の男が、幻想郷に流れ着いた。
【to be continued……】
ここまでお読みくださいましてありがとうございます。
それじゃどうでもよろしい解説を。
今回魔理沙は【青眼の白龍】よりの【ハイビート】となりますかね。
社長の嫁を並べて魔理沙の好きそうな高火力で押す感じですね。
何故【ハイビート】かというと魔理沙なら単純に攻撃力だけ見て決めそうだなーという理由です。
霊夢は【デッキ破壊】ですね。
最初は黄金のホムンクルスとか封印の黄金櫃の金ピカデッキも考えました。
ただ、それだと社長の嫁を倒すのが大変そうなのでやめました。
魔理沙がドジった感を出したかったと、霊夢以外に【デッキ破壊】をやってくれそうな奴がいなかったのでこうなりました。
ですが、正直やらなきゃよかったと思ったのは、デッキ枚数の確認が必要になったことですね。
ガリガリ計算してぴったり0になるように計算したはずです。多分。
今後魔理沙にはアーカナイトさんとかに魔力カウンターのっけまくるデッキとか使わせたいですかね。というか魔法使いで高火力が期待出来るのが少ない。
霊夢はどんなデッキになることやら……。このまま【デッキ破壊】を極める方向に進むかもしれません。使われるのを見たことないズムウォルドさんでも使わせましょうか。
それでは、次までだいぶかかるとは思いますが、次回は最初の部分に出てきたお二方の敗者側のリベンジみたいな内容になりそうです。
手札枚数とかの計算が難しくて死にそうです。
デュエル内容を紙に書き出した時点で4つくらいミスってて何度も書き直しました。
そいつらを修正しつつ勢いのあるデュエルをお送りしたいと思います!
よかったら次もよろしくお願いします!