原因はガン回しデッキを使って夢を見過ぎたことです。だって多少の無理が効くんですもの。やりたくなるじゃないですか。
ほとんどデュエルかつ長いです。今まで比すっごく長いです。
ただ、その分面白く出来たと思います。
なんか長かった分ミスってそうですがありましたら教えてください。速攻直します。
とりあえず、みなさん満足していってください!
4/30 最初の遊太ターンでの発動カード、セットカードに関する言及、最初の魔理沙のターンでのトリブルの効果の修正を入れました。
デュエルを終えたあと、長い階段を魔理沙とともに上り、博麗神社の前に来た。人気はなく、閑散とした神社ではあるが、長い歴史は感じられる。それと、少しばかり空気がピリピリしているような気もする。
「霊夢ー、いるかー?」
魔理沙が声を上げると、神社の中で何かがもそりと動く。それはゆっくりとこちらにやって来て、外の光を浴びる。正体は、紅白のおめでたい色をした服を着た巫女。ただ、何故か腋が出ている。それに、目が夜の闇のように真っ黒である。そんな目をした変わった奴らを、俺は知っている。特にあの目は、大変満足していらっしゃるような気がする。霊夢が最近変になったと魔理沙も言っていたが、明らかにこのせいだろう。ただ、なぜそうなっているのかは謎だ。
「あら、魔理沙スターダスト寄越しなさい、何の用?」
文章の中にスターダスト寄越せが入ってる!?いくらなんでもいきなりすぎる。
「や、用があるのはこっち。そしてスターダストはやらん」
魔理沙はもう慣れっこのようで、気にせず隣に立っていた俺を親指で指差した。
指差された俺の方に霊夢と呼ばれていた巫女が真っ黒な視線を向ける。
「ふーん……あなた、デュエルは出来るんでしょ?」
「おい、話が繋がっていないような気がするんだが」
霊夢が口角を上げてニヤッと笑う。
「何?まさかあなたの話をただで聞いてあげると思ったの?そんなんじゃ満足できないわ」
あー、やる気満々足ですね。これはちょっと重症の予感がする。
「なるほど、デュエルで勝てばということか?ならさっさと……」
やろうぜ、と言いかけたところで霊夢がすっと近づいて来て、開きかけた俺の口に人差し指を当てる。
「ただし、私対あなたと魔理沙のタッグでよ。貴方が勝ったら話くらいいくらでも聞いてあげる。ただし私が勝ったら魔理沙の持ってるスターダストを貰うわ」
そこまでしてスターダストが欲しいのか……。しかしなんとも分の悪いアンティルールだ。話くらいただで聞かせてほしいものだ。
俺はいいのかと尋ねるように魔理沙の方を見る。俺を見た魔理沙は小さく頷く。というかここまでテンプレのようだ。
「ああ、それでいいぞ」
俺が返答すると、俺らを囲むように紫色の炎が燃え広がる。
あ、あれ。これってもしかしてダークシグナーの。いやでも最初からデュエル中のダメージはリアルのものになるからもはや関係ないのか?
まあ、受けてしまったからには仕方がない。全力で勝つだけだ。
「「「デュエル!」」」
~~
ルール説明
・基本的にはタッグフォースルール(ライフフィールド墓地除外ゾーン共通)を採用します。
・ターンの回り方は霊夢→遊太→霊夢→魔理沙となります。
・霊夢の初期手札は倍となります。
~~
おい、手札倍とか聞いてない。それはやばいって。
「私のターン!ドロー。手札から、インフェルニティ・ジェネラルを捨てて、ダーク・グレファーを特殊召喚!」
ふむ、やはりインフェルニティか。だが手札倍で大丈夫なのか?モンスターばかりじゃ回らないどころじゃない。
「手札のゾンビキャリアを捨てて効果発動!デッキから、インフェルニティ・ビートルを墓地に送るわ。そしてインフェルニティガンを発動!効果で手札からインフェルニティ・デストロイヤーを墓地に送るわ。手札からおろかな埋葬を発動。デッキからインフェルニティ・ネクロマンサーを墓地に送る。そしてカードを4枚セット。そして手札から、インフェルニティ・ネクロマンサーを召喚!」
相手フィールドに黒い剣士と霊媒師が現れる。正直ヤバイ気がしてきた。手札11枚でよく回るなおい。1ターンに11枚消費するとか意味が分からん。
「ネクロマンサーの効果。守備表示になるわ。そしてもう一つの効果!墓地のインフェルニティ・デーモンを特殊召喚!インフェルニティ・デーモンが特殊召喚されたとき、デッキからインフェルニティと名のついたカードを手札に加えるわ。私はインフェルニティ・ガーディアンを手札に加える。そして手札のガーディアンを捨ててセットしていたワン・フォー・ワンを発動!デッキからインフェルニティ・リベンジャーを特殊召喚!レベル3のネクロマンサーと、レベル4のデーモンに、レベル1のリベンジャーをチューニング!その眼開かれしとき、世界は闇に包まれる!シンクロ召喚!現れなさい、ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」
暗い闇に周りが覆われたと思ったら、その中からいくつもの目を体中につけた竜が現れる。
「私はインフェルニティガンの効果を発動!このカードを墓地に送ってデーモンとネクロマンサーを特殊召喚!そしてデーモンの効果!デッキからインフェルニティ・バリアを手札に加える。そしてカードをセット。ネクロマンサーの効果で墓地のリベンジャーを特殊召喚!レベル3のネクロマンサーとレベル4のデーモンに、レベル1のリベンジャーをチューニング!ゼロと無限をあわせ持つ龍よ、地獄の炎で敵を焼き尽くせ!シンクロ召喚!出でよ、インフェルニティ・デス・ドラゴン!」
再びのシンクロで現れたのは、不気味な姿をした黒き龍。
「こりゃ……やばいかもしれんね」
「私もこんなに展開してる霊夢ははじめて見たぜ……」
唖然とするしかない。某チームサティスファクションリーダーだってこんなに回しているのを見たことがない。それほど手札の量は重要ということか。本当に素晴らしいことを学んだ。これからはしっかりルールを聞こう。
「じゃあ、これでターンエンドかしら」
霊夢 LP8000 手札 大変満足 フィールド インフェルニティ・デス・ドラゴン(A3000) ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン(A3000) 魔法罠5
うへぇ……これをどうにかしろっていうのか……。
「俺のターン、ドロー!……さて」
セットした中で見えてるのはバリア。それを持ってくるということは他のところにインフェルニティ・ブレイクがある可能性が極めて高い。除去カードも足りないので、力技で突破するしかない。
「手札から、フィールド魔法、霞の谷の祭壇をはつ「バリアで」……。じゃあ女忍者ヤエをしょうか「ガンを除外でブレイクよ」……」
せめて最後まで言わせてくれ。
しかもまだだいぶバックは残っている。先は長い。
「いい加減発動させて貰うぜ、ブラック・ホールだ!」
「なんですって!?」
見事に2体のモンスターが散った。よし、これで大分楽になった。
「……じゃあワンハンドレッドアイ・ドラゴンが破壊されて墓地に送られたからデッキから地縛神 Ccapac Apuを手札に加えるわ」
……あっ。
「なあ、魔理沙」
「どうした遊太?ってか顔が真っ青だぜ!?大丈夫か?」
「プレミった……本当にごめん」
これはやばい。心底やばい。ワンハンドレッドアイの二つ目の隠された効果を完全に失念していた。だ、だがフィールド魔法を引かれなければ問題はない。
「……俺はカードを1枚セットして、ターンエンド」
遊太 LP8000 手札2
「私のターン、ドロー。手札から、ダークゾーンを発動するわ。これにより、闇属性モンスターの攻撃力は500上がり、守備力は400下がるわ」
あっ、嫌な予感がすごくする。
「墓地のゾンビキャリアの効果。手札を一枚デッキの一番上に置いて特殊召喚するわ。そして、墓地のジェネラルの効果!手札が0の時、墓地からネクロマンサーを2体特殊召喚するわ」
あぁ、なんか酷いことになり始めた。
「そして私はセットしていた強欲な瓶を発動!1枚ドロー!」
何故入っていたんだ。いやまあゾンビキャリアやチェインでデッキトップにデーモンということは意外と出来るがそれでも事故要因の気がする。ただし、今回ばかりはそうもいかない。
「ゾンビキャリアとインフェルニティ・ネクロマンサーを生け贄に、降臨しなさい、地縛神 Ccapac ape!」
空中に、大きな心臓のようなものが浮かび上がり、脈打つ。そしてそれを貫くように暗い光が巻き起こる。その中から巨人のような姿のモンスターが現れる。
「この地縛神は常にダイレクトアタックが出来るわ。さて、満足させて頂戴。私はCcapac apeでダイレクトアタック!」
巨人がその腕を振り上げ、俺に向かって打ち下ろしてくる。当然、止める術はない。
「ぐ、ぐおおお!」
遊太 LP8000→4500
「これで私はターンエンドよ」
霊夢 LP8000 手札 満足 モンスター 地縛神 Ccapac ape(A3500) インフェルニティ・ネクロマンサー(D1600) 魔法罠1 ダークゾーン
「私のターン、ドロー。手札からドラグニティ-ファランクスと嵐征竜-テンペストを捨てて、デッキからドラグニティアームズ-ミスティルを手札に加えるぜ。そしてドラグニティ-コルセスカを捨てて、ワン・フォー・ワン発動!デッキからドラグニティ-トリブルを特殊召喚!こいつの効果でデッキからドラグニティ-ブランディストックを墓地に送る。そしてトリブルを墓地に送ってミスティルを特殊召喚!」
黄色の竜がフィールドに躍り出る。
「ミスティルの効果で墓地のファランクスを装備!そしてファランクスの効果で特殊召喚!レベル6のミスティルにレベル2のファランクスをチューニング!空から落ちた星屑よ、この地に降りて光り輝け!シンクロ召喚!飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!」
巻き起こった風と共に、ガラス細工のような竜が現れる。
「それじゃ、手札から金華猫を召喚!墓地からコルセスカを特殊召喚!」
猫のような姿をした魔物がフィールドに現れ、共に竜が一体現れる。というか地味に召喚を行わずにスターダスト出していたのか。
「レベル1の金華猫に、レベル1のコルセスカをチューニング!輝く星が、新たな速さの境地へ誘う!シンクロ召喚、フォーミュラ・シンクロン!フォーミュラの効果で一枚ドロー!」
……さっきこうならなくてよかった。
「ふぅん……それでどうするっていうの?」
「今にわかるぜ。スターダストに、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!絡みつく時間を振り切り、限界までぶっ飛ばせ!アクセルシンクロォォォ!」
一瞬耳に、レーシングカーが通り過ぎたような音が聞こえるが、相変わらず何も見えない。
「戦場に流れ輝け!シューティング・スター・ドラゴン!」
突然魔理沙の後ろから流線型の輝く竜が現れる。現れた瞬間に強烈な風が巻き起こり、魔理沙のフリルの付いた服がはためく。
「な、何よそのモンスターは……でも攻撃力では地縛神が勝っているわ」
「まあな、とりあえずネクロマンサーを攻撃!」
シューティング・スター・ドラゴンが相手のモンスターをあっという間に貫く。
「カードをセットして、ターンエンドだ」
魔理沙 LP4500 手札0 モンスター シューティング・スター・ドラゴン(A3300) 魔法罠1
「私のターンね、ドロー。このまま地縛神でシューティング・スターを攻撃よ!」
「それは通さないぜ!シューティング・スターの効果!このモンスターを除外することで、相手の攻撃を無効にする!」
輝く竜が突然立ち消え、振り下ろされた巨人の手が止まる。
「なんですって!?まあいいわ、私はカードをセットして、ターンエンドよ」
「エンドフェイズに、除外されたシューティング・スターは戻ってくるぜ」
霊夢 LP8000 手札 満足 モンスター 地縛神Ccapac ape(A3500) 魔法罠2 ダークゾーン
「次は俺のターンだな、ドローだ。……なるほどな、俺はハーピィ·レディ1を召喚!効果により、風属性モンスターの攻撃力は300アップ!」
シューティング・スター・ドラゴン A3300→3600
ハーピィ·レディ1 A1300→1600
「あら、攻撃力を超えてくるなんてやるわね。でも地縛神のこ「罠カード発動!」……ちょっと、最後まで言わせなさいよ……」
仕返しである。ざまあみやがれ。
「ブレイクスルー・スキル!フィールドのモンスター一体の効果を無効にする!俺は当然地縛神の効果を無効だ!」
「くっ……まずいわね」
「そして、シューティング・スター・ドラゴンの効果!デッキから五枚を確認して、その中のチューナーの数だけ攻撃できる!」
「な、なんですって!?」
俺はデッキから5枚のカードを見る。そして、その中のチューナーは……。
A・ジェネクス・バードマン THE・トリッキー サイクロン 神の宣告 霞の谷の戦士
「2回攻撃か……」
ちなみに、俺のデッキのチューナーはバードマンさんと霞の谷の戦士だけである。攻撃回数が0になるのも恐れずそんなことをした理由は簡単だ。
ロマンだからだ!
「まあいい、そのままバトル!シューティング・スター・ドラゴンで2回攻撃!スターダスト・ミラージュ!」
シューティング・スター・ドラゴンの姿が2つに分かれ、地縛神に分身が向かう。
「罠カード、ドレインシールド!攻撃を止めてライフを回復!」
げ、まだライフを減らさせないのか。
「まあもう一回で破壊させてもらう!そしてハーピィ・レディ1でダイレクトアタックだ!」
地縛神 Ccapac Ape(A3500) VS シューティング・スター・ドラゴン(A3600)
霊夢 LP8000→11600→11500→9900
「カードを2枚セット。これで俺はターンエンドだ」
遊太 LP4500 手札0 モンスター シューティング・スター・ドラゴン(A3600) ハーピィ・レディ1(A1600) 魔法罠2
さて、ここまで追い込めば大体問題ないだろ。シューティング・スター・ドラゴンはそう簡単に突破出来ないだろうし。
「……私のターン、ドロー!私がドローしたのは、インフェルニティ・デーモン!」
「な、何ぃ!?」
「ここでインフェルニティ・デーモン!?」
そうだよ、インフェルニティにはどんなに困った時でも頼れる奴がいたじゃないか。
「デーモンの効果!手札が0の時にこのカードをドローした場合、このカードを特殊召喚出来るわ!いらっしゃい、インフェルニティ・デーモン!そして特殊召喚されたとき、デッキからインフェルニティ・ミラージュを手札に加え、そのまま召喚!」
フィールドにポンチョのようなものを着た、実体が無いようなモンスターが現れる。
「インフェルニティ・ミラージュの効果!このモンスターをリリースして、墓地からネクロマンサー、リベンジャーを特殊召喚!そしてネクロマンサーの効果で、墓地より甦りなさい!インフェルニティ・デス・ドラゴン!」
さっき倒した、ぎょろりとした目の黒い竜が再びフィールドに舞い降りる。
「そして、デス・ドラゴンの効果!そのシューティング・スターを破壊よ!」
ん?シューティング・スター・ドラゴンの効果で無効にして破壊で……ああ、なるほど。だからどうすればいいかというと、どうしようもないんだが。
「……シューティング・スターで無効にして破壊だ」
「へっへーん!効果はちゃんと見るんだな霊夢!」
魔理沙はさっぱりわかってないらしい。霊夢がその様子を見て鼻で笑う。
「あら魔理沙。さっき見せなかったかしら?」
「ひょ?」
「このカードは、インフェルニティが攻撃表示でいる時のみ発動できるカードよ。分からないかしら?」
霊夢がセットしていたカードをゆらゆらと見せつける。
「は?……あぁっ!?」
「罠カード、インフェルニティ・バリア!シューティング・スターの効果を無効にして、破壊するわ!」
黒い竜の前に、大きな障壁が現れ、ガラスのような竜が衝突して弾ける。
弾ける直前に、竜がこっちをわずかに向く。そして
後は、任せた
と、言った(ような気がした)。
「大分場を荒らしたけれど案外最後はあっけなかったわね。そしてレベル4のデーモン、レベル3のネクロマンサーにレベル1のリベンジャーをチューニング!地獄と天国の狭間、煉獄よりその姿を現しなさい!シンクロ召喚!煉獄龍 オーガ・ドラグーン!」
爪や羽など、体中が刺々しいもので覆われた紅い竜がフィールドに現れる。
「そしてバトル!オーガ・ドラグーンでハーピィ・レディ1を攻撃!煉獄の混沌却火(インフェルニティ・カオス・バースト)!」
口から吐き出された炎がハーピィを狙う。ハーピィなんかで受けきれるはずもなく、あっさりと消滅し、そのまま向かってくる。当然、ライフで受けざるを得ない。
強烈な炎が身を焼く。
「ぐ、ぐあああああっ!」
煉獄龍 オーガ・ドラグーン(A3500) VS ハーピィ・レディ1(A1600)
遊太 LP4500→2600
「そして、セットされた早すぎた復活を発動!墓地より地縛神が甦る!ただしこのターン攻撃出来ず、戦闘ダメージも与えられないわ」
地面から紫色の液体を垂らしながら、さっきの巨人のモンスターが這い出てくる。
「次のターンには終わりよ。ターンエンド」
霊夢 LP9900 モンスター インフェルニティ・デス・ドラゴン(A3500) 煉獄龍 オーガ・ドラグーン(A3500) 地縛神 Ccapac Ape(A3500) 魔法罠0 ダークゾーン
「さて、魔理沙。あとは任せた」
俺は力強く魔理沙の肩を叩き、笑顔を向ける。
「この状況でかよ!……まあ、なんとかして見せるぜ。ドロー!」
こういう時に強気な奴は助かる。
しかも……
「このターンで決着をつけるぜ!」
こういって勝ち筋を生み出す奴は特に。
「まずは墓地のブレイクスルー・スキルの効果!このカードを除外して、お前のオーガ・ドラグーンの効果を無効にするぜ!」
「墓地から罠ですって!?」
……うむ、いい反応だ。しかし鬼柳の時は表情はほぼ常に笑ってる感じだったが、それに対して霊夢は表情豊かだな。
「そして、セットされた七星の宝刀を発動!手札の嵐征竜-テンペストを除外して2枚ドロー!」
何故こんなんが俺のデッキに入ってるかと言うと、このデッキが【ダーク・シムルグ】だからだ。しかし闇が1枚も出てない。どういうことだ。ここまでで俺のデッキが分かってたら素直に凄い。
「除外されたテンペストの効果で、デッキからアキュリスを手札に加えるぜ。さらに、手札から調和の宝札!アキュリスを捨てて2枚ドロー!……ん?」
突然魔理沙の動きが止まった。何か妙なカードでも引いたのか。いやそれにしてはまるで知らないものを見たような顔を……あぁ。なるほど。「知らないカードを引いた」のか。
「私はもう一枚調和の宝札を発動!私は手札から……救世竜 セイヴァー・ドラゴンを墓地に送って、2枚ドロー!」
「何よ、そのカードは。なんだか妙に気に入らない雰囲気のカードね」
「なぁに、こいつが勝利を導くカードだからな。私は手札から、星屑のきらめきを発動!墓地のミスティル、アキュリスを除外して、再び舞い上がれ、スターダスト・ドラゴン!」
再びスターダストがフィールドに現れ、その大きな翼を広げる。
「そして金華猫を召喚!墓地の救世竜 セイヴァー・ドラゴンを特殊召喚!」
ピンク色をした小さな竜が旋回しながら飛び出してくる。
「何?2体目のシューティング・スターでも出すの?」
「いいや、レベル8のスターダスト・ドラゴンとレベル1の金華猫に、レベル1の救世竜 セイヴァー・ドラゴンをチューニング!輝く星の流れが、新たな力を呼び覚ます!シンクロ召喚!光来せよ、セイヴァー・スター・ドラゴンッ!」
強烈な光と共に、透き通った水色をした竜が空高く飛び立つ。そのまま大きく旋回し、空中に留まる。
「でも、攻撃力は3800、そんなんじゃ止めはさせないわよ?」
「足りないなら増やせばいいんだぜ!セットされたフォースを発動!煉獄龍 オーガ・ドラグーンの攻撃力を半分にして、セイヴァー・スター・ドラゴンの攻撃力をその分上昇する!」
煉獄龍 オーガ・ドラグーン A3500→1750
セイヴァー・スター・ドラゴン A3800→5550
「さらに、閃光の双剣-トライスを装備!攻撃力が500下がる代わりに、2回攻撃を可能とする!」
セイヴァー・スター・ドラゴン A5550→5050
「それでもダメージは足りないわ!」
「それはどうかな!」
「……なんですって?」
「セイヴァー・スター・ドラゴンの効果!相手モンスターの効果を無効にして、その効果を得る!当然、私が選ぶのは地縛神だ!サブリメーション・ドレイン!」
モンスターの輝きを受けて、地縛神の動きが止まる。
「地縛神 Ccapac Apeの効果は戦闘破壊した相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える効果!」
つまり、フォースで攻撃力の下がったモンスターを倒すと、下がった状態での戦闘ダメージと、相手の下がってない状態でのバーンが入るということだ。昔ファイアー流というダークブレイズドラゴンでやったのを見たことがある。まあ正確には効果が違うんだが。
「く……そんな……」
「いけ、セイヴァー・スター・ドラゴン!まずは煉獄龍 オーガ・ドラグーンに攻撃!」
魔理沙の声か響くと同時に、高所から勢いをつけて飛来する。そのまま紅蓮の竜を貫く。
セイヴァー・スター・ドラゴン(A5050) VS 煉獄龍 オーガ・ドラグーン(A1750)
霊夢 LP9900→6600→3600
「あ……あぁ……」
霊夢は声も出ないようだ。まあこんなセイヴァー・スターを前にしたらそうもなる。
「さあ、これでとどめだ!セイヴァー・スター・ドラゴンで、地縛神 Ccapac Apeを攻撃!シューティング・ブラスター・ソニック!」
セイヴァー・スター・ドラゴンはスピードに乗ったまま向きを変え、さながら流星のように光り輝きながら地縛神へと突撃する。
「い、いやぁぁぁぁぁっ!」
セイヴァー・スター・ドラゴン(A5050) VS 地縛神 Ccapac Ape(A3500)
霊夢 LP3600→2050→0
……奇しくも、仲間同士であった鬼柳京介と不動遊星のデュエルと、同じ決まり手だった。
今回も読んでくださりありがとうございます。
大分時間が経ったことで、魔理沙がさりげなーく征竜刺してます。
当時は魔理沙が使った征竜を上手い感じにダムルグで除外する予定だったんですがなんかそんなことはなくなりました。
とりあえず闇堕ち霊夢のデッキは言わずもがな、【満足】です。要するに鬼柳さん要素をかたっぱしから詰め込んだらああなりました。
いやーインフェルニティ怖い。
「Ccapac Ape出せばいいかー」→「やべぇあっさり出ちゃった」→「じゃあ鬼柳切り札全部出そう」→「やろうと思えば案外簡単だったな」→「……じゃあ満足時不満足時漫画時の切り札全部同時に並べよう」っていうのが起きました。しかもやってのけてくれました。
ですがその分私の頭がついて行けませんでした。相当数のプレミがあるかと思います。大体は他の方法をとれないようにデュエルを構築してるつもりですが、今回ばかりは何でも出来すぎましたんで許してください。
???「許してやるよォ!」
……なんか真のゲスがいたんで誰かホープ剣・ダブルヴィクトリー・スラッシュしたってください。
さて、この長い期間でいろいろありましたね。
まず環境がガラッと変わりました。魔導と征竜とヴェルズみたいな環境ですね。
私はどれも組みはしないんですが。ただヴェルズと岩石を混ぜて【ダーク・ガイア】は作ろうとしています。デュエルは攻撃力だぜって白黒魔法使いも言ってた。
さらにさらに、ベクターさんが暴れまわってくださいました。しかも闇堕ち不可避と言われていた遊馬でなく、アストラルが闇堕ち。しかも遊戯王アニメ最高攻撃力をあっさり上回りつつ、マリクとタイマン張れる顔芸、目玉ぐりぐり、全力の煽りフェイズ。いろんな意味で歴史に残る2話ですね。
新弾のパックでは、ガラクターアイズ君や蟲惑魔が可愛いですね。前者はネジマキシキガミ(私の嫁)を入れつつ、後者はそのまま組もうかと思ってます。デュアル絡めるか心底迷ってます。
箱を買ったものの、幻獣機シンクロは出ないし、ネタとしての仮面魔踏士アンブラル来ないし、アルマデスもバルムンクも来ないし、アトラちゃんが1枚かつ蟲惑の落とし穴も来なかったという散々な結果でした。ただまあ逆にヤマトやスサノヲ、星態龍がいらっしゃったんで良しとします。今の所武神は組む気ないんで値上がりを期待します。ホロのホープレイヴィクトリーはカッコいいけど心底どうでもいい。
まあこんな感じで、次回は早く出来るよう頑張ります。