闇堕ちリムルは実力至上主義の教室に通う   作:朝昼晩昼夜逆転

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続き書けた!!!次の投稿はいつになるか不明ですが……。


再会

 仲間たちの思いを受けて、俺は転生した。

 

 転生先は、現代日本と似た世界だった。

 

 しかし、俺がいた世界とは少し違うようにも思える。

 

 この世界に転生した当初、俺とシエルは、孤児だった。

 

 孤児院の人たちは、みんな優しく、転生時にみんなの情報子で守られ、そのみんなの優しさで心が少し落ち着いたのも合わさってか、人間に対する憎悪をこの孤児院の人たちに負ける気にはならなかった。

 

 もっとも、憎悪がなくなった訳ではなく、未だあの世界の人間たちに対する憎悪は増幅され続けているけども。

 

 まあ、とにかく孤児院での生活は悪くなかった。

 

 悪くはなかったのだが、流石にずっと孤児院にいて、子供のふりをするのは精神が大人の身としては辛いものがあり、たまに孤児院を抜け出すこともしばしばあった。

 

 そして、彼女と出会った。

 

 8歳頃、孤児院を抜け出し、勝ち抜き戦形式のチェスの大会に出た時のことだ。

 

 その時、準決勝で俺と同い年の少女と指すことになったのだ。

 

 ちなみにこの大会は大人も出場するアマチュア大会だったりする。

 

 そして、結果俺が勝った。

 

 少女の名は『坂柳有栖』。

 

 自他共に認める天才だったらしく、自分の敗北にひどく驚くと共に、嬉しそうに笑った。

 

 どうやら、自分に並ぶ天才がおらず、退屈していたらしい。

 

 そこに俺が現れたことで、喜びを露わにしたと言うことだ。

 

 ちなみに、俺は準優勝で終わった。

 

 優勝したのは誰かって?

 

 シエルだよ。

 

 そう、実は俺とシエルは別の人間として転生していたのだ。

 

 シエル曰く、俺と結魂するためらしい。

 

 真っ向から言われて恥ずかしさもあったが、それ以上に嬉しかった。

 

 ちなみに、俺の見た目は、前世の姿を少し中性的にしたもので、シエルの姿はリムル時代の俺を黒髪黒眼にした感じだ。

 

 今世での俺の名前は『三上悟』でシエルは『三上シエル』だ。

 

 俺とシエルが同じ日に保護されたため、同じ苗字にしたらしい。

 

 名前は勝手につけられる前に着ていた服に自分たちで書いたため、俺は前前世のもので、シエルは前世のものだ。

 

 まあ、そんなこんなで俺とシエルが決勝戦で戦い、シエルが勝った。

 

 そして、孤児院に帰ろうとしたその時、坂柳有栖から呼び止められたのだ。

 

 また、チェスをしたいから家を教えて欲しいと言われたため、特に隠す気もないため孤児院に住んでいることを教えた。

 

 すると、坂柳有栖は、父だと言う男を連れて来て、俺とシエルを養子として引き取って欲しいと頼み込み始めた。

 

 そして、坂柳有栖の父はそれを承諾し、俺とシエルを養子として引き取ることにした。

 

 俺は、前世でのこともあり、人間を信用していない。

 

 けれど、坂柳有栖の瞳に悪意の色はなく、俺たちに何か害意がある訳ではないことはすぐに分かった。

 

 まあ、害意が出てきたら殺せば良いかと考え、俺とシエルもそれに同意し、俺たちは坂柳現在に引き取られた。

 

 苗字は変えたくないと威圧しながら宣言したため、苗字は『三上』のままである。

 

 そして、俺が坂柳家に引き取られてから1年が経過した頃……

 

「お久しぶりでございます。リムル様」

 

 突如、俺の部屋にディアブロたち悪魔が現れた。

 

「ディアブロ?それにテスタロッサにカレラ、ウルティマまで?何故……お前らがここに?」

 

「ヴェルドラ様に魂の回廊を通じてリムル様の居場所を突き止めていただいたのです」

 

「ヴェルドラが……ん?いや、待て。お前たちと俺の間にも魂の回廊は繋がっているだろう?なんでヴェルドラが?」

 

「ヴェルドラ様の魂の回廊が最も強固だったのです」

 

「なるほどな」

 

「はい。ヴェルドラ様のおかげで、我らはリムル様の元に来ることが出来たのです」

 

「そうか……」

 

 この場にヴェルドラがいない。

 

 と言うことは、既に消滅してしまったのだろうか?

 

「リムル様、ヴェルドラ様も、ここにおります」

 

「……どういうことだ!?!?!?」

 

「ヴェルドラ様の魂が次の再誕に向かう前に回収したのです。どうぞ、こちらを」

 

 そう言って、ディアブロは、1つの輝く宝石を俺に渡してきた。

 

 これがヴェルドラだと、すぐに理解した。

 

「すぐに、復活させてやるからな。『暴風竜復元』」

 

 究極能力『暴風乃王(ヴェルドラ)』に内包されていた権能を発動する。

 

 すると、宝石が光を放ち、そしてその光が収まると、そこには、数一つないヴェルドラがいた。

 

「ヴェルドラ……ヴェルドラ!!!」

 

 涙が溢れ出す。

 

 どうしようもないほどに。

 

「おお、リムルよ!久しいな!!!泣くでないわ、せっかくの再会であるぞ?」

 

「だって……だって……」

 

 見ると、ヴェルドラも少し涙を流していた。

 

「なんだよ、お前も他人のこと言えないじゃん」

 

「我は泣いてないぞ!!!ちょっと目にゴミが入っただけだ!!!」

 

 こうして、俺とヴェルドラは再会した。

 

「そういえば、シエルは、おらぬのか?お前の中から気配を感じぬが」

 

「ああ、シエルはいるよ。シエル、いつまで隠れてる?」

 

 そう声をかけると、扉が開いてシエルが入って来た。

 

「リムル様と同じ気配がするね」

 

「ああ、シエルは元々俺のスキルだったからな。今は俺の婚約者だけど」

 

「なんと!!!リムルにもついに春が来たか!!!」

 

「リムル様と婚約……良いなぁ」

 

「ん?」

 

「貴女たちもリムル様と結ばれますか?」

 

「え?」

 

「良いのか?」

 

「ええ、貴女たち3人がリムル様に恋慕していたのは知っていましたし」

 

「ちょっと待て、俺抜きで話を進めるな」

 

「嫌なのですか?」

 

「嫌と言うか……俺はシエルだけで良いんだが?」

 

「私だって、本当ならリムル様を共有したくはないですよ?でも、リムル様の心の傷は、未だ深く残っているでしょう?なら、女性を多く囲い、少しでも欲望を曝け出し、心の傷を癒すべきです。あ、でも正妻は私ですからね!!!そこだけは譲りません!!!」

 

「ボクはリムル様の伴侶になれるなら側室でもなんでも良いよ」

 

「私も同じくだ。どうだろうか、我が君?」

 

「わたくしもですわ」

 

「……分かった。ウルティマ、カレラ、テスタロッサ、3人とも俺と共に生きてくれ」

 

 こうして、俺は将来的に4人と結魂することに決まった。

 

「あ、リムル様、私も……」

 

「いや、お前は男だろ?」

 

 流石にディアブロは無い。

 

 

 

「そういえば、なんでお前たちは俺のことが好きになったんだ?」

 

「敵対者に向けるあの冷酷な目が堪らなかったんだよ!!!」

 

「ミカエルの『王宮城塞(キャッスルガード)』を破るために帝国臣民を皆殺しにしたあの無情な行動……素晴らしかったですわ」

 

「強大な力を持つ存在を更に強力な力でもって圧倒する!!!惚れ惚れしちゃったよ!!!」

 

 

 

 




闇落ちリムル……現代世界だと結構書くの難しいですね。性格軟化しすぎたかな?まあ、高育入学後は人を人とも思わない行動していく予定なので、入学後から闇落ち要素を濃くするので、この辺りの性格軟化はお見逃しを……。
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