ちなみに【その4】と書いたのはミスとかではありません
サブストーリー編 第20話です、どうぞ…
ギュメイがキヴォトスに降り立つ前…
柴関ラーメン店にて…
『おかわりください!』
『またですか?たくさん食べますね…』
『あっ、ごめんなさい、つい…』
『いいですよ。柴大将、もう1杯お願い』
『おう!セリカちゃん、これ持っていってくれ!』
『はーい!…それにしても本当によく食べるわね…』
既に分かっていたとばかりに次のラーメンがテーブルに運ばれてくる
これまで全く食べたことのない、とっても美味しいもの。ラーメン。
口の中が火傷しそうになるのも構わず食べ続ける
うう、美味しい…こんな美味しいものがあったなんて…
『ほら先輩、溢れてますよ』
『ふえ?あー、もったいない…』
テーブルの上に落ちた麺のかけらを拾い、余さず口の中へ。
うん、かけらでも美味しい…
『意地汚いです、先輩』
『だってもったいないよ、こんなに美味しいのに!』
『…それなら最初から零さないように落ち着いて食べてください』
『ひぃん…』
ラーメンは逃げたりしないんですから…と困り顔で私を諭すホシノさんに見守られながら3杯目のラーメンをペロリ。
結局そこでは5杯のラーメンを平らげ、幸せのまま店を後にした
『お腹は膨れましたか?』
『うん!ありがとうホシノちゃん!』
あまり記憶は残っていないけれど、それでも彼女が大切な後輩だというのはなんとなく分かってきた。
…その後輩にご飯を奢られ、お世話されているというのは情けない話だけれども。
『ホシノ先輩!』
とその時、セリカと呼ばれていた黒髪の少女が追いかけてきた
『あれ?セリカちゃん、バイトはもう終わりだっけ?』
『今日はもういいから挨拶してきなって大将が言ってくれたのよ』
『そっか、うん。ちょうどいいし一旦アビドスの校舎に戻ろう、みんないるだろうし』
『みんな?』
『うん、みんな。アビドスを守りたいって来てくれた仲間だよ、紹介するね』
『それはいいけどその前にあなたのこと教えてくれない?
ここから校舎までかなり距離があるし…それまで名前すら分からないっていうのは…』
…?あ、私ね
ホシノに肘でつつかれるまで自分のことだと思わず、慌てて自己紹介。
私は──
『え、と…私の名前は梔子ユメ■です。ホシノちゃんの先輩です、よろしくね!』
▽▲▽▲▽
「…ユメ」
「ふぇ?あっ、なに?ギュメイ先生?」
「麺が伸びるぞ」
「え?あっ。」
ぼんやり気味のユメを揺り起こし、残りのラーメンをすする
──まぁユメがぼんやりしているのはいつものことだ、それより今はこっちの方が気になるところ…
「……………」
『?』
「……………」
『な、なに?そんなに見つめて…ハッ!?まさかこのラーミアさまの魅力にメロメロになったのね!でもごめんなさい、タイプじゃないの!だから諦めて?』
「こらラーミア!失礼よ!…ごめんなさいギュメイ先生、この子前よりは良い子になったと思ったんだけど…」
「いや、それは良いのだが…」
やはり気になる…このラーミアという小鳥、どこかで見たような気が…?
ピーチクパーチク騒ぎ立てる小動物に首を傾げながらも結論が出ることはなく、そのまま柴関ラーメンを完食。礼と勘定を済ませ、ユメと共に次の場所へと歩を進めた
といってもどこへ向かうかなど決まっていない、他に用事がないのならシャーレに戻って…
「うん、お腹いっぱい!じゃあ次は学校に行こう!」
「ユメ、これは本当に我でないといけない用事なのか?そうでないなら我は戻って仕事を…」
「ギュメイ先生じゃないと意味がないの!」
「む、むぅ、そうか」
意図は理解できないまま、引きずられるようにして学校へと向かう。
・・・・・それにしても
「? ギュメイ先生どうしたの?」
「・・・なぜゴレオンとワカモが我らを尾行しているのだ…?」
ピンチ再び、な作者のルルザムートです、ハイ。
うう…手が動かない…
一応絆ストーリー+総力戦【ビナー】をやって今章は終わりというイメージでやってますが…これいけるか?いやいける!がんばれワタクシ!ルルザムートくんならやれる!
それではまた明日!