ギュメイ将軍のキヴォトス放浪記   作:ルルザムート

62 / 125
いただいた感想の数が100になりました!…え、100?100!?
見返すためにページ切り替えリンクを何度もタッチしないといけないのがどうしようもなく嬉しいです!
初めて感想を送ってくれた方はもちろん、マメに送ってくれている方にも感謝を!ありがとうございます!
そしてアンケートですがなんかアウルが追い付いてきた?一応ユメパターンで組んでいますが一応アウルパターンも組んではいるのでご安心を。

さて本編ですが対便利屋のガチ戦闘が思い浮かばずこんなことに…
まぁスケートリンク攻略された上にバルボロスが参戦すれば、ねぇ?
味方なら書きやすいんですが…
『宿屋の地下室』編 第8話です、お楽しみください


消えた決勝相手

「・・・バルボロス」

『!!! な、なんだアリスよ』

 

 

 

「やりすぎですっ!」ブン

ごちーん!

『ぐぴゃっ!?』

 

 

 

黒コゲになって目を回している便利屋社員とギャングアニマル、そしてネルに叩きのめされた社長を前にバルボロスを殴る

 

 

 

「──まーちょっとやりすぎだな…」

『・・・・・』

 

 

 

バルボロス参戦後、すぐにギャングアニマルとバルボロスによるブレス対決が始まった

闇の炎に対し、吹雪を吐き出していたギャングアニマルが予想以上に拮抗したためバルボロスがちょっぴり本気でブレスを吐いた結果──

 

 

 

「ったく、味方に当たらないっつー都合の良いブレスで助かったぜ」

 

炎上を通り越して爆発した闇の炎によって社長以外の3人+1匹がダウン。最後は半ばヤケクソで特攻してきたアルをネルが叩きのめして決着に。

 

 

 

『え、ええー…その、なんだか思った以上にアッサリ勝負がついてしまいましたが…

第2回戦の勝者、【チームモモイ】!

今回も無事勝ち残りましたーっ!』

 

 

 

「…おう」

「あはは…」

 

 

 

ゴレオン&アケミコンビとのギリギリな戦いがついさっきあったのもあってあまり達成感が無いが…勝ちは勝ち、か

 

 

 

「とりあえずコイツら医務室に運ぶぞ

ギャングなんちゃらっつーデカいのはバルボロスが──」

「はい!ではこのドラゴンはアリスが連れて行きます!」ヒョイ

 

「…あーうん、頼む。じゃあバルボロスはあたしと一緒に便利屋どもを運ぶぞ」

『うむ』

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽

 

 

 

 

 

「決勝戦の相手が居なくなったぁ?」

『はい…』

 

 

 

1戦目後と同じように武器の補充とリオによる光の剣の整備をしているとカジノスタッフが困ったように報告してきた

…そりゃそうなるか

 

 

「ええっ!どうしてですか?」

「どうしてもこうしたもねーだろ、お前さっきの試合で何やった?」

 

 

 

さっきの便利屋との戦い…開戦から押せてはいたがギャングアニマル合流前に倒しきれなかった

 

手加減してたのもあるが便利屋のあれはこっちの戦い方を見て少しは知っていた対応だった、つまり望めば他の参加者も試合観戦ができる。

 

 

 

「考えてみろ、お前が相手の立場でミレニアムを滅ぼしかけたドラゴンと同格の奴呼び出し、平然と使役してる奴が次の対戦相手だと知ったらどう思う?」

「はい!『ついにこの時が来たか…』と思い、戦いの準備を整えます!」

 

「普通逃げ出すんだよ!!」

「? ネル先輩なら逃げるんですか?」

「あ?戦ってもいねぇのに逃げるわけねぇだろ」

 

 

 

そばでリオとスタッフが呆れているが知ったことでは無い

 

 

 

「ということはつまり…優勝です!」

「おう、それじゃとっとと果実貰って帰るぞ」

「賞金もですね!クエストクリア、帰還します!」

 

 

 

なんだかんだ1戦目が事実上の決勝戦だったな、と思いながら帰る準備を進める2人

けっきょく卵に関する話は聞けなかったか、ここは一度レティスの元に帰って『お待ちください』

 

 

 

…あ?

 

 

 

引き止めたのは対戦相手失踪を告げに来たスタッフとは別のロボット。

ロボットのくせして息を切らせてやってきたソイツの言葉にネルもアリスも驚愕した

 

 

 

「「エキシビジョンマッチ!?」」

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽

少し前、ネル達が便利屋社員を医務室へ運んでいるころ…

▽▲▽▲▽

 

 

 

 

 

「え?不戦勝?」

『はい、決勝戦のお相手が失踪してしまいまして』

チームオーナーであるモモイの元へ、ネル達より一足早くカジノスタッフの報告が来ていた

 

 

 

ってことは優勝!?やった、これで借金返済の目処が──そういえば賞金っていくらだっけ?

借金はアウルさんが果実と引き換えに返してくれるから賞金は全部…むふふ

 

 

 

『確かにこれで【チームモモイ】は優勝となります

しかしこのまま不戦勝で通しては観戦に来られたお客様達から不満の声が…』

「そんなの知らないよ!対戦相手が居なくなったのは私たちのせいじゃないし…

優勝したんだから賞金と賞品ちょうだい!」

 

 

 

もうカジノなんてこりごり、ユウカにバレないうちにさっさと賞金を受け取って帰りたい

 

 

 

『もちろんタダとは言いません。

オーナーモモイ、次のエキシビジョンマッチに参加してくださるのであれば賞金を大きく上乗せいたしましょう』

「!」ピク

 

 

 

「──具体的には?」

『優勝賞金50万のところをその20倍、1000万に繰り上げさせていただきます

いかがですか?』

「参加します!!!」

 

 

 

 

 

▽▲▽▲▽

時は戻り現在…

▽▲▽▲▽

 

 

 

 

 

『──宿屋の地下室、バトルトーナメントに突如として現れた、2人と1匹の超新星。

わたくしの目にも、彼女達が織りなす鮮やかな戦いと勝利が、1秒前のように焼きついております!

 

しかし、これで終わらせてしまって本当に良いのか?勇者とドラゴン、それに付き従う使用人の見せた強烈な刺激、あんな一瞬で満足できるか!?』

 

 

 

「うぉい!誰が付き人だごらぁ!」

「ネル先輩、静かに!」

『………』

 

 

 

「うおおおー!できるわけがねぇ!」

「不戦勝とかふざけんなー!」

「もう一戦だもう一戦!」

 

「勇者さま頑張ってー!」

「黒いドラゴンもかっこいいぞー!」

「メイドちゃんかわいいー!がんばれー♡」

 

 

 

『ええ、わたくしも同意見!異郷の地の闘技場でレフェリー…いえ司会を務めたことはありましたがここまで熱烈な戦いは初めて!故にここで!本カジノオーナーの特別権限行使により!

エキシビジョンマッチを開催いたします!!

 

彼女達に立ちはだかる次の対戦者は魔王も裸足で逃げ出すほどの強豪チームと聞いていますが…チームオーナーモモイ!今熱烈な視線を浴びる仲間達に、何か一言!!』

 

 

 

『ふっ…勝って、帰ってこい。…私から言えるのはそれだけだ』

『お姉ちゃん…ネル先輩が【あいつマジでブッ殺してやる】って目で睨んでるよ…今からでも謝ったほうが…』

『あ、ミドリおかえり〜』

 

 

 

『うおおおおっ!すごい!すごい自信です!負けるとは微塵も思っていない!

ただ強いだけではない、素晴らしい信頼関係を持った良い仲間を持っているようです!

しかーし!次の相手はこれまでとは文字通り次元が違う!それでは相手チーム、入場っ!!』

 

 

 

「くそっ、どいつもこいつも好き勝手やりやがって…あ?あいつは…」

「? 誰ですか?」生徒みたいですが…

 

 

 

『破壊と殺戮の神…あ、いえ盛り過ぎました。

破壊と略奪が趣味のトンデモ生徒!

1回戦でも姿を見せた栗原アケミと同格かそれ以上だとも目される七囚人筆頭!

災厄の狐!狐坂ワカモっ!!』

 

「……………」

「まァた七囚人か?ったくどうなってやがる」

「まだ来ますよ!」

「おう、さて次のやつは──」

 

 

 

『続いてはこの生徒!

温泉開発部、美食研究会、動くパンケーキ、何が相手であろうとも!普段通りに穿つのみ!

この生徒がいる限り、ゲヘナの治安は乱れない!

風紀委員会を纏めるゲヘナ最強の生徒、空崎ヒナぁっ!』

 

 

 

「へぇ?まさかアンタがこんなおかしな大会に出るとは少し予想外だったぜ」おまけに七囚人と手を組むとはな

「それはお互い様よ、私も出るつもりは無かったけど…事情があるの」

 

『待て、まだ来るぞ』

「まだ来るのか──っと?」

 

 

 

『3人目はこの生徒!!!

好きなものは昼寝とお魚!のんびり顔に隠された秘めたる力は、まさに砂漠の太陽の如く!

カイザーが彼女に付けた4億5000万円の値が正気か狂気か、今に分かる!

アビドス対策委員会副委員長、小鳥遊ホシノぉっ!』

 

 

 

「あっ!ホシノ先輩です!こんにちは!」

「うへぇ、こんにちはアリスちゃん。ユメ先輩から話は聞いてるよぉ〜

とってもいい子なの知ってるからできれば戦いたくないけど…結構な賞金が出るの知っちゃったからねぇ…

──うん、本気で行かせてもらうよ」

 

 

 

「…災厄の狐、ゲヘナ風紀委員長に加えて暁のホルスか、クソ厄介な奴らが手を組んでやがる

おいチビ!これまでみたいなゴリ押しじゃアレには通用しねぇ、まずは連携して1人落とすぞ」

「待ってください、もう1人出てきます!」

「は?いやいい加減にしろよまだ出て…って、おい、マジか?」

 

 

 

『さぁ最後はこの男!数ヶ月前、キヴォトスに現れた謎多き剣士!

失踪した連邦生徒会長自ら選んだと言われるシャーレの先生!

銃もヘイローも持たない身でありながらその強さ、鬼神の如し!

炎、氷、風、あらゆる力を剣に乗せ、必要とあらばゴリアテだろうと両断してみせる大剣豪!』

 

 

 

『…アリス、ネル、始まったら私が闇の炎で視界を塞ぐ。その炎が消える前に』

「ああ…1人潰すしかねぇ、じゃねぇと…負けるぞ」

「ごくっ…!…い、いえ!負けイベントだろうと勝つことのできるゲームはたくさんあります!勇者は諦めません!」

 

 

 

『連邦捜査部【シャーレ】の顧問にして!異世界から舞い降りた最強の魔剣士!ギュメイ!!』

「………アリス、ユウカからの伝言だ。」

「? ユウカから?」

「『カジノで儲けたお金を部費として使うことは認めない』だそうだ」

 

 

 

「えっ?」

「そりゃそうだろ…」

 

「これはまぁ…アリスではなくモモイに伝えるべきことだったな

ともかく不正な金銭をゲーム開発部に流すわけにはいかん。ネル、巻き込んで悪いが…」

「はっ、構いやしねぇよ!まだまだアンタとは戦い足りねーしな」

 

「…悪いが今日だけは1対1にこだわるつもりは無いぞ」

「ああ分かってる。…行くぞ」

 

 

 

『この対戦カードを、誰が予想したでしょうか!?

 

片や!御伽話でしか存在しないようなドラゴンと、ドラゴンに唯一認められた伝説に等しき勇者!そしてそれに一切引けを取らないC&Cリーダー!

 

対するは!ゲヘナ最強の風紀委員とカイザーに4億の値を付けられたこともある暁のホルス!

そして!その2人を凌ぐ剣士に災厄の狐が手を貸したっ、言わば至強のチーム!

 

勇者か!?最強か!?

その答えはすぐそこだ!!

【チームモモイ】vs【チームシャーレ】…

レディ………ファイッ!!!」




味方としてのギュメイ将軍も好きだけど、やはりガナン帝国城…玉座の間を守る敵としてのギュメイ将軍も好きな作者のルルザムートです、ハイ。
というわけで『宿屋の地下室』編 最終戦が始まります
理不尽を詰め込んだチームシャーレ相手にアリス達はどう立ち向かうのか?
次回『立ちはだかる難敵』!お楽しみに!

レッドウィンター編でユメとアウル、どちらを連れて行くか

  • ユメ
  • アウル
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。