オグリの幼馴染が記憶を無くしてチョコレートの怪物になって化け物と戦ってた話   作:かな餅

15 / 36
【ゴチゾウ図鑑:黒チョコ】

 俺が生んだ覚えのない黒いゴチゾウ、通称黒チョコ。


 
 発してる言葉に意味がないからかそれとも中身を理解できないからか何を言ってるのかわからない。
 

 
 
 何処となく酸賀ににている気がするが酸賀とは無関係だそう……本当だろうか。


 

 時間がある時に捕獲でもして色々聞き出してみようか。



かつては同じ味のはずだった

 

 ――高出力、高密度、高威力――

 

 

 

 

 

 

〔チョワッ!!!〕〖ぶちかますぞ〗〖――〗ビィタァッ!!!

 

 

 

 

 

 

――CHOCO-DON!!―― ――CHOCO――

 

 

 

 

 同じヴァレンに見えて火力は断然あっちが上か……改良型いや――あのゴチゾウのせいだな。

 

 

 

 

〔ヂュッヂュッ!ビタァッ!〕〖――、――――〗〔ヂュウ……〕

 

 

 

 

 双方とも何言ってんのか分かんねぇ……グラニュートの言葉か?――いや。

 

 

 

 

 

 あいつら別世界の住人にしてはめちゃくちゃ流暢に日本語をしゃべるからな……。

 

 

 

 

 

 そんなことはいい、あいつとしばらく交戦して分かったことが幾つかある。

 

 

 

 

 

 

〖確かに威力は高いがお前、その反動に慣れてないみたいだな?〗〔ヂュッ?!〕

 

 

 

 

 一発ごとに体がのけ反るほどの反動――正直、被弾すればただじゃ済まない。

 

 

 

 

 だからこそ様子を見ていたが……。

 

 

 

 

 

 動きに洗練さがない、勢いはあるが経験が足りていない――。

 

 

 

 

 

 こいつ、喧嘩はしてても“戦闘”の素人だな。

 

 

 

 

 

 坂本なら、もっと無駄のない、重みのある動きをしていたはずだ……多分な。

 

 

 

 

 

 

 撃つ、殴る、蹴る――そういった動作に最低限の“心”はあるが、それだけだ。

 

 

 

 

 

 

 本当に問題なのは、単純なスペック差だ。

 

 

 

 

 

 

 本来のヴァレンはグラニュートと渡り合える程度には仕上がってる、スペックそのものは低い。

 

 

 

 

 

 

 俺は“通常の2倍”は引き出せているらしいが……あいつは、それを一回り上回ってるか。

 

 

 

 

 

 

 まあ、そんなのはグラニュートとやり合ってりゃ珍しい話じゃない――はずなんだが。

 

 

 

 

 

 

〔ちょわ……ちょわ?〕〖生かして捕縛ってなると……どこまで加減するべきなんだろうな。〗

 

 

 

 

 

〖――?――――♪〗フワッ?!ふわわ~っ!!?〖あっ、ドーマルが捕まった。〗

 

 

 

 

 ゴチゾウを人質か?主のために生涯をかけて変身の代償に――待てあいつ別の変身する気か?

 

 

 

 

―― DOUGHNUT ――

 

 

 

 

 

〖……使えんのかよ、俺のゴチゾウ。〗

 

 

 

 

 

―― DORMAL MOFU MOFU ――

 

 

 

 あの姿は俺も知らん、ここに来て未知の形態が敵に渡ったか。

 

 

 

 

――SET SNACK――

 

 

 

 

  ただ――こっちは超えてきた修羅場の数が違う。

 

 

 

 

――SNACK SECOND WEAPON ZAKUZAKU――

 

 

 

 

 

 お菓子から得られる能力はわからんが……お菓子の性質からある程度予測できる。

 

 

 

 

 

 

 新しい武器が出現していないところを見るに……身体のドーナツが何か仕掛けを持ってるな。

 

 

 

 

 

ふぅわぁ。ぐしゅっ……〖ごめんな。お前の事ただのマスコットだと思ってた、来世は使ってやる。〗

 

 

 

 

 

 ―― DO - RMAL ――

 

 

 

 分からんがとりあえず能力を使うか……初めての形態じゃあ正しい動きだ。

 

 

 

 

 

 ヴァレンシステムは多彩な力を扱えるがそれが何なのか事前に確認することはできない。

 

 

 

 

 

 能力によっては周囲に甚大な被害をもたらす場合だってある……ブシュエルみたいにな。

 

 

 

 

 

 そしてあのドーマルは……身体のドーナツを空中で操る操作系の能力か……。

 

 

 

 

 

 要領ははゴロゾウのマジックタイムと似てそうだな、あとは用途として防御重視――。

 

 

 

 

 

 弾力で銃撃は弾かれる――なら。

 

 

 

 

  

 〔ザァクザクチップスッ!!!〕

 

 

 

 

〖ザクっと刃が通るならこのまま押し通る。〗〔ザクッ!〕〔チョコッ!〕

 

 

 

 

 

 

――CHOCO ZAKU ZAKU THE SLICE――

 

 

 

 

 

〖――!――――ッ〗

 

 

 

 

 

 ドーナツを足場にしてうまくかわされたか……回避のセンスだけなら、俺より上かもしれん。

 

 

 

 

 

 

 空中に足場を作られると距離が詰めにくい――無理に近寄れば、こっちが的になるだけだ。

 

 

 

 

 〖……――――。〗〔ぶ、ぶしゅ!?ぶっしゅー!〕

 

 

 

 

 また盗られたのか……雑にばら撒くのも良くないんだな、てかブ――ブシュエルだと……!?。

 

 

 

 

〖おい待て……ここら一帯吹っ飛ばす気か……?!〗〖…………?〗

 

 

 

 

 さてはニエルブから何も聞いてねえなこいつ……。

 

 

 

 

 ――CHOCO THIRD WEAPON PAKIPAKI――

 

 

 

 

 

 無理にでも止めるか……間に合わないと思うが。

 

 

 

 

 

 

「……彼が君のようになれるのなら、僕も苦労はしないんだけどね」

 

 

 

 

  ――CAKE――

 

 

 

 

〖CHANGINGじゃない、ただの別形態か……?〗「予想通り……となるとあれは――」

 

 

 

 

―― BUSHUEL FUWA FUWA ――

 

 

 

 

 

 足場が消えて……また奴は姿を変えた――何で俺の時と違う?酸賀のせいか?

 

 

 

 

 

 体格が一回り大きくなり、大斧を構えた姿――見た目通り、接近戦に特化した形態だろう。

 

 

 

 

 

 通常の変化とはいえ、パワーは確実に底上げされているはずだ。

 

 

 

 

 

 

 それに、起爆性の高い粒子……俺の時よりは安定しているが、やはり帯びているらしい。

 

 

 

 

 

〖これ以上、建物に傷を付けるわけにも行かんが――〗〔ちょ、ちょわわ!!〕〖……人?〗

 

 

 

 

 

 こっちを覗いてるウマ娘が3人……危ないな……残ってる奴がまだ――ッ!?

 

 

 

 

 

 ―― BU - SHU - EL - !!! ――

 

 

 

 

 

 あいつッ……無関係な奴に向かって攻撃を――クソッ。

 

 

 

 

 

 

〖……――――――……――――〗〔び、びぃたぁ……!?〕「へぇ……そこまでやるんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 〖ッ……お前、無関係な奴も巻き込むんだな――なら、加減はもうしないぞ。』

 

 

 

 

 

 ついでに遠慮なくオグリの思い出が詰まった建物を破壊しやがって……。

 

 

 

 

 

 

 避けられるなら庇わせてみるってか?合理的だな……お陰で変身が溶けた。

 

 

 

 

 

 

『おい、お前ら』「な、なに!?」『走れんなら早く逃げて……そうだな、中に誰も入れるな』

 

 

 

 

 

 

「え?」『お前ら、注意は引くからこいつらを何とか逃がせ』〔ちょわ!〕〔ざく!〕ロッシュ

 

 

 

 

 混乱はしてるが、こいつらの身体は動いている。

 

 

 

 

 

 

 なら、俺は奴を――何処いった?

 

 

 

 

 

「え、えとあん――危ないっ!?

 

 

 

 

 

 次の瞬間、風が唸った。

 

 

 

 

 『――ッ!』

 

 

 

 

 直感で身を沈めると轟音と共に、大斧が横一線に振り抜かれた。

 

 

 

 

 

 その刃が通った空気は鋭く裂け、俺の首筋をかすめるほどの距離を通り過ぎていく。

 

 

 

 

 

 

 一拍遅れて、コンクリートの壁が砕け飛んだ。

 

 

 

 

 

 避けた……間一髪。奴の狙いは首……ここから先はこいつもマジってことか。

 

 

 

 

 

「ちょっとちょっと……まだ殺そうとしちゃダメだって言ったのに……ヤンチャだなぁ」

 

 

 

 

 さっきよりも動きがいい、ブシュエルのせいかシステムに慣れたのかは知らんが不味い。

 

 

 

 

 

ロッシュ、ロシュロシュ『ああ?……お前まだ肩に――ッ!……変身したくても出来ないな』

 

 

 

 

 

 捕まれても終わるが奴が起爆性の粒子に気づいても終わる、時間をかけて逃げるのはダメだな。

 

 

 

 

 

 〖――……――――……――。〗『……地面から丸太……!?いや、ロールケ――何でもいい』

 

 

 

 

 本来は下から柱を出現させて相手を捕縛してから仕留める技、厄介だな……。

 

 

 

 

 

 この生えてきたロールケーキも一発打ったくらいじゃ折れそうにない、ひとまず逃げるに限る。

 

 

 

 

 

 ……こいつまた無関係な奴らを狙わんよな。

 

 

 

 

 

 流石にもう逃げられて――いや、ニエルブもいんのか……狙われたらダルイな。

 

 

 

 

『信じるぞ……ルドルフのクッキー』ロッシュ。

 

 

 

 

 

 

 ――COOKIETHECHANGING!――

 

 

 

 

 まじか……当たりだったのかよお前。

 

 

 

 

 

WAO……WAO……WAO WAO WAO!!!〔〔〔〔〔〔シュパシュパシュパシュパ!〕〕〕〕〕〕

 

 

 

 

「いつもより盛り上がってるみたいだ……一つくらいサンプルが欲しい所だね」

 

 

 

 

 

WAO……WAO……WAO WAO WAO!!!〔〔〔〔〔〔シュパシュパシュパシュパ!〕〕〕〕〕〕

 

 

 

 

 

 

 

 

「げっ……こっちは化け物が戦って――エッ!?」『あいつ!また……わざとッ――』

 

 

 

 

 

 

 〖―――〗

 

 

 

 

 

 

 

 ―― BU - SHU - EL - !!! ――

 

 

 

 

 

 

 

 

『頼むッ……変身――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死んだ?いや――CHANGING(変身)で免れたんだ、しぶといね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――BEYOND BIO LOGY――

 

 

 

 

 

   ―― ROCHELLEGARD SAKU SAKU ――

 

 

 

 

 

 

 

――PHASE 2 VALEN――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 良い加減にしろよ、見境なく攻撃しやがって……「っ……?……クッキーの匂い?」

 

 

 

 

 

 

 

 今の所身体に負担は感じてない……武器は……盾か?……守りに特化――いや。

 

 

 

 

 

 

んなことはいい……まずはお前をぶちのめす……ロッシュ。何?――分かった。

 

 

 

 

 

 

 「盾を装備してるけど一体何がかわ――った?」〖――?〗「……死んだ?」

 

 

 

 

 

 

 

「何をやってるんだか……薙ぎ払いをまともに受け――わざと受けた?」

 

 

 

 

 

攻撃は受けたぞ……次は?ロシュロシュ違う?……攻撃を返せ?

 

 

 

 

 盾があるとはいえ相手の攻撃を受けてもダメージも衝撃の影響を感じなかった。

 

 

 

 

 

 この形態はなんだ?

 

 

 

 

 

 ただの防御に特化した――肩にロシェルガルドの子ゴチゾウが……何してる?

 

 

 

 

……薄っぺらい身体でバランス――まて、そういうことか?

 

 

 

 

 足元に小さな揺れ。空気の張り。考えるのではなく感じる、体の感覚がそう言ってる。

 

 

 

 

 

 

 右足に力を込めて重心を外す。タイミングは一拍遅らせ、緩く構えた盾の裏へと重心をずらす。

 

 

 

 

 

 

 次の瞬間、敵の拳がクッキー盾に叩きつけられる音が鳴った。柔らかく響く、鈍くて甘い音。

 

 

 

 

 

 

 足はしっかりと地を踏み、上体はゆるやかに揺れながらも、芯は保ったまま。

 

 

 

 

 

 

 盾を支える腕に力を込めるのではなく、全身で衝撃の行先を変える。

 

 

 

 

 

 

 受けたはずの一撃がまるで自分を通り抜ける錯覚、油断したらさっきのように流れに吊られる。

 

 

 

 

 

 

 反動をそのまま踏みに変え、半歩ずらして回る。

 

 

 

 

 

 

 視界の端、盾にしがみついていた子ゴチゾウが跳ねる……役割は分からんが役にたってる。

 

 

 

 

 

 

 一回転させてから、全体重を預けて斜めに突き出す。敵の攻撃を利用したただの回転。

 

 

 

 

 

 

 ぶつかる。音よりも先に、手応えがあった。

 

 

 

 

 

 

 石でも鉄でもない。焼き固められたクッキーが、確かな質量を持って敵を叩く。

 

 

 

 

 

 

 ただ重いだけじゃない、全身の軸で打った一撃。ぐらついた敵の姿……。

 

 

 

 

 

〖―――……ッ!!!〗バランス、身体の巡る衝撃の流れ、全ての感覚が冴えわたってるのか

 

 

 

 

 

 確かに力任せの相手には良い形態だが……それ以外はどうや――ノリスケ?

 

 

 

 

 

――SNACK SECOND DECORATION ZAKUZAKU――

 

 

 

 

 

 

「武器を出現させるだけじゃなくて、特性を武器そのものに付与できるなんて……面白い」

 

 

 

 

 

 

想定外の敵、想定外の力、想定外の……発見、この世界は飽きないな……さて「わっ?!」

 

 

 

 

 

 

 

〖――――〗「逃げ……いや、人命が優先……か、やっぱり人間は実験の邪魔だなぁ」

 

 

 

 

 

 余裕が出来たなら当然、人命の救助が優先だ……もちろん後で倒すけどな。

 

 

 

 

 

 しかし恐ろしいくらいに身体の調子がいい、壁でも地面みたいに走れる――。

 

 

 

 

 

 走るか……建物がこれ以上壊れるのは避けたいなら荒れても整地すればいい馬場に行くか。

 

 

 

 

 

「……あんた、誰なの?」あ?こんな時に、あぁ~通りすがりのぐら――仮面ライダーだ、忘れろ

 

 

 

 

 

 

仮面ライダー……都市伝説の――ちょッ?!」ウマ娘ならあとは自分の足で走れ、俺はケリをつける

 

 

 

 

 

 

 このまま逃げ切ってもいいが……ニエルブが満足しなかったら何をするのかわからん。

 

 

 

 

 

 だったらこのまま迎え撃ってあいつのお遊びを終わらせる、そのあとのことは――。

 

 

 

 

――――

 

 

お前は何者なんだ?どうして俺の命を狙う?ただ、ニエルブの操り人形って訳じゃないんだろ

 

 

 

 

 

 「無駄だよ、堪えようとしても彼の”要望”で声が出ないように細工してあるんだ、対話は――」

 

 

 

 

 

……いや、意思があることが分かっただけ十分だ、お喋り眼鏡「……」

 

 

 

 

 

 ……どうする?

 

 

 

 

 

――その力、ニエルブのお遊びのために使い続けるか――

 

 

 

 

 

――それともここで引き返して、かつての持ち主のように誰かを守るために使うか――

 

 

 

 

 

 ゴチゾウはお菓子とそれに込められた感情から生まれたからか他者の心に敏感だ。

 

 

 

 

 

 見た目こそ似ているヴァレンといえど単純な悪人ならゴチゾウは無自覚に近づいたりしない。

 

 

 

 

 

 躊躇なく他者に刃を振りかざしはしたが――黒チョコを見るに本来の性格じゃないんだろうな。

 

 

 

 

 

〖――のうのうと生きて、目の前の敵にそんな戯言を履くようになったのか?

 

 

 

 

 

 

――CHOCO THIRD DECORATION PAKIPAKI――

 

 

 

 

 

喋れんじゃねえか?何言ってんのか知んねえけど僕だって、そうなりたかったさ

 

 

 

 

 

 

 全身を包囲するように、いや……逃げられないように柱を展開したのか。

 

 

 

 

 

 

俺もお前も――が愛したこの世界で生まれるべきじゃなかった

 

 

 

 

 

 

 ―― BU - SHU - EL - !!! ――

 

 

 

 

 

 

 

 

俺を殺したいか?悪いな、生憎簡単に死ねるタチじゃない

 

 

 

 

 

 

 

 

 伝わる振動は確かな手応えを刻み、盾に備わる白い刃が軌跡が描いて回転を加速させていく。

 

 

 

 

 

 

 

 円はひとつ、ふたつと重なり、やがて鋭い回転の渦を作り出す。

 

 

 

 

 

 

 その円が内から外へ、静かに、だが確かに膨張していく。

 

 

 

 

 

 

 ――BEYOND THE STRIKE!!!――

 

 

 

 

 

 

 

―― RO - CHE - LLE - GA - RD - !!!――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……まあ、良いデータは取れたかな?やはりスペックを底上げするだけじゃ酸賀さんの坊やには……

 

 

 

 

 

 

 

……次は、お前だぞ――どうする?

 

 

 

 

 

 

「人プレスは建物中に隠してある、崩れて埋もれちゃう前に探した方が良いんじゃないかな?」

 

 

 

 

 

 

……バウエルも楽じゃないな、お前みたいな危険分子がいて』ロシュゥ……

 

 

 

 

 

 

「……楽じゃないのはこっちも一緒だよ、坊や。」

 

 

 

 

 

 

 

 

――ニエルブの研究施設

 

 

 

 

 

 

「随分とこっ酷くやられちゃったね?酸賀さんの坊やも容赦がな――」

 「何で負けたと思う?」

 

 

 

 

「単純に彼の方が強かった、君は確かに致命の一撃を当てた……でも、足りなかった。それだけ」

 

 

 

 

 

「スペックは一回り上なんだろ?なのに何で足りなかった?」

 

 

 

 

 

 「さあね?、グラニュートの面も強いように見られるからそれだけ丈夫って事かも」

 

 

 

 

 

 感情を殺してまで当てた一撃はシステムを解除するにまでは至った、その後はどうだ?

 

 

 

 

 

 無傷で平然と立っていた、通常なら重傷らしいが何食わぬ顔で立っていた。

 

 

 

 

 

 

「まあ、あそこまで戦えたなら君も今後には期待できる。後は実践を積むのみ……かな?」

 

 

 

 

「……何匹か捕まえてきたぞ、ほら」〔ちょ、ちょわー!!〕 

 

 

 

「おお!これで黒チョコを増やせる……これから作る方が安価だからね、流石」

 

 

 

 

 

「それで、新しいシステムってのは?」

 「ああ……ま、使い回しなんだけどね……」

 

 

 

 

 

「グラニュートハンターを狩るハンターといえば……このシステムかなって、一応。」

 

 

 

 

 

[ヴラスタムギア:MarkII]

 

 

 

 

 

 

 「データがそろえば揃うほど……より面白いものが作れる。まったく、この世界は飽きないよ」

 

 

 

 

 




【仮面ライダーヴァレン(酸賀絆斗):ロシュアガルドフォーム】


 ルドルフが焼いたロシアケーキから生まれた、ロシェルガルドゴチゾウで変身する絆斗の強化フォーム。


 この形態は数値的スペックではなく、絆斗自身の身体能力を飛躍的に高めることに特化。


 いわば感覚強化系のフォームに分類される。 


 とりわけ体感と五感の向上に特化しており、戦闘時はまるで“感覚で戦う”ようなスタイルが成立する。


 特徴的なのは、絆斗の体の各所に乗る小さなゴチゾウたちロシェルガルドの“子供”たちである。


 彼らは言葉をほとんど発しないが、絆斗の動きに合わせてわずかに重心を調整する役目を担う。


 たとえば、姿勢を崩しそうな瞬間に肩や腰へ瞬時に移動し、自然に体勢を戻してくれる。


 結果として絆斗は静止状態でもブレず、高速戦闘中でも即座に回避や反撃へ転じられる。

 ロシェルガルドフォームの戦術的中核は、相手の“攻撃の予兆”を感覚で捉える能力にある。


 敵の体の重心、動作の流れ、気配の変化といったものを直感的に察知し、的確に受け流し。


 タイミングを外して回避する。防御というより“流す”技術が極まったフォームと言える。


ーーロシェルガルドシールド



 焼きたてクッキーを模した頑丈で軽く衝撃に強い盾。


 ヴァレンエンゲージを使うと武器が召喚される代わりに装填されたゴチゾウの特性が付与される。


――スペック
身長:190cm
体重:80kg
パンチ力:2.6t
キック力:3.2t
ジャンプ力:5.0m(一跳び)
走力 6.5秒(100m)

1話~12話:仮面ライダーヴァレン(酸賀絆斗)人気投票

  • 基本的な形態チョコドンフォーム
  • 粒子を振りまく災害ブシュエルフォーム
  • ポテチの剣豪ザクザクチップスフォーム
  • 自由の象徴マジックザストーン フォーム
  • 重装甲近接特化ロルアックスフォーム
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。