オグリの幼馴染が記憶を無くしてチョコレートの怪物になって化け物と戦ってた話 作:かな餅
多分ドーナツを食べた時に生まれたっぽいドーマルゴチゾウ。
個体は1体のみで15歳の時からいる古参のゴチゾウ。
戦使われない分新しく生まれたゴチゾウに知恵を伝授したり、修業を付けたりしてくれる。
いろんなゴチゾウ達から慕われてダートグミとは特に仲が良かった。
でももう居ない。
……ざっと300人くらいか?どうやってこんな数を人プレスにした……。
建物も壊れすぎたな、いったん閉鎖して……人も呼んで――結局仕事か。
あとは……そうだ、あの馬娘たちの口止めもしとかないとな。
やることが多い、ニエルブに関しても次合う時までに対処を――はぁ……。
『お前、まだ帰ってなかったのか?』「……ノルンとルディがいない」
『……探してやる、だから今は帰れ、わけわかんねぇ奴に襲われて疲れたろ?』
……人プレスの質はそれほど良くないないな、本当に黙らせただけなのか。
とりあえず時間をかけてばら撒いて……これも1人でやんのか……。
俺がここに来なけりゃ良かったか?そしたら平和なままだったか?
それもわかんねえな、そもそもニエルブ自体神出鬼没だ。
『オグリから連絡?ああ……電話の時間か――もしもし?』〈絆斗!カサマツはどうだった?〉
『さあ、悪くないんじゃないのか?……今丁度笠松のレース場にいる……うん、いる。』
〈……他に、気になるウマ娘でもできたのか?……私より速い?……それとも可愛いのか?〉
『あ~……いや、そんなんじゃねえよ。そもそも目当ての――』〈誰?〉
戦いが終わってもプレッシャーは終わらないんだな……さっきの奴に比べりゃ可愛いか。
『フジマサマーチだよ……ほら、お前のライバルなんだろ?』〈……マーチが好みなのか?〉
話聞いてねえなこいつ……めまいがする――眩暈……だと?
変身してる間は、まるで地面と呼吸してるみたいに、どこにも無駄がなかった。
一歩踏み出すたび、誰かが背中を支えてくれるみたいに動けた。
ただ……時間差はあったが、立ってるのに……いや立ってることすらままならない。
重心が……常に揺らいでる感じ、流れに逆らう踏ん張りがないんだ。
地面に触れているはずの足が、空を踏んでいるような錯覚に陥る。
まるで、自分の軸が抜け落ちたようだ。踏ん張りたいのに、芯がない。
『あぶっ――まずい、これは仕事どころじゃねえ……』〈絆斗?……どうしたんだ?絆斗!〉
あの短期間で身体が重心の取り方を忘れたのか……?今思えば身体が異様に楽だった。
腕を挙げようよ思えば力を込めずに軽々と綿を持つかのように軽く感じた。
確かに……身体や心臓への負担とか脳への負担とかよりはマシだが――どのみち動けん。
『ああ~……大丈夫だ、ちょっと……あれだ、連勤続きの疲れ……とかだ気にすんな』
〈い、いや誤魔化しても私は分かるぞ!また無茶したんだな!迎えに行くッ!〉
『やめろ、また迷子になるだろ黙ってストレッチしてろ』〈大丈夫だ!ろっぺいがいる!〉
クソ、止められる奴が……そうだ。ラキアに止めさせよう……。
ウマ娘のフィジカルに勝てる奴といったらグラニュートくらいだろう。
『くそ……電話の切り方が分からん』〈赤いボタンを押すんだ〉『そうか』〈いや、待て嘘だ。だめ押すと爆発する〉『なんだと……』
「……オグリ?」〈その声はミニーか?……絆斗、ミニーと一緒にいるのか?〉『知り合いか?』
〈ああ……私の友達だ、絆斗もしかして……他のみんなと会ってるのか?〉
『キタハラジョーンズってやつにはあったぞ』〈そうか!……十分楽しかったじゃないか?〉
『今日来たばっかだわ』〈そうか……本当に1週間もそっちに居るのか?、明日は帰らないのか?〉
壁にもたれかかっていても――まともに立っているのが、もうやっとだ。
これ、いつまで続くんだ……?筋肉痛なら、甘いもん食って寝りゃ治る。
脳の負担だって、まあ……菓子食って寝りゃ……うん。
つまり、何があっても菓子食って寝りゃ治るってことか……我ながら、雑な結論だな。
『い他に人が来る前に去る……いや、人プレス――』〈……ミニー、頼みがあるんだが〉
捕まっていた……えぇー、ルディとノルンというウマ娘を解放してオグリが何か説明してた。
なんか色々うるさかったが……こっちに向かってきて――。
「……とりあえず、どうする?こいつなんか歩けないんだろ?」「うん、ふらふら」
「……オグリの、ねぇー?……ふーん?まだあーしは半信半疑だけど」『……だる』
〈とりあえず……皆んな、絆斗の言う通りにしてあげて欲しい〉
『……人プレスを持ち運んでくれ、さっきも見た通り人が閉じ込められてるそうだな……袋とか』
「ここで解放したら?」『いや、少しずつ人混みに放つ……まあ、そうする必要があるんだ。』
長々語ってる暇はないが……使えるものはありがたく使おう……あと、あれも呼ぶか。
『あと呼んで欲しい奴がいるんだが――』
――4時間後
――駄菓子屋:【代理移動販売店"パピパレ"】
「おぉー!?ハンティ大丈夫?!歩けなくなったって聞いてすっ飛んできたけど……」
『悪いな来てもらって……ちょっと手伝ってくれ』
本部に連絡すればグラニュート退治の後処理建物の修復や現場の閉鎖なんかはやってくれる。
……ただし、時間がかかるのが最大の難点だ。
連絡を入れて必要な機材や人員を手配、自治区の代表から許可を取り、それからようやく出発。
そのあいだの空白はこっちで埋めなきゃならない。
確保した人プレスの解放、警察への通報、周辺区域の閉鎖手続き……。
まあ、とにかくだるくてひたすら忙しい。
『……あ、ラキアの様子は?』「ラキアンは夏休みだから……寝てるんじゃない?」
『まあ平和ってことだな、幸果こいつらにやること説明してやってくれ』「オッケー、あと――」
『分かってる、休むよ……そもそも動けねえし。』「よし、じゃあ皆んな〜ちゅーもーく!」
ダルい作業は幸果に任せて良さそうだな、後は……近くの交番に申請書を提出しなきゃな。
「ああ!居た!おまえこの時間まで何処に行ってたんだよ!?……って、川村のとこの……」
「えーと?北原さんね?事情はちょっとうちが説明するんで。ささ!こっちへ……」「え?」
『やべ、予測費用わかんねぇ……言い値って書くとふっかけられそうだな……』「何書いてんの?」
『暴れた後始末の申請書……ウマ娘って上と下の名前ないのか?』「ミニーザレディ」
『名は体を表すってか……他の奴は?』「……失礼、ルディレモーノ、ノルンエース」
『よし後は、無駄にペンを動かす時間を増やした北原の名前……キタハラジョーンズでいいや』
「申請書なのに?」『わかりゃ良いんだよこんな――ペンが落ちた』「……字汚ったな。」
腕をゆっくり動かさなきゃ、文字ひとつまともに書けない。
歩けないのはまだ我慢できるが、字が書けないとなると話は別だ。
戦った後ほど、片付ける仕事が山積みなんだからな。
「書こっか?」『ああ……?まあダルいからいいか。わからないとこあったら言え。』
滞在期間、延ばすしかなさそうだな。ラキアは強いが、幹部クラスとやり合えるほどじゃない。
ここを任せるか……とも思ったが、ラキアは正式なハンターじゃない。あくまで協力者。
どのみち担当してたハンターが居ないんだ、誰かはここに居ないとな……誰かいるか?
知り合いには居ないな……しょうがない、俺がやるしかないな。
『……もう1人くらい俺が居りゃこの仕事もマシなんだがな』「ここは?」
『”敵性存在に関する備考欄”……そうだな、こう書け”恐らく――”』
――笠松:商店街
深夜に大勢を解放するわけにもいかず、なるべく日中の時間帯に少しずつ放していく。
都会なら人混みに紛れさせる形で解放してもそれほど目立たないが、ここではそうもいかない。
場所を選ばなければすぐに騒ぎになる。
特にウマ娘の場合は、予期せぬ場所で目を覚ませばパニックにもなるだろう。
当人からすればレースを終えた自分が気づけば路地裏にいたなんて、理解のしようがない。
「ねぇ、聞いた?レース場の話……」「何でも酷い有様だったって……」「また”化け物が”出たのかぁ?……」「昔の?ないない……」
……平和だと油断していた矢先にこれか、組織の管理が甘いせいで噂もすぐに広まっている。
いや、これは田舎だからか?……まあレース場が突然緊急工事になったせいでもあるのか。
「お、お願いします、何か知っていたら教えてください……昨日レースに出ていた娘が――行方不明なんです……何か、情報を――」
近くにあった捨てられたチラシ……行方不明者のチラシか、やるだけ無駄だろうにな。
「昨日からずっと連絡が取れないんですって……」「可哀想にねぇ……奥さんとも連絡が取れないですって」「娘さんもまだ若いのに……」
「大切な家族なんです……お願いします、誰か……探してくれよぉ。俺の、家族を……誰か……自慢の娘なんだよぉ、良い子で――」
『……大丈夫ですか、頭も軽くぶつけたようでしたけど』「は、はい。すみません……何か――」
『……いや、来たばっかりで』「……そうですか」『チラシ、幾つか貰ってもいいですか?』「……え?」
『お礼とか、全然いいので……その、役に立てれば』「あ、ありがとうございます……」
『じゃあ……別の場所で聞いてみるので何かあれば連絡します。』「……はい。」
……やる意味ないってわかってるのに何やってんだろうな。
「……ちっす、そこの君?」『……なんですか』「お、おう……そんなに警戒するのか……」
……誰だこいつ、初対面で馴れ馴れしいな?見たところ……30代くらいか?
「フリーでライターやってる、辛木田っていうもんなんだけど……話を聞いても――って」
……こういうやつとは関わらない方がいい、どうせ悪趣味な記事でも書きたいだけだろう。
「待てって!……そのチラシ、1人で配るの大変だろ?俺も一緒にやるから……なっ?」『だる。』
辛木田という男は、どこかつかみどころのない変わり者だ。
だが、どうやら“怪物”――おそらくはグラニュートを追って記事を書いているらしい。
なぜそこまで執着するのかは分からない。ただ、一つ確かなのは――こいつ、やけに詳しい。
人攫いの手口についても把握しているようで、注意喚起を促す記事をいくつか出していたそう。
となると……可能性は二つ。組織の関係者か、あるいは過去に被害を受けた当事者か――。
「お前、名前は?」『なんだろうな』「警戒しすぎだろ……なんでチラシ配るの手伝ってるんだ?」
『別になんだっていいだろ、それで何が聞きたい?』「笠松で起きた大量失踪事件について。」
『生憎、俺は此処に昨日来たばっかだ。残念だったな?何も知らなくて』「なんで笠松に?」
『……関係あるか?』「あ、わりぃ……癖で色々聞くんだ。」『……フジマサマーチを見に来たんだ』
「ウマ娘?」『ああ、居ないらしいけどな、噂じゃ東京旅行だ』「へぇ……笠松のレース場には?」
『もし行ってたら……俺も攫われてただろうな』「それって、ただの行方不明じゃないってことか?」
……しまった、ボロを出しちまった。
『いや怪物がなんたら~って噂程度に聞いただけだから知らん』「へぇ……なあ――」
「……お母さん……どこ、お母さん……」「あれ……迷子か?ちょっと行ってくるから……まっとけ」
……このまま立ち去れば、振り切れるな――記者相手にそれをやるのは悪手か。
『なんだ?母親と母親とはぐれでもしたのか?……近くに交番があったな、そこに――』
「……いや、昨日から母親と姉ちゃんが返ってこないらしい」『……そうか』
待て、こいつが持ってるチラシは……あの父親が持ってたのと同じ、つまり。
『……こいつもしかしたら、このチラシ配ってるおっさんの子供かもしらん……』
「……お前も家族を探してるのか?」「……うん」「そうか……寂しいのに1人で頑張ってるな」
……親父は何やってんだ、子供を1人に――いや、この考えは違うな。
『……兄ちゃん達もお前の父ちゃんのお手伝いしててな、1人で配ってたのか?』「……うん」
『そうか、父ちゃん……心配するから家に帰っとけ……ほら、代わりに兄ちゃん達が探しとく』
「……お母さん、帰ってくる?お姉ちゃんも……帰ってくるかな」「大丈夫、きっと帰ってくる」
父親に連絡して子供と一緒に帰らせることにした、随分と疲れる様子だったな……。
今日中に人プレスの解放は終わりそうにない、なにせ数が多すぎるんだ。
今日の解放した人プレスの中に母親と姉がいることを祈る……別件の可能性もあるけどな。
『……やべ、約束の時間が過ぎるな』「そうか……じゃああとは俺が配っとく。ただし――」
『……また後日この連絡先に掛けろってか?……”辛木田絆斗”……絆斗?』「……なんだよ?」
『俺も絆斗って名前だ……じゃあダルいから後はお前に任せる』「へぇ?……じゃ、またな絆斗」
『後でな?辛木田』「呼び捨てかよ……まあいいけど。」
今日の予定は多すぎる……辛木田の取材に、人プレスの解放、作業の現地立ち会い。
そして坂本家の親族への謝罪、組織の手が空いてないからって理由で後回しになってるからな。
……死んだって決まったわけじゃないが、状況の説明は必要だろう――。
――笠松:坂本宅
『組織のハンター……坂本浩司さんの同期、酸賀絆斗申します。奥さんはいらっしゃいますか?』
慌てて階段を駆け下りる音、田舎には大体……グラニュートハンターの家族が住んでる。
グラニュートがいないって現れることがないって理由だから住んでる貰ってるが――。
最近だとその認識も改めないとな、命を懸けてくれてる同期の負担にさせたくない。
「こ、浩司の妻です……浩司の身に何かあったんですか?どうしてかえって来ないんですか?!」
『そこは今から私の口から説明します、まず最初に現在浩司さんはこちらからも行方が――』
現在、坂本浩司は行方不明の扱いであり……現段階では死亡している可能性が高い。
昨日やり合った黒ずんだヴァレンからは浩司が所持していたバスターの反応を検知。
よって、浩司の可能性もある。俺としては……俺に個人的な恨みを持つ誰かだと思ってるが。
そこはなるべく伏せて……行方不明であること、現在捜索中であることをまずは伝えた。
「……貴方は、おいくつですか?」『最近……18に。』「お若いですね……浩司と会った年齢と一緒です……」
自殺、しないといいんだが……確か最近他の親族もなくなったらしいからな……。
「……組織の人は、今何をしてるんですか?貴方は……まだ子供ですよね。なんで……大人は?」
『これ自体は私の独断で先に伝えるべきだと判断し……本部からも正式に――』
「……覚悟は、してました。6年前からずっと……してたんです――でもッ……」『……』
「あなたに怒ってるわけじゃないんです……そんな若さで、こんな役割を背負わされて……本当に……申し訳ないって思うくらいです」
言葉を挟めない。視線を外すこともしない、とりあえず黙ってその言葉を受け止める。
「でも、それでも……どうして……どうして組織は、浩司が行方不明になったって、すぐに教えてくれなかったんですか?」
声が一段と強くなる。それは胸の奥に溜め込んできた疑問。
それが噴き出すように口をついて出てくる。
「こっちから何度も連絡を入れて、確認して……“現在調査中です”ってそれが何ヶ月も続いて、昨日も同じ答え……」
『……』
「今日、ようやく誰かが来たかと思えば……まだ学生の、18歳のあなたが一人だけなんて……!」
息を詰めるように、言葉が止まる。だがすぐに、悲鳴のような声が続いた。
「ずっと、待ってた……誰か……大人が来て、何が起きたのか、ちゃんと説明してくれる日を……!」
……相当思うことがあったんだな、何か……返すべきか?――なんて返す?
「どうして、こんな大事なことを……子どもに一人で背負わせてるんですか……?責任を取るべき人間は、何処にいるんですか……?」
『私も、組織には思うことがあります。引退したはずの浩司さんを連れ戻したことは特に』
「……」『ですが、浩司さんは戦う事を選びました。私も自らこの立場を選んでいます』
「……どうして、選んだんですか?」『皆と違う私は、それだけで人から拒絶をされたりします』
人は……自分と同じものに、親近感というものを覚える。対してそこに明確に違う物があれば。
時に拒絶する、特に……人間に酷似した形で口が二つもあるとそれだけで化け物になることも。
『人に拒絶されることが怖くて戦うのが理由の1つです、その組織は……それを、肯定する――』
「……ごめんなさい、貴方の”居場所”を傷つけるようなことを言ってしまって」『いえ、違います』
『ただ……酷いところではない、という事を知ってほしいんです……、その……浩司さんが大切にしていたものを知ってほしい……です。』
組織に不信感を抱けば、組織の保護を拒絶する可能性がある。
そうなってしまえば何かあった時には守れないし、浩司が守りたいものも守れない。
そうなることだけはどうにか……命を懸けてくれた存在に示せる敬意だけは。
「……立ち話もなんですから上がってください。ここまで来てくれたんですから」
『……はい、わかりました。ありがとうございます。』「いえ、こちらこそ。」
……なんで家上がる事になったんだ?これから刺されるのか?何すればいいんだ……。
「どうぞ、おかけになって……夫から絆斗さ――君のことは良く聞いています」『……はい』
「ここ数年、会えてないと嘆いてしまう程には気に入っていたようで何かある度貴方の話を――」
『そう、なんですか。私は……記憶が安定して定着したのが2年前ほどだったのであまり――』
「それも酸賀さんから聞いています、夫の事を微かに覚えているだけでも十分ですよ」
……温度感は低くなってるようでよかった、どうするべきか。
この先の流れだと……この思い出の家から引っ越しをさせたい気持ちはある。
でも夫との思い出が詰まってるであろう家を出ろなんて未亡人に言えるわけがねぇ。
『また固い話になってしまいますが……その』「はい、引っ越しは……仕方ないでしょうから。」
『……よろしいんですか?ここは……』「夫もそう望むでしょうから」『……ご理解感謝します』
よし、あとは……本部の仕事だ……早いとこ引継ぎして他の仕事を――。
「そうだった……ちょっと待ってくださいね?」『えっ?』「あった……これを」
……プレゼント、ボックス……箱の上には――。
[HAPPYBIRTHDAY!:HANTO 18 YEARS OLD]
『……ありがとうございます。形見でもあると思われるのに。』「いえいえ。」
「……引っ越しの条件を言ってもいいですか?」『ああ……もちろんです』
「……時々、会いに来てください……いつでも歓迎しますから。」『はい、必ず』
あとは……人プレスを開放して――ハイエナも探さないとな。
「あと……アルバムもあるのでよかったら見ていきませんか?」『ああ……ではお言葉に甘えて』
アルバムなんて見せられてもな……特に思い入れが――。
「……あら?数が月前に会ってたのかしら……」『……誰だ?こいつ……覚えがない』
――ニエルブの研究室
「完成した……次の戦闘では是非使ってみてよ?黒チョコよりは負担が少ないはずだからさ」
「……分かった、この……大盛りのプリンみたいなやつは?」「人工の眷属だけど?」
「それは分かってるけどよ……消耗品だろ?」「ああ……それに関しては心配いらないよ?」
「前に作った個体も……今も長く使えているみたいだから」
「そうか、じゃあ……あいつが笠松を去る前に再戦を挑んでくるか……もっと追い込んで……」
――あの白い眷属を、もう一度この世界に――
「僕も興味があるよ……あの赤ガヴに酷似した。白い眷属に」
【ゴチゾウ図鑑:ホッピングミゴチゾウ】
多分グレープ時のグミから生まれたゴチゾウ。
古参であるダートグミの後輩で走ることよりも跳ねるのが得意らしい。
だけどよくどこかに挟まったり引っかかったりしている時もある。
グミは固いのしか食べないがソーダ味やオレンジ味も食べてみると何か生まれるだろうか。
そしてこいつもムニムニ。
1話~12話:仮面ライダーヴァレン(酸賀絆斗)人気投票
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基本的な形態チョコドンフォーム
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粒子を振りまく災害ブシュエルフォーム
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ポテチの剣豪ザクザクチップスフォーム
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自由の象徴マジックザストーン フォーム
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重装甲近接特化ロルアックスフォーム