オグリの幼馴染が記憶を無くしてチョコレートの怪物になって化け物と戦ってた話   作:かな餅

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【白い眷属】

見た目は子供。顔立ちは俺に似ている。

体重が異常に軽い。抱き上げても重さを感じない。

皮膚は柔らかすぎる。筋肉・骨の存在感に乏しい。

歯がない。舌はあるが唾液の分泌は弱い。食べ物は丸呑み。

呼吸はしている。鼓動の有無は確認中。

匂いは無臭。血や汗の人間的な気配が欠けている。

泣き声・笑い声はある。発声は幼児に近いが意味は不明。

感情反応は明確。俺に抱きついたり、プリンに興味を示した。

食事行為は味わうよりも色や甘さに触れる仕草。





いつからかいたもの

――7月18日

――何でも屋:【助っ人酸賀さん!】

 

 

 

 

 

 

 

 笠松に翔馬を郵送するためにまた幸果を頼る事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 ここ最近ずっと運転をさせて申し訳ない――という気持ちは微塵くらいはある。

 

 

 

 

 

 

 

 なので、東京に戻ってくる幸果を労るために。プリンアラモードを作る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 材料を買いに行く道中では――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あ」「え?マーチじゃん。何してんの?」「いや……そっちこ――そ?」

 

 

 

 

 

 

 

 このフジマサマーチというウマ娘は翔馬の友人のようで翔馬の事を俺に警告しに来たらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 ただいつ来ても店が閉まっていたようで、度々訪問をしていたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

「……じゃあ、もう復讐は?」「やめてないけど……まぁ、色んなやり方(のうのうと生きる)があるからさ」

 

 

 

 

 

 

 

『事情を知ってるんだな、そいつ』「断片的にって感じだから深くは知らないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 公的組織ではあるんだがこうも関係者が増えると厄介だな、後で策でもねろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今はそんな顔もできるようになったんだな」「えっ?」『ああ、あほづらが似合う』「はあ?」

 

 

 

 

 

 

 

『来たか……誰だそいつら――って、その顔』「あぁ〜翔馬って言います、始めまして」

 

 

 

 

 

 

 

『笠松で俺を殺そうとしたやつだ、仲良くしてやれ』『ふぅん?辛木田とは仲良いらしいな?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「べつに?あったばかりなんで何とも言えないですけど。てか……その声、ラキア……さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『ああ、ラキア・アマルガ。ストマック社と戦った仮面ライダーヴラムだ』「……そのベルト」

 

 

 

 

 

 

 

 あとは白狼と狼奈、時間が合えば一狼も来るのか?そう言えばオグリと……チップも呼ぶか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……てかマーチはいつまで東京にいんの?目的が果たせたなら一緒に笠松に帰る?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜……考えてなかった、そうだな。お金も結構使ってしまったし……今日で君と帰ろうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 ……翔馬もう大丈夫か、昨日会ってから精神も大分安定している。

 

 

 

 

 

 

 

 脳が治った影響かそれとも吹っ切れたのかどちらにせよ、馬鹿な真似はしなくなるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

「絆斗!ろっぺいが……マーチ?」「オグリ?君はオグリと知り合いとも知り合いなんだな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

『成り行きだ、オグリお前も来い』「?」『幸果が来る前にプリンアラモードを作る』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!……新形態か。」『ちげえわ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 プリンアラモード、確か幸果の思い入れのあるデザートだった筈だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 食ったことはないが……ただプリンに果物やクリームを盛り付けるだけの案外質素なデザート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 見栄えだけは随分と良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふぅん?何でこれにしようと思ったんだ?』『幸果がこれを見ると幸せそうな顔をするからな』

 

 

 

 

 

 

 

 

 というよりは、何処か……懐かしい顔をしていた気がする。誰かを思い出すような。

 

 

 

 

 

 

 

 

 幼い俺を抱えている酸賀がたまに見せる、何かを思い出そうとする顔と似ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 だからよく覚えていたのかもしれない、酸賀と幸果じゃ違う感情だろうが。

 

 

 

 

 

 

 

『作り方は?』『知らん』『じゃあ、教えてやる。作ったことがあるからな』

 

 

 

 

 

 

 

 

『誰に作ったんだ?』『お菓子が大好きなお調子者に――恩人に一度だけな』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プリンの自体は事前に用意はできた、酸賀に食わせるついでの余りだが十分だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 テーブルの上に並んだ皿は、やけに白くて眩しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その真ん中に置かれたプリンは、滑らかな曲面を誇るように小さく震えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 酸賀に食わせるついでの余り。だが、こうして一つだけ皿に据えると、妙に主役めいて見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ナイフで切った黄桃を、扇状に広げる。果汁が指先に伝ってべたつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 手元が甘ったるくなるたび、タオルでぬぐう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 苺は小ぶりのものを選び、ヘタを落として断面を上に赤が強すぎると全体が安っぽく見えるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ワンポイントなら悪くない。次はさくらんぼを乗せようか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 絞り袋を握ると、力加減がどうにも難しい。ラキアが横で鼻で笑うのが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 生クリームを押し出し、プリンの周囲に円を描くように添える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 柔らかい線を保つのに集中しすぎて、肩が妙に張る。戦闘より神経を使っている気さえする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 オレンジを細かく刻み、グラスの縁のように外周へ並べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 柑橘の酸味の香りが、鼻を抜けて甘さを薄めてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、中央のプリンへ軽くミントを一枚。緑の点が置かれるだけで、全体が見違える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 見栄えだけなら上等なものになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『あとはこれを……9個』『幸果はそんなに食わないぞ』『ちげぇ俺らの分だ』『……あ〜』

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなで美味しく食べる方が幸果は喜ぶだろう、それだけスイーツも美味しくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……1人一個か?」『食い意地を張るな』「……」「翔馬?どうしたんだ?」「いや、何でも」

 

 

 

 

 

 

 

 幸果が帰ってくるまで……まだ時間はあるな、酸賀の様子でも見に行くか、聞きたい事もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、お前らはオグリを見張ってくれ。俺は酸賀の診察をしてくる』「……食べないぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

――酸賀の寝室

 

 

 

 

 

 

〘んー…んーー!んー!〙「こらこら……絆斗君は用事があるからねぇー」『酸賀』

 

 

 

 

 

 

 

 昨日拾った白い子供、率直に言えば正体は不明。酸賀も作った覚えはないらしい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 だとすればこいつは例の手帳にあった被験体……にしては何処か――違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 子供とは言え軽すぎる体、骨も筋肉も存在しないかと思うほどに柔らかい皮膚。

 

 

 

 

 

 

 

 そして歯がない、舌はあるが唾液で湿っている感じも無い。

 

 

 

 

 

 

 

 何かが人の形に擬態していると言った方がしっくり来る。

 

 

 

 

 

 

「……そう言えば絆斗君、施設を破壊したのは良いんだけど中に瓶みたいなのは無かった?」

 

 

 

 

 

 

 

『……薬品が入ったやつか?』「いや、なんて言うのかな。預かり物でさ?修理してたんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

『……さあな、中もろくに見ずに爆破した。殆ど何も残ってないはずだ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そ?なら良いんだけど。そうだ絆斗君、この子は――」

 

 

 

 

 

 

 

 呼ばれたな、もう幸果が来たのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

〘うぅーぁー……〙「……まあ、そのうち気づくでしょう、これの正体」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――駄菓子屋:【代理移動販売店"ハピパレ"】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁぁ、疲れたぁ〜……ちょっと休憩――」『幸果』「うぉおぉ!?ハンティどうしたの!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『来い』「……え?うち眠い――ちょちょちょ!引っ張んないでって!わかったわかった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――何でも屋:【助っ人酸賀さん!】

 

 

 

 

 

 

 

「もう……いきなりなに――え?……これ」『色々と助けられたからな、労わってやる』

 

 

 

 

 

 

 

 どう言う目だ、何とも言えん……驚いてる顔とも……感激してる顔とも違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 見た事がある、でも思い出せないな。いつだったか……記憶が遠いな。

 

 

 

 

 

 

「えぇ……もう、これラキアンの考え?」『いいや?絆斗が選んだんだ、確か……なぁ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ダル』『ふん、これを見ると(プリンアラモード)お前が幸せな顔をするから作ったらしい』

 

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ……なに。そんなに私のことちゃんと見てたんだ……もう、ほんとに。」『おい、何で泣く。』

 

 

 

 

 

 

 

 

「だってさ。もうハンティと8年だよ?最初の頃なんて私の名前すら呼べなくて……それが今――」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……えぇ、幸果さん泣かせてる」『黙れ。』「おっ、みろ狼奈プリンだぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あらぁ、すてきなぷりんねぇ!わたしいちごがいいわぁ!」「へぇ、この子が白狼の……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……おいしいうちに食べたい」「これが……プリンアラモード……!」

 

 

 

 

 

 

 

 とにかく、あと1人だが……連絡もない。なら先に食べ進めるか。狼奈を待たせても悪い。

 

 

 

 

 

 

『はぁ……とりあえず、先に食べ進めるぞ、好きな場所で食え』〘……!〙『……なんだ?』

 

 

 

 

 

 

 

 何故か皆がこっちに視線を集中しだしたな……なんだ、俺が幸果が泣せたって言うのか。

 

 

 

 

 

 

 

 ……目が動いている、何かを追ってる視線という事は……俺の近く何かが――。

 

 

 

 

 

 

 

〘きゃ~♪〙〔ちょ、ちょわわ?!〕『……酸賀、酸賀ぁ……何やってんだあいつ』

 

 

 

 

 

 

 白い子供は異質すぎるから部屋から出すなって言ったのに……どう言い訳する?

 

 

 

 

 

 

 

 酸賀の研究所から助け出した子供……酷いにもほどがある良いわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 なんなら翔馬が酸賀を殺しかねない、そのまま事実を言うか?

 

 

 

 

 

 

 

 だとしても酸賀に被疑が向けられて、対して状況は変わらんな……どうするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……この子は……絆斗の……親戚の子か?」『ああ~、そんな感じだ……』〘う?〙

 

 

 

 

 

 

 

 

「……絆斗、お前――それ」『翔馬……翔馬、後で、話す。俺もこいつの正体は知らんが――』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔ちょ――〕〘ん~♪〙「……ゴチゾウを食ってけどいいのか。」「ぷにぷにねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ほら、ありふれた――子供だろ?』「何処がだよ」ごめ~ん、絆斗君……白い子そっちに行った?」

 

 

 

 

 

 

 

 

〘!……ん~!ん!〙「あぁ……離れてしまった」『なんだ?酸賀は苦手か?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「なん~か、嫌われてるみたいでさぁ?」「……まあ、とりあえず食おうぜ。ほらちびにやるよ」

 

 

 

 

 

 

〘う~?〙『……いいのか?』「甘いのは苦手なんだよそれにそいつはただの”子供”なんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 何とか、プリンアラモードを食べる雰囲気までは持って行けた――が。

 

 

 

 

 

 

 

〘?……ん~〙『……もしかしてお前これが食べ物って分かってないのか』「どうしたんだ?」『いや、何でも』

 

 

 

 

 

 

 

 

 白い子供はプリンを食べないし、さっきから視線がこいつに集中してる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなに気になるか、そりゃそうだ。真っ白で俺と顔が同じ子供が居るんだ。

 

 

 

 

 

『……これはプリンだ、食べられる』〘ういん〙

 

 

 

 

 

 

 

 

 フォークを軽く差し込むと、ぷるりと揺れる感触が手に伝わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 クリームの柔らかい抵抗を抜けて、琥珀色のプリンがひと口分すくい上げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 震えて今にも崩れそうな一口を含む。舌の上に落ちた瞬間、冷たさと甘みが同時に広がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとから卵のやわらかな香りが追ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 噛む必要もなく溶けていく甘さに、肩の力がわずかに抜けた。

 

 

 

 

 

 

〘う~?〙『口に、いれていいやつだ』

 

 

 

 

 

 

 プリンの甘味が喉を過ぎると、柑橘の酸味が鼻へ抜け、後味を軽くしてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦いよりも神経を使った盛り付けの緊張が、ようやく甘さに溶けていく気がした。

 

 

 

 

 

 

〘ん~……んぅ!――んん~♪〙『気に入ったか?イチゴ……そういえば歯がないのか』

 

 

 

 

 

 

 俺は自分の皿からイチゴをひとつ摘み、別の皿に移す。

 

 

 

 

 

 

 

 ペティナイフを手に取り、果肉が潰れないように細かく切り分けていく。

 

 

 

 

 

 

 これなら噛まなくともでも、少しは味が分かるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 切った赤い断片をフォークの先に乗せ、白い子供の口元へ差し出す。

 

 

 

 

 

 

 

〘んぐんぐ……んっ!〙『関係なく……丸呑みか。イチゴは噛まないと味わえないぞ』

 

 

 

 

 

 

 

 気遣いは無用で咀嚼せずイチゴのサイズなら難なく丸呑みできる、大人でもそんなこと出来ん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 喉を上下させて飲み込む様子は、あまりに拙くて危なっかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 けれど、目を細めて喉を鳴らす仕草は楽しげで、嬉しそうに見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 食べるというより、色や甘さに触れて確かめているだけかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 こうやって本能としてではなく、自ら食すという行為は初めてなようにも見える。  

 

 

 

 

 

 

「……可愛い。」〘だーあ……あ!〙『なんだ?甘えたか?』〘ん~♪〙

 

 

 

 

 

 

 

 ……目の前にいる人間どもがなんだがにやにやし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええ~?ハンティ超お兄ちゃんしてんじゃ~ん?パパ似て優しくなったねぇ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……これも食うか?さくらんぼだ」〘う?……ん~……〙「人見知りか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてぇ……こうやってさ?男女仲良く食事も良いけど。男子組はちょっとあっちで」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~じゃあうちらは女子会しよっか?新しい子とも仲良くしたいし♪」「あらぁいいわねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

『……酸賀、なんか話す気か?』「時期が来たって感じ、メンツも丁度いいし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――【助っ人酸賀さん!:酸賀の整備室】

 

 

 

 

 

 

 

「さて、ラキア君。白狼君、絆斗君。そして翔馬君、さてみんなの共通点は何かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『仮面ライダー、ってところか?具体的にはバウエル社の敵』「まあ、そうだねぇ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

『それで酸賀、何の話をしたいんだ』「最初は~その子からかなぁ?」〘う~〙

 

 

 

 

 

 

 

 

「そいつの正体は多分分かる」「ほう?流石」「俺の……今は絆斗の眷属だろ」

 

 

 

 

 

 

『ちょっと待て、その話じゃこいつが』「もしかしなくてもその子が――いやそれが」

 

 

 

 

 

 

 

――絆斗君じゃなく、翔馬君が生み出した最初の白い眷属――

 

 

 

 

 

 

「……見る影もないし、なんならもっとデカかった気がする」〘う~……〙

 

 

 

 

 

 

 

「そこは色々と謎があるんだけど……分かることから提示して行こう」

 

 

 

 

 

 

 

①自立した眷属

 

 

 

 

 

 

「グラニュートは眷属を生み出せる個体が居て、絆斗君もその1人――でも」

 

 

 

 

 

 

 

『本体と酷似した眷属はストマック家でもジャルダックの奴らにもない特徴、 こいつは異例だ』

 

 

 

 

 

 

 

 

状況に応じて形を変える――なんて器用なことは出来ないみたいだけど、この”形態”じゃ」

 

 

 

 

 

 

 

②赤ガヴと酷似した形態

 

 

 

 

 

 

 

 

「ニエルブから過去の仮面ライダーを見せてもらったことがあるんけど、その中の1つ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ショウマの事か?』「赤ガヴもその名前なんだ?まあいいけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「とにかく、眷属は確か……そうこれ。この姿で暴れてた」『こいつはゴチポットの……』

 

 

 

 

 

 

 

 

「瓦礫から絆斗君を回収しようとしたとき、俺はこれと対峙した。その時の姿は……これ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……怠いなんてもんじゃないな。ショウマの最強形態を2つと酷似してるなんて、何をした?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は何もやってないよ?ただ……翔馬君の最高到達点がこの形態だとしたら……」

 

 

 

 

 

 

 

 

『その最強形態、”ゴチポット”ってやつでなるのか?』『そうだな。この写真の……』

 

 

 

 

 

 

 

 

『瓶の形なんだろ?』『知ってるのか?』『いや、ただ……酸賀が関係してると思った』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええ?俺?」『そのゴチポットはゴチゾウというよりは、ゴチゾウが”必要”なアイテムか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……なんでそこまで詳しい?』『ただの問いだ、酸賀。最後に瓶を見たのはいつだ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「翔馬の脳をクローンの身体に移した時」『場所は?』「……同じ実験室の中だった気が」

 

 

 

 

 

 

③ゴチゾウを食べる習性

 

 

 

 

 

 

 まず酸賀は赤ガヴ、井上ショウマと接触したことがあった。出会ってからひと悶着あって――。

 

 

 

 

 

 

 

 ゴチポットを預かって修理する約束をした、高橋家とあったのはその後だな。

 

 

 

 

 

 

 

 脳の移植手術と同じ場所にあったゴチポット、危機を察知した眷属は当然主人を守ろうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 だが、当然戦う力はない。何故ならゴチゾウだからだ。例え束になっても個々は脆弱。

 

 

 

 

 

 

 

 ただ……ゴチゾウにはゴチゾウしか知らないことがあり、ゴチゾウしかできないことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 時には主が知らない力を発現して助けてくれることさえあるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 蓄積された個々のゴチゾウが1つの意思となり、自ら戦える眷属になろうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 そうして選んだ、選択が……ゴチポット。恐らく本能でそれの本質は理解していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 何十体ものゴチゾウの力を蓄積させてやっと扱える最強の力……それがゴチポット。

 

 

 

 

 

 

 

〘う?〙『……主を守りたい小さな思いの集いが歪ながらに1つの命を形成した』

 

 

 

 

 

 

 

 それがこの白い眷属、俺と翔馬を守り抜き。母親を死に追いやった要因。

 

 

 

 

 

 

『酸賀、お前がそこまで知らないはずがない』「……流石絆斗君、その通り――だけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そうか、そいつが。母さんを、が死んだ原因」『……そうだな、お前が探してた奴だ』

 

 

 

 

 

 

 

「いや、まあ。なんだろ。」〘ん~〙「……なんでそんな形なんだろうね」『……』

 

 

 

 

 

 

 

「ごめん絆斗、ちょっと外出てくる。ガヴもバスターも預かって……ちょっと、今はだめだ」

 

 

 

 

 

 

 

『……分かった、落ち着いたら取りに来い』『……俺もちょっと行ってくる』

 

 

 

 

 

 

 

「……絆斗君、BEYOND-VITALISについて話したっけ?」『全く』

 

 

 

 

 

 

 

 

「……このシステムは絆斗君を最強生物にするためにあるし、グラニュートへの抑止力でもね」

 

 

 

 

 

 

 

 BEYOND-VITALIS、俺が人知を超えるために作ったゴチゾウの力を最大限引き出すシステム。

 

 

 

 

 

 

 

 だがその本質は使用後にある、ブシュエル(筋肉)ロシュアガルド(体幹)ダートチョコ(体力)

 

 

 

 

 

 

 

 これらは全て変身後に身体へ蓄積する各形態の副作用……だが、それだけじゃない。

 

 

 

 

 

 

「種明かしをすると、絆斗君がシステムを使えば使う程――絆斗君自身が強くなる」

 

 

 

 

 

 

 ストーンチョコやクランチガルムはゴチゾウ自体の出力が元々高い。

 

 

 

 

 

 

 

 ただ、強すぎるとシステムが判断した場合にはセーフティーが掛かるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、どっちも脳と目に関連するもので先天的な素質が大きく反映されるからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 繊細な部分には下手な負荷は掛けられないだろう、それに何とか出来る範囲でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ストーンチョコは事前な糖分補給で、クランチガルムもそれで何とかなる。

 

 

 

 

 

 

 

「正直、PHASE2までならシステムがなくても絆斗君なら自力で進化できる。だけどPHASE3」

 

 

 

 

 

 

 

 

――PHASE2で蓄えた力が一気に解放されて、新たなステージへたどり着いた――

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしても、君をそこまで辿りつかせる必要があった。どんな道に行くにしてもそれだけは」

 

 

 

 

 

 

 

『……なんでだ?』「恐らく君は赤ガヴよりも潜在的な力が高く……そして危険だったから」

 

 

 

 

 

 

 

「白い眷属のようなものをまた産めば、制御できずに潰れちゃうだろうしねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

〘……んん。〙『眠いか?』「まあ、絆斗君は主にゴチゾウみたいだしその心配はないかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「酸賀」「はいなんでしょ?」「お前、そいつが怖いのか?」「急に何?」

 

 

 

 

 

 

 

「内心気が気じゃないって感じに見えっけど、何気に武器に手をかけてるし」「鋭いね……」

 

 

 

 

 

 

 

『……なんでそこまで警戒する?』「逆に絆斗君が冷静なのが意外かな。白狼君はどっち派?」

 

 

 

 

 

 

 

「無臭でわかんねえけど、眠たい子供の顔にしかみえねえな」「……そう?」

 

 

 

 

 

 

 

『……酸賀、お前こいつに何する気だ?』「瓶を取り出して絆斗君用に調整する」「……」

 

 

 

 

 

 

 

『俺にこいつを倒させるために強くしたのか?』「それはゴチゾウと同じ眷属、制御か効か――」

 

 

 

 

 

 

 

『答えろ』「ちょっと待ってよ……絆斗君それは子供じゃない。眷属だってば」

 

 

 

 

 

 

 

「気持ちは分かるけど、それは世界を滅ぼせる自我のある兵器。危険性はわかるでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『その兵器と肩を並べられる存在を作っておいて今更何を言ってる?』「君は自分を制御できる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「絆斗君、それは危険すぎる。いつ暴走するかわからない。だからさ。俺に任せて」『……何をだ』

 

 

 

 

 

 

 

 

「そりゃ――」『お前は俺に銃口を向けて何度引けなかった?』「……ねえ、絆斗君」

 

 

 

 

 

 

 

『俺はこいつに銃を向けた。変身したまま……8年間閉じ込められたこいつに銃口を向けた』

 

 

 

 

 

 

 

 

 殺意もあった、殺すべきだと思った。子供じゃないってすぐに気づいた。

 

 

 

 

 

 

 

 引けなかった、引けるわけなかった。聞こえた泣き声の正体を確かめに行ったのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこにいる子供を助けたかったからで、誰かを殺すためじゃない。

 

 

 

 

 

 

『なのに、俺だと気づいて泣き止んで、駆け寄って抱き着いた。それのどこが兵器だ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「子供ってのは一度起きたら次は中々寝ないぞ」〘んん~〙『今日はこんな風に話したくなかった』

 

 

 

 

 

 

 

「そうだね、俺も――」『皆でただ美味しいものを食べたかった。』「……そっか、ごめんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――駄菓子屋:【代理移動販売店"ハピパレ"】

 

 

 

 

 

 

 

「……車あけっぱで不用心だな」『仕方ない、俺が退かしてくる』「君もカメラを良く起きっぱにしてた」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、マーチ。プリンは?」「急いで食べてきた、ゆっくり歩かないか?」「……え?」

 

 

 

 

 

 

 

 フジマサマーチ、笠松の特待生……だったっけ?カサマツに入学してから――。

 

 

 

 

 

 

 

「行くな」

 

 

 

 

 

 

 

――ごめん、僕はもう後戻りできない――

 

 

 

 

 

 

「君は……違う、本当の君は」

 

 

 

 

 

 

 

 

――全部思い出した、自分が何者で何を奪われたのか――

 

 

 

 

 

 

 

「8年の付き合いだって言うのに、私の事なんか忘れたのか?」「いいや、ちゃんと覚えてる」

 

 

 

 

 

 

 

 そうだ、8年前……記憶が飛んでから初めて出来た友達って言うか。

 

 

 

 

 

 

 

 坂本翔馬としての、幼馴染。カメラを持っていつも追いかけてたっけ?追いつけないのに。  

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、私は東海ダービー、最近だと岐阜王冠賞にも出たが……君はもう興味がないんだろう?」

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんって。約束したのに、全部すっぽかして。でもマーチなら……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、当然全て……と言いたいが。東海ダービー……負けたよ。必死にやってやっと2着」

 

 

 

 

 

 

 

「そっか、でも……ううん。君の負担になったのかな「違う……勝ち負けなんてもういいんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

アスファルトの端を、マーチと並んで歩く。自販機の唸りと、靴底が砂を噛む音だけが続く。

 

 

 

 

 

 

「……負けた時、何を思ったと思う?」

 

 

 

 

 

 

 

 立ち止まらない声だった。歩幅はそのまま、でも呼吸の深さだけが一段変わる。

 

 

 

 

 

 

「悔しいとか、無力感でもなく。君がそこに居なかったことが何より嫌だった」

 

 

 

 

 

 

 胸の内側を、肩ひもが食い込むみたいにきゅっと締められる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 反射的に、存在しないぶらさがったカメラに触れようとして手が空を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 マーチは少しだけ前を向いたまま、続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

「長く走ると決めた。私の道はこれからもっと長くなる。誰よりも長く、走るウマ娘になりたい」

 

 

 

 

 

 

 

 街路樹の影が、歩くたび足元でほどけては結ばれる。

 

 

 

 

 

 

 そのほどけ目に、八年分の置き忘れた約束がふっと顔を出す。

 

 

 

 

 

 

「だから次は負けた時に居て。勝った時も、もちろん。途中で息が上がる時も――そこに」

 

 

 

 

 

 

 

「……僕さ、馬鹿な事一杯やった。それをマーチには知られたくない、知ったらきっと――」

 

 

 

 

 

 

 

「また逃げたら私はどこまでも君を追いかけるぞ?」「……え?」

 

 

 

 

 

 

 

「オグリにも東海ダービーでも負けた私だがウマ娘から逃げられると思わない方がいい」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……マーチ、まだ僕にも撮れるかな。君の写真が――書けるかな、君の軌跡が」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いくらでも撮って書けばいい――だから、帰ろう。笠松に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ふん、大丈夫そうだな。』「ら~きあん、何してんのここで?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『幸果?女子会は良いのか?』「いやあ、車このままはよくないしさ~?ラキアンはプリンいいの?」

 

 

 

 

 

 

 

『急いで食べた――ん?白狼からか……何?』「どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

――数分前:【助っ人酸賀さん!】

 

 

 

 

 

 

 

『オグリ達どっか行ったな』「置手紙じゃ散歩だってよ。てかこのケーキ美味いな」

 

 

 

 

 

 

 

〔む~!け~き!〕『妙に美味いのは……マーチが翔馬を……な?』「だな?」

 

 

 

 

 

 

 なんか妙に美味いケーキから生まれてきた、薄浅葱色のゴチゾウ。

 

 

 

 

 

 

 切り分けたケーキのような形でこいつからは特別な力を感じる。

 

 

 

 

 

 

 ダートグミであそこまで力を発揮できるなら、こいつを使えば更に――。

 

 

 

 

 

 

 

〘あ~〙『こらっ、こいつはだめだ』〘う~?〙『こいつは食べたらだめだ、分かったか?』

 

 

 

 

 

 

 

〘む~……ん?……んっんっ〙『どうした?……そっちは酸賀の――あっ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

ガウ!ガウガウ!ガウ?が~つ!!ガツガツ!ガツガツガツ!

 

 

 

 

 ”ヴァナルガンドゴチゾウ”?……なんだこいつ、ガルムの亜種か?――いいや。

 

 

 

 

 

 

 

 にしては数が多すぎる、人工のゴチゾウか?こいつらの言葉はわからん。

 

 

 

 

 

 

 敵意はないな、俺を主と誤認しているらしい……となれば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ここにはどうやってきた?』がうがう?がつ!がつがつ!

 

 

 

 

 

 

 

 

――トビラ、セカイ、ワタッタ――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……”世界”……扉、こいつらが運んでる端末は一体はなんだ?――この先に何がある?』

 

 

 

 

 

 

 

 

「絆斗、その先すげえ嫌な匂いがする。異臭とかじゃない……危険な――絆斗!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……あっ?どうした白――』ガツ?!〔チョワッ!?〕〔ザク?!〕〔ブシュ?!〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絆斗ッ!!!――クソッ……」「おおう……?どうしたの白狼君?急に入ってきて?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……匂いが途絶えてる、どこ行った……さっきまでここに居た「え?……一体何がおこったの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ハント?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――???の世界

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いてぇ、何かが頭にぶつかった。いや俺が何かにぶつかった。何処だここ……。

 

 

 

 

 

 

 

「■■、■■■■■。■■■■■■■■■■■■■■。■■■■■■■■?」

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■■。すももの品種名。トリケラトプスの化石の愛称。フランスの歴史的な地方名……』

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。■■■■■■■■。■■■■?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『……酸賀絆斗、それ以外の何者でもない。お前が俺を呼び寄せたわけでもなさそうだな』

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■■……■■■■■。■■■■■■■■■世界■■■■■。■■■■■■■■■■■■■」

 

 

 

 

 

 

 

          

『その■■にか?』『■■、■■■■■■■■■世界■渡り方について君は学ぶべきだ』

 

 

 

 

 

 

 

 

『最後が聞き取れん。一体■■って■?』「これから渡り歩く世界で君には役割が与えられる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その世界が求めている役目を果たし、次の世界へ行くんだ」『■■、■■■■■■■■』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「世界の壁を超え、仲間をつくる。その旅はやがて、未来を変える。君の■■はそれから――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……もう行ってしまったか、さてすまないね。観測者達」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真に始まったばかりの彼の物語は少しの間、寄り道をすることになった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だが安心してほしい。この後に綴られる彼の物語が崩れることはない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これが本なのか、絵に描かれた物語なのかは知らないが……まあ、いつも通りの日常」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただお菓子を食べて、変な生き物を産んで。人知れず戦う彼らの物語は変わらない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうせなら、この先とこれまでの物語について考察するのも良い機会……おっと、すまない」

 

 

 

 

 

 

 

 

「見え方によってはこの独り言がこの話の続きになってしまうのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「それとも私が誰か気になるのか?なら進むのではなく戻ることもいいだろう」

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあそろそろ私も失礼するよ。一足先に物語を見たいからね」




【ゴチゾウ図鑑:ヴァナルガンドゴチゾウ】

 クランチガルムによく似ているが、どこか“こちら側ではない”匂いを漂わせる異界のゴチゾウ。

 身体は闇色の影でできており、まばらに銀色のきらめきが走る。

 鳴き声は”ガツガツではなく、低く響く”ガウガウ”。

 敵意があるわけでも、味方になるわけでもない。ただ世界の境を越えてやって来る。

 その存在はクランチガルムにとっても理解不能で、出会うたびに本能的に牙をむきあう。

13話~27話:仮面ライダーヴァレン(酸賀絆斗)人気投票+α(他キャラフォーム)

  • 超反応クランチガルムフォーム
  • 超大幹ロシュアガルドフォーム
  • モフモフボディドーマルフォーム
  • ビターなギフデットチョコルド
  • 気怠いどっぷりんフォーム
  • 新兵器プライマルクッキーフォーム
  • 思い出の味ダートグミフォーム
  • 漲る怪力ストロングカスタム
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