オリジナル展開しつつ、聖魔の光石ワールドを展開していきますので、暖かい目でお守りください!
一応、主人公のグレイはエイリーク編に分けて、エフラムと合流した際にオリキャラ達を半分に分けて、エフラム編を描いていこうと思います
それではお楽しみくださいませ!
アキレウスの村から出発したグレイ一行は、エイリークが境街セレフィユに来ることを願い、彼らはその足を進めていく。
それと同時期にもエイリーク達も「魔剣士グレイ」の噂を耳にし、彼女達もまたセレフィユへと向かっていく。
しかし、そんな彼らの思惑とは裏腹にグラド王国の牙が差し向けられようとは、この時誰も知るよしも無かった。
そんな中、無事にセレフィユへと辿り着いたグレイ一行は宿を確保し、武器とアイテムを調達すべく町へと顔を出していた。
~グレイside~
アキレウスの村を出発して、あれから俺達は魔物を討伐しつつ、ここ「境街セレフィユ」へと無事に辿り着き、街の中にある宿を確保し、全員体を清めてから、俺達は町へと出掛けていった。
ビクトリアとアルトリアは、アイテムを確保に道具屋と行き、俺とアキレウスは刃こぼれした武具を担いで武器屋に、それぞれ行動を別にしていった。
トリスタンはというと、すこし観光をしてくると言いながら、何か歌のようなものを口ずさみながら出掛けていった。
そうして俺とアキレウスは武器屋に着くと、刃こぼれした武器は直せるものは直してもらい、それ以外は売却して少しでも軍資金の足しにした。
魔剣クシャトリヤも見てもらったが、不思議と刃こぼれをしておらず、黒曜石の刃はいつも通り光輝いていた。
そうして俺達はやるべき事を終えると、一度宿に戻り休息をとっていた。その数分後には、トリスタンが食料を持ってきてビクトリアとアルトリアが一緒に調理し、暖かい食事を取ることができた。
流石に星肉や乾パンみたいなのは、もうこりごりだが文句は言ってられない。
皆が休んでいるうちに、俺は再び街へと赴きは情報収集に出掛けようとしたが、トリスタンも同行するというので二人で行くことにした。
街の中はいたって平和であり、さまざまな商店街もあり闘技場もあって、情報収集は後回しにしようと考えていた。
その時、俺とトリスタンの間を裂くように、純白の服を着た金髪のシスターが何やら慌てた様子で急いでおり、その時に俺の左肩がぶつかり彼女は振り向いて謝罪をした。
「ご、ごめんなさい.....!」
「あぁ、別に気にしないでくれ。」
「ありがとうございます。それでは.....」
「あ、ちょ!」
「グレイの怒った顔を見て、すぐに逃げ出しちまったな?」
「おい、そりゃどういう意味だトリスタン。怒っていなかったろ」
「まぁねぇ。でもあの慌てた様子、ただ事じゃないな。」
「ああ、何かあるな」
「おい、そこの二人の傭兵!」
「あん?」
「なんだ?」
俺は彼女の慌てた理由を聞こうてしたが、一目散にどこかへ走り去ってしまった。途中、トリスタンの横槍が入ってしまったが、そんなことは気にしないでいると、いきなり大声で呼ばれ俺達は振り替えると、そこにはグラド王国の紋章を掲げた兵士達がそこにいた。
おそらく部隊長であろう者が、俺達に先程のシスターについて問いただした。
「先程、ここに金髪のシスターが通らなかったが見なかったか?」
「いや見てねぇがどうしたんだ?」
「そうか見てないならいい。」
「何かわけありみたいだな。」
「そいつはグラド王国の裏切り者なのだ。もし見つけたら連れてきてくれ。報酬は弾む」
「いいぜ、考えとく」
「よし、ではな。」
「あーグレイ?本当にさっきのシスター捕まえるのか?」
「そんなことするわけないだろ。シスターは何か知っているかもしれないしな。一先ず宿へ戻るぜ」
「了解だ」
どうやらあのシスター.....いや、ナターシャさんは今回の戦争に対し異を唱えている人物なのは、ゲームをプレイしている俺だから分かる。
そして、ナターシャさんがいるということは、あの剣士も同時にいるはずだ。
俺はトリスタンと共に駆け足で、アキレウス達が休んでる宿へと向かっていると、町民たちがグラド兵が出てきたを知り、すぐに家に避難していた。
そうして宿につくと、すぐさまアキレウス達に街で起きてる事を話すと、すぐさま武具を整えて宿を提供してくれた亭主に、金を支払い飛び出していくと、すでに町中は武装したグラド兵があちらこちらに広がっていた。
「おいおい、なんでこんなにもグラド兵がいんだよ」
「さっきのシスターを追っているからかな?でもこの数は多いね」
「そのシスターも無事だと良いのですが...」
「なぁグレイ、ここは馬に乗ってる俺が先行していこう。機動力あるし、もしここにエイリークさんもいたら、すぐにお前の事も伝えられる」
「わ、私も賛成です。」
「分かった。だがトリスタン、無茶だけはするな」
「ハハハ!その言葉、お前さんにそっくりそのまま返すよ」
「ケッ!言ってくれるぜ。頼んだぞ」
「ああ任せろ。それじゃまた後でな」
トリスタンは笑顔で答えると、手綱を握りしめ風のように馬を走らせていった。
残された俺達も行動しようとしたその時、グラド兵が俺達の事を見るや取り囲むように、武器を構えてある質問をした。
「貴様ら何者だ!あのルネスのエイリークの一味か!」
「何!?」
「不味いぞグレイ。」
「ここは逃げましょう。流石に四人では」
「ま、待ってください!私達はそのエイリークの一味ではありません!」
「ん?貴様グラドの者か!なぜそんな者達といる!まさか我々を裏切ったか!」
「え!?裏切ってなんていな...」
「者共、こいつらを拘束せよ!」
「そ、そんな!」
「やれやれ、なんだか一方的じゃねぇか。お前ら、覚悟を決めろ」
「ビクトリアさんは僕の後ろに!」
「アルトリア、今は考えてる暇はない。ここを切り抜けるぞ、いいな?」
「.....はい!」
一方的な展開に嫌気がさしつつも、俺達はすぐさま武器を取り出して応戦する。
アルトリアは戸惑いながらも、細身の槍に力を込めて迫り来るグラド兵士の攻撃を避けて、心臓部を迷うことなく貫いていった。
アルトリアは人を殺めたのはこれが初めてだろう。
かつての同胞をその手で殺めてしまったことに対し、罪悪感を覚えていると、斧を持った別の兵士が襲い掛かろうとしたが、俺がすぐさま駆けつけて、鋼の剣を取り出しその兵士を一刀両断した。
「大丈夫かアルトリア?」
「は、はい。なんとか.....」
「初めての対人戦になるだろうが、気を抜けばやられるのはお前だぜ。」
「はい.....」
「終わったら、彼らを弔う。いいな」
「!?、分かりました。」
「トリスタンの奴も、無事だといいが...」
俺は自分なりにアルトリアの事を気にかけながら、彼女の肩を軽く叩きながら、再びグラド兵士達と応戦を再開した。
ビクトリアはアキレウスに守られながらも、ライトニングを放ってその敵が怯んだ隙に、アキレウスの槍術で一網打尽に葬られた。
俺達は希望であるエイリーク様が来ることを信じて、グラド兵士達と応戦を続けていった。
~グレイside.....end~
一方、エイリーク一行がこのセレフィユにいるということを耳にしたトリスタンは、風のように馬をはしらせていると、どこからか男女入り乱れた声が聞こえ、理魔法の「ファイヤー」と「サンダー」が放たれるのが見えた。
「もしかしたらあそこに噂のお姫様がいるのか?相棒、いっきにいくぜ」
「ヒヒーン!」
トリスタンは相棒の馬に「アーク」と名付け、先程聞こえたところへ駆けつけると、やはりグラド兵士に囲まれていた複数の男女が応戦しており、トリスタンはすぐさま鉄剣を鞘から引き抜き、グラド兵士を後ろから強襲していった。
すると、その中でも一際存在感が強い女傭兵に気がつき、トリスタンは剣を鞘に収め近づこうとしたとき、彼女の方から近づいて何者かを尋ねた。
「加勢してくださりありがとうございます。貴方は?」
「礼には及ばないさ。俺の名はトリスタン。あんたはもしかして噂のエイリークさんかい?」
「どうして私の名前を...?」
「俺の大将が、あんたがここに来るのを待っていたのさ」
「その大将というのはもしかしてグレイのことですか?」
「正解だ。このままあんた達と共闘した方がよさそうだ。おれが来た方角にグレイと他の仲間がいる。」
「わかりました。力を貸してくださると助かります。でしたらトリスタンさん」
「ん?」
「私の従者であるフランツをグレイの元まで連れてってくれませんか?もしかしたら、すぐにわかってくれるかと」
「いいぜ、連れてってやるよ」
「フランツどこですか!」
「はい、エイリーク様!」
「このトリスタンさんについていって、グレイを説得してください」
「分かりました!トリスタンさん、はじめまして。フランツと申します」
「よろしくなフランツ。俺が来た道ならグラドの奴らはいないはすだ。一気に駆け抜けるぜ、遅れるなよ?」
「はい!」
トリスタンは可憐な姫騎士「エイリーク」に声をかけると、彼女は彼がグレイの仲間だと聞かされると、グレイの同期であるフランツを向かわせ、二人は風のごとく馬を走らせていった。
その頃のグレイ達は、迫り来るグラド兵を次々と薙ぎ倒していき、グレイが猪突猛進の如く、クシャトリヤで兵士達を一刀両断し、
そんな彼らの元に、トリスタンとフランツが駆けつけると、フランツは地面が赤く染まりきっている場所に目を向けると、黒曜石の大剣を担いだ旧友が、息を整えながら構える姿を見ながらも、すかさずフランツ馬から降りてグレイに声をかけた。
「グレイ!」
「ッ!?。その声はフランツか!どうしてここにいる!いや、まさかお前がいるということは、エイリーク様もいるのか?」
「そうだよ。エイリーク様もいるし、ゼト将軍も旅の道中で出会った仲間もいるよ」
「ゼト将軍も健在か!わかった、これからそちらに向かうから案内してくれ。」
「わかった!相変わらずだね君も」
「お前こそ、その優しい性格はそのままだなフランツ。よし、行くぞ!」
「うん!」
フランツとグレイは言葉を交わし、グレイ一向はアルトリアとビクトリアをそれぞれ、トリスタンとフランツと共に馬に乗せ、アキレウスとグレイはお互いに速度をあわせて、六人はすぐさまエイリークの元へと向かっていった。
一方のエイリーク達は、新たにナターシャとヨシュアを仲間に入れ、次々と現れるグラド兵を一掃していき、敵大将であるザールが立ちはだかるが、エイリークの所持するレイピアにて、鎧の隙間を一閃の一撃にて撃破していた。
そうして戦いが終わると、エイリーク一行の元にグレイ達がやっとの思いで合流を果たし、グレイはエイリークの姿を見ると、すぐさま御前に膝をつくと、彼女もグレイを見るやすぐにゼト共に話を聞くことにした。
「エイリーク様!ご無事でなによりです」
「グレイなのですね?貴方も無事で良かったです。貴方の事はトリスタンから伺っています」
「はっ、恐縮であります。我々もルネスが滅んだと聞いたとき、絶望に追いやられましたが、エイリーク様とエフラム様が生きておられることを耳にし、仲間と共にこのセレフィユに馳せ参じた次第でございます。」
「そうだったのですね。心配かけて申し訳ありません」
「いえ、謝ることではありません!」
「グレイ、無事でなによりだ」
「はっ!ゼト将軍も息災でなによりです。」
「あのグレイ、この戦いを終わらせるためにもう一度力を貸してくれませんか?」
「一度騎士を目指した者として、否定する理由もありません。ルネス再興の為にも、今再びこの身を捧げましょう。」
「ありがとうございます。貴方とその仲間の皆さんに感謝を」
「勿体なきお言葉です」
エイリークはグレイを今一度、ルネスの傭兵として任命すると同時に、彼らの仲間も受け入れより一層傭兵団てしての形が整った。
ゼトはグレイと、アーマーナイトのアキレウスと言葉を交わし、もう一度共に戦えることに感謝し、お互いに剣と槍を重ねるように掲げ、ルネスの為に忠誠を誓った。
ビクトリア達は、新しく仲間になったのでエイリークの仲間達と挨拶を交わして交流を深めていた。
だが、アルトリアはその一段の中に入ることなく距離をおかれていた。
その姿を見かねたエイリークがすかさず、優しく声をかけた。
「はじめまして、私はルネスの王女エイリークと申します。貴女は?」
「あ、は、はじめまして.....。私は元グラド兵のアルトリアと申します.....」
「アルトリアさん、どうして距離をおかれているのですか?」
「私は元々グラドの兵士です。もしかしたら、恨んでいる方がいるかもしれません。私は命の恩人であるグレイさんに、恩を返すためについていますが、あの中にはとても入れなくて...」
「そうなのですね。でもアルトリアさん。そのグレイと仲間の皆さんはそう思っていませんよ?」
「え?」
「ほら、グレイが貴女の事を心配して手招きしてますよ」
エイリークはそう言いながら指差しし、アルトリアはその方向を見るとグレイが、初めて会ったのにも関わらず、笑顔で仲間と会話しており、アルトリアの事を見つけると大きく手を振り、「お前もこっちにこいよ」と言わんばかりに手を振っていた。
アルトリアはそんな彼を見ると、悩みが消えて、エイリークに会釈して、暗い顔から明るい顔になり、小走りでグレイの元へと向かった。
それかエイリーク達は、戦いで犠牲となったグラド兵の死体を丁重に葬り、修道士のアスレイとビクトリアが共に祈りを捧げると、グレイ達も黙祷を捧げた。
それからエイリーク達は、戦場で行方不明となった兄のエフラムへと向かうことにし、グラド本国へと足を踏み入れ、グラド兵と戦いを避けつつ行動をすることになるが、またその牙は静かに歩み寄っていた。
~???side~
グラド帝国のとある幽閉された塔の中に、彼女は沢山の書物に囲まれながら、か細い蝋燭を頼りに静かに過ごしていた。
だがそんな彼女の元へ、一人の騎士が塔内部の螺旋階段を上っていき、彼女の部屋へと辿り着くと、ノックを三回鳴らし静かに入室し挨拶を交わした。
「マーリン様、食料をお持ちしました。さぁ食べましょう」
「んー?あぁ、ルキウスじゃないか。いいとも、丁度お腹減っててさ」
「もうこの塔にいることはないでしょう。なにせ今グラドは...」
「戦争を仕掛けたんだろう?風の精霊たちが教えてくれたよ。やはりこうなるとはね」
「ええ。しかしそんな中でもルネスの王女エイリークと、王子エフラムが各地で対抗しているだとか。他にも聞いたところ『魔剣士グレイ』なるものもいるとか」
「マーリン」と名乗る彼女は、自身の部下であるルキウスから食料を貰い、ゆっくり食べながら今の現状について聞き出し、ルキウスも椅子に座り対面する形で情報提供し、密偵から魔剣士グレイの事を伝えると、マーリンは左手に水が入ったグラスを口に運び飲み干すと、その魔剣士について疑問を抱きルキウスに質問をした。
「魔剣士グレイ?聞いたことがないね。ルキウス、彼との面識はあるのかい?」
「はっ。戦争が始まる前にデュッセル将軍の元で、一度だけ模擬戦の相手を勤めたことがあります。かなりの剛力の者です」
「ほう。そういえば魔物も出ていると聞くけど、もしかしてその魔剣士が活躍してるんじゃないかい?」
「恐らくは。セレフィユに滞在していた私の密偵が言うには、黒曜石の大剣を用いた傭兵の者だったと。」
「おもしろい。その魔剣士に興味も沸くが、それよりもルネスの王女に会うことに決めたよルキウス。」
「行かれるのですねマーリン様」
「うん。今のグラドにはいられないからね。さ、行くよルキウス」
「はっ!」
マーリンは食事を終えて、すぐさま装備と準備を整えて、蒼玉のついた杖を片手にもち、ルキウスと共に塔から脱出した。
するとルキウスの部下である数名のソシリアルナイツと、女性のパラディンが一名待機しており、その上位職のグレートナイトであるルキウスは、すぐに彼らに指示を出した。
「諸君、私とマーリン様はこれよりグラドを発つ。貴公らはグラド王国内部の治安維持を頼む。本来ならば私の役目であるが許してくれ」
「ハッ!」
「大丈夫です、ルキウス様。後は我々にお任せを!」
「それと、もしこのグラドに攻めに来る者がいれば、その者達に力を貸してやってくれ。」
「承知しました」
「ランスロット」
「はい、ルキウス様」
「貴公は私の中でも、一番信頼と実力がある。君が私の代わりにソシリアルナイツ達を先導してやってくれ。」
「ハッ!後の事は我らにお任せください、ルキウス様とマーリン様も御武運を」
「じゃみんな、後はお願いね」
「では行ってくる」
ランスロットと呼ばれた女性のパラディンは、マーリンとルキウスと握手を交わし、二人を見送ったランスロットは、ソシリアルナイツをまとめ、グラド王宮に戻っていった。
後にランスロットは、グラドに戦いを挑むルネスの王子エフラムに力を貸すことになる。
それはまた別の話.....
いかがでしょうか?
早速しおりと、いいねをいただきありがとうございました!
まだまだこれから書き進めていきますし、ゲームも振り返って支援会話や、オリジナルの聖剣・魔法も作りたいとおもってます!
またキャラクター解説も、話の間に書いていこうかなと思っております。
それではまたチャオ!