栄主と歌姫と白閃と   作:イ―グル

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筆者は防大についてほとんど知らない上、
辻褄が合わず稚拙なところが多いですがご了承ください。

一限=90分で計算

2025年6月16日 改稿
2025年6月18日 改稿
2025年6月21日 後書きを改稿
2025年6月25日 後書きと本文を改稿
2025年7月2日  改稿
2026年2月18日 改稿
2026年2月19日 改稿
2026年2月20日 改稿


第二話 防大の日常

二〇二八年二月五日

 6:00 起床

防大の朝は早い

防大生の一日は起床ラッパから始まる。

最初のころは慣れず、よく教官に叱られたがもう慣れたものだ。

素早く準備を終え日朝(にっちょう)点呼へと向かう。

「やぁ仁、おはよう」

「あぁ、晴斗おはよう。早く行こう」

点呼が終わった後は清掃活動をし、食堂に向かう。

 

 6:40  朝食

食事は厳しい学校生活の中で数少ない楽しみの一つだ。

兵站が士気や体力を左右するということをよく思い知らされる。

「仁、レポートの提出明日までだったけど進んでる?」

「ああ、何とか今日提出できそうだ」

そんな他愛のないことを話しながら食事をしていると 

「やぁ、元気そうだね」

「「お疲れ様です!原田先輩!」」

2年生の先輩である原田先輩に話しかけられた。

「まあ、楽にしてくれ」

「「はい!ありがとうございます!」」

「それでどうだい、ここでの生活は」

「一年近くも過ごしているので慣れました」

「それはよかった。晴斗君も調子はどうだい」

「特に問題はないです。ひとまず進級はできそうです」

「私も次の学年へと進めそうだ。来年もよろしく頼むよ」

「「はい!」」

「おーい、原田ー」

「おや、どうやら私を呼んでいるみたいだね。それではまた」

「「はい!ありがとうございました!」」

そういって原田先輩は行ってしまった。

その後も談笑を楽しみ食事を食べ終えた後、次の課業へと向かった。

 

 8:10 国旗掲揚 朝礼

国旗。国を守る役割を持つ自分たちにとっては特別な存在。

国を守るということについて考えながら朝礼を終え、学生の本分である学業へ向かう。

 

 8:30 1時間目

学生の本分である学業。ここでは、通常の学科学部以外に日本で唯一の防衛学を学べる。

今日の1時間目はこの防衛学で、戦略に関することだった。

この世界では、周辺地域の情勢緊迫化により2013年に他国への戦略的な活動を行う

戦略自衛隊が組織されていて、それによりこの戦略に関するところはそれ以前に比べて、防衛学の中でもかなり重視されている。

 

 12:00 昼食

朝と同じ食堂で昼食を食べる。

「今日は…カレーか」

そういって食事をもらったのち、適当な席へと着いた。

「次、訓練だよな」

「あぁ、たしか小銃訓練だったはず」

「まじかー。あれ銃口の向きとか薬莢の回収を気を付けないとめっちゃ怒られるんだよな」

「人の安全を守るために必要だからな、何が何でも守らなきゃいけない」

「まぁな。午後も頑張るとするかー」

そう駄弁っていると

「よう、元気してるか」

「「島崎先輩!お疲れ様です!」」

3年生の先輩である島崎先輩が話しかけられた。

「元気そうやな。勉強のほうはどうや」

「はい、順調に進んでいます」

「そうか。頑張りや」

「「はい!ありがとうございました!」」

時間を見ると12時半だ。話し始めて20分以上たっていた。

その後は、雑談しながら昼飯を食べ終え、次の授業の場所へと向かった。

 

 13:00 3・4時間目 小銃訓練

自衛隊の訓練といえば銃を撃つというイメージを持っている人もいるのではないだろうか。

だがそれ以外の訓練もあり、例えば、部隊見学、野外勤務、水泳等がある。

そんな中今回は64式小銃の分解・組み立て訓練と射撃訓練を2時間かけて行う。

分解はスムーズにできたが、組み立てに関してはどうしても時間がかかってしまう。

その結果組み立てにかかった時間は、下から5番目とかなり悪い結果となってしまった。

「よっし!タイム上がったぁ!」

「晴斗いいなぁ。自分なんて下から5番目だよ」

「まあまあ、次に活かせばいい、次に」

「そうだな。よし、次の訓練も頑張るぞ!」

次は射撃訓練。これは教官の指示にしっかり従わないと危険なため耳を澄まして、

教官の指示を聞く。 

「構え!」

チャッ

「6発!立射(りっしゃ)!打て!」

ダンダンダンダンダンダン

「下げ!」

チャッ

この時に薬莢や弾薬の管理を怠ると、生徒教官総手で探すことになるので気を付けている。

かくいう自分の成績はというと30発撃って18発が命中し、晴斗も同じようなものだった。

「まあまあだな」

「まあまあだ」

こうして訓練は終わっていった。

 

 16:35 5時間目  特別訓練

この日の五時間目は特別訓練とだけ知らされており、何をやるのか全く分かっていなかった。

「一体何をやるんだろうな」

「さぁ、まったくわからん」

そうして整列しながら待っていると教官が現れ話し始めた。

「今回は対ウマ娘用の訓練を行う。もし敵特殊部隊と接敵したときの護身術なのでしっかり覚えておけ」

まさか対特殊部隊、それもウマ娘用の訓練を行うとは思っていなかった。

「今回の訓練の補助ために外部から講師を来てもらった」

すると、教官の陰からウマ娘が現れた。

「皆さんお世話になります」

「今回、身体能力が長けている特殊部隊ウマ娘との交戦を想定し、元アスリートウマ娘を講師としてお招きした」

「と言っても、ウマ娘に対しての護身術って一体……」

それからは模擬人形を使い、手本を示してもらいながら訓練は進んで行った。

内容としては

  ・ウマ娘との交戦は可能な限り距離を取る。

  ・接近された場合ヒトと同じ急所を狙う

等のことが言われた。

「改めて、ヒトがウマ娘に勝てないって実感するよ、仁」

「あぁ、そうだな。でも、俺たちはやらなきゃいけないんだ」

そんなことを言いながら訓練は終わった。

 

 18:20 入浴

どこぞの新世紀なアニメで風呂は命の洗濯と言っていたがまさにそうだと実感する。

暖かい湯は身も心もきれいにしてくれる。

だが、風呂が閉まるまで残り30分しかないので、早めに出て食堂へ移動した。

「叶わない願いだが風呂はゆっくりつかりたいな」

「あぁ、同意する」

 

 18:40 夕食

一日の締めくくりの食であるため、ゆっくりしたいところだがこちらも閉まるまで20分と短いので急いでかき込んで日夕(にっせき)点呼の場所へと移動する。

 

 19:15 日夕(にっせき)点呼

夜の服装チェック。理不尽な理由で罰せられることもあるが、今回はなかった。

「毎回ここは冷や冷やするな」

「若干髪が濡れてたけど何とかOK出たな」

 

 19:20 自習時間

立場上公務員とはいえ、実際は学生。なので復習・予習・レポート作り等の自主的な学習が必要になってくる。しかも、普通の大学生の行う科目以外にも防衛学の範囲や訓練の手順やコツなどをキッチリと復習し使えるようにしておかなければ、いざという時に自分の命を守ることができないため眠い目を擦りながらやっていたところ

「頑張っているな、仁君」

と小声で島崎先輩が話しかけてきた。

「島崎先輩、お疲れ様です」

「ほら、差し入れや、がんばってくれ」

と缶コーヒーを渡してくれた。

「ありがとうございます、島崎先輩」

「それじゃ、頑張りや」

先輩からのエールを受け取りながらも頑張る。

それは、この国の運命が自分たちの双肩にかかっているかもしれないからだ。

頑張るぞ、仁!

 

22:20 消灯10分前

寝る準備を終えてゆっくりしていると、晴斗が話しかけてきた

「まさか、本物のアスリートウマ娘と直接訓練出来るとは思っていなかったぜ」

「自分もだ。本当に走っていた競争バと直接会ったのは初めてだ」

「それにしても美人だったよな~」

「それには、同意する」

「なぁ、そういえばお前が前に話していた歌姫って誰なんだ?」

「星街すいせいさんという人で、元の世界でもVtuberだった人なんだ。この世界でも活動してる」

「ほーん、お、今配信やってるみたいだぞ」

「何、見せてくれ」

『すいちゃんは〜〜〜今日も可愛い〜〜!』

「あの人この世界でも変わんないな」

話していた時、部屋の扉が開いた

「消灯3分前だぞ!早く寝ろ!」

「おっと、まずい早く寝なければ」

「そうだな、それじゃあおやすみなさい」

「おぅ、おやすみ」

こうして防大生である自分の一日は過ぎていく。

頑張れ、仁。




原田 健二
身長 171cm    趣味 ランニング
年齢 20歳
誕生日 9月6日
体重 60kg
特技 運動
仁の2年生の先輩。
裕福な家庭の生まれで、口調が丁寧なのもその影響。
防大に入った理由は自立するため。

島崎 勝
身長 174cm    趣味 パ―ティ―
年齢 21歳
誕生日 12月3日
体重 61kg
特技 料理
仁の3年生の先輩。
関西出身で粉物料理が得意。
最近パ―ティ―ができなくて不満。
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