新キャラ続々だけど、今後出すかは一切考えていません。
夏休みの話
眠い。
クッソ恥ずかしい夢を見た気がするものの、内容はまったく覚えていない。
時間を見るとウワッ!5時だ。眠いはずである。
一学期が恙無く終了し、心配していた花菱の補習も無く、親の許可も出たので中学時代の級友とカラオケでオールし、ハッス(名前を長谷川…長谷川……まあいい)の家で男6人雑魚寝。
現状を見ると地獄絵図。ハッスはもちろん花菱、ユウ、ネイダー、モッチがこんがらがるような形で寝ている。半裸で。誰だよ脱衣ポーカーやろうぜとか言い出したの。あ、僕だ。
ハッスはデブ……違うのか?動ける巨漢というヤツだ。趣味はフリーランニング。一時期ボンレスというあだ名だった。この男が軽々と宙返りするのは圧巻である。壁蹴り宙返りも出来る。馬鹿にされていようが甘んじて受け入れるというか、お笑い気質というか。
ユウ。
モッチ、
我ながらかなり失礼なことを言っている気がするが、大切な友人達だ。今足に絡みついていたユウの手を蹴りほどいたとしても。
女子の友達がいるか?いや、潤いは欲しいが幻想だと思っている。共学で女子の知り合いが出来るのは一部のモテグループだけで僕達の様な中途半端グループはそもそも……いや、よそう。不毛だ。
ハッスは、動かせないから適当にタオルケットをかける。ユウは軽いから、軽いな!?ちゃんと食べているのだろうか。ベッドに投げる。んみゅ、とか野太い声で言うな。花菱とネイダーはそのままでいいな!起きた瞬間に強面とイケメンで顔を合わせて絶叫するがいい!モッチは……なんで端のほうにいるんだ?コイツもそのままで。
僕はお前らのカーチャンか!まあいいや、今日から夏休みである。
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「オイこのガンシュ壊れてるだろ!全然あたんねーぞ!」
「いや当るよ。行ける行ける。妙にリアルで反動エフェクトなのか弾道がそれるけど」
あのまま起きていてもよかったが二度寝をすると、全員起きたのが11時。一旦家に帰り昼を食べてから駅前の喫茶店で待ち合わせ、適当にぶらぶらとすること数分。見知った商店街のうらぶれたゲーセンで騒いでいる。
店員もなれたもので、傍から見れば異様な取り合わせでも黙々と仕事をしている。なお店主がネイダーの叔父。
もうね、チープな実際ではありえない色した銃型のコントローラーなのにちょっと下のほう狙わないとカーソルが跳ねるんだよね。ここのガンシュ。昔からこうなので壊れているのか仕様なのかわからないけれど。
あとメーカー保障が確実に降りなくなっているであろう改造された対戦台がある。
昔ながらの格闘対戦筐体ゲーム機にマブカプ3が入っている。
うん、この世界にマブカプあったんだ、とか思った。ただ、入っているキャラが微妙に違うというか増えているというか。ラクーン&グルートって表示されたときの驚き。
ハイランカーは見たこと無いけれどちっさいお嬢さんで社長とキャプテンとウルが得意だそうで。
というか一昨年からその子しか店の大会優勝して無いらしい。リアルファイトに発展しそうなものなら店主が止めに来る。ザンギエフみたいな見た目のオッサンにケンカを売りたいならどうぞ、である。
「もうモッチが両手撃ちした方がスコア稼げるのでないでしょうか」
「俺は諦めない!って上しかあたんねー!」
「むしろ当るようになったのかよ!」
「ヒィッヒヒw腹痛いw」
「コンテニュー無し?死んだけど撃ち足りないんだが」
「どっちもゲームオーバーしたらバッティングセンター行くって言っただ…でしょうが!わすれんな!」
アップデートしたらしいので!
230km/hから240km/hだそうなので!
待っていろ店主。ホームランしてやる。
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230km/hには勝てなかったよぉ。
即堕ち2コマどころの話じゃない。どころか届いてすらいない。
200km/hが最高記録だったんだけど、とりあえず210に挑戦してすぐに打てたから220にしたら全然違うの。超え甲斐のある壁にであった。
なお後ろで見ていた4人はもう何がなんだか分からないらしい。花菱は知ってるからいいとして。
「前々から思っていたけど人間止めはじめてるヤツが友達ってのも考え物だよなw」とはモッチの弁。あいつが言うとなまじ濃いメンツの良心的存在だから深みが、僕にダメージががが。
周りからどうして野球部に入らなかったんだといわれる事があるのだが、僕は打てるだけなのだ。
いや、野球部の努力を舐めてはいけません。
この世界は元がそうだったのかソフトもかなり強いのだ。
あと女バスとサッカー。
……IS登場後なるべくしてなったのかもしれない。女尊男卑。そう考えないと幾らなんでも速過ぎる。
今は図書館で夏休みの課題を消化している所だが、何故受験生である我々課せられねばならんのだ。就職組はともかくとしても。
ここで時系列を考えてみることにした。どうせ僕とハッスとモッチの課題を移すだけだろうしな。あ、だとすると花菱ハードだ。同じ学校なのあいつだけだし。3人とも課題は貰ったその日からやってしまうので初日に終了している場合がある。ネイダーはコツコツ進めるタイプ。意外にもユウは新学期まで残すことが多い。
ソファのあるスペースで機械工学近代史を開きながら、完璧。これでごまかしが効く。
えっと、原作で一夏が小1のときに白騎士事件だろ?その時千冬は14?15?だったはずだ。で、去年の出来事だから僕が17。
鈴が転校してくるのが小5で、千冬がモンドグロッソ優勝と同じ年。この頃に大学生であることを考えると教員になれないことも無い?僕が成人してるな。受験に失敗しなければ僕も大学生だ。
一夏が厨…中2でモンドグロッソのときに誘拐される。14歳で、千冬は22?3?僕はどこかに勤めているか、あるいは……。
って、この状態だと教員免許取ったか取ってないかの時期にドイツへ発つのか。強行軍だな、ホント。
ん?待て待て、落ち着け。千冬がIS学園で働き始めた時期が日本にいるのに中々帰ってこない時期と合致するには原作開始の一年前に帰国してなければおかしい。でも作中のラウラの言葉とは一致しない。どうなっている?
……現実逃避などしていない。
その頃には三十路カウントダウンだなんて思っていないのだ。
いないったら、いない。
仕事が休みのこの日に!
校閲を終了させねば!ねば!