大惨事聖杯戦争 with リリス   作:箱イベ・10周年備えなし

9 / 15
ギリギリ更新出来た……


9話

 

 それは、聖杯戦争に参加する陣営でも真ん中の時期(とき)に呼び出した悲嘆の求道者のお話である。

 

 

 

 

 間桐臓硯の仕事というのはとても多く、特にこの時期になると油断を一切しなくなる。聖杯戦争の御三家としての警戒……聖杯という文言に釣られた愚物もそうだが、特に今回は介入者が多すぎるからだ。

 

 

 ────前回、アサシンを呼んだ因果が巡ってきたということか。

 

 

 

 前回の聖杯戦争では、間桐臓硯が呼んだアサシンが全てのマスターを暗殺し、戦いを終結させた。その時、聖杯の本当の使用法を知っている臓硯はどうにか自身のサーヴァント……すなわちアサシンを退去させなければならなかったのだが。その裏切りに気付いたアサシンが臓硯を、蟲を殺し尽くした結果明確な勝者はいないまま幕を終えた。

 

 

 

 その結果、御三家のうち二つはサーヴァントに対する価値観を変えざるを得なかったのだ。

 

 

 

 一つはアインツベルン。勝者不在という結果も問題なだが、魔術師のみならず一般人にも被害を与えたという事実が神秘の秘匿に反すると義憤を覚えたのである。

 

 

 そこには御三家だけでは手が回らないという情け無い事実と…………こうも容易く有望な魔術師を殺してくれたら儀式の継続が不可能になると懸念があった。参加者が集まらなければ儀式を行うことはできない。安全地帯(セーフゾーン)がいる。錬金術で景品を作っている身として強くそう思った。アインツベルンは半ば儀式を行うという事が目的であるようになっていた。

 

 

 監視を受け入れるのは合腹だが、仕事をしてくれるのであれば問題ない。せめて時計塔に隠れて行う田舎の猿知恵儀式くらいには思ってもらえるように偽装しよう。少しの手間をかけた後、

 

 

 ──時計塔と聖堂教会。相反する二つの魔術組織の介入を正式に頼んだのである。

 

 

 

 

 もう一つは、間桐。……マキリ。

 

 彼はアサシンを実際に操ったマスターとして、使役する英霊の危険性について再認識をしたのだ。願いを求めて無様な蟲のように聖杯の輝きに集まる英霊は見てて滑稽だが、魔術師(われわれ)が真の目的に使用するには裏切りが必要不可欠である。もちろん、炉に入れと言われて喜ぶ存在はいない。特に誇り高いものこそ裏切りは御法度である。

 

 

 臓硯は、英霊の力が主人に向く事を恐れて絶対命令権……令呪を開発することにした。

 

 

 

 令呪。聖杯からの入れ知恵にはサーヴァントに運用することで三回に限り魔法にも及ぶ奇跡を起こす事ができる切り札となっているが。

 

 勿論それだけではなく、本命は最後に残った自分の駒を処理するための断頭台であった。

 

 

 手に残る赤い聖痕を撫でる。確かに機能しているようだと満足をする。これなら問題ないだろうと安心しながら自身も召喚の準備を行なった。

 

 

 

 誰も見るものはいない。伏魔殿である間桐邸の地下に位置する召喚場。辺りは暗く、蟲で溢れる常人なら生理的嫌悪を感じざるを得ない場所で腕を突き出す翁が一人。

 

 

 祝詞を唱えれば、召喚陣からは蒼白い光が湧き上がる。

 

 

 ───素に銀と鉄。 礎に水と支配の頤使者。

 ───降り立つ風には壁を。

 ───四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。

 

 

 儀式場全体の魔力が震える。肌でそれを感じる翁は止まらない。祝詞の続きを口ずさむ。

 

 

 

 ───閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

 ───繰り返すつどに五度。

 ───ただ、満たされる刻を破却する。

 

 

 魔力の流れに怯えて、蟲たちは逃げていく。光はより強くなり、部屋を照らす明かりへと変わる。

 

 

 ───告げる(セット)

 

 

 今回の英霊召喚……実は触媒を用意していない。令呪の作成に忙しく微妙な触媒しか手に入らなかったことと…………隠れているつもりだったのか、自分よりも年上の来訪者。天羽を名乗る魔術師に邪魔をされたからだ。

 

 魔力は感じず、工房も掴めなかったが……間桐臓硯は間抜けでは無い。それ以外の方法で推理し、脅威を探り当てた。霊脈を握っている怪物は強かである。

 

 

 ───汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

 ───聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

 

 

 英霊の召喚には、英霊を呼び出す力の源泉たる聖杯が大きく関わっているのは道理である。しかし、それ以外にも決定のための要素がある。

 

 一つ目は、さっきから挙げている触媒。

 

 二つ目に、召喚場である土地そのものの記憶。

 

 三つ目に、召喚者本人のパーソナリティと遺伝された血の記憶である。

 

 

 これらに一つも引っかからないというのは非常に稀、こじつけの縁すら存在しない場合などほぼほぼ無いと言っていい。基本召喚をした時点で、誰かは場に降り立ち戦へと身を投じるのである。

 

 

 ───誓いを此処に。

 ───我は常世総ての善と成る者、

 ───我は常世総ての悪を敷く者。

 

 

 静かなけれど力強い言葉。翁の低い声が響いて聞こえた。

 

 

 ───汝三大の言霊を纏う七天、

 ───抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ

 

 

 現れたのは、黒髪の青年。

 赤い炎を纏い、現れた好青年だ。赤い羽織を身に付けた教会の祭服を着た存在である。

 

 

 

 

「召喚に答え、参上しました。真名、天草士郎時貞。此度は魔術師(キャスター)のクラスを拝命したのですが……どうやら裁定者(ルーラー)との二重召喚(ダブルクラス)のようです」

「…………ふむ、なるほど。儂は間桐臓硯、お前を召喚したマスターになる。世話をかけるぞ、キャスター」

 

 

 人好きのする顔で、化け物相手に慈愛のある表情で会話を図る英霊。しかしその目は全く笑っていなかった。経験の甘い聖職者め、儂がその程度見抜けぬはずもないだろうにと臓硯は嗤う。

 

 初対面は実に良好であった。

 

 

 臓硯からすれば気になることがら多すぎる場面である。自身の怪物としての本能が目の前の信仰者から恐怖を感じている。おおよそ不死に近い自分を滅ぼせる相手を目の前にして動揺しないのは流石の翁である。

 

 

 他にも、相手は()()()()()()……と名乗ったな? 益田時貞、天草士郎。それは本来召喚されないはずのこの日の本の英霊である。

 

 

 

 島原の乱の一揆勢力の中心人物。生まれながらのカリスマを備え、当時のキリシタンに救世主と慕われた奇跡の使い手と言われる人物。なるほど、()()()()()()()()? 少し気になるが今は些事である。

 

 

 

 最後に裁定者、だと? 聖杯戦争に当て嵌まらない七騎以外の番外(エクストラ)。何をもって裁定と呼ばれるのか全くわからないが……異常事態も異常事態である。

 

 今回の聖杯戦争、何かがおかしい。いや、もう既に何かが狂い始めたのか? ……だとしたらそれは何だ? 

 

 臓硯は儀式の異質さに思考を続けざるを得なかった。それが自分の人生を捧げたものであるために。だから、目を離した。自分の天敵から。自分を殺し得ると認めた相手を前に気を抜いてしまった。

 

 

 

 本当に一瞬の出来事である。

 

 

 天草が、召喚場の全体の様子をちらりと見た後、周りに蔓延る気色の悪い蟲を全て炎で薙ぎ払う。対応する暇もない臓硯の首に日本刀の刃が付けられた。

 

 その様子を見た臓硯は、なるほど少しはやるではないかと己のサーヴァントの情報を上方修正する。

 

 

 向けるのは敵意。漏らすのは殺意。

 天草は自分のマスターの命を握った。

 

 

 

 

 

 

 天草四郎にとっては今の状況全てが不思議でしか無かった。

 

 思い出すのは己が記憶。

 

 島原の地獄を見た。

 血と炎の赤い記憶、惨劇の果てに天草四郎時貞は己の身を焼き焦がすほどの怒りとそれすら冷めるほどの悲しみを抱いたのだ。

 

 教えと祈りの果てにどれだけの無垢の命を傷つけただろうか。思えば犠牲を払い、多くを失って取りこぼしてきた我が人生である。けれどそんな身でも機会が回ってきた。

 

 

 主の奇跡たる聖杯。それがこの手に得られる聖杯戦争。もし勝ち上がることが出来たならば──それは、なんたることだろうか。幸運、名誉、救い……それ以上の主への感謝を感じた。もしマトモなマスターに呼ばれたのなら、多くを救う主の愛に、祈りに応える主の慈悲に感謝してその身を任せたのだろう。

 

 

 しかし現実は違う。臓硯と名乗った化け物が一匹。主すら憐れむ悍ましい怪物が目の前には立っていたのだ。

 

 そして、自分がマスターだと言い始めた。人に害をなす生き様で主の奇跡たる聖杯を望むなどという度し難い言葉を許すことは出来なかった。

 

 

 聖杯から与えられた知識を振り返る。

 

 

 ──曰く聖杯戦争では極東の英霊が召喚されないらしい。

 

 天草の聡明な頭が回転する。化け物に警戒されないように受け答えをしながら次の最適を行動を探すため現状を見る。

 

 ──曰く裁定者のクラスはその聖杯戦争自体に実行不可能な要因がある場合に呼び出されるらしい。

 

 直感的には目の前の化け物が関係していると警報を鳴らしている。儀式場全体を見てみれば、部屋の隅には塊のように集まる悍ましい蟲。……儀式場の床には目立たない血痕が残っている。引き摺られた痕だ。誰かが嬲られたのだろう。辱められたのだろう。今すぐ殺してやりたかった。

 

 ──曰く触媒の無い召喚は本人の縁によって呼び出される英霊が決められるらしい。

 

 

 けれど、違和感がそれを許さなかった。地面を見てもそこには何も無い。土地も、蟲にも俺は縁がないと天草は思う。ならば、ならば────

 

 

 

 俺が目の前の化け物の縁でここに呼ばれた。少なくとも聖杯は何か繋がりを見つけたのだ。

 

 

 間桐臓硯は俺の情報に興味を示し、暫しこちらから目線を離した。確かに俺でも落ち着いて整理したくなる情報の量。けれどそれは悪手である。日本刀を、この悪趣味な場所の未練を晴らすために振り回す。炎は苦手だが蟲を焼くのに役に立ったようだ。首に刃を添えて、神に祈りを捧げる。生殺与奪の権は奪えた。

 

 

 

 どれして己の何が、この男に掠ったのか。それがどうしようもなく気になった。刃を握る手に自然と力が入ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 相手と対等な位置に立ってしまった。これは、間桐臓硯の不覚である。臓硯にはわからぬことだが天草は最高ランクである対魔力Aを保有している。この状態で魔術師が勝てる筈がなかった。

 

 

 

「お前の願いは何だ?」

 

 天草四郎の顔を見る。血走った目、怒りを隠せず震える体。信仰心の強いことだと思う。だというのに刀を首に通さない。しかも、奇妙なことを尋ねるものだ。

 

「ククククク。そのようなもの決まっていよう。今も昔も魔術師の悲願とはな。聖杯に願う願いなど根源への到達、これ以外無かろう」

 

 悪辣な笑みを隠せない臓硯。事実、命を握られていながら馬鹿にせずにはいられなかった。魔術師が、根源の渦を求めるのは必然。聖杯戦争で勝ち上がるのはそのため。そして、聖杯戦争に勝つためには己の長生きが必要……はて? 

 

 自分で話しているというのに気持ちの悪い、疑問が湧いた。けれど何か間違っているという確信は蟲の頭に残らない。

 

 天草は納得しない様子で言葉を話す。

 

「それは違うだろう。お前はこの聖杯戦争の原型を作った創始者たる御三家だ。何を目的でこの儀を執り行う」

「聖杯に願う、願いなど根源への到達」

 

 

 天草が話す鋭い言葉は臓硯が惚けることを許さない。矛盾点を挙げた。聖杯戦争は確かにそのための手段かもしれない。なら何故このような儀式形態になっている? 四人の参入者にも機会を与える。それは実に魔術師らしくない。

 

 聖杯なんて願望器を騙るのは何故だ。奇跡を叶える聖遺物。…………願望とは誰の願望だ? お前たち創始者には確固たる理想があったのではないのか。根源とは違う、物を使うことで手に入る路。

 

 

 

 天草は生前から奇跡……魔術使いである。そして、人を率いて人を見てきた存在だ。人を見る目はある。目の前の悪辣な翁……皮肉としてつけた名前が聖杯というわけではあるまい。というか、純粋に根源を目指す魔術師に俺が呼ばれる訳がない。忘れた願いにこそ俺が呼ばれた理由があると思った。

 

 

 

 臓硯はそれに対して繰り返すように言葉を返すしかない。

 

 儂が、何かを忘れている……? 聖杯戦争をするのは、孔を開けるためではない。何かがあって、何かを求めて魔道元帥の前で宣誓までして求めた何か──? 

 

 

 口から漏れる知らない(しってる)言葉。話している自分の言葉を聞く度に心の臓が揺れ動いた。

 

 

「それは、それは冬の聖女(ユスティーツァ)と交わした約束。私が抱えた切望だっ……た」

 

 ポツポツと喋る臓硯を天草は急かさない。むしろ一言一句逃すまいと聞き入るばかりである。蟲の廃滓は散り、部屋は暗い。自然と言葉が耳に届く。

 

「人の身に拘り、人の身であるままに、人あらざる地点へと到達しようとした旅路。…………第三魔法。ヘブンズ、フィール」

 

 

 目の前の化け物が涙を流していた。

 目の前のご老人は人にしか見えなかった。

 天草は日本刀を添えるのをやめて、手のひらから消す。聖職者として懺悔を聞くことをやめる筈がなかった。

 

 

 

 

 

 臓硯の口は止まらない。

 

 それは偏に聡明であるがために。一度疑問を覚えてしまったのなら思い出さざるを得なかった。自分の理想(かこ)を。忘れた旅路(ゆめ)を。

 

 

「儂には……私には願望があった。それは正義の、そう正義のためになる事だった筈」

 

 

 かつて理想に燃えた日々を思い出す。自らの代で限界を迎える魔術師の血に抗い目指した宿願。天の聖杯(ヘブンズ・フィール)

 

 

 この世は人が生きるには残酷過ぎる。

 

 ならば奇跡を増やせばいい。

 

 人がより優しくなるために、優しくなれる可能性をこの世に増やしてやる。

 

 時が流れを経てその奇跡が当たり前になり、やがて人が別の存在へと進化するように。

 

 今を肯定するには残酷なものを見過ぎてしまった。ならば、この救済は必要である。

 

 

 

 

「この世全ての悪の根絶」

 

 

 

 今一度、間桐臓硯は……マキリ・ゾォルケンは自分の使命を背負い直した。

 

 

 

 

 

 天草は目の前の理想を掲げる老人を見る。縮こまり皺枯れた哀れな姿を蔑むにはその言葉に魅入られ過ぎた。

 

「なるほど、感謝する。キャスター」

 

 

 マキリは天草の目を見る。老木には似合わぬ強く輝く瞳は目を逸せない引力を放っている。臓硯は気持ちよさそうに笑った。

 

 

「クククク、魂が腐り始めている。が、気付いてしまえばどうとでもなろう。キャスター、今昇る月の巡る時間(やくいっかげつ)こそが儂の理性の最後となろう」

 

 

 臓硯は自分の状態を知った。

 魂が濁っている。それを自覚する。

 蟲の有様に染まるとはなんたる屈辱だろう。

 使い魔の在り方が、主人の在り方になっている。

 それは、本末転倒ではないか。間桐の支配は苦しい現実を良くするためのものだ。断じて支配されるものではない。

 

「奇しくも、儂こそが忌避した悪に堕ちようとはな」

 

「…………()()()()。今一度望みを問いましょう」

 

 

「うむ、犠牲を無駄にはしない。この世には奇跡が少なすぎる。魂の物質化……儂らの悲願を叶えようぞ」

 

 

「この世全ての悪の根絶」

 

 

 腕を伸ばす。枯れ細った手があの頃伸ばした手のままに見えた。今は日の目を見ることを拒む畜生の身であるが……なら心まで畜生になる通りはない。

 

 ──人の救済。

 

 その願いに、天草は心の底から同意をした。

 悲劇を無くしたい。人の犠牲に報いたい。無駄だと言われたあの人たちの命に価値を与えて欲しい。人類の救済を……人類の救済を強く望む自分がいる。

 

 

 

「争いの無い救われた世界を」

 

 

 ポツリと呟いた自分の理想。腹の底から出た本音。臓硯は笑わない。笑えなかった。寧ろ頼もしいと感じた。このような気持ちを抱くなど何十年ぶりだろうか。

 

 

 どちらからともなく手を握る。固い決意の握手である。

 

 

 臓硯は目の前の英霊を生意気ではあるが骨のある若造と見込んだ。四郎は目の前の怪物を在り方は悍ましくも願う先は同じである同志であると見込んだ。

 

 

 

 

 

 真の無色の聖杯だからこそ叶った奇跡、反則が生んだ澱んだ魔力が起こしたバタフライエフェクト。戦間際(いくさまぎわ)の帝国で平和を唱える一組が出来た。

 

 

 

 

 今宵、マキリ・ゾォルケンが復活する。正義の求道者は人類の救済者と戦争を支配する。当然、優勝候補筆頭である。

 

 

 




強い熱意の求道者に当てられた、若い理想の求道者の話。
正義の味方になった臓硯の話。
臓硯はなんだかんだ賢いのでちゃんと向き合って話されればちゃんと思い出すと思った。
ましてやここは第三次、記憶の劣化も酷くないだろうし
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。