DMC Birth of Rebellion   作:chi-3

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シャドウとグリフォン

しばらくの間、デビルハンターとしてローザ、エヴァの元で悪魔狩りを続けていたダンテことスパーダ。

 

「ねぇ!御主人様ぁ!侵攻会議もう始まってるよ!?そろそろ魔界に戻らないと大主に怒られちゃうよ?」

 

嫉妬の悪魔レヴィアタンは人間界に入り浸って悪魔狩りを続けるスパーダに忠告する。

 

「あぁ。分かっている。だが、あんな醜い場所に帰るのが億劫でな。それに、悪魔どもが時間を守ることが無いことなど、お前も分かっているだろう?」

 

「分かっているけど!僕の能力もそろそろ限界だよ!?」

 

レヴィアタンの能力の一つである模写。その能力に使われるのは彼女の分身である無口で変身を得意とする影豹シャドウ。そして、伝達係のお喋り魔鳥グリフォン。この二匹がスパーダの影武者となって侵攻会議に参加していた。

 

「本当に助かるよ。レヴィ。」

 

「うふふ!御主人さま。だいちゅきー!でも、本当にそろそろ自分で行ってね!?バレたら僕達も消されちゃう!」

 

嫉妬の悪魔であるレヴィアタン。彼女がなぜスパーダに付き従う事になったのか。

 

本来、悪魔は悪魔とつるむ事はない。

 

しかし、スパーダ、彼は太古の昔に7つの大罪として生まれた傲慢である。

 

傲慢が故に天性にて全てにおいてカリスマを放つ。

 

それに対して7つの大罪である嫉妬の悪魔レヴィアタン。

 

カリスマと嫉妬。その相性はプラスとマイナス。

 

彼らの出会いは千年もの前。当時まだスパーダが無名な悪魔だった頃。悪魔が人間界に強く影響を及ぼしていた時代。蠢く魔塔テメンニグル。そこでイザコザを起こしたスパーダが成り行きで魔塔を封印してしまう事件。その際に姉妹悪魔ネヴァン、レヴィアタンと対峙する。その際に妹であったレヴィアタンがスパーダの美的センスと同調し、そのカリスマ性に惚れてしまい現在に至る。

 

「して、会議の様子はどの様な物となっている?」

 

スパーダは伝達係の分身グリフォンに問い掛ける。

 

「まったく!こき使ってくれるなぁ!?大将!どうも、悪魔界で騒ぎになってるみてぇだぜ!?ダンテっつうデビルハンターがよ。あと、すんげぇ力をもったアミュレットを探せってなぁ!これ、やべぇんじゃねぇの!?もう、そりゃ圧迫面接でシャドウの奴なんかずっと黙りっぱなしよw」

 

スパーダはバサバサと近くで鬱陶しく飛び回るグリフォンを手で払いながら考え込む。

 

「確かに、悪魔とて面子もあるか。そろそろ出向く必要がありそうだな…。」

 

気怠そうにスパーダは歩き出す。

 

「良かった!御主人様!魔界に帰るの?」

 

レヴィアタンはスパーダに問い掛ける。

 

「やれやれ、デビルハンター家業はしばしお休みだな。ローザとエヴァに休業届を出す必要がありそうだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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