連載版 ダンまちトリオ   作:色々残念

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思い付いたので更新します
今回は3000文字になりました


アンタレス

ヘスティア・ファミリアがフレイヤ・ファミリアのホームにまで行って、フレイヤ・ファミリアの面々を戦闘不能状態にまで追い込んでいたことを遅れて知ったギルドは、ヘスティア・ファミリアだけに罰則を与えようとしてきたが、流石にそれに素直に従うことはない私達。

 

ジーンを襲撃してオラリオの街中を破壊していたフレイヤ・ファミリアには何ら罰則がないにも関わらず、これ以上襲撃が無いように、オラリオの街中には被害を与えることなく対処をしたヘスティア・ファミリアだけに罰則があるのは明らかにおかしいだろう。

 

そんなふざけた対応をしてくるギルドに対し、ヘスティア・ファミリアは、しばらくオラリオを出ることを決めた。

 

ジーンが武器や防具を提供していたり、全治魔法で助けたりもした相手や、ゲドがポーションを提供していたロキ・ファミリアには、事前にギルドの対応がクソだったからオラリオを出ることを伝えてみたが、話を聞いた全員がギルドに憤っていたのは間違いない。

 

ギルドが宣う罰則や手続きなどは無視して、ヘスティア様と一緒に堂々とオラリオを出たヘスティア・ファミリア。

 

オラリオを出てもスキル【何処扉】を用いれば、いつでもダンジョン内に向かうことが可能で、ダンジョン産の果実や薬草に金属、モンスターのドロップアイテムなどを入手し、鍛冶工房や調合室をゲドの【リトルフィート】で小さくして持ち運んでいた私達。

 

鍛冶師や治療師として働くジーンに、薬師としてポーションや様々な薬を売るゲドのおかげで、生活に困ることなく旅をしていった私達ヘスティア・ファミリアは、アルテミス・ファミリアと出会い、共に行動することになる。

 

それからアルテミス・ファミリアと一緒に向かった遺跡で、封印されていた筈の黒い蠍のようなモンスターと戦うことになった。

 

アンタレスという名である蠍型のモンスターは、分身を産み落とす能力を持っていて、遺跡を埋め尽くすような大量の黒い蠍が此方へと襲い掛かって来るが、分身の蠍はそこまで強くはない。

 

とは言え、神をも取り込む能力を持つというアンタレスとその分身に、ヘスティア様やアルテミス様を取り込ませる訳にはいかないだろう。

 

本体のアンタレスを倒さなければ減ることがないアンタレスの分身は、ジーンとゲドにアルテミス・ファミリアの面々に任せて、ヘスティア様とアルテミス様を守ってもらうことにした私は、アンタレスの本体が居る遺跡の最奥まで向かっていった。

 

本体のアンタレスの背から生えた青い水晶には、複数の属性の精霊が取り込まれているようで、様々な属性の魔法によって砲撃を行ってきたアンタレス。

 

白銀の剣を片手に駆ける私は、剣を装備している間はスキル【夢幻三剣士】の効果の1つでステイタスに高い補正がかかっており、高まったステイタスを活かして動き、アンタレスに斬撃を放つ。

 

強度の高いアンタレスの殻に弾かれた白銀の刃、反撃としてアンタレスが放ってくる魔法の砲撃。

 

複数の属性の魔法砲撃を連続で繰り出すアンタレスを相手に、何度か砲撃が直撃することになりながらも、ジーンの全治魔法が装填された装填魔剣を用いて身体を癒した私は戦い続ける。

 

何回も身体を治療して、幾度も剣を振るい続けている内に、これまでよりも白銀の剣士に近付いていった私は、剣を扱う技量が少しずつ上昇。

 

剣の斬れ味だけに頼るのではなく、技量によって斬るべきものを斬る為に剣を振るい続ける最中「堅い相手を斬る時は刃を筋に合わせるんだ」と言っていたゲドの言葉を思い出す。

 

アンタレスの殻という強度の高い物体を相手に白銀の剣を振り下ろす時、ただ真っ直ぐに剣を振るうのではなく、アンタレスという生物の殻の筋へと刃を合わせて振るった剣。

 

完全に合わせた刃筋によって両断し、斬り落としたアンタレスの片方の鋏。

 

強引に力任せに破壊するのではなく、刃を正確に筋に通して切断するという技術を実戦で成功させた私は剣士として、更に腕を上げることができた。

 

「感謝しますよアンタレス。更に私は強くなれた」

 

それだけ言って、地を蹴った私はアンタレスへと白銀の刃を振るう。

 

白銀の刃を閃かせる度に黒い蠍の殻が飛び、傷付いていくアンタレスの身体。

 

それでも動きを止めることがないアンタレスは蠍の脚を動かして接近し、鋏を突き出してくる。

 

高速で突き出された鋏を完全には避けきれず、脇腹の肉を抉ったアンタレスの鋏。

 

抉られた脇腹から血を流しながらも踏み込んだ私は、痛みに怯むことなく白銀の刃でアンタレスの脚を両断。

 

動きが止まったアンタレスへと近付いて振るった白銀の剣。

 

発動させたスキル【封印剣】の効果により、白銀の剣でアンタレスと精霊達を分離させた。

 

アンタレスの攻撃が精霊達に届かないように庇い、全身から血を流したままの私は、スキル【夢幻三剣士】の効果の1つで、斬撃の範囲を拡張した連撃を繰り出す。

 

斬り刻まれたアンタレスの剥き出しとなった魔石へと刺突を叩き込み、破壊した魔石。

 

魔石を破壊されたことで灰と化したアンタレスの身体で、残っていたのは鋏と殻だけであった。

 

ヘスティア・ファミリアとアルテミス・ファミリアによって、残っていたアンタレスの分身も完全に掃討されて、アンタレスというモンスターを完全に倒すことができた私達。

 

アンタレスから助け出した精霊達は、ヘスティア様やアルテミス様にアルテミス・ファミリアの面々と私に懐いており、旅についてくるつもりであるらしい。

 

同行者が増えたりもしたが、これまで旅をしている間に私とジーンはステイタスがSまで極まっていて、ゲドもSSとなっていたステイタス。

 

どうやら今回アンタレスの本体を倒したことが、私にとっては偉業だと判断されたようで、ランクアップが可能になっていた。

 

Sの999まで極まった私の基本アビリティは、ゲドとは違ってこれ以上は上がらないので、ランクアップさせてもらうとしよう。

 

モビタ・モビ

Lv6

 力:I0

耐久:I0

器用:I0

敏捷:I0

魔力:I0

 

 射撃:C

耐異常:D

 連射:G

 疾走:H

 魔弾:I

 

《魔法》

 

【ガンスミス】

 

《スキル》

 

【銀矢投擲】

 

【牧場物語】

 

【金色縁】

 

【夢幻三剣士】

 

【樹木友人】

 

【心友音波】

 

【寄生浄化】

 

【封印剣】

 

【南極大冒険】

 

【何処扉】

 

【精霊腕輪】

・様々な属性の精霊を呼び出すことが可能となる

 

新たにスキル【精霊腕輪】というものが増えていたが、アンタレスに取り込まれていた精霊を助けたことで発現したスキルなのかもしれない。

 

スキル【精霊腕輪】は、ひみつ道具の精霊よびだし腕輪が元になったスキルだろう。

 

どんな感じなのか試してみる為に様々な精霊を呼び出してみたが、中々強力な精霊を呼び出すことも可能であったことは確かだ。

 

そして新たな発展アビリティの魔弾は、魔剣を銃弾に変えることが可能なスキルで、魔剣を魔弾にしたものは魔法【ガンスミス】の魔法銃で撃ち出すことが可能だった。

 

魔弾となった魔剣は1回限りの使い捨てとなってしまうが、着弾した時に発揮される魔弾の威力は魔剣よりも数段上で、1発の威力は明らかに魔弾の方が高い。

 

様々な魔剣が作れるようになったジーンの魔剣を、魔弾にして発射すれば、かなり高い威力の攻撃となる。

 

魔剣を魔弾に変えて、強烈な破壊力の弾丸を放てるようになったのは、私にとってはいいことだ。

 

ちなみにジーンの魔剣強化魔法を用いて強化された魔剣も魔弾に変えることが可能だったので、凄まじい威力となる強化された魔弾は、撃つ相手と場所は考えなければいけない。

 

強化された魔剣の魔弾は対人には強すぎるので、モンスター専用ということにしておこう。




ギルドにはロキ・ファミリアからの猛抗議があり、ギルドの男性職員の歓楽街出入り禁止をイシュタル・ファミリアが宣言しました
メチャクチャ機嫌が悪いロキの怒りが向けられる矛先となったギルド長のロイマンはストレスによる胃痛で倒れてディアンケヒト・ファミリア送りとなりましたね
アルテミスではなく精霊達を取り込んでいたアンタレスは、精霊達をアンタレスから分離させたモビタによって倒されました
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