試験の絡みがあるので8月頃から本格的に再開します。
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「ネル!」
「ネル先輩!」
「チビメイド様!」
「誰がチビメイドだ!あぁん!!?」
モモイとミドリの喧嘩を止めるべく、割り込んだのはネルだった。
アリスの呼びかけに激昂しつつもネルはミドリに向き直る。
「オイ、チビ共。姉妹で喧嘩するのはあたしは一向に構わねぇが、無抵抗のヤツをまだ撃つってのはちょっと見過ごせねぇな。どういうつもりだ?」
「ネル先輩は関係ないです、邪魔しないでください。」
「悪ぃけどこっちはあるんだよ。そっちのチビは予想できてたけどテメェも『使いすぎた』側だな?」
「……なんのことですか?」
「いいから気にすんなっての。……そもそもすることも出来なくしてやるからさぁ!」
「ネル!?」
ミドリに一気に肉薄するネル。
ミドリは抵抗しようとアサルトライフルをネルに撃ち放つ、しかし。
「ハァ……チビが勝てるわけねぇだろ?アプリ使わなくても、その位分かれっての!!」
「きゃっ……あぅ……。」
弾丸を交わし、あっという間にミドリの後ろに回り込んだネルは、彼女の首筋に手刀を当てる。
「ミ、ミドリに……なにして……。」
その様子を見ていたモモイが息も絶え絶えになりながらネルを問い詰めようとする。
「安心しろ、気ぃ失わせただけだから。……後はお前もな。」
動けないモモイの上体を一度起こした後、ミドリ同様にネルは手刀を当てて気絶させてしまった。
その後、2人のスマートフォンを念入りにネルは破壊した。
「まさか先生まで来てたとはな。」
「ネル、2人を止めてくれてありがとう。」
「礼なんか言わなくていい。」
「ネル先輩、本当にありがとうございます。」
「ゲーム部崩壊の危機を救ってくれてありがとうございます!ネル先ぱ、いたい!いたいです!」
「おう、さっきチビメイドって言ったの忘れてねぇからな?」
アリスの頬を思いっきり引っ張るネル。
しかし、彼女がいなければ大変なことになっていたのは間違いない。
「……見ない顔だな。お前、名前は?」
返事をしようとコトネがスマホに文字を打ち込む、その時であった。
『トリニティ総合学園2年生、元歌唱部所属、水無底コトネさんですよ、ネル。』
ネルのスマホから音声が響く。
聞き覚えのある声だ。
「もしかして……ヒマリ?」
『はい、キヴォトスのあらゆる情報を観測できるこの天才美少女ハッカー、新雪のように高潔で、清水の如く透き通る稀代の美少女。特異現象捜査部部長の明星ヒマリです。
先生、お会いできて嬉しいです。
そして、初めまして……トリニティの人魚姫さん。』
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その後、ネルに案内されるまま私とコトネ、アリスは地下通路を歩いていた。
ちなみに気を失ったモモイとミドリは医務室に連れて行き、ユズが2人の様子を見てくれている。
廊下に響く不揃いな足音とダクトの音だけが聞こえる。
まるで地上の喧騒が嘘のように。
しばらく歩いた後、目的の部屋に到着した。
扉を開けて目に入ったのは、壁一面に並ぶモニター。
そしてその前には車椅子に座る1人の生徒。
「指示通り連れてきたぜ、ヒマリ。」
ネルに声を掛けられ、くるりと車椅子が旋回する。
「お待ちしておりました、先生。」
「ヒマリ先輩!」
「やぁ、ヒマリ。」
明星ヒマリ。ミレニアムの歴史の中でも今まで3人しかいないという『全知』の学位を持つ彼女は、私たちの顔を見るなりとても嬉しそうな表情を見せた。
「先生もアリスも元気そうで何よりです。」
ヒマリに近づいたアリスの頭を撫でながら、彼女はコトネに顔を向ける。
『……。』
「トリニティ総合学園の水無底コトネさんですね?初めまして。」
『初めまして。ただ、その、もう退学していますけど……。』
その返答をすると、ヒマリは不思議そうな顔をした。
「あら……?こちらの情報と少し相違が見られますね。とは言え、貴女のことはすでに調べ終わっております。とても特異な力をお持ちになられているそうで。
エンジニア部を訪れていたのは、貴女の声に関する悩みを解決できるとユウカから紹介されていたからですね?」
『あの……どうしてそこまで知っているのですか?』
「ふふ、ミレニアムの事なら何でも手に取るように分かりますので。」
「また監視カメラをハッキングしただけだろ?」
「それはちょっと感心しないよ?ヒマリ。」
ハッキングを咎めると、ヒマリはイタズラがバレた子供のような表情を浮かべた。
「ヒマリ先輩、さっき電話越しにコトネのことを『トリニティの人魚姫』と言っていました。あれはどういうことなのですか?
職業、吟遊詩人なのでしょうか?
それとも船乗りなのでしょうか?
アリスは気になります。」
「うん、両方違うからねアリス。」
『それは……。』
返答に困った表情を浮かべるコトネ。
事実、私も返事に困った。
トリニティでの事件の内容をアリスに伝えてしまうのはあまりにもショックが大きい。
そんな状況を見かねてか、ネルが助け舟を出した。
「ハァ……ヒマリ、その辺にしておいてやれよ。
コイツがどういう経緯で今ここにいるのかは知らねぇけど、少なくともそのツラを見たら言いにくいモノってことくらいはわかる。
アリスもあんまり触れてやるな。」
「ネル先輩がそう言うならアリス、了解しました。」
「そうですね、話を戻しましょう。先生、今現在、この学園で何が起こっているかは存じておりますか?」
「Mets……の事でいいのかな?」
私が答えるとヒマリはゆっくりと頷いた。
「はい。『Millennium Everything Solver』、皆さんがMetsとよぶアプリケーションが現在ミレニアムを中心に流行しています。その流行率はミレニアム自治区で見ると90%をすでに超えているかと。」
「90%!?」
驚きの流行率だ。そこまで来ると最早Metsを使っていない生徒を探す方が難しいだろう。
「一応聞くけど、ただのコンシェルジュアプリなんだよね?」
「この場合、『だった』が正解かと。」
「『だった』?それってどういう……。」
「このアプリ自体はリリース当初は至って普通のアプリケーションでした。
自治区内の大手企業がリリースしており、当初ヴェリタスに命じて調査させた限りでも不審なものは特になかったのです。
……いえ、全知の学位を持つ私からすると、ミレニアムの全能回答者、などと言うふざけた名前を持っているのはかなり気に入りませんでしたが。」
「その辺りは一回置いておいていいぞ、先生。」
「いいえ、大事なことですからね!全知を機械が語るなんて許せません!
……とはいえ、機能自体は重ねて言いますが至って普通です。質問を受ければ最適解に近いものを導き、間違っていると報告を受ければ修正をしていく。そうやって使い勝手をより高める一般的なアプリと言って差し支えありません。
その為、不満点はあれど私も静観していました。」
「異変が起き始めたのは……そうだな、トリニティの謝肉祭が終わって少し経った頃ってのが先生には伝わりやすいんじゃねぇか?」
謝肉祭の言葉を聞いてコトネの表情が強張る。
しかし、トリニティでの事件はミレニアムとは関係がないはずだ。
「その頃を境に、ミレニアム自治区内での生徒のトラブルの比率が急速に上昇し始めました。先生も何度か目にされたのではないでしょうか?」
エンジニア部やモモイとミドリの喧嘩がフラッシュバックする。
確かにヒビキとコトリは一触即発の状況、
モモイとミドリに至ってはお互いの再起不能を狙うほどに加減の効かない状態になってしまった。
ネルがいなければどうなっていたかわからない。
そんな中、アリスが声を上げる。
「アリス、聞いたことがあります!ダイエット研究部でダイエット方法をめぐってりんごダイエットとバナナダイエットの方法で喧嘩になり三日三晩殴り合いの喧嘩をした結果2人とも20キロ痩せたそうです!」
「それはそれで問題じゃないかな?」
「部屋の床が浸水するくらいとのことです!」
「脱水症状で命に関わるよねそれ?」
人体からその量の水が出ていたらもはや干からびているのではないだろうか?
「ダイエット部だけじゃねぇぞ?
新素材開発部でMetsの指示に従って開発をしようとした結果、方針の食い違いで銃撃戦が起きて爆発事故が起きたり、
生活健康部で1日の理想的な栄養バランスを接種できる食品の調理方法で喧嘩を起こしたりとかな!あれはちょっと笑えたぜ?」
「ほぼ日常茶飯事な気がするんだけど?」
Metsがなくても喧嘩は起きているのではないだろうか?
「コホン。とはいえ、事実Metsが絡む自治区内のトラブルは確かに増えています。日を追うごとに増加の一途です。
そして先ほど、ごくわずかな時間ですが学園全体で大規模な通信障害が発生しました。」
「……先生も見ただろ?チビどもの喧嘩を。実はあの前にもう2件、近くでも銃火器を持ち出しての乱闘があったんだ。そいつらを制圧してから来たんだよ。」
それはつまり、あのノイズが走ってから、トラブルがさらに過激になり始めている……と言うことだろうか?
「もしかして、エイミとトキも?」
「あぁ……2人とも、他のトラブルの鎮圧に向かった。本来保安部ってのがいるんだが……、頻発するトラブルでもう手が足りてねぇ。
セミナーからの依頼でC&Cも鎮圧に駆り出されてるのさ。」
「すでにチーちゃん達には追加で調査をさせています。時期に調査結果が来ると思いますよ。私たちは必ずこの因果関係を解明しなければなりません。」
その時だった。
モニターにコールの表示が映る。
ヴェリタスからだ。
「チーちゃんは優秀ですね。はい、どうでしたか?チーちゃん。」
スピーカーの向こうから1人の生徒の声が響く。
ヴェリタスの副部長、各務チヒロだ。
『あんまりその呼び方はしてほしくないんだけど……。Metsのプログラムをヴェリタス総出で洗ってみたけど、ノイズがあった時刻に合わせて確かにアップデートの履歴があった。』
「アップデートですか?」
『そう。ところで、今そこには先生もいる?』
「えぇ、いますよ。」
『そっか。』
「チヒロ?」
『ううん、なんでもない。今"送るね"。』
モニター上に何かのプログラムのようなものが走る。
ガチャリと何かが閉まる音。
そして、何かの駆動音が廊下から聞こえ始めた。
「オイ、チヒロ。テメェ何を……?」
「チーちゃん?」
スピーカーから聞こえるのは沈黙。
そして、あまりにも唐突な宣告だった。
『申し訳ないけど、先生達にはここで退場してもらうから。』
「なっ……。」
『全部あんたのせいだよ、ヒマリ部長。』
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『全部あんたのせいだよ、ヒマリ部長。』
「チヒロ!?どう言うことなんだ!?」
「……チーちゃん?」
私とヒマリの問いかけも虚しく、一方的に打ち切られる通信。
この状況がヒマリの……責任?
「クソ、開けっての!」
ネルが無理やり開けようとするが当然扉はびくともしない。
それだけではない。
「この音は……もしかして、外にドローンとオートマタを?」
確かに外には何かの機械が待機しているような音が聞こえる。
詰まるところ、部屋を完全に包囲されていた。
「ぜ、絶体絶命のピンチです!」
「ネル、仮に扉を開けられたとして、勝算は?」
私はすぐにネルに問いかけた。
「あたしだけなら外に何機いようが問題ねぇ。けど今は先生やヒマリ、アリスにトリニティの生徒もいる。仮に扉を解除して全員無事で突破しろってなると、話は別だ。」
『待ってください、今通話にいたチヒロさんって人は、本来ヒマリさんの仲間のはずなんですよね……?それがどうして……?』
「その話は後だ!扉を施錠されて外にドローンやオートマタを配置させられたってことは、ここの位置が完全にバレて尚且つハッキングまでされてるってことなんだぞ!?」
「わ、私は……。」
「ヒマリ!今うだうだ考えるのだけはやめろ。まずはここを脱出しないとずっと監禁状態だ。」
ネルの言う通りだ。
チヒロの攻撃の理由はまだわからないが、今はこの状況を潜り抜けることが最優先だろう。
ヒマリは突然のチヒロの裏切りに完全に動揺している。
いつもの優雅さも、冷静さも失われてしまっていた。
「……アリス、扉を無理やりこじ開けることは可能かい?」
「はい!」
『え、この子が……ですか?』
「うん、そうなんだ。」
『とてもそうは見えないですが……。』
コトネの信じられないと言った表情を見ながら私はネルに指示を出す。
「ネル!アリスが扉をこじ開けたらネルが先導するんだ!チヒロはあくまで私たちを閉じ込めておくことが目的のはずだよ?本気で危害まで加えるならあのタイミングで奇襲を仕掛けるはずだ!」
「なるほどな!確かに先生にしてはいい考えだ!アリス!思いっきりやっちまえ!!」
「はい!了解しました!」
アリスは扉に手を添える。
そして、
「えい!」
可愛らしい掛け声に全く見合わない凄まじい音と共にドアが押し倒された。
140キロのレールガンを余裕で携行できるアリスの力だ。
鋼鉄のドアを押し倒すくらいなんてことはない。
ネル「どきやがれ!!」
ドローンとオートマタが見えるなり二丁のサブマシンガンを乱射し反応する隙を与えることなく撃ち倒す。
「アリス!コトネ!行くよ!」
「え、あの、アリス?」
ヒマリの後ろに回ったアリスは車椅子を押して一気駆け出す。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
突如ジェットコースター並みの速度で爆走し始めた車椅子のヒマリは、悲鳴をあげた。
私とコトネはその後について走っていく。
「どけどけどけぇ!!!」
勢いよくオートマタやドローンを撃ち倒すネル。その後を必死でついていく。
「アリス今だ!後ろに向かって撃つんだ!」
車椅子から手を離し肩に背負ったレールガン、否、光の剣:スーパーノヴァを構えるアリス。
銃口に青白い光が灯り、
「光よ!」
一直線上に並びこちらを追跡していたオートマタとドローンたちはレールガンから放たれた光の本流に飲み込まれ、消し飛んでいった。
「よっしゃ!」
『すごい……』
追跡を消し飛ばして満悦の表情を浮かべるネルと驚きの表情を浮かべるコトネ。
一方のヒマリは、
「す、すみません、もう少し手心というものを……」
「あの状況で加えられる手心なんてねぇよ。」
……爆走した車椅子の上で青ざめた表情をしていた。
「ヒマリ、今の場所以外でどこか拠点にできる場所はないかい?」
「ここから2ブロック離れたところですが、避難用の隠し拠点があります……まずはそこで体制を整えましょう。エイミとトキも召集します。」
「じゃあまずはそこだな。しっかし、部下に裏切られるとはな……。」
「…………。」
ネルの言葉にヒマリは何も言葉を返すことはなかった。
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「まさかの事態だね。」
「まさかの事態です。」
「いや2人揃って言うことじゃないだろ。」
避難用の隠し拠点に到着してからしばらくした後、和泉元エイミ、飛鳥馬トキの2人が合流した。
「まさかヒマリ部長が裏切られるなんて。」
「はい。全員無事に切り抜けられたのは不幸中の幸いかと。」
「まぁな、それだけはホントに良かったってところか?」
「…………。」
ヒマリは何か思案した表情のまま黙り続けている。
「流石のヒマリ部長もこの状態じゃいつもの自己賛美も出せないね……。」
「ネル先輩の顰めっ面よりある意味珍しいかもしれません。」
「お前それはあたしに喧嘩売ってんのかああん?」
「とりあえず先生、まずは一度状況を整理するべきだと思います。」
「無視すんじゃねぇゴラァ!!」
トキの言う通りだ、あまりにも立て続けに色々なことが起こりすぎている。
まずは一度みんなの情報を整理するべきだろう。
「ヒマリ。」
「…………。」
「ヒマリ!」
「……っ!?すみません、私としたことが……。」
「辛い状態かもしれないけど、頑張らないといけないよ。」
「そうですね……。」
「エイミ、トキ、2人が知っていることを教えてくれないかい?なんでもいい、どんな些細なことでも。」
2人は互いの顔を見合わせる。
「知ってることって言っても、多分先生たちと情報はそんなに変わらないと思うよ。」
「はい、外で起きている生徒同士の衝突を鎮圧しているくらいなので。」
『手がかりになりそうなものはそれだと確かに少なそうですね。』
「外のスクリーンにノイズが走ってからは、やっぱりトラブルが激化していた?」
「ノイズは私はみていないですが、確かに途中から頻度が上がった気はします。」
「トキと同じかな。」
「それはそれとして、」
「トキ?」
コトネに近づくトキ。
「ピース、ピース」
『えっと、あの……。』
「私みたいなクール系美少女でもボディーランゲージで感情表現はできます。一緒にやってみましょう。」
『いえ、あの、意味が。』
コトネの両手を取り、無理矢理ダブルピースを作らせようとするトキ。
なんだろうか、発声をせずスマホで会話する点から何かのシンパシーを感じたのだろうか……?
「アリスも一緒にやります!」
さらにアリスも2人に混ざってダブルピースをし始める。
「はぁ、そいつらは一旦おいておくか……。で、やっぱりわからねぇのはチヒロが裏切った理由だな。思い当たることはねぇのか?」
「申し訳ございません。今回は私にも理由が全く見えないのです。」
各務チヒロはハッカーではあるが、基本的には自ら称する位にはホワイトハッカー……善良な目的でサイバー活動を行う人物である。
「企業の下調べをさせたのが原因なのでしょうか……?ですが、不審な点が見当たらなければそれで終わる話のはずです。ましてや今回のように私にハッキングを仕掛けてくるなんて……。」
「むしろMetsを使い始めてからのトラブルの急増を鑑みれば、Metsをリリースした企業を疑うのは自然な流れなんだよね?ヒマリ部長?」
「はい……。」
一つ気になることがあった。
「今回、チヒロに仕掛けられてしまったわけだけど……これ、彼女が単独でやったのかな……?」
「「「!?」」」
ヴェリタスには、チヒロの他に、コタマ、ハレ、マキの3人がいる。
彼女たちはどうなのだろうか……?
やはりチヒロに与しているのか……?
「そういえばですが、」
トキが口を開いた。
「マキさんなら鎮圧活動の途中で見かけましたよ?」
「「「「それを早く言いなさい!!!(えやゴラァ!!)」」」」
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