第一話「目覚め」
目の前に広がる宇宙。そこにポツンと異質な星が浮かんでいる。
青い星。いや、青かった星――
そんな星が、目の前で大きな音を立てて……
爆発した。
目の前が光に包まれて、爆発の衝撃波が私の元に到達した時。
徐々に体の感覚が無くなって……
「……夫?」
何だろう、人の声……?
「……た……大……夫」
誰……? 誰かが私を心配してる……?
「あんた!大丈夫!?」
あれ……私、何してたんだっけ……?
目を擦ってゆっくり見開くと、そこには1人の女の子が私を覗き込んでいる。
「やっと起きた……! 急に倒れるからびっくりしたよ!」
彼女は私の顔を見てそう言った。
「……? あなたは……誰?」
私がそう聞くと、彼女は驚いた表情で、
「誰……って、もしかして記憶喪失!?」
「名前は覚えてる?」
名前……
「分からない」
そう答えると、彼女は話し始める。
「あなたはライト、私はフェイトだよ。あんたとはさっき会ったばっかだけどね」
「フェイト、うん。分かった」
「よろしくね、フェイト」
それにしても、どうしてこんな廃れた街に居るのだろうか?
「幾つか聞きたい事があるんだけど、いい?」
私がそう言うと、フェイトは頷いた。
私は順番に質問する。
1つ、ここはどこなのか。
「ここは侵入禁止区域って言って、普通は入る事が禁じられている場所」
2つ、私は何をしていたのか。
「あんたが
3つ、支援者とはなんなのか。
「支援者は、フラクターから街を守る為に派遣される部隊の個人名よ」
一通りの質問が終わった私は、「ありがとう」と感謝して、フェイトに主導権を渡す。
「結局、支援者にはなるの?」
とは言っても、支援者が具体的になんなのかは分からない。
ただ、ならなかったら……
「ならなかった場合はどうなるの?」
そう私が聞くと、フェイトは真剣な顔で……
「無防備な状態でここから出なきゃ行けなくなる」
というと?
「もちろん、私も付いていくけど……正直、ここから出るまでどれだけ掛かるか分からないから、ならない選択肢はないと思った方がいいよ」
何も分からないなら大人しく従おう。
「分かった、なるよ。支援者に」
「いいのね?」
私の顔を見てそう言うと、フェイトは背負っていたバックから近未来的な球体を出した。
「ほら、ここに手をかざして」
言われた通り、球体の上部?に手をかざすと――
「個体名:ライトを支援者として登録しますか?」
と球体が喋り出した。
「そしたら、承諾って言って」
フェイトに従って、
「承諾」
と私が言うと、球体は
「個体名:ライトを支援者として登録。ホログラフを生成します」
と言い、上部から光を出し始めた。
「何これ? 剣?」
私がそう聞くと
「はい、個体名:ライトに適応するように作られたホログラフです」
球体はそう言うけど……ホログラフって何? と気になって、フェイトに聞いてみた。
「ホログラフは、支援者専用の武器よ。それはあんたにしか使えない剣だから、大事にね」
「この
こんな球体にそんな力が……と驚いていたが……
この剣……果たしてどうやって扱うんだろう……