このままゲール君使用人だとストーリーに絡めないので役職を与えます。
因むとカルバノグはマジで絡む要素無いので後書きでサクッと先生の活躍だけ書くかも、、
許してください!なんでもしますから!
前回のあらすじ
前委員長の悪ノリにより作られた風紀委員長補佐!!
そこにゲールが入っちゃった〜!?
空崎ヒナは赤面しながら書類を渡してくるし、天雨アコは般若の顔でハンカチを噛んでるし、一体この後、どうなっちゃうの〜!!、
〜 〜 〜
「そういえばアコ、あの後委員長と話してたけど、、何してたの?」
「えぇ、まぁ、"いろいろ"ですよ。」
「あぁ、それとですね、、この天雨アコは、前委員長と"話し合った結果"行政官に成れましたよ!!」
「そう、、そうなの?分かった、アコなら安心だね。」
(えっ、委員長今私を安心だと、、?ふぅ、ふぅ、FOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!)
〜 〜 〜
「委員長、大丈夫か、、?」
「コワイ、天雨アコ、コワイ。」
「確かにすごい勢いだったな。」
「まぁ能力はあるし、いいだろう、な?スイーツでも食いに行こう?」
「、、コクリ」
〜 〜 〜
「ヒナ様〜?」
「戦闘レポートの作成と整理、終わりましたよ。」
「ありがとうゲール。じゃあ、一部隊の訓練をしてあげて。」
「はい、分かりました、行って来ます。」
、、ふう、新しい職場はなかなか慣れませんね。
あ、どうも、ゲールです。あれからは風紀委員長補佐としてゲヘナ学園に通い、様々な業務を手伝っています。
初日は色々ありましたね、前の足の怪我を手当してくれた氷室さんと再会したり、コーヒーを淹れたら天雨さんにすごい目で見られたり、、
、、そろそろ訓練所ですね。ここは広いから道を覚えるのも大変ですよ。
「、、あっ、ゲールさん!こんにちは!」
「ええ、こんにちは。」
銀鏡さんが挨拶して来た。彼女はその腕を買われ、一部隊隊長をしている、との事です。
「それじゃあ今日も訓練お願いします!」
「皆、礼!」
「「お願いします!」」
訓練でする事は、座学と実践訓練に分かれる。
座学では様々な場面の対処法、チームワークを生かした連携、相手が何をするかの読み方などを教えます。
それよりも圧倒的に多いのが実践です。
射撃訓練は、、私よりこの世界に住む人たちの方が慣れていますからあまりしません。精々腕が鈍らない程度です。
よく教えるのが体術です。
足音が出にくい歩法だとか、銃が無くなった際の近接戦闘の武術だとか、よく教えています。
「じゃあゲールさん!行きます!」
「どうぞ、いつでも。」
私の肉体が脆いのは話してあります。なので、ペイント弾を使います。私は汚れたら負け、装備は木刀。相手は頭、腕、脚に巻いたハチマキを二つ取られたら負け、と言うルールで、訓練は行われます。
最近の銀鏡さんの成長は素晴らしいですね、銃撃にステップ、武術をよく織り交ぜられています。
銀鏡さんが走り出した。銃弾を撃ちながら。
私は緩急をつけたステップで躱し、木刀の突きで迎撃する。
銀鏡さんはスライディングをした後アッパーを放つ。
私はそれも避け、木刀を振ろうとする、、、
が、それをやめ、ステップを踏んだ。
すると銃弾が飛んでくる。
「まだ読めます。」「チッ!」
銃撃の隙を突き、私は懐に潜り込んだ。
掌底で銃を弾いた後、回し蹴りを放つ。
銀鏡さんは左手で脚を掴んで止めた。
素晴らしい、、が。
私は脚を掴まれたまま回転、どちらも床に這いつくばる。
銀鏡さんは銃を掴んで体勢を立て直す。
私は既に駆け出している。
低めの姿勢で回転する。
思った通り銀鏡さんは足払いと勘違いし、一歩下がって銃を構えた。
それを同時に振っていた木刀で向きを逸らし、左手で腕のハチマキを取った。あと一つ。
「、、流石ですね、ゲールさん。」
「まだまだ行きますよ。」
銀鏡さんは距離を取り、銃を撃ってくる。
1発、2発、3発、、、
8発目を撃った後、次に銃が飛んできた。
意表を突く、いい判断だ。タイマン限定だが、、
銀鏡さんは私の懐に入り、手に持ったペイント弾を潰し掌底を放つ。確かに私を"汚れさせたら"勝ちですからね。
実際捌けなかったら打突でも私は危険です。
まあ、捌けなかったら、ですがね。
私は地面を強く踏み、腕を掴んで飛んだ。掌底は外れ、私は銀鏡さんの裏を取る。振り向きざまに手刀がくるが私は冷静に掴み、勢いを利用し流した。
銀鏡さんは勢いのままに半回転し、私に背を晒す。
そのまま頭のハチマキを取った。
「、、ふぅ、また負けた〜!」
「隊長すごーい!食らいつけてるよ!」
「流石です銀鏡さん。確実に成長してますよ。」
「、、まぁ確かに最初と比べたら強くなったかな?」
「隊長最初フルボッコにされたもんね。」
「うるさい!それはそっちもだろ!」
、、と、こんな風に体術の訓練は実践で教えます。
対銃については私は出来ないので、、委員同士で戦ってもらい、切磋琢磨してもらっています。
その後も訓練は続き、、
「うん、今日はここまででいいでしょう。」
「はい。みんな、気をつけ!礼!」
「「ありがとうございました。」」
私からは特に何も言ってないけど自分から礼をしてくれる。いい子達だ。
「シャワー浴びよー」
「この後ゲームセンター行こ!」
私もシャワーを浴びましょう、疲れました。
、、、ちゃんと誰もいない時に使いますからね?
〜 〜 〜
「ヒナ様、今日の訓練終わりましたよ。」
書類仕事をするヒナ様に声を掛ける。
「お疲れ様、どうだった?」
「銀鏡さんの成長には目を見張るものがあります。他の方も着実に強くなっていってますよ。」
「そう。疲れたなら少し休む?」
「そうですね、、なら、コーヒーを淹れて来ましょう。」
「うん、私の分もお願い。」
コーヒーを飲んでいる間、要注意リストを覗いてみる。
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〈温泉開発部〉
「下倉メグ」「鬼怒川カスミ」
〈美食研究会〉
「黒舘ハルナ」「鰐渕アカリ」「獅子堂イズミ」
〈便利屋68〉
「陸八魔アル」「鬼方カヨコ」「浅黄ムツキ」
〈他学園〉
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「ヒナ様、この、"便利屋ろくじゅうはち?"というのは?」
「最近できた新しい問題児よ、後一応言うけど彼女達は"シックスティーエイト"と呼ぶらしいわ。」
「、、そうですか。」
「鬼方カヨコは実質ブレインといってもいいわ、注意してね。」
「かしこまりました。」
そして書類を片付けて書類仕事を手伝おうとした時だ。
リストの一枚が落ちてしまった。
「おっと。」
それを拾い上げた。
「、、、?」
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他学園〈アビドス高等学校〉
「小鳥遊ホシノ」
他学園
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「、、どうしたの?」
「この、たかなしさん?何処かで、、」
「、、小鳥遊ホシノのこと?」
「そうです。なんでしたかね、、?」
「、、アレね。アビドス高等学校生徒会長死亡事件。」
「、、あぁ。それですね。新聞に載っていました。」
「、、小鳥遊ホシノはアレでたった1人になった、、」
「、、最近は噂をメッキリ聞かなくなったわね、、」
、、その事はあまり大きくは取り扱われ無かったが、生徒の死亡事件として様々な媒体に乗った。
確か砂漠で衰弱死した、とのことだったか、、その梔子ユメさんの、第一発見者だった筈だ。
「、、おしゃべりはここまでね。」
「ええ、書類仕事、手伝いましょう。」
そして、一日が終わった。
「よし、、終わったね、帰ろうか?」
「はい、かしこまりました。」
コツコツコツ、、、
陽が落ちかけている。この生活にも慣れて来た。
「、、あ!ゲールさん!」
「、、おぉ、銀鏡さん。信濃さん。」
「私らも帰るとこ。」
〜 〜 〜
「にしてもゲールさんほんと強いよな、一回私らがふざけて束でかかっても勝っちゃったんだから。」
「今考えると無謀な挑戦でしたねぇ。イオリちゃん5回は投げ飛ばされてたよ、、」
「ははは。運が良かっただけですよ。」
「どうしてそんなに強いんだ?」
「、、ここに来る前は傭兵をしていました。その経験、ですかね。」
「体が脆いのに、戦う仕事をしてたんですか、、?」
「そうだぞ!もっと自分の体を労われ!」
「、、、もしかして、その義足って、、、」
「、、!」ビクッ(ゲール、、、)
「、、、あぁ、これは、、ちょっと仕事でヘマしただけですよ。」
「そうなのか、まぁ、気をつけろよ!洒落にならないんだから。」
「じ、じゃあ、私達帰りこっちですので、、、」
「じゃーねーゲールさん!」
「はい、さようなら。」
「ねえ、ゲール。」
「、、、はい。」
「ごめんね。」
「、、、、そんなこと、言わないでください。」
「私は貴女を守れました。それで良かったのです。」
「それに、、私は今の生活が、とても幸せです。」
「、、ね?」
「、、、、、、、」
「今日はハンバーグでも作りましょう。」
「、、うん。」
「手伝ってくれますか?」
「うん。」
「、、ゲール。」
「はい?」
「私も、幸せ。」
「でも、それは別として、ゲールは最近、私に構ってくれない。」
「、、えっ。そうでした!?」
「いつもイオリやハリス、、他の風紀委員を構ってる。」
「それはあのですね!?新しい環境だから色々試行錯誤を、、」
「、、、、」
「、、、はい。ごめんなさい。」
「ふふっ、いいの、それは分かってる。」
「でも、、」
「いつか、私にも構ってもらうからね。」
そういうとヒナはゲールの手を握り、、、
ゆっくりと指を絡めた。
〜 〜 〜
あれから、少しの時間が経ち、現三年生卒業の時がきた。
多くのものが別れを悲しみ、良い旅立ちを祈った。
「うぇ〜い、空崎ちゃ〜ん!じゃあ私達の仕事は終わったから!これからは空崎ちゃんたちが頑張るんだよ〜!」
そういって委員長は卒業していった。嫌に軽く去っていった。
そして、新しく一年生が入ってくる。
かつてのイオリや、ハリスの様に。
ー ー ー
終幕・デストロイヤー
ヒナが手足の様に扱うマシンガン
大切な人からの、贈り物であるという。
ー ー ー
投げナイフ
刃渡15cmの小さなナイフ。
最近ゲールが仕入れに成功した、新しい武器。
表立った戦闘をしない彼のコートの下に潜んでいる。
牽制用だが、熟練の戦闘者はこれを恐ろしい刃と成す。
ー ー ー
ゲヘナジメジメシロモップ
通常のシロモップより発汗量が多く、性格は若干卑屈気味。周りの空気が常にじめっとしている。センセイオンナタラシやゲヘナカタアシナシなどと番となる。
最近の調査によりゲヘナシナシナシロモップと近縁種ではあるが違う種である事がわかった。