生徒に、家族を。   作:木林8852

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おはこんばんちは、木林でございます。

そういえばオリキャラ二人目のハリスちゃん。
元にした物わかる人います、、?

信濃という川の苗字。ハリスという名前、スナイパー。
フロム・ソフトウェアのゲーム、AC6(アーマードコア6)には、川や湖の名前が元ネタの戦闘部隊があります。

ナイルとか、、ミシガンとか、、イグアスとか、、

ハリスはゲーム内にある重リニアライフル、「LR-037 HARRIS」からきています。

あれ実質スナイパーライフルでええやろ。



長くなりましたが本編です。

おや、、?あの混浴しそうなシルエットは、、?






14話 優しい悪魔

 

 

 

 

「ヒナ様、敵は正面。温泉開発部です。トラップによる爆破が予測されます。」

 

遠隔でゲールの指示が飛ぶ。

 

「えぇ、分かったわ。みんな、聞いたね?行くよ。」

 

「「了解!」」

 

 

 

 

「お、おいおい、嘘だろう、、?」

 

「こっちは最低3人で1人の風紀委員を囲んで攻めている。なのに何故押されている!?」

 

 

(いや〜訓練で対多数の戦術仕込んどいてよかった〜)

 

 

「今日の所は取り敢えず逃げ、、」

 

振り返って逃げようとすると、その時目の前の壁が爆発した。そこに火薬は仕込んでないのに、、

そこから大きな黒い翼と白い髪が出てくる。

 

「逃がさないわ、鬼怒川カスミ。」

 

「まっ、待ってくれ、空崎ヒナ!私は「ターゲット、ロックオン。」

 

「ひ、ひ、ひ、」

 

「ひえええええええ!!!!!!!!!」

 

キュイーン!ドドドドドドドドドド!!!

 

 

はぁ、めんどくさい。この子達はいっつもいっつも、、、

 

「こらー!キビキビ歩けー!」

 

「今度は逃さないぞ!!」

 

「チッうっせぇな、、反省してまーす。」

 

「ひえ、、ひえぇ、、、」

 

いつもによっていつものごとく規則違反者達が拘束されて連行される。もうこの光景も何度見ただろうか?

 

「あーくそっ、イテテテ、、」

 

「大丈夫か?手を貸すぞ。」

 

「温泉開発部は爆破が多いな、、」

 

やはり温泉開発部は注意が必要ね、、トップクラスの人員に爆破被害、、、規模が段違いだわ。

 

 

、、、ところで、、

 

(ジーーー)

 

 

さっきから視線を感じる。温泉開発部の残党か?

素早く銃を向けた。

 

ガチャッ!

 

「誰?」

 

「あっ!あの、すみません!」

 

 

「、、、温泉開発部では、無さそうね?」

 

銃を構えた先の物陰からは薄いピンク色の髪をした、大きな黒縁メガネの娘が出て来た。いかにも優しそうだ。

 

「貴女は、、確か救急医学部の、、」

 

「、、!はい。火宮チナツと言います。」

 

「そう、、それで、何故ここに?」

 

「あの、すみません。その前にこの方々の応急処置をしても宜しいでしょうか、、、?」

 

そういって火宮チナツが指した先には先程の交戦で擦り傷、、軽いやけど、、銃傷、、様々な傷ができた風紀委員が居た。

 

「、、?うん。してくれると嬉しい。」

 

「(パアア)はい!すぐに終わらせます!」

 

そういうと彼女は素晴らしい手つきで患部を消毒し、傷薬を塗った後包帯を巻いていった。

 

 

 

 

「ありがとう。それで話に戻るのだけど、、」

 

「あぁ、そうでしたね。」

 

「ヒナ委員長。私は常日頃思う事があるのです。」

 

「、、?」

 

「それは、、風紀委員会には前線の医療スタッフが全くといっても居ないのです!」

 

「風紀委員会は常に規則違反者を取り締まってくださる貴重な存在です!なのにこのゲヘナは常に規則違反者が発生し、戦いがない日などないといっても過言ではありません!」

 

「えぇ、、確かにそうね?」

 

「けれど風紀委員会には前線の医療スタッフが少なすぎます!いつも生傷の絶えない風紀委員にこそ必要だと思うのに、、、」

 

「でも救急医学部がいるでしょう?」

 

「お言葉ですが、それでは遅すぎます!前線での素早い治療こそが必要だと思うのです!でも救急医学部と風紀委員会の組織再編計画も停滞が続き、、」

 

「成程、それでわざわざ来てくれたの?」

 

 

彼女の嘆きからは、本気で人々を救いたいという気持ちが見てとれた。純白で、真っ直ぐな優しさだ。

 

 

「はい、そして今日はあるご相談があって来たのです。」

 

 

「私を風紀委員会に入部させてくれませんか?」

 

「せめて私だけでも、前線で人々を癒したいのです。」

 

 

胸に手を当て、真剣な眼差しで嘆願して来た。

 

 

「、、そう。そうね、、」

 

 

「覚悟はできてる?」

 

「私達の仕事場は戦場。銃弾は降り注ぐし、爆弾も落ちてくる。相手だって治療を待ってくれるわけじゃない。そんな過酷な環境で、貴女はその信念を貫ける?」

 

「もしそれで心が折れる様なら、、酷だけどやめておいた方がいい。」

 

「どう?」

 

 

 

 

「、、、、」

 

「覚悟なら、とうにできています。」

 

「より多くの人を早く癒せるのなら、、私は本望です。」

 

「、、そう。」

 

「ゲール?」

 

「はいはい、どうなさいましたか?」

 

 

他の人に指示を出していたゲールを呼んだ。

 

 

「突然で悪いけど、この娘風紀委員会に入りたいんだって。本部に送るから、色々手続きとか頼める?」

 

「えぇ、分かりました。貴女は確か、、」

 

「、、はい!火宮チナツといいます。よろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

 

〜 〜 〜

 

 

「、、、はい。これで一応諸々の手続きは終了です。」

 

「風紀委員会へようこそ、火宮チナツさん。」

 

 

本部にやって来た火宮さんは既に救急医学部を辞めていた様だ。そういえば氷室さんが「死体」を運んでいる時に、「有望な人員が減ってしまった。」と嘆いていたような、、

 

現在私はオペレーターを天雨さんに変わってもらい、火宮さんの入部の手続きをしていた。

 

 

「委員長!便利屋を発見。陸八魔アルは後方待機、浅黄ムツキ及び鬼方カヨコ、、は注意を引く作戦の様です。」

 

「、、見覚えのない顔がいるわね。」

 

「アル様の邪魔はしないでくださいッ!!」

 

「ハルカ、ヒナがいるわ!支援するから撤退して!!」

 

 

、、天雨さんもかなり指揮が上手くなりましたね。いや、元からいい腕だとは思ってましたよ?

 

 

「あの〜ゲールさん。それで私は何をすれば、、」

 

「う〜ん、そうですね、、」

 

「そういえば丁度銀鏡さん達が訓練中ですね。覗いてみますか?」

 

「はい!是非!」

 

 

〜移動〜

 

 

「銀鏡さ〜ん。訓練状況はどうですか〜?」

 

「あっ、ゲールさん。オペしてるんじゃなかったの?」

 

「天雨さんに変わってもらいました。」

 

「へ〜、アコちゃんにね、、今は走り込みを、、」

 

 

「、、ん。その子は、、」

 

 

どうやら一部隊は今日走り込みをしていたらしい。スタミナは大事。古事記にも書いてある。銀鏡さんは私の後ろに少し隠れていた火宮さんに気付いたようだ。

 

 

「チナツじゃん。どうしたの?」

 

「イオリさん、こんにちは。訓練お疲れ様です。」

 

〜 〜 〜

 

「へ〜!風紀委員会に入ったの!?」

 

「よく来ましたね、、」

 

「はい。皆さんを少しでも早く癒したくて、、」

 

 

どうやら銀鏡さん、信濃さんと火宮さんは認識があったようだ。前線に出る風紀委員には知っている人も多いのかもしれない。

 

「そろそろ休憩も終わりましょうか、、?」

 

「そうだね、ハリちゃん。どう?チナツも訓練してみる?」

 

「えっ!いいんですか?」

 

「もう風紀委員会なんだろ?じゃあ早く慣れないとな!ハリちゃん、ビシバシ行くよ!」

 

「あ、、うん。わかった。」

 

「では、、お願いします。先輩方。」

 

「あっ、ゲールさんは何もするなよ。」

 

「?????」

 

「いや、最初にゲールさんの訓練はキツいだろ、、」

 

「やめた方がいいですよ、、」

 

「チナツ多分歩けなくなるぞ。」

 

 

「、、じゃあ火宮さんはここで銀鏡さんから訓練を受けていてください。訓練が終わったら一緒に帰っていいので、、」

 

「はい。わかりました。」

 

 

 

そんなに訓練キツかったかな、、組み手するだけなんだけどな、、(なおだいたいコテンパンにする)

 

 

〜〜〜

 

 

さあ、訓練所から本部に帰っていると、、

 

 

「あぁ〜ハルカとムツキが、、どうすれば、、」

 

「大丈夫だよ社長。助け出せばいいでしょ。」

 

 

なんだかとても困ってそうなお二方が居た。恐らく便利屋の陸八魔アルと鬼方カヨコだと思われるが、、

 

情報に載っていた不敵な笑みは消え失せ、白目を剥いてあたふたしている、、これ本物か?

 

そうこうしていると急いで移動しようとしている。、、あ、財布落とした。

 

「すみません、財布落としましたよ、」

 

 

、、、軽い。

 

 

〜 〜 〜

 

「いや〜ごめんなさいね。」

 

「いえいえこちらこそ、、無くさないで良かったですね。」

 

「えぇ!これには社員達の大切な給料が入っているもの!」

 

 

、、にしては軽かったが、、まぁ、いいか。

 

 

「社長?その人がどんな人か分かってる?」

 

「え?通りすがりの親切な人でしょう?」

 

 

「その人、風紀委員会の委員長補佐、空崎ゲールだよ。」

 

「え?」

 

 

陸八魔さんがこっちをくるっと向いた。

 

 

「えぇ、まぁ、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ、なんですってー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 〜 〜

 

「この人がゲールなの!?」

 

「そうだよ。」

 

「私どんなふうに思われてるんです?」

 

 

「風紀委員会の個人個人の戦力を大幅に上げたから、ゲヘナの悪人たちからはよくは思われてないよ。」

 

「、、、へぇ、そうなんですね。」(傷心)

 

 

 

「ところで、あなたがここにいるってことは、、」

 

「やっぱり私達を捕まえに来たの?」

 

 

鬼カヨコが銃を構えた。良い判断だ。流石はブレインとヒナ様から警戒されている程の実力者。

 

 

「ち、ちょっと待って!ゲールさんはさっき財布を拾ってくれたのよ!それなのに急に、、」

 

「でも社長、この人は私たちを逃す訳にはいかないと考えてるよ。違う?」

 

「、、一応風紀委員会ですしね。」

 

「えぇ、でも、うーーん。、、そう、、なら、しょうがないわね、、貴方、銃は?」

 

「持ってませんよ。」

 

「えぇ?」「えぇ?」「、、えぇ?」

 

 

 

「ねぇ、カヨコ、この人ほんとに大丈夫なの、、?」

 

「、、多分。」

 

 

なぜ銃を持っていないだけで心配されるのだろう?確かにこの世界の殆どの人は銃を持っているが、、

私はもう銃は使わないと決めたのだ。

 

 

「私には"コレ"がありますので、、ご心配なく。」

 

そういうとゲールは腰に下げた剣をすらりと抜いた。

 

「、、剣?」

 

「(なかなかカッコいいわね、、)」

 

「じゃあ行くわよ!恨まないでちょうだいね!」

 

そういうとアルも銃を構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぐぐぐ、、この、、ほど、けな、、」

 

「はぁ、社長、いったん諦めよう?」

 

「おかしいわ!私達の華麗な戦闘シーンはどこいったの!?」

 

「社長、何いってるの、、」

 

「そもそも華麗な戦闘とは言えないくらい圧倒的に負けたでしょ。」

 

「うぐ、この、おぼえてなさーい!!!

 

 

 

ー  ー  ー

 

火宮チナツ

 

優しいゲヘナの天使。素晴らしい医療技術を持つ。

温泉に行きたいらしい。

 

ー  ー  ー

 

陸八魔アル

 

とってもアウトローな生徒。

優秀な社員が三人いる。ゲールにボコボコにされた。

 

ー  ー  ー

 

 





てな感じで、、終わり!閉廷!

平和が一番!ラブアンドピース!
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