マイネームイズコバヤシ!!
さぁさ、お読みくだされ。
「ゲールさーん。美食研究会、全員捕まえたぞ。」
「うぅ、静かに、してください、、」
「アコ、温泉開発部、幹部連中はこれで全員?」
「、、ゲールさん、便利屋ですが、、資金がないらしく、当分表だった動きはできないみたいです。」
「、、、あれ?」
こんにちは、困惑しているゲールです。なんか凶悪なの全部捕まってません?
ええっと、美食研究会は一部隊のお陰で伸びてるし、、温泉開発部はヒナ様の部隊が本隊を叩いて幹部はだいたい捕まったし、、便利屋は、、なんかお金がないらしいから暫く何も出来ないらしいし、、
あれ、今のゲヘナ比較的平和?
〜風紀委員会本部・牢屋〜
「ひえっ、ひえっ、、うわーーん!!」
「あぁ、カスミ部長、泣かないでください!」
「ふふふ、、牢屋の中で食べるコッペパンも中々、、」
「、、ハルナ、無理しなくてもいいよ。」
「くそがっ!ここから出せー!」ガンガン
「、、、ここは地獄か?」
「もうだめだ、おしまいだぁ、、」
「ヒナは伝説の風紀委員長なんだ、、勝てるわけがないッ!」
「なぁ、こいつらどうすればいいと思う?」
「まぁ装備全部剥いだし、、暫く出て来れないんじゃない?」
〜 〜 〜
というわけで私、ヒナ様、天雨さん、銀鏡さん、信濃さん、火宮さんでお休みを貰いました。穴埋めは他の部隊の子達がしてくれると、、
「いつも夜中まで頑張ってる皆さんは休んで下さい!」
「皆さんがいなくてもやれるってとこ、見せてやりますよ!」
「アタシらに任せて、ヒナやアコも偶にはゆっくり休んでこいよ。」
皆さんあんなに逞しくなって、、、
「はぁ、あの子達、大丈夫かな。」
「委員長!せっかくみんなが頑張ってるんです!ここは楽しみましょう!」
「そうですよ委員ちょ、、ヒナ様!」
「委員長、今日はどこに行きます?」
「あわわ、、人がいっぱい、、」
「どれから乗りますか?皆さん。」
という事で、今日はみんなでゲヘナーランドに来ました。ゲヘナで有名な遊園地ですね。面白さもスリルもゲヘナ級!らしいです。
「えー!私はあれがいいかな〜!」
そういって銀鏡さんはバイキングを指差した。
船が少しずつ揺れていって最後は110度くらいまで傾く物。
「じゃあアレにしましょうか?」
〜 〜 〜
「ではベルトしめま〜す。」
「安全バー下げまーす。」
ガコン!
「何かワクワクして来たー!」
「イオリちゃん、、うぅ、怖い、、」
「ふふっ、楽しいですね。」
「ゲール、アコ、大丈夫?」
「えぇ、ヒナ様、私は大丈夫です、、が、、」
「は、はぁ!?何みてるんですか!」ガクガクガク
「アコ、、まだ始まったばっかりよ?」
座席は
イオリ ハリス チナツ
ヒナ アコ ゲール
となっている。
怖がりを真ん中に挟んだ構成だ。
そうこうしていると段々角度が上がっていく。
40度、、70度、、90度、、
そして最強の110度になった。
ゴウン、、ゴウン!!
「うわーーー!あははははは!!!」
「きゃーーーー!!!!」
「ぎゃああああ!!!」
「ふふ、、あははは!!」
「(ふふふ、アコ、、生まれたばかりの子鹿みたい、、ふふ、、)」
こういうのって内臓が浮く感覚がするよね。
〜 〜 〜
「次は何にする?」
「はい、はい!!」
「どうしたのアコ、、」
「次は観覧車がいいです!」
「わ、私も、、」
怖がり組はゆっくりしたのをご所望の様だ。
〜 〜 〜
「え〜こちら一つにつき4人までとなっております。」
「では、ごゆっくり空の旅を、、」
座席は変わらず、先にイオリチームが乗った。
ゆっくりと高度が上がっていく。
「ねぇハリちゃん、チナツ。」
「どうしたの?」
イオリが窓の外の景色と、、、ガラスに反射した2人を見ながらゆっくり話し始めた。
「、、私さ、よく知ってる通り暴走する事があるからさ。」
「2人はしっかり者だから、、私のストッパー、、お願いね。」
「、、イオリちゃん。」「イオリ。」
「あっ、」「同じ事、、考えてますよね?」
「私達も、、イオリちゃんがいつも部隊を引っ張ってくれて、感謝してる。」
「イオリがいるから、皆さん安心して戦えてるんです。」
「だからこれからも、みんなで、頑張ろう?」
〜 〜 〜
一方ヒナチーム。
「、、綺麗ね。」
「「はい。」」
多く言葉は交わさない。もう知ってるからだろう。
〜 〜 〜
観覧車が終わり、道を歩いていると、、ソフトクリーム屋が目に入った。
「せっかくなら買おうか。」
「私チョコー!」
みんなが買ったのは、、
チナツ、、バニラ&チョコ
イオリ、、チョコ
ハリス、、バニラ
アコ、、バニラ&チョコ
ゲール、、バニラ
ヒナ、、チョコ
「美味しいですね。」
「うん!ありがとうゲールさん!」
「(ゲール、、ごめんね。)」
「(構いません、、これが大人です。)」
ゲールの出費、、500×4+650×2+消費税=3630円。
〜 〜 〜
そこから色々遊んで、、
ゲールが透明迷路で思いっきり頭をぶつけたり、それを煽ってたアコがずっこけたり、、肝試しをヒナ&ゲールで行くも一ミリもビビらず微妙な感じになったり、、
そうして、、かなり時間が経った。
「そろそろ、、最後ですかね。」
「ヒナ様は、、何に行きたいです?」
「うーーん。そうね、、」
「アレ。」
そういってヒナ様が指したのはジェットコースター。
しかも数ある中で一番ヤバそうなの。
ざっと見ただけでスクリュー回転が3回、大きく一回転が2回、ゆっくり登ってから急降下が2回ある。やばい。
しかも逆さになって進んでるところがある。
「、、アレ、ですか?」
「うん。」
「手前のコーヒーカップではなく?」
「あのジェットコースター。」
「、、、、」チーン
「あぁ、アコちゃんが死んじゃったよ。」
「、、、」ヒヤアセ
「、、ハリスさんも。」
「じゃあ別のに、、」
「いーーや!行きましょう!ヒナ様!」
「あ、生き返った。」
「信濃さん、、覚悟を決めましょう。」
「、、ハイ。ゲールサン。」
〜 〜 〜
「では、出発!ゲヘナ最高のスリルを、どうぞ。」
ガタン、、ガタン
コースターがゆっくり上がっていく。
「はぁ、はぁっ、はぁっ、」
「アコ、、大丈夫?」
「は、はい、いいえ。」
席は
イオリ チナツ
ゲール ハリス
ヒナ アコ
だ。
ガタン
「うぅ、や、やっぱりやめておけば、、よかった。イオリちゃん、、」
「、、頑張りましょう。」
ガタン
「、、アコ?」
「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」
ガタン
「やっぱり最前列はすごいな、、」
「、、少し怖くなって来ました。」
ガタン、ガタン、、、、キイイイ
コースターが斜めから真っ直ぐになった。最高高度だ。
「、、、、、、、、あ。」
ゴオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!
シャァッッッッッッ!!!!
ギャリギャリギャリギャリ!!!!!
結果
イオリ、、楽しかった!
チナツ、、死体、面白い、、かも?
ハリス、、死体
アコ、、即死体
ゲール、、半死体、まぁ面白かった。
ヒナ、、面白い。
〜 〜 〜
「、、アコには悪い事したかな。」
天雨さんをおぶりながらヒナ様が呟いた。
「まぁ、よかったんじゃない?アコちゃんも自分から乗ったんだし。」
「うっぷ、、すみませんイオリ、、」
火宮さんに肩を貸しながら銀鏡さんのフォローが飛ぶ。
「ぅ、うぅ、もう、無理、、」
案外回復は早かった信濃さんが少しよろめきながら歩く。
「、、でも中々のスリルで楽しかったですよ。」
背伸びしながらゲールが言った。
〜 〜 〜
「それにしても、、アコ、なかなか起きないね。」
「、、、、」
「(なぁ、ゲールさん、アレって、、)」
「(、、起きてますね。)」
「(ヒナ様のふわふわの髪!堪能しない訳にはいきません!)」
「(なぜか、、邪念を感じますぅ、、)
「(、、、はぁ。行政官、、)」
〜 空崎家 〜
「ふう、、楽しかったね、ゲール。」
「えぇ、とても。」
「アコには、、明日お仕置きしないと、、」
「あはは、、」
本を読んでいるとヒナ様がリビングにやって来た。2人ともパジャマだ。
結局天雨さんはバレました、はい。危うくデストロイヤーが飛ぶところでしたよ。
「隣、、座っていい?」
「もちろん。」
ヒナ様ととりとめもない話をしていると、疲れたのか頭を私の肩に預けて来た。うとうとしている。
「ゲール、、こんな何でもない日が、ずっと続いたら、、いい、なぁ、、」
「、、えぇ。そうですね、ヒナ様。」
優しく微笑んでゲールは言った。
、
、
、
、
パサ、、パサ、、
その部屋からは本を捲る音と、、
、、スゥ、スゥ、、
1人の少女の寝息が、心地よく響いていた。
「、、風邪をひいてしまいますね。」
ヒナの眠りも深まった頃、ゲールも本を読み終えてヒナをお姫様抱っこした。
スタ、スタ、、ガチャ。
「、、おやすみなさい。」
ヒナを優しく下ろし、シーツを掛けた。頭を優しく撫でると、ヒナの顔が綻んだ様な気がした。
ガチャ。
「さて、、ふああ。私もそろそろ、、」
そういってゲールも自室に入って行った。
〜 〜 〜
「、、、うーん、、」
「はっ!」
気付くと私は、電車の中にいた。
はるか昔に見た、意味わからん一両編成の電車だ。
、
、
、
もしや、、今までのは、全て夢、、?
全身から血の気が引いた。まさか、、そんな訳、、
「あ、、、」
「義足。」
「、、良かった。」
混乱しながら下を見ると、大切な義足が、嵌っていた。
つまり、、コレは明晰夢、という奴か?
「、、そういえば、、」
窓の景色を眺めた。あの時は遠くに別の電車が、、
「、、やはり、、ある。」
遠くに、電車が見えた。
やはり、男女が乗っている。
「、、アレは、」
顔がよく見えないが、女の方は服装からして、、連邦生徒会?男の方は見たことが無い。
その時、太陽が輝き、電車内が照らされた。特徴的な青とピンクのロングヘアーが見えた。
「、、連邦生徒会長。」
その時、
男の方が、立ち上がった。
ー ー ー
連邦生徒会長
、、、参照データ、無し。
ー ー ー
つまりブルアカ本編前物語は最終回!
次回からは本編に則って話を進めるぞ!
木林の次回作にご期待ください!