生徒に、家族を。   作:木林8852

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おはこんばんちは、木林です。
遅くなってしまいすみません、、

これからも少しペースが落ちるかと思われますので、どうか、どうか暖かい目で見守ってくださいぃ、、







28話 旅の終わり

 

 

 

「ぜぇ、、ぜぇ、、な、何だったんだ、、?」

 

 

前回、謎のトレーニング部に急襲されたゲール。どうにかこうにか逃げ切りました。危ねぇ、、

 

 

ホテルに戻り、食事を摂ってシャワーも浴びた。

 

 

「、、、、」ポチポチ

 

 

現在ゲールはベットに寝転がり、無意味にテレビのボタンを変えまくっている。

 

 

「なんか、、ないかな、、」

 

 

暫くザッピングを続けていると、ゲールの目線はとある番組で止まった。

 

 

「背徳のスイーツ紹介、、?」

 

 

詳しく見るとどうやら様々な店舗の有名スイーツをスタジオで食べてみる、、という企画らしい。

 

 

トリニティの有名ケーキ、百鬼夜行の目玉商品、、メガ盛りパフェ、、その他美味しそうなスイーツが沢山。

 

 

「、、美味しそうだな、、」

 

 

駄目だ、完全にスイーツの舌になってしまった。

甘いものを今すぐに摂取しなければ、、

 

 

「、、どこか、やってるとこは、、」

 

 

スマホでまだ空いている店舗がないか調べる。

 

 

「おっ、、ちょっと遠いけど此処なら、、」

 

 

ミレニアム郊外に深夜営業の喫茶店がある。少々遠いが、、まぁ、何とかなる距離だ。

 

 

「、、っすぅー、、行くかぁ、、」

 

 

重い腰を上げ、コートを羽織った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜の街も良いものだ。と歩きながら思う。

 

流石に昼ほど活気は無いが、、大人たちが闊歩し、また別の熱気に包まれている。

 

 

画面が赤い機械人が歩いていく。

 

 

あの人達も酒を飲み、酔うのだろうか?

 

 

 

 

「えっと、、こっちか、、」

 

 

私が行くのはどちらかといえば寂しげな道。さっきとは打って変わって人通りは殆どない。

 

 

 

ひゅうひゅうと吹く夜風が気持ちいい。

 

 

 

「ここか、、」

 

 

 

ふと歩みを止めると、控えめなネオンが目に止まる。

 

 

 

からんからん、、

 

 

ドアを開けると、上のベルがなった。店内は僅かにジャズが響き、カウンターで、機械人、、しかし、ブラウン管テレビ、、?のマスターがコップを拭いている。

 

 

 

「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」

 

 

「お好きな席にどうぞ。」

 

 

 

お世辞にも広いとはいえない、、それに、客は向こうに2人組が居るだけだ。

 

 

 

 

「何にします?」

 

 

何となく、目の前のカウンターに座る。

 

 

「えぇと、、パフェを一つ。あと、ブラックコーヒーも。」

 

 

「、、かしこまりました。」

 

 

目を瞑り、聞こえてくるジャズに耳を傾ける。

すると、他の客の声も聞こえる訳で、、

 

 

 

 

「、、ア、、ネ、、今日、、依頼、、」

 

 

「ネ、、先輩、、暴れ、、」

 

 

「テメ、、爆だ、、」

 

 

元気そうな声とお淑やかな声が漏れてくる。

 

 

 

 

「コーヒーです。」

 

 

マスターがコーヒーを差し出した。

真っ黒で、天井の明かりが反射している。

 

 

香りを楽しんでから、一口。

 

 

「、、、ふぅ。美味しい。」

 

 

豆の香りと、風味ある苦味が美味い。

あの人のコーヒーも、これならなぁ、、

 

 

「お客様、此処へは、、どうやって?」

 

 

「どうやって、、?普通に、マップで、、?」

 

 

「おや、、此処はマップには出ないんですよ、、」

 

 

「あれ、、そうなんですか?、、あっ。」

 

 

もう一度マップを見ると、少し位置がズレている。どうやら店を間違えた様だ。

 

 

「それはそれは、、」

 

 

「、、でも、こっちの方が良さそうです。此処にこれて良かった。」

 

 

コーヒーをまた一口飲む。

マスターは果物を切り、パフェを作っている。

 

 

「ここはあまり人が来る店では無いのでね、、」

 

 

「あの2人も、もっといい店があるだろうに、、よく来てくれる。」

 

 

「、、珍しいですよね。こんな深夜に、、」

 

 

「何やら仕事があった様です。」

 

 

「パフェ、、出来ましたよ。どうぞ。」

 

 

 

「おぉ、、ありがとうございます。」

 

 

先程からコーヒーを飲んでいて、更に甘味が欲しかったのだ。

 

 

クリームの上に苺が乗り、底の方も何層にも分かれたクッキー、バニラアイスクリーム、、ドライフルーツにストロベリーソースと見ていて楽しい。

 

 

スプーンで、生クリームとアイス、ストロベリーソースの部分を掬って口に入れる。

 

 

「、、うん。美味い。」

 

 

柔らかい生クリームに、舌を冷やすアイス。少し酸っぱめのソースが口の中で一つとなる。

 

 

苺を食べると、瑞々しい果肉と甘酸っぱい味が広がる。

 

 

次はクッキーとドライフルーツの層だ。少し溶けたアイスが、クッキーにかかっている。

 

 

ざくざく、、と変わる食感は、パフェを飽きないものにさせる。ドライフルーツも、種類があって美味しい。

 

 

パフェに舌鼓を打っていると、喫茶店のベルがなった。

どうやら新たな来客の様だ。

 

 

まぁ気にすることもない。

コーヒーの少し飲み、またパフェに手を伸ばす。

 

 

そうして暫く、、パフェを食べ終えた。

 

 

 

 

 

 

「マスター、美味しかったです。」

 

 

「それはどうも。〇〇円になります。」

 

 

 

からんからん、、

 

 

 

 

パフェにより甘いものを食べたい衝動がおさまると、私はホテルに戻ろうとする。

 

 

「、、、」

 

 

路地裏を通り、大通りを目指す。

だが、、それも、どうやら叶わないようだ。

 

 

「、、、せっかく良い気分だったのだがな、、」

 

 

「、、出てこい。」

 

 

暗闇に声を掛けると、二つの影が飛び出した。

 

 

「なんだ、、バレてたのか、、」

 

 

「まっ、関係ないね。」

 

 

さっき喫茶店に入ってきた連中だ。ずっと付けてきていたのか、、

 

 

「何が望みだ、、?」

 

ゆっくりと刃を抜いた。

 

 

 

「あんた、旅行者だろ?金を持ってそうじゃないか。」

 

 

 

 

「金か、、愚かだな。良い大人の癖に、、」

 

 

 

 

「抵抗なんかすんなよ、痛い目に遭いたくなかったらな。」

 

ハンドガンが二つ、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまでだ。動くなよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「、、、?」

 

悪党の頭に、後ろから銃口が突きつけられている。

 

 

 

「だれだっ、、てめっ、、」

 

 

「動くな、、と、言われたはずですよ。」

 

もう1人、、影から現れ、悪党を撃った。

 

 

 

 

「おい、オッサン、、こんなセコイ事してないで、真っ当に働けよ。その頭、直してやるよ。」

 

二つのマシンガンが、悪党を蜂の巣にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫です?」「アンタ、大丈夫か、、?」

 

 

メガネをかけたメイド服の女の子と、メイド服にスカジャンを着た女の子。2人が声をかけてくれた。

 

 

「えぇ、貴女達は、さっきの、、」

 

 

そう。喫茶店で最初に居た2人組だ。

 

 

 

 

「助けてもらい、感謝します。」

 

 

「いーってことよ。てか、アンタなら助ける必要あったか?」

 

 

「、、ネル先輩??」

 

メガネの子がスカジャンの子の頬をつねった。

 

 

 

「いててて、、あの殺気出せるなら大丈夫だろ、、」

 

 

「そういう話ではありません、我々はC&Cとして、、」

 

 

 

 

「おや、、C&Cの方でしたか。という事は、貴女が00の、、」

 

C&C。通称メイド部。ミレニアム最強とされる部活。なんでも"清掃"がとても上手だとか、、

 

 

「お?アタシも旅行者に知られるほどになったか?」

 

 

「部長は割と知られていると思いますが、、」

 

 

 

すごい偶然だ。彼女はあの美甘ネルらしい。00(ダブルオー)のコールサイン、ミレニアム最強とされる少女だ。

 

もう1人は、、03の室笠アカネさんかな?

 

 

 

 

 

「アタシ、どんな風に言われてるんだ?」

 

 

「、、、あー、、」

 

 

 

 

 

 

「い、依頼達成率100%の凄腕エージェントだと、、」

 

 

「ふんふん、、、」

 

 

 

い、言えない、、"身長が低いのにめちゃくちゃ強いヤツがいる"とか、

 

"メイド服にスカジャンとかいう意味わからん服装をしてる"とか、、

 

"コーヒーを頼んだら小学生と勘違いされて勝手に砂糖を入れられた"とか、言われているなんて!!

 

 

「まぁ、アンタも気をつけろよ。ミレニアムでも、悪党は割と居るからな、、」

 

 

「どうかお気をつけて、お帰りください。」

 

 

 

そういうと、2人は反対側に歩いて行った。

 

 

 

、、アカネさんの言う通り、早めに帰ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「、、なぁ、あの人、どう思う?」

 

 

「、、確かに部長の言う通り、一般人の殺気ではなかったですね、、」

 

 

「だよなぁ、、アレは、相当だぜ、、」

 

 

「あの剣、、もしや、ゲヘナの、、」

 

 

「風紀委員長補佐の?そんな人が此処にいる訳ねえだろ、、」

 

 

「ですよね、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう朝だ。よく寝た、、

 

 

さっ、チェックアウトの時間が近い。そろそろ帰ろう。

 

 

 

ホテルを出て駅に向かい、ゲヘナへと戻る。

 

 

 

家の扉を開けた。

 

 

 

まだお昼だ。誰もいない。

 

 

 

 

「そうだ、、」

 

 

私は自分の義足、、それが包まれていた包装を引っ張り出す。

たかが包装、でも大切に取っておいてある。

 

 

「オト、、」

 

 

これが、ウタハさんの言っていた"火薬庫"その人なのだろうか?

 

 

モモトークで伝えておこう。

 

 

 

〜 〜 〜

 

 

「あっ、ゲール。帰ってきたみたい。」

 

 

「ゲールさん、、きちんと休めたでしょうか、、?」

 

 

「、、この三日間、結構スリリングだったな。ゲールさんの指示が無かったし、、」

 

 

「、、イオリ?私の指示じゃ不満だと言う事ですか?」

 

 

「、、アコ。喋ってないで手を動かす。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






そういえばヒナの絆ランク50になりました。
毎日カフェに呼び出して触った甲斐があったぜ、、

あと地道なハード周回でアリスを交換しました。

やったぜ。




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