生徒に、家族を。   作:木林8852

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どうも、木林です。
関係ないけど僕はフロムゲーが好きです。

ナイトレイン、オモロイ。
鉄の目、サイコウ。

与太話はさておきやっとメインヒロイン登場です。



3話 出会い

 

みなさんお久しぶりです、ゲールです。

 

突然ですがあれからの話をしましょう。

まず、私は職を手に入れました。簡単に言えば傭兵ですね。

結局私の一番の取り柄は戦闘だったようです。たまに依頼主から、「騙して悪いが、、、」と襲われたりもしましたが。

 

 

私はチラシにあった、「新築ボロアパート」とかいう3秒で矛盾した建物に住むことにしました。

この建物凄いですよ。インターネット回線はしっかりしている癖にたまにガスコンロがつかなくなったり、防音構造はしっかり施されているのに2階への外階段がギィギィ音を立てます。

 

最近は自炊にハマっていまして、、、

 

おっと、、まぁ積もる話はここまでにして、今日も仕事を頑張りましょう。

 

 

ザワ、ザワ、

 

 

「んん?何だか騒がしい、、」

 

肩を回しながら疑問を覚える。

 

つい昔の癖で聞き耳を立てる。相手は服装からしてゲヘナ学園だろうか?

 

こう見えても私、かなりここには詳しくなったんですよ。図書館でここいらの土地の歴史や基本的な文化は学んできましたから。

 

 

「おい! 見つかったか?」「こっちか?」

 

「いいえ。それが目撃情報は上がっているのですが、、、」

 

「今回は風紀委員会は多忙で来れなかったからなぁ。まぁ、我ら情報部もやればできると示してやろう。」

 

「はい!」「くまなく探せ!」

 

 

どうやらゲヘナ側からここにやってきた者がいるようです。まぁ私にはあまり関係はありませんがね。

 

さて、そろそろ現場に、、、

 

 

 

 

「うぅ、チクショウ、、、」

 

「何だってこんな奴に。」

 

今日も仕事は上手くやれました。今回の依頼は会社の機密情報を持ち出し、他会社に売ろうとする奴を"連れて来て欲しい"との事でしたが、、相手も傭兵を雇っていましたね。久しぶりの戦闘でした。

 

たまに戦わないと腕が鈍ってしまいますからね。報酬はもう貰いましたし、そろそろ帰りましょうか。今日は何を買っていきますかね、、、?

 

 

ん?

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

 

「うぅ、みんなとはぐれちゃった。」

 

「多数建物の爆破犯を捕まえる、かぁ、、」

 

「はぁ、めんどくさい。」

 

私は帽子を深く被り直しながら歩く。

 

早く帰って寝たいなぁ。あ、帰ったら替えの洗剤買わないと。私みたいな子は風紀委員会がいいよって言われて下部組織の情報部に入ったけど、毎日犯罪者を追って、要注意人物を調べてマークしておいたり正直めんどくさい。

 

まぁ、かといって悪い事をする気はないけど。

 

 

・・・・・・あ。

 

 

「チクショウ、もうここまで捜査網を、、」

 

「しっかしもう爆薬を切らしちまったなぁ。」

 

「どうすっか、、、」

 

 

、、居た。頭をガシガシと掻いている獣人。服装からも間違いない。

どうしよう、見つけてしまった。でも見た感じそこまで物資が残っているわけではない?ここは路地裏だし、不意打ちをすれば、、、

 

そう思い、私が忍び足で犯人に近づいていった時だ。

 

 

カチッ

 

 

「っ!」 「かかったなぁ?」

 

私は罠を踏んでしまった。すぐさまゴミに見せかけた爆弾が起爆する。相手は此方を見て、すぐにショットガンと手榴弾を構えた。

 

「ッ、痛い!」「見たことねぇ面だなぁ?オマエ、風紀委員会の一軍どもじゃあねえな?」

 

私はすぐさま体勢を立て直し、支給されたマシンガンを撃つ。

 

「おっとぉ!反応はいいなぁ!」「・・・!」

 

コイツ、強い。大半を躱した、、?しかも当たっても防弾チョッキで大したダメージになっていない。

 

「そらよぉ!」「、、危ない!」

 

相手はショットガンを打ち、その隙を消すように爆弾を投げてくる。物資がないなどと、とんだタヌキだ。

 

「、、そこ!」「ぐぅっ!?」

 

私はチョッキで守れていない腕や足を重点的に狙う。命中だ。

相手はヘイロー持ちでない獣人だ、かなりのダメージのはず。相手は堪らず手榴弾を投げて下がる。これを蹴り返せば、、!

 

「、、、あっ」「へへへ、甘いなぁ?」

 

蹴り返そうとしたそれは閃光手榴弾だった。相手は多数の建物を爆破し、風紀委員会から何度も逃げ果せた厄介なヤツだ。爆破という情報から安易にただの手榴弾だと思ってしまった。そして相手は既に視界を塞いでいる。

 

「キイイイィイイィン」

 

 

 

ガシッ

 

 

「あ、うぅ」「ケッ、まぁまぁ手こずったな。」

 

私は顔を掴まれ、そのまま持ち上げられる。何も見えない、怖い。

 

「そらっ!」「ぐふっ、、」

 

おなかをなぐられた、いたい。

 

 

 

「おらっ!」

 

 

 

「まだまだぁ!」

 

 

 

「何へばってんだぁ?」

 

 

 

「もう一発!」

 

 

いたい、もうやめて、だれかたすけて。

 

「、だれか、、、」

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

「かなり大きい爆発音だな。」

 

私は警戒しながら歩く。ここでは爆発など日常茶飯事だが、、残念なことに爆発がした方向は私が今日帰っているルートだ。何もなければ良いが、、

 

「キイイイイン」「!」

 

あの光は閃光手榴弾?だいぶ派手に戦っているらしい。またいつもの面倒ごとだ。

 

 

「、、、れか、、たす、、て」

 

「この辺りか?」

 

 

慎重に、気配を消して辺りを探る。スケバン共のシマ争いだろうか?

 

「へへへ、オラァ!」「・・・いたい、よ、、」

 

まずい、事態は思ったより複雑そうだ。今朝見た子と同じ服を着た白髪の女の子が、ガタイのいい獣人に一方的に殴られている。

 

 

「そこまでです。もう勝負はついているでしょう?」

 

私は敵意がないことを示す様にゆっくりと歩いて前に出た。コイツ、デカい、2mと少しぐらいだろうか、、?

 

「あぁん?なんだぁテメェは、、!?」

 

「貴方の勝ちです。ですからもうその子は離してあげてください。」

 

できる限り柔らかく話す。

 

「いぃやぁ?違うなぁ。コイツには才能がある。数多の風紀委員会とやり合ったから分かるぜ。」

 

「、、、若い目は潰すと?」「あぁ、そうだ。」

 

「コイツが危険な相手になる前に潰しとくんだよ。身体も、心も。」

 

 

困ったな。腹が立って仕方がない。この子は勝負に負けたのだろう。私とて戦いの中で生きてきた存在。敗者には何の権利も与えられない事は十分承知だ。だが、こんなジワジワと痛ぶる様なヤツは昔から許せん。

 

勝負は自分の持てる全てを使い、互いに相手に敬意を払う。それがルールだ。

 

 

「そうですか、、、所でこの現場を見たという事は私もタダで返してはくれないでしょう?」

 

私はジワジワと回避の構えを取る。

 

「よく分かってンじゃねえか!」

 

返事に散弾が帰ってくる。しつけがなっていないな。

 

私はステップで避けながら距離を詰める。そして新しくこの世界で作った、我が得物を抜く。

 

「んん!?なんだ、鉈か?」「半分正解です。」

 

 

ー ー ー ー ー

ファルクス

 

傭兵ゲールの得物。

彼が前の世界でも使っていた物。それをキヴォトスで新たに作り直した一品。

鉈の重さと曲剣の鋭さを併せ持つ。

この世界の人々には、斬撃は傷にはあまりならない。だが、鋭い痛みを与えるはずだ。

ー ー ー ー ー

 

 

「がぁっ!痛えっ!」

 

銃を持つ腕を斬った。だが、傷にはあまりなっていない。しかしどうやら痛みはかなりあるらしい。掴んでいた子を離し、パンチを繰り出してくる。

 

「甘いっ!」「っ!投げだと!?」

 

そんな苦し紛れの拳は通らない。背負い投げで地面に叩きつけてやった。そして白髪の子を連れて一時逃げる!

 

 

「さぁ、早く!」「、、コクリ。」

 

 

ーー ーー ーー

 

 

「大丈夫ですか?」

 

「うん、、ありがとう。」

 

かなり痛いだろうに、白髪の子は少し腫れた顔を綻ばせて言った。

 

「貴女はかなりケガが酷いですから、どこかに隠れていてください。」

 

「でも、それじゃあ貴方が、、」

 

「私は大丈夫です。こう見えても結構強いですから。」

 

 

あの子、頭の光輪が少し薄かった。あのままだともっと大事になっていたかもしれない。その前に助け出せて良かった。

 

白髪の子を目立たない所に隠す。そしてヤツを待ち構える。

 

 

「はぁ、はぁ、待ちやがれ!」「えぇ、待ちますよ。」

 

息を切らしながらドタドタと走ってきた犯罪者を正面から見据える。強い敵意をぶつけながら。

 

「、、舐めやがって。」

 

「わざわざ負けに来たのですか?殊勝な事です。」

 

「・・・・・・殺す。」

 

 

 

ー  ー  ー

 

白い髪の女の子

 

めんどくさがりなロングヘアーの女の子。

風紀委員会の情報部に所属している。

 

友達に自分のことが大好きな変わった服装の子がいる。

 

ー  ー  ー

 

 

 

 

 

 

 





初めて会うヒロインをボコボコにする、ひでぇな!

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