生徒に、家族を。   作:木林8852

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ハロー!木林ダヨ!

とりあえず間がかなり空いてしまったので投稿します。
まじてこれからの展開が難すぎる、、

でも、頑張って書いて参ります。







34話 風紀委員長の戸惑い

 

 

 

うーーん、、くぁ〜、、

 

よく寝たぁ、、

 

 

「ふぅ〜、、ぐぐぐぐ〜。」

 

大きく背伸びをして、ベットから起きる。

 

 

「本日、ゲヘナ自治区は全域快晴でしょう。ミレニアム自治区、北部は、、」

 

 

「(そんな事、言わなくても分かるって。)」

 

トースターでパンを焼いて、コップに牛乳を注ぐ。

窓からの日光を受け、少し晴れやかな気分だ。

 

 

朝食を終え、ランニングをした後シャワーを浴びる。

 

制服に着替えて、、

 

 

あ、弾薬が少ない、、

まぁ、途中のコンビニで買って行こう。

 

 

「行ってきます!」

 

 

ゲヘナ学園に着いた。今日は朝から授業だ。

机につき、教材を取り出した。

 

 

 

 

〜〜少女勉強中〜〜

 

 

 

 

 

昼前には授業は終わった。

コンビニで買ったおむすびを頬張りながら、風紀委員会本部へと向かった。

 

 

何だかバタバタしているみたいだな、、

 

 

「あっ、イオリ!来ましたか!!」

 

「チナツじゃん。おはよ。」

 

 

「おはようございます、、ではなくて!」

 

「え?」

 

 

「落ち着いて聞いて下さい。」

 

「ゲールさんが、ゲールさんが、、」

 

 

「?出張中のゲールさんがどうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「万魔殿の連中に、、トリニティ総合学園に向かわされたって、、」

 

「、、、え。トリニティ、、?」

 

 

「なんでも、スパイとして派遣したとか、、」

 

「スパイ、、?ちょっと待ってよ。話について行けてな、、」

 

 

「今、委員長と行政官が万魔殿に乗り込んで、、」

 

 

 

 

「ゲールさん、、大丈夫なの、、?」

「何でそんなところに、、」

「やはり万魔殿なんて、、」

 

 

 

「ゲールさん、、」

 

 

、、突然すぎてまだ頭が追いつかない。

ゲールさんが出張に行って、しばらく。

 

正直戦闘においては、ゲールさんが居なくても何とかなる様になっている。

 

みんなの練度がかなり上がったお陰だけど。

でも、それはそれ。

 

みんな、どこか寂しそう。頭を撫でてくれたり、こっそりお菓子をくれるゲールさんが、居ないから、、

 

 

「、、どうか、無事でいてくれ。ゲールさん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待て!空崎ヒナ、、」

 

議長室の高そうな絵画が飾ってある壁に、マコトが叩きつけられた。そのまま胸ぐらを掴まれる。

 

 

「だったら質問に答えて。何故ゲールをトリニティに向かわせた?」

 

「エデン条約関連で接触すら問題になる、トリニティに、、」

 

 

「それはだな、、奴らと高度な情報戦をだな、、」

 

 

「ならどうやって送り込んだ?ゲヘナ側からスパイなんてそうそう出せるものではないでしょ?」

 

 

「嘘なんてつけると思わないで。何日か掛かったけど、完全に裏は取れてる。あの義足の事もあるし。」

 

 

イロハさんには我々が"交渉"して、今日までこの事をマコトに報告しないでもらっていた。

 

委員長は見た事もない顔をしている。それ程激怒しているのだろう。おっと、、いけない。私も、つい奥歯を噛み締めてしまう。

 

さて、このタヌキからどれだけ情報を取れるか、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論は、こうだ。

 

・ゲールはトリニティの補習授業部にいる。

 

・密偵の内容はトリニティのトップの調査

 

・タヌキはトリニティにパイプを持つ謎の存在の仲介を受けて彼をトリニティへと送った。

 

 

 

聞き出した電話番号に電話を掛けたが、応答は無かった。また、エデン条約を前にし現れたシャーレの先生に、臨時職員「キサラソ」についてそれとなく尋ねたが、既に居らず、また連絡も取れないという事だった。

 

 

つまり、空崎ゲールは現在行方不明である。

 

 

 

「、、、どう、なされますか。」

 

 

「、、、」

 

 

「アリウス、、でしたっけ。万魔殿からそれとなく安否確認をさせましたが、別の潜入をしている、の一点張りです。」

 

 

「アリウスを信じますか、、?どちらにせよあと少しで潜入期限が来るようですし、、」

 

 

「、、、」

 

 

「委員長、、」

 

 

「、、万魔殿の話だと、トリニティに恨みがある組織、、と言っていたらしいわね。」

 

 

「えぇ、眉唾物ですが。」

 

 

「トリニティに恨みがありながら、トリニティへのパイプも持っている。何故、、」

 

「、、読めない。情報が少なすぎる、、」

 

 

「委員長、、各地で暴動も起きています。あぁ、こんな時に、、!」

 

 

「、、さっさと終わらせよう。行ってくる。」

 

 

「分かりました。指揮はお任せを。」

 

 

 

「(ゲールさん、、)」

 

「(貴方に大事があったなんて、想像がつきませんが、、)」

 

 

「早く、、帰ってきて下さい、、」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、そんな風紀委員達の想いも届かず期日になってもゲールは帰って来なかった。

 

その内、ゲヘナの問題児達の間でも「空崎ゲールが姿を見せない」と噂になり、波紋を呼び、広がった。

 

 

無論万魔殿よりアリウスへの詰問が行われたが、「こちらも連絡が取れず困っている。トリニティ側にバレたのでは?」と要領を得ない返事が返ってくるばかりだった。

 

 

そして流れてくる業務により、只々時間が過ぎていった、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「委員長、、眠れていますか?隈が酷いですよ、、?」

 

 

「、、、大丈夫だから。」

 

 

「少し、仮眠でも、、」

 

 

「今日はエデン条約締結日でしょ。私がしっかりしてないでどうするの。」

 

そういうと委員長は缶コーヒーを一気に飲んだ。

デスクにはコーヒーの匂いが染み付いている。

 

まるで幽鬼のような足取り。でも覇気は一段と増している気がする。

 

、、委員長は、その代わりに何か大切なものを無くしていっている、、気がする。

 

万魔殿の車に乗り込み、景色を眺めた。

 

本当は委員長とは違う車に乗る予定でしたが、、この天雨アコ、委員長の為なら全ての権限を行使します。

 

 

暫くして会場付近。

 

 

 

「、、ねぇ、アコ。」

 

「はい。」

 

 

「今日って、先生も来るのよね、、」

 

「えぇ。連邦生徒会の見届け人として、らしいです。」

 

 

「、、、」

 

「アリウス、、」

 

 

「はい?」

 

「ゲヘナと、トリニティ、、」

 

まるで呪文のように、声が漏れている。

 

 

「い、委員長、、?」

 

「、、、先生。」

 

突然、ぴしゃりと委員長の背筋が伸びた。

 

 

「、、アコ。」

 

「、、何でしょう?」

 

 

「セナを、呼んでくれる?」

 

 

「えっ、セナ部長ですか?」

 

「うん。えーっと、、私、倒れるかもしれないから。」

 

、、もう少しいい嘘のつき方があると思う。もう頭が回っていらっしゃらない、、?

 

 

「、、そんな事になるなら、今のうちにしっかり休んで下さい。」

 

「分かりました。電話します。」

 

 

プルルルル、、、

 

 

「、、もしもし、アコ行政官?」

 

「もしもし、セナさん?」

 

 

「会場で何か問題でも?」

 

「えぇ、まぁ、、」

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、窓から閃光が溢れ出した。

咄嗟に窓に目を向け、あまりの眩しさに目を閉じる。

 

 

遅れてつんざくような爆発音が響き、車体が大きく揺れた。天地が逆転したかのように感じ、体勢を保てない。

 

 

必死に頭を抱え、静寂が訪れるのを待った。

 

 

「、、アコ!大丈夫!?」

 

 

「はい!一体何が、、!?」

 

 

目を開けると車が横転していた。どうにか抜け出すと、辺り一面に地獄が広がっていた。

 

 

「な、、な、、」

 

 

「、、、な、にが、、?」

 

 

瓦礫、瓦礫、瓦礫、、

何処からか叫ぶ声が聞こえる。

 

何故か強く吹く風に、意識を奪われた。

 

 

「襲撃、、?何処の誰が、、!?」

 

「、、委員長、血が、、!」

 

 

「、、大丈夫。そんなに深くない。」

 

「で、ですが、、」

 

 

「それより先生が危ない!アコ、行くよ!」

 

「勿論です、委員長!!」

 

 

古聖堂に向かおうとした、その一瞬。

 

 

 

「これで、、倒れてくれるとありがたいんですが、、」

 

 

高速の弾が、ヒナを貫く、、かに思えた。

しかし、大きく広げられた漆黒の翼が、直撃を阻む。

 

 

「アリウス分校、、やはり。」

 

「、、委員長、いつのまにか囲まれています。」

 

 

 

「(えっと、、取り敢えず時間稼ぎをしないと、、)」

 

ヒヨリは、正直ヒナとの戦闘を制するのは難しいと感じていた。

例えこちらが数で圧倒的に勝っていても、、

 

だから、少しでもヒナの邪魔をする事としていた。

 

 

 

 

 

 

 

「やはり、空崎ゲールのようにはいきませんか、、」

 

 

 

 

 

呟いたその一言は、致命的に二人へと刺さった。

 

 

 

「「、、は?」」

 

 

「これ以上、先には行かせませんよ、、」

 

 

数多の銃口を向けられる中、二人は構えた。

 

 

「「、、そこを、どきなさい!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜 〜 〜

 

 

「やはり、こうなったか。」

 

飛行艇にて、眼下の惨状を眺めながら、マコトは呟く。

 

 

「何がやはり、ですか。ヒナ委員長に危険性を教えて貰って気付いたくせに、、」

 

 

「なっ、、それは違うぞ、イロハ!私は元々こう言うことも計算に入れて、、」

 

 

「マコトちゃん、強がりはそこまでにしましょ?」

 

 

「ぐぬぬ、、サツキまで、、!!」

 

 

「じゃ、そろそろ行きますか。」

 

 

「、、ああ。アリウスめ、このマコト様を謀るとは、、覚悟はできているらしい。」

 

 

マコトが銃で窓をぶち破った。そのまま飛行艇を飛び出す。

その直後、上から花火のような音が響く。

 

 

「パラシュート、展開ッ!!」

 

 

「はぁ、、この場にイブキがいたら、、マコト先輩を殺してましたよ、、」

 

 

「チアキと一緒に、万魔殿に残らせて良かったわね。」

 

 

「"あの地点"に急ぐぞ!!」

 

 

 

爆散する飛行艇を尻目にパラシュートで降下し、一向はとある瓦礫の山にたどり着く。

 

 

「これ、、壊れてないよな?」

 

「まぁ、、多分、大丈夫でしょう。」

 

 

残骸をどかしていくと、大きな砲身が姿を見せた。

 

 

「これをトリニティ領にバレずに置くの、ほんとに大変だったんですからね。」

 

 

「キキッ、さぁ、反撃開始だ。行くぞ!」

 

「超無敵鉄甲、虎丸!!!」

 

 

「って言っても、向かうのは例の拠点でしょ?」

 

「うるさいぞ!サツキ!」

 

 

〜 〜 〜

 

 

「アコ、大丈夫!?」

 

 

「はい、、ですが、アレは、、?」

 

 

瓦礫に身を隠す二人の視線は、ある一点で交差した。

倒したアリウス生徒の代わりのように現れた、存在。

 

何処からともなく現れ、倒すと霧のように消える。謎の青いガスマスク。

撃って、隠れて、さっきから、その繰り返し。

 

少しずつ先生の元へ進んでいるが、あまりにもその歩みは遅い。わ

 

 

「、、委員長。」

 

「何?」

 

 

「私が、あいつらを足止めします。委員長は先生を、、」

 

「、、、」

 

 

「私とガスマスクは、相性がいいです。数発で倒せます。委員長も、気付いてますよね?」

 

「、、うん。」

 

 

ヒナのマシンガンに匹敵する火力を、アコのハンドガンは出していた。マシンガンの掃射で倒せるガスマスクを、ハンドガン数発でアコは倒して見せるのだ。

 

 

「大丈夫です。ゲールさんも、あんな奴らが倒せる訳ありません。」

 

「、、、」

 

 

「、、わかった。気をつけてね。」

 

「、、無論です。」

 

 

ヒナは走り出した。先生の元へ一直線。

親友の無事を、祈りながら、、、

 

 

 

 

 

 





現在37話、、位まで構想が大まかにありますが、書いたのを一度ボツにしてるんですよね、、

なんでかって?

、、アズサが曇らないから。本編のアズサ葛藤シーンが無くなる恐れがあったんすよ。


ちゃんとアズサは人殺しになろうとして欲しいよね(ゲス顔)
やっぱヨースター君の、、曇らせを、、最高やな!
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