生徒に、家族を。   作:木林8852

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moi!木林です。
連続投稿しちゃいます!

ブルアカASMRを全種類購入しました。

安いもんだ。渋沢数人程度、、

まだ全部聞けて無いですけどカズサがヤバい。
ヒナ吸いしてたとおもったら先生吸いされて変な声でました。

ヒマリはなんか可愛い。ボーナストラックは何、、?
キサキ色気すげ〜。イロハの気怠げボイスたまんねぇ〜。

、、っと、危ない危ない、、
じゃ、ヒナにシャンプーして貰って来ます。


感想・考察コメントとか、誤字報告とかどしどしどぞ!



37話 想い人に願いを

 

 

目の前に現れたユスティナ聖徒会に、ゲールは走り出す。

3、、5、、8、合計8体だ。

 

 

ハンドガンを握りしめ、トリガーを引く。

正確に命中したが、奴らは倒れない。

 

 

接近したゲールは一体の武器を蹴り飛ばすと、顔面を掴み、無造作に投げる。

 

投げた奴と、その先にいた2体。計3体が体勢を崩した。

 

 

ナイフを素早く抜くと、そのまま3体の心臓、顔、鳩尾、、思い付く人体の急所に刃を突き立てる。

 

 

無論余りが黙っていない。

ライフルが放たれる。

 

 

ゲールは何故かライフル弾に真っ直ぐ向かって行く。

そのまま更に加速。

 

 

 

 

 

次の刹那、ユスティナ聖徒会は全て切り裂かれていた。

 

 

消えゆく一体が後方からゲールを狙う。

確実に放たれた弾丸はゲールの頭に吸い込まれるように向かって行く。

 

 

 

鈍い衝撃。

 

 

 

 

「、、チッ。痛いじゃ無いですか。」

 

 

ユスティナ聖徒会は全て消えた。

 

 

 

人間の血とは思えない青白いナニカに塗れたゲールの頭上には、か細く光の輪が輝いていた。

 

 

 

〜 〜 〜

 

 

 

先程から似た相手との繰り返しだ。特に戦術の変化は見られないし、このままだと無傷で勝つ事もできるだろう。

 

 

しかし、不思議だな。

 

 

頭を撃ち抜かれたのに、僅かに出血しただけだ。弾丸が身体を貫く事も、血がしとどに溢れる事もない。

 

 

、、私は記憶を取り戻した。

 

 

⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎という国で戦争に身を投じた事も、何人もの人間を殺したことも、自分の哀れな最後も。

 

 

、、しかし、疑問もある。

 

 

何故この異常な世界に居るのか、一体いつ右足を無くしたのか。どうやら、まだ思い出していない事があるようだ。

 

 

物思いに耽っていると、遠くで爆発音がした。見ると崩壊しかけた廃ビルから、閃光が走っている。

 

 

「あれは、、」

 

 

遠くからでも見える。

 

 

大きな荷物とSRを背負った奴、ランチャーを持つ奴、フードを被った奴、、

 

そして、ライフルを構えた女。

 

 

「居た。」

 

 

ゆっくりと、件のビルへと歩を進めた。

その間、装備を点検する。

 

 

ハンドガン、ナイフ、閃光弾、、

弾丸はまだ余っているし、刃も未だ鋭い。

 

 

防弾チョッキは壊れていないし、義足にも不備はない。

 

 

ただ、、

この義足、ちょっと歩き辛い気がする。

 

 

もっと、こう、、"自分に合う"物があるような、、

まぁ、行動に支障はないだろう。

 

 

この装備は、何処かの路地裏に置いてあった。

 

状態から捨て置かれたものでは無さそうだし、あの黒服が用意したのかもしれない。

 

何故私が丁度よく入った路地裏にそれらがあったのかは不明。気味の悪い事だ。

 

 

、、ビルに辿り着いた。

 

 

上階は、更に酷く爆発音が響いている。

慎重に侵入した。

 

 

「(トラップの形跡、、)」

 

 

どうやら迂闊に進むのは危険な様だ。

階段を駆け上がる音がする。

 

 

 

「、、、おっと。」

 

 

ビル内を歩いていると、見た顔が倒れていた。

水色髪のスナイパーだ。

 

 

 

慎重に近づき、気絶していることを確認した。

丁度いい、荷物を貰おうか。

 

 

大きなリュックの中身を拝借する。ハンドガンの弾を補充し、幾つかの銃を貰った。

 

 

背中にショットガンを背負い、もう一つ追加でハンドガンを装備する。手榴弾も沢山あるし、上出来だ。

 

 

、、上で一際大きな爆発がしたと思うと、建物が崩れる振動が感じられる。

 

 

、、これは。

 

 

階段が瓦礫で崩壊している。これでは上階へは上がれないか、、

 

 

 

辺りを見回すと、窓が見えた。

 

 

爆発で歪んだ窓を強引に割り、上を見る。やはり上の方にも同じ位置に窓がある。

 

適当な金属片にロープを巻き付け、窓に向かって投げる。

 

 

、、よし。窓の縁に引っ掛かった。

 

 

ロープを手繰り寄せ、昇る。

 

 

煤だらけの上階に辿り着いた。辺りは瓦礫だらけだ。しかし、更に上への階段は何とか無事だった。

 

 

、、声が聞こえる。

 

 

 

「初めてお友達がくれたプレゼント、か?」

 

「虚しい。」

 

 

ライフルの女、、サオリは、アズサに向け狂った様に引き金を引く。

 

 

「虚しい、虚しい、虚しい、虚しい、、」

 

 

、、あいつヤバい奴だな。

 

 

暫く様子を見ていると、不意にアズサが駆け出す。窓の縁に足を掛けた。そして空中へ身を投げる。

 

 

その時、アズサの目が見えた。

 

その目は、深い覚悟と、どうしようもない悲しみが込められていた。

 

 

 

その目に僅かに気を取られた瞬間、サオリの怒号で我に帰る。

 

 

「逃げろっ、姫っ!!!」

 

 

辺りが閃光に包まれ、次に耳をつんざく爆発音。そしてサオリの悲鳴。それらが殆ど同時に聞こえた。

 

 

音と光が止んだ。ここだ。

 

 

影から飛び出す。フードの女、、アツコが倒れている。血は見えないが、明らかに衰弱している。

 

 

アツコに駆け寄るサオリが見えた。

 

 

「ひっ、、!!」

 

 

サオリが「姫」と発する前に、蹴りでサオリを吹き飛ばした。見るとサオリもかなりの大怪我だ。

 

 

「なっ、、お前、は、、」

 

 

サオリに近づき、胸倉を掴んだ。

右拳を顔面に放つ。

 

 

またもサオリは吹き飛び、倒れ伏した。

 

 

 

「、、なんと言おうか。」

 

「仲間に掛ける情はあるんだな。まぁ、それはそうか。」

 

 

サオリは何とか立ち上がり、己の銃を掴んだ。

 

 

「やろうか。」

 

 

「そこを、、退けぇ!!!」

 

 

 

サオリが動いた。ライフルを放つ。

 

 

私は多少移動する。被弾するが、まぁ誤差だ。

 

 

 

「くっ、、姫、、」

 

 

サオリが撃てばアツコに流れ弾が当たる。

そういう位置関係だ。

 

 

一気に距離を詰め、ナイフを振るう。

 

 

横薙ぎ、突きと繋がる。

薙ぎは避けられたが、突きが入る。

 

 

更にこめかみに蹴りを入れる。

サオリは地面に叩きつけられる。

 

 

、、僅かに物音がした。階下からだ。

 

 

手榴弾を階段に投げ込む。

爆発し、瓦礫が道を塞いだ。

 

 

「なに、これ、、!リーダー!大丈夫!?」

 

「くっ、、邪魔、ですぅ、、」

 

 

サオリは起き上がりに足払いを掛け、銃床で殴りかかる。

 

 

あっさりと掴むと、そのままトリガーを引く。

自身の銃からの弾丸を、サオリは避けられない。

 

 

「かはっ、、姫から、離れ、、」

 

 

「何だろうな、、」

 

 

 

ひたすら向かってくるサオリを、ひたすら迎撃する。どこの誰が見ても、一方的な戦いだ。

 

 

「何故か、、癪なんだよ。」

 

 

段々と、ゲールの頭上の光輪が輪郭を成し、輝きが増す。もう、どこからどう見ても、ヘイローだ。

 

 

「何故そうまでして向かってくる!!」

 

 

「何もかも"虚しい"と言ったお前が!!」

 

 

「何故気づかない!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分がアズサと同じだという事に!!」

 

「仲間を、、大切な人を助けたいのだろう!?」

 

 

「!!」

 

 

背後で爆発音がした。

 

 

「リーダーから、姫から離れろ、、!」

 

「う、うわあぁああっ!!」

 

 

 

 

 

「、、チッ、潮時か。」

 

「認めろ、サオリ。」

 

 

 

「アズサも、お前も、、みんな、何も変わらない。」

 

「自分の大切な人を、守りたいだけだ。」

 

 

、、ただ一人、自分を除いて。只人を殺し続けた、この己を除いて。

 

 

 

閃光弾を投げ、窓へ駆け出した。かなりの高さだが、今なら大丈夫な筈だ。

 

 

アズサに倣い、飛び降りた。

 

 

 

 

 

 

〜 〜 〜

 

 

 

「、、、、」

 

 

ふと窓を見ると、月明かりが出ていた。

しかし少しずつ暗い雲が、月を覆い始めている。

 

 

「、、、」

 

 

もう指先すらも、動かせない。

、、動かしたくない。

 

 

自分は今まで何をしていたのだろう。

 

 

ゲヘナの風紀委員長として、正義を求め、与えられた力で必死に頑張ってきた。

 

しかし、そんな事は何の意味も無かった。

 

 

 

誰も、守れなかった。

 

結局、私は何もできなかった。

 

 

 

皆が必死に繋いだ先生というバトン。

 

 

ゲヘナとトリニティの共存。

 

 

大切な仲間たち。

 

 

 

 

大切な、、家族。

 

 

 

やっと、、気づいた。

 

 

 

私が居なければ、もっと優秀な人が風紀委員長を継いだかも知れない。

 

 

私が居なければ、もっと結果は良くなっていたかも知れない。

 

 

私が居なければ、ゲールは、、生きていたかも知れない。

 

 

あの日、私がゲールと会う事もなければ、、

 

 

ゲールは右足を失わず、風紀委員会に加入する事もなく、ゲヘナの陰謀に巻き込まれる事も無かった。

 

 

そして、その命も、失わずに済んだ。

 

 

 

「私、が、、」

 

 

 

「私が、、居なければ。」

 

 

 

そんな風に後悔しても、何もかも遅すぎる。

 

 

「私が居なければ。」

 

 

「私が居なければ。」

 

 

「私が、いなければ、、」

 

 

 

「、、、」

 

 

「、、ヒナ。」

 

「、、えっ。」

 

 

 

「あっ、その、ごめん。ノックしたんだけどさ、、」

 

「せ、先生、、無事だったの。」

 

 

「、、うん。君のお陰でね。」

 

「、、私は、役に立ってないよ。」

 

 

「そんな事ない!」

 

「、、?」

 

 

「ヒナは、頑張ったよ。」

 

「もう十分に、立派すぎる程に。」

 

 

「、、ダメなの。」

 

「、、、」

 

 

「頑張った、だけじゃ駄目なの!!」

 

 

「私は何もできなかった!!」

 

「誰も守れなかった!!」

 

 

 

「大切な人が居なくなったら、私はもう動けない!!」

 

 

 

 

 

「わたし、は、小鳥遊ホシノみたいじゃ、ないから、、」

 

 

「大切な人が居なくなっても、、亡くなっても、頑張る事も、動く事もできない!!」

 

 

 

「どれだけ頑張っても、結局ダメだった、、」

 

 

 

 

「、、、ヒナ、、」

 

 

 

 

「、、でも、、」

 

 

「私も、褒められたかった!!」

 

「皆に構って欲しかった!!」

 

 

「小鳥遊ホシノみたいに、、補習授業部みたいに!」

 

 

「アコ、ベルム、イオリ、チナツ、、風紀委員会の皆!」

 

「先生にも、勿論ゲールにも!!」

 

 

「、、、、」

 

「、、、、、、、、」

 

 

 

「、、ごめん。今のは忘れて。」

 

「あー、えっと、、」

 

 

 

「、、よし!これが終わったらさ、、」

 

 

 

「皆で補習授業しよう!!」

 

「、、えっ?」

 

 

「水着パーティでもいい!なんなら覆面も持ってこよう!!」

 

「いや、それは、、」

 

 

「皆でお泊まり会してもいいし、夜の街を歩いてみよう!!」

 

 

「、、あ!あと、、」

 

 

「ゲールに言おう!もっと褒めてって!なでなでもヨシヨシもいっぱいされたいって!!」

 

 

「、、でも、ゲールは、、」

 

「ゲールは生きてる!」

 

 

「え、、」

 

 

「セナから聞いたんだ。撃たれた時、ゲールが助けてくれたんだって。私も、ヒナも。お陰で今生きてる。」

 

 

「、、ほんとに、、?」

 

「でも、ヒナが時間を稼いでくれたから、ゲールも間に合ったんだと思う。」

 

 

「ヒナは、守った!みんな守れた!だから、今度はみんなからいっーぱい褒めて、構って貰おう!!」

 

 

腕を目一杯広げて、輝く満面の笑みで先生はそう言った。まだ傷も癒えてない筈なのに。

 

 

 

「、、ふっ、ふふふっ、、」

 

 

「、、分かった。」

 

 

 

 

「ゲールに会ったら、一発叩いてやるんだから。」

 

「、、うん。風紀委員会皆で叩いてあげて。」

 

 

 

「、、じゃ、行こう。先生。」

 

 





復ッ活ッ!!!
空崎ヒナ復活ッ!空崎ヒナ復活ッ!空崎ヒナ復活ッ!

原作のこのシーンで一気に好きになりましたねぇ、、

ちなみに前・後書きでよくフロムゲーの話をしますが、、
僕は小学生の頃からダクソ3をして育ったので脳を焼かれています。

アンバサビルド最強!太陽の直剣最強!惜別は使いません(鋼の意志)


、、わかんない人はすみません。変なヤツが変な事いってんなぁ、くらいに聞き流して下さい。


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