どうも、木林です。
真面目な戦闘シーンです。
でもあんまり戦闘描くの得意ではない、、
お兄さんゆるして!
「オラァッ!」
相手はショットガンを撃ち、その隙間に手榴弾を投げて来る。成程、戦術はしっかりしている。
私は避けつつ距離を詰め、相手の脇腹を斬る。当然だが、チョッキを着ているから効果が薄い。
特に厄介なのが手榴弾を使い分けて来る事だ。爆発までが長い物や、スモークを炊く物。閃光手榴弾を使い分けて投げて来る。
「しねっ、しねえっ。」
相手がショットガンを此方に突き出す。私はそれをファルクスで弾いた。そして流れる様に相手の腹に蹴りを入れる。
「ぐぶぅっ」「あの子の痛みを少しでも知りなさい。」
そのまま奴の肩にファルクスを刺す。これでもう投げれまい。
見ればヤツは手榴弾を持っていた。おそらく投げようとしたが、私の蹴りで止められたのだろう。
「せっかくだしピン、抜いときますね。」
「なぁっ、!? 、、、食らえ!」
苦し紛れに右手に持ち替え投げた様だが、私はそれを苦もなく投げ返す。
「ぐはぁ、、」
「よし、これで終わりです。さて、貴女、もう動けますか?」
「、、、危ない!」
白髪の子に言われ、私は反射的に身を躱す。見ると地面に拳がめり込んでいた。アレを耐えるとは、、やはりこの世界、一筋縄では行かない強者が多い。
「殺す、殺すころすコロス!」
「おっと、まだ動けましたか。」
相手はメチャクチャに拳を打ち込んでくる。私はそれをいなし、躱す。この世界の人は不思議な力を持っている。故に一発でも貰うとまずい。だから全弾捌く。捌き切って見せる。
「っ!ここ!」「ギャアッ!」
相手のストレートにファルクスを真正面から合わせる。相手の拳に血が滲んだ。かなりのダメージだ。
「っ!マズっ!」「クラエ!」
だがファルクスを掴まれ、そのままヤツの足が私の腹に突き刺さる。
痛い。だが、間一髪間に腕を入れ、当たる直前、ファルクスを離し後ろに跳んでいたため、大事には至らなかった。けれどこれは、腕の骨に響いたかもしれない。
「シャアッ!」
ファルクスが飛んでくる。投げたのだろう。私はステップで躱し、豪速のそれを、掴み取る。
「シネェッ!!!」
相手が切り裂く様に爪を上段から振り上げる。久しぶりのピンチだ。だが、これは「アレ」が狙える。
「っっっはぁっ!」「、、ッナァ!?」
私はファルクスに全力を込め、相手の攻撃を弾いた。
こういった近接攻撃を相手の力をいなし、弾くと、相手はその勢いのまま、体制を崩す。これは私が戦場で覚えた力。捨て身の技だ。
「、、終わりです。」
私は相手の首筋に全力でファルクスを振った。
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「だ、大丈夫?」「えぇ、まぁ。」
ホントはウソだ。メチャクチャ痛い。
「そろそろ連絡した増援が来るよ。」
「それはありがたい。」
私達がその場を去ろうとした時、ふと嫌な予感がした。手榴弾の爆発に耐えた奴があの程度ですぐに気絶するだろうか?そして奴の性格、、不意打ちも上等といった感じだ。
「ハハハ!スキダラケダ!」「、、!」
見れば相手はショットガンを構えている。狙いは、、、白髪の子だ!
マズい、避けられない!
私は白髪の子を抱え、在らん限りの力を込めてステップを踏む。
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、
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「ぐうっ、、、」「、、、え?」
私はいつもそうしているから右足で跳んだ。つまり1番移動が遅くなるのは右足だ。
私は右足を撃ち抜かれていた。
私は立てなくなり、その場に倒れる。
「ヒヒッヒヒヒヒヒヒ!!!!」
獣人が醜悪な笑みを浮かべ、近づく。
ヤツの右足が大きく振り上がる。
「シネっ!!」
「っ!ぐ、あぁ」
ぐしゃりと足が音を立てた。痛い。
「オラッオラッ!」
骨が細かくなり、肉に突き刺さる。
「っはぁ、はぁ、うぅ」
ガシッッ
「ッッシャアッ!」
体が宙を舞っている。
「、、、嘘。」
白髪の子が私に駆け寄る。
「ねぇ、嘘だよね?何でこんな簡単に、、、」
「ハハハハハハハハハ!!!!ザマァミロ!!!」
「ナンダオマエ!コンナニヨワカッタノカ!ショセンオヒトヨシダナァ!」
「・・・・・・許さない!」
白髪の子がすぐさまヤツの頭を撃ち抜いた。
いしきをたもつのがつらい、なぜだ?
あぁ、そうだ、かべにたたきつけられたからだ。
それにかなりちがでている。
「お願い、目を開けて、、、」
あのこはたすかったのか?
「おーい!こっちだ!負傷者3名!そのうち1人は犯人だ!」
「だれか、この人をたすけて、、」
あぁ、よかった、たすけが、、、、、
ーー ーー ーー
「どいてくれー!重症者だー!」
「何だ何だ?」「なんか撃たれたらしい?」
「一発であのザマかよ。」
「、、、アイツはこの前依頼した傭兵だ。何だ、じゃあ作戦が上手くいったのはマグレかよ。」
「最近かなりの強さのヤツが新しく入ってきたと聞いてたが、あんなに体が脆いとなぁ、、、」
「どうせこれまでが良かったから調子に乗ってたンだよ!いい気味だぜ。」
「ここからは学園が近い!直行するぞ!」
「ええと、空崎さん?だっけ?貴女もかなりの怪我だから!早く行くよ!」
「、、、違う。あの人はそんな人じゃない、、」
なぜこんなことに、私が油断したのが良くなかったの?なんで良い人が酷い目に合わないといけないの?
「、、ごめんなさい。」
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ーー ーー ーー
「、、、いたい。」
どうやら死んでいない様だ。助かったらしい。
あの後増援の声がした。私はおそらく何処かに運び込まれたのだろう。
「、、、!目を覚まされたのですね。」「貴女は?」
「救急医学部、1年。氷室です。ここはゲヘナ学園の救急医学室。貴方はかなりの重症で此処に運ばれてきたのですよ。」
「私は、、、助かったのですか?」
「正直に申し上げますと、死体も良い所です。」
そう言われるとカルテを見せられる。
なになに、全身打撲、左腕の骨のヒビ、銃槍、出血多量、右足の複雑骨折及び神経損傷。
死にかけもいい所ですね。それでも死んでないという事は、外科医の腕が良かったのでしょう。
「あの、、それで、彼女は?」
私はついに我慢出来なくなり、質問をする。
私の視線の先には、すぅすぅと寝息を立てている白髪の子がいた。彼女も身体の至る所に包帯を巻かれている。
「彼女は貴方が怪我をしたのは自分のせいだと、ここに残って貴方の様子を見てくれていたのですよ。」
「、、、そうですか。それは、悪い事をしました。」
「、、、どうやら疲れてしまった様ですね。」
「そうですね。 、、空崎さん?」
「、、、はっ!」「お連れの方が目を覚ましましたよ。」
「、、、え。 グスッ よがった、、」
「何でもずっと此方で様子を見ていただいたとか。有難うございます。」
「うぅ、 グスッ わたしのせいで、、、 ごめんなざい、、、」
コツコツ、、コツコツ、、
「大丈夫ですよ。寧ろ貴女に大事が無くて良かった。」
コツコツ、、ガラガラ、バタン。
「うぅ、でも、ひぐっ 私、、、」
「、、、すみません。いい所で悪いのですが、、、」
「部長がいらっしゃりました。」
「、、貴方ねぇ!こんな身体でよく無茶しましたねぇ!!!」
「お説教2時間コースです!!!」
「、、、あの、助ケ」 「無理です。」
ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ
ーー ーー ーー
その後、私は全治2ヶ月と診断されました。
前からケガなんて無数にありましたから、、治りはすごく早い方だと言われました。
ちなみに説教はとても怖かったです。あまり自分の事で怒られた事、ありませんから。 、、でも、怒りの裏側には心配が見て取れました。こんな怒り方も初めて見ました。
あれから私は近くの病院に移され、リハビリを頑張っています。この年で動けなくなるのは嫌です。
白髪の子、、、空崎ヒナさんは、よくお見舞いに来てくれます。嬉しい限りです。あの子は少し笑顔が少ないですが、ただの取り止めもない話でも私に元気を分けてくれます。
それにしても、、、
まさか私の「傭兵信用度」がこんなに落ちているとは、、
「傭兵信用度」とは、傭兵の点数づけの様なものの事です。依頼達成率や、人柄、信用度、依頼の達成スピード等で採点されます。
「まぁ、アレでしょうねぇ。」
先の私が負傷した事、アレは結構な人に知られたみたいですからね。銃弾一発が危険につながる私は、信用度が落ちてしまった様です。
はあ。
「困りましたねぇ。」
ー ー ー
傭兵信頼度
傭兵信頼度。多くの依頼者はこの値を見て誰を雇うかを決める。
刃の価値は、信頼である。
ー ー ー
ついでにゲール君にも酷い目にあってもらいました。
まぁ前の世界でたくさん人殺したしな、、
しゃーない切り替えていけ