生徒に、家族を。   作:木林8852

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今回オリ展開強めです。ご注意下さい。

雷帝関係はむずいねんな、、


6話 共同生活、そして陰謀。

 

 

 

 

ピピピピピ

 

「、、、んん。ふわぁぁ」

 

起床した。今日もいい朝だ。

 

空崎ヒナの従者であり家族、空崎ゲールの朝は早い。

彼は5時に自分の部屋で起き、着替え、2人の朝食の準備をする。

 

因みに、空崎ヒナ。彼女が風紀委員長となりオーバーワーカーとなった際には、彼は毎日4時半に起きることになる。

 

 

今日は水曜日。 空崎家では月水金は朝にご飯を。火木土日は朝にパンを食べる。

 

手際良くキャベツを切り、卵を溶く。

そしてフライパンに溶き卵を流し込む。朝食とは別に2人分の弁当も作っている。

 

ザクザク、ジュウジュウ。

 

調理音といい匂いが部屋に広がる。

 

今日は卵焼きだ。いつも味噌汁はインスタントで、パンの日はインスタントコーンスープを用意する。

 

ご飯の日は目玉焼き、卵焼き、ウインナー、どれかをランダムに出す。

 

パンの日は、スクランブルエッグ、プレーンオムレツ、目玉焼き、ベーコンだ。

 

今日のご飯もできた。

ご飯、卵焼き、味噌汁、千切りのキャベツだ。

 

 

スタ、スタ、ギイイ。

 

「おはよう。ゲール。」

 

「おはようございます。ヒナ様。」

 

 

ヒナ様は顔を軽く洗ってから、ご飯が出来た頃に起きてこられる。そして彼女たっての強い希望で、よほどなことがないときは一緒に朝食を食べることになっている。

 

「「いただきます」」

 

ーー  ーー  ーー

 

「「ごちそうさまでした。」」

 

 

朝食を食べ終えるとヒナ様は歯を磨き、身だしなみのセットに入られる。女性だから、というのは良くないがセットには時間がかかるらしい。

 

私は歯を磨いたあと、夜に一仕事終えた洗濯機から洗濯物を取り出す。そしてそれらをベランダに干しておくのだ。

 

そして6時50分、ヒナ様はゲヘナ学園へ登校なさる。寮より遠いマンションに移ったせいで、前より少し早めに登校しているらしい。

 

 

「じゃあ、行ってきます。」

 

「いってらっしゃいませ。」

 

 

私はそのあと、火曜日、土曜日は掃除。それ以外は準備して、仕事に向かいます。仕事といっても、もう傭兵稼業はしていません。

 

仕事というのは、好きな時間することができる、内職です。主にかなり手先が器用でないと出来ない物をしています。おかげで給与はまぁまぁ高いですよ。

 

ちなみにヒナ様は、風紀委員会に入られました。情報部から移転した様です。

 

なんと風紀委員会は治安組織だからか、給与が出るそうです。給与は肉体労働だから、私よりも高い様で、、、

 

ヒナ様の無駄遣いしない性格から、家をマンションに変えれるほど貯蓄があったそうです。

 

大体3時間ほど働いてから、お昼休憩を取る。そしてもう2時間ほど頑張ります。

 

14時ほどになると私は退勤し、必要な物を買いに行きます。

 

 

ピロン♪

 

 

【そういえば、洗剤が少なくなっていたと思う。】

 

【分かりました。】

 

 

とりあえず洗剤は買う必要がありそうです。

 

ーー  ーー  ーー

 

帰ってくると、余り時間です。

 

本を読んだり、投資で少しづつ別の収入も得ようとしたりしています。

あとは洗濯物の取り込みや一部夕飯の仕込みなどをします。

 

さて、なんやかんやで18時ほど。ヒナ様が帰ってきます。

 

 

「ただいま、ゲール。」

 

「おかえりなさいませ、ヒナ様。」

 

 

因みに風紀委員長になると、帰ってくる時間がゲールが多少仕事を手伝って20時ほどになる。

 

20時半ほどに夕食です。今日はシチューにしてみました。

 

「、、、おいしい!」「それはよかった。」

 

 

それからお風呂を沸かして21時ほどにヒナ様がお風呂に入られます。

私は22時くらいに入ります。私が入る前に洗い物をヒナ様と一緒にします。

 

あとは自由時間です。どちらも0時を超える前には寝ます。

 

私たちの一日は、こんな感じです。

 

 

 

いまは、、23時半、寝る前に歯を磨いて、そろそろ寝ましょう。

 

 

 

それでは、おやすみなさい。

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

「ヒナちゃん!おはよう!」

 

「うん、おはよう。」

 

 

友達と挨拶を交わす。今日も一日、頑張ろう。そういえばゲールの卵焼き、おいしかったなぁ。

 

 

「ヒナ副隊長、おはようございます。」

 

「あまり大きな声でそう呼ばないで、アコ。」

 

「それにしても、貴女まで着いてこなくてよかったのに。」

 

「なにを仰いますか!私は副隊長の為なら例え火の中でも、、、!」

 

 

あれから私は風紀委員会に異動した。二人暮らしのためにもう少し給与が必要、ということもあったけど、ゲールから戦術指導を受けてから、かなり強くなった気がする。

 

あの年齢でここまでの熟練度の高い戦略を考えれるだなんて、、ゲールは一体どんな人生を歩んできたのだろう?

 

元から才能があったらしいのと、戦略を組める様になってから私はまだ一年にも関わらず、5部隊の副隊長になった。

 

 

「ヒナ副隊長、話がある。至急会議室までに来てくれ。」

 

「、、!はい、委員長。」

 

 

私は委員長に呼び出された。なんの用だろうか?わからないが、真面目な委員長のことだ、恐らく大事だろう。

 

 

「すまないな、急に呼び出して。」

 

「いえ、構いません。それで、話というのは?」

 

「貴女の正直な答えを聞きたい。」

 

「空崎ヒナ、貴女はこれからも風紀委員会に属する気かな?」

 

「え、、はい。」

 

「悪いことはしたくないので。」

 

「悪事をしたくないなら無所属でいい。他にも理由はあるだろう?金か?」

 

「・・・・・・」

 

図星です、ハイ。

 

「そうか、まぁいい。誰でも理由はそんな物だ。お前も、私もな。」

「ところで、お前は雷帝、という人物を知っているか?」

 

「えっと、確か今のゲヘナのトップ、、、ですよね。」

 

「あぁ、そうだ。」

「どんな印象を持っている?」

 

「、、正直、あまり良い印象は、、、」

 

「、、、そうか。」

 

委員長は少しだけ喜んだような、悲しんだような、不思議な表情をした。その雷帝という人の話なのだろうか?

 

 

「知っての通り、雷帝はこのゲヘナを操る巨悪だ。」

 

「、、」

 

「ヤツは表も裏も支配しようと企んでいる。だが外面は保つ。だから一年は雷帝の真の邪悪に気づかない。」

 

「このままだと、雷帝の政治は続き、、ゲヘナは崩壊するだろう。」

 

 

ちょっと待ってほしい。そんなに重要な話をされるとは思っていなかった。何故そんな重要な事をたかが一年の私に?

 

 

「あの、何故そんな情報を私に?」

 

「何、簡単な事だ。」

「おそらく2年後の風紀委員長は、お前だからな。」

 

「え、、」

 

 

「お前は作戦立案能力も素晴らしいし、その戦闘力も申し分ない。しかも伸び代もまだあるだろう。」

 

「そう、、なんですね。」

「なんだか、少し嬉しいです。ありがとうございます。」

 

「私は適切な評価をしているだけだ。」

 

 

知らなかった、、委員長が私の事をそんなに高く評価してくれていたなんて、、

 

私が、時期風紀委員長?

 

 

「さて、そんな将来有望なお前に、依頼がある。」

 

 

「、、、!」

本題はコレ?待ってほしい、ここまでが事前情報?じゃあこれ以上一体どんな事を、、

 

 

「私は、雷帝の支配を辞めさせたい。」

 

「!」

 

「ヤツは暴君であり、発明家であり、政治手腕も高い。」

「現に今ある何個かの部活には、ヤツの息が既にかかっている。」

 

「そこでだ、雷帝自体とその取り巻き共、ヤツの思想は我々風紀委員会二,三年がなんとかしよう。」

 

「先程のお前の印象の様に、ほとんどの一年は雷帝の真実に気づいていない。うわべの悪だけを見、真実の深淵に気づかない。」「雷帝という存在を消すのは、今しかないのだ。」

 

 

「そして私達ともども雷帝が消えたとき、お前が風紀委員長だ。」

 

「そのときに、もしかしたらヤツの名残、、雷帝の遺産が、残っているやもしれん。」

 

「お前には、その後始末を頼みたい。」

 

「、、、勝算はあるんですか?」

 

「…ははは、まずは勝てる試合かどうかの確認。流石だな。」

 

 

「まぁ、勝算は、ある。」

 

「まず、連邦生徒会の連中でも、信頼できる奴にコンタクトを取った。」

「そいつは水面下を泳ぐ雷帝の尾を掴んでいてな、協力できる事になった。」

 

「具体的には?」

 

「ええっとな、たしか、雷帝の行動を縛れる、エ、エレン?エデン?条約というのを通そうとしているらしい。」

 

「そして、生徒会、、万魔殿のヤツらにスパイを紛れ込ませた。」

 

「、、、スパイ?」

 

「確か、羽沼とかいったな。」

 

 

(羽沼、、?あの万魔殿、、いや、ゲヘナ学園きっての野心家の?)

 

 

「その人が第二の雷帝になる事はありませんか?」

 

「その点は心配ない。羽沼にはヤツをも超える野心があるが、ヤツ以上、いや、ヤツと同じ事はできない。」

 

「羽沼には、そこまで考えきれる頭脳は無いからな。」

 

 

「、、、」

 

 

「おっと、言いすぎたか、私?」

「それで、どうだ。この話、受けてくれるか?」

 

 

 

 

「そうですね、、、、、、」

 

 

おそらく委員長の話は本当だ。でないと私にここまでの事を話す必要はない。連邦生徒会の人に協力者がいるというのも、この人が悪ならありえない事だ。

 

「何故、委員長は雷帝の支配を辞めさせたいのですか?」

 

 

「ん?そうだな、、、まずヤツが気にいらんというのもあるが、、、」

「ここは学舎だ。そんな場所に支配など、あってはならない。」

 

 

「それに、ここは"自由と混沌"のゲヘナ学園だろう?」

「ここから自由を奪ってはならない。」

 

 

「ヤツが自由を無くし、混沌のみの学園を作ろうとしているのなら、私達はそれを上回る混沌で自由を守る。」

 

 

「ここは、そういう場所だろう?」

 

 

あぁ、この人は心の底からゲヘナ生で、誰よりもこの学園の未来を考えている。なら、私はその信頼に、答えたい。

 

 

「、、、はい。そうですね。」

「分かりました、このゲヘナを、守りましょう。」

 

 

「、、、そうか。感謝する。」

「今の所は、お前たちにして貰う事は無いがな。」

 

 

「私らがいなくなったあとのゲヘナを、頼んだぞ。」

 

 

 

 

 

ー  ー  ー

 

風紀委員長

 

非常に厳格な人物。

たまにジョークを言うこともあるが、真面目に言うため面白くはない。

 

ー  ー  ー

 

 

 





てな感じで終わりです。

そういえばゲール君のキャラデザインマジで決まってないんですよね、、

ヒナちゃん的なコートを着てるのは確定なのですが、、顔面や髪型、髪色は決まってません。

なんとか頑張って決めていきます。
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