生徒に、家族を。   作:木林8852

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今回はヒナちゃん側の戦闘シーンです。

そういえば、ストーリーの進め方ですが、、

アビドス1.2章
パヴァーヌ1章
エデン条約1.2.3章
カルバノグ1章
パヴァーヌ2章
エデン条約4章
最終章

でいきたいと考えております。
ピ○シブ百科事典を参考にしました。

最終章以降は描かないかも、、




9話 訓練の成果

 

 

 

 

 

「うーん。誰も居ない?」

 

「何だ誤作動か、最近多いなぁ。」

 

 

ピンクがキョロキョロと辺りを見回す。警報が鳴ったが、敵影は見えない。

 

 

「じゃあ帰っ、、!?」ヒュンヒュン

 

「残念、敵襲ですよ。」

 

 

アコが操るドローンが死角からピンクへと張り付いた。そのままバチバチと音を鳴らす。

 

 

「電磁パルス、起動」

 

 

バチバチバチィ!

 

 

「アババババババ!!!」バタン

 

〜 〜 〜

 

「よし、ピンクを撃破。」

 

「ですが電磁パルス使用でもうバッテリーが、、」

 

「副隊長、後は任せます。」ブツン

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

「副隊長、後は任せます。」ブツン

 

「、、うん、上手くやるよ。」

 

 

さて、アコが一人倒してくれた。あとは三人、いや、二人。

 

 

「狙うはあそこ、、!」ダァン!

 

ブツッ、、ヒューン

 

「おぉ!見ろ!遂に私の機体愛に応えてくれたんだ!ハグをしたいんだな!KAITENロボ(仮)!さぁ!来い!」

 

ヒューーーーーーーー

 

「いやいや落ちてきてるよ!逃げてブラック!」

 

「マズイ!離れろイエロー!」

 

 

 

ドガーーーーーーン!!!

 

 

「よし、命中。」

 

「このまま攻めよう。」

 

 

ヒナは釣られていたロボの一部を落とし、それはブラックに命中。ピンクはアコが倒したこともあり、戦う前に相手の数を半分にできた。残りはマグロのレッド、玉子のイエローのみである。

 

 

ヒナはゲールから「勝ち方」を学んだ。それは彼が生死を分ける戦いと幼い頃から受けた教育の結晶であり、銃を扱うこの世界でも使える物だった。

 

〜 〜 〜

 

「ヒナ様、一番に大事なことは負けないことです。」

 

「勝つことだけを考えてはいけません。」

 

「常に冷静に、あらゆる可能性を考え戦いなさい。」

 

「罠、増援、事故、相手は何か隠していないか、」

 

「不測の事態を予測でき、勝つ為ではなく負けない為に」

 

「そうすれば、貴女はきっと負けませんよ。」

 

〜 〜 〜

 

 

私だって強くなった。ゲールに守られるだけじゃダメ、、!

 

 

「ゲホッ、ゲホッ、」

 

「レッド!大丈夫!?」

 

 

工場内が土煙に覆われ、その中からレッドが咳き込みながら出てきた。イエローもだ。

 

 

「あぁ、ブラックは、、?」

 

「ロボの下敷きになって幸せそうに伸びてるよ、、」

 

「じゃあピンクは!?」

 

「連絡つかないしダメそう、、」

 

「そうか、敵は!」

 

「ゲヘナの風紀委員会みたい、一人だよ。」

 

 

土煙が晴れ、二人が一斉に此方を向いた。覆面のせいで顔がわからない。どうやらレッドがリーダー格らしい。

 

 

「一人ぃ?では私達の敵ではなぁい!」

 

「行くぞ!イエロー!」「う、うん!」

 

「熱血のレッド!」「き、気合いのイエロー!」

 

「我ら、、」「、、どうしたの?」

 

「いや、二人だと格好がつかんな!」「、、」

 

「まぁいい!我ら無限回転寿司戦隊!カイテンジャー!」

 

「か、カイテンジ、、うわぁ、!」ダダダダ

 

 

 

 

「、、ごめんなさい、余りにも長かったから、、」

 

 

う、撃っちゃった。何故か申し訳ない気もするけど、相手は凶悪犯罪者集団だ。気を引き締めていかないと、、

 

 

「あ、アイツ!名乗り中に撃ちやがった!」

 

「いたい、、」「くそぉ!イエロー、行くぞ!」

 

 

ダダダダダダダダ!

 

 

カイテンジャーはレッドがアサルトを乱射し、イエローが遮蔽に隠れながらスナイプしてくる。

 

対するヒナはゲールの教え通り、ひとまず遮蔽に隠れ相手の射撃の癖、リロードの間隔を覚え、隙を見て的確に銃弾を撃ち込む。

 

 

「レッド!アイツなんか強いよ!」

 

「確かに、、個人とは思えん、、」

 

 

(結構上手く戦えてる、、!)

 

(そろそろ同時に弾が切れる、、)

 

 

「チッ、リロードだ!」

 

「あ、こっちも!」

 

 

「今ッ!」ダダダダ!

 

「なっ!銃が!」「レ、レッド!」

 

 

ヒナの射撃でレッドが銃を落とした。このキヴォトス、銃を落とすのは敗北にも近い、、

 

だが、レッドにはまだ策と闘志があった!

 

 

「いくぞ!カイテンポーズ!熱血のレッド!」ビシッ

 

 

レッドが渾身のポーズを決め台詞と共に決めた!

 

 

(な、何!?ポーズを決めた?何をするかわからない、注目しておかないと、、)

 

さて、ブルアカの大決戦、総力戦を嗜む先生方はこの効果を知っているだろう。20秒間の挑発付与である。

 

EX使えなくなるのがね、、、めんどいよね、、

 

 

「はぁっ!」「っ! キック?」

 

そのままレッドはヒナへと肉弾戦を仕掛ける!戦隊モノといえばキックだよね!

 

「ぐっ、、」「食らえぇ!」

 

ヒナは腕をクロスして受ける、続け様にレッドがラッシュを放ってくる。だがこれをヒナは躱し、いなす。

 

「当たらん!?」「返すわ。」

 

今度はヒナのラッシュ!回し蹴りからのジャブを決め、右手でストレートを放つ。そしてガードで精一杯のレッドに足払いをかける。

 

「なぁっ!?」

 

足払いをかけられたレッドは体勢を崩す。そこにヒナは渾身の踵落としを決めようとした。

 

「カイテンジャーイエロー!」ダァァン!

 

「っ!ぐっ!?」「ナイスだイエロー!」

 

踵落としを決めようとしたヒナの頭目掛けて高火力のスナイプが飛んできた。これかなり強くて嫌い(自我)

 

ヒナは翼で間一髪防ぐ、けれど衝撃は相当な物だ。ヒナは後方に吹っ飛びながら体勢を整える。

 

(はっ、何故かイエローに気をやってなかった。あのポーズから? 、、もっと注意しないと、、)

 

ヒナはマシンガンを拾い、一度隠れる。

 

「よし、このまま行くぞ!」

 

ダダダダダダダダダダダダ!

 

(マズイ、近づけない、、)

 

相手も学んだのか、リロード間隔をずらしながら撃ってくる。流石の連携力だ。

 

(これは、、行くしかない!)

 

ヒナは翼で盾を作り、そのまま突っ込む。狙いはリーダーのレッドだ。あれを倒せば指揮も下がるはず、、

 

「つ、突っ込んできた!」「構わず撃てぇ!」

 

ダダダダダダダダダ!!!

 

(ゲールにプレゼントを買うんだ!)

 

 

カイテンジャーが迎撃の為に一斉射撃で迎え撃つ!ヒナも一歩も引かず寧ろ更にスピードを上げて突っ切る!

 

 

「クソッ、、オラァッ!」

 

 

レッドがハイキックで迎撃する。しかしヒナは冷静に足を掴んだ。レッドの足は抵抗しても動かない!

 

 

「なっ、コイツ!この身長の何処にそんな力が、、!?」

 

「これで終わりよ。」

 

 

ヒナがした事は至って単純、思いっきりレッドを投げた。投げられたレッドは真っ直ぐ落ちたロボの部品に突き刺さった。

 

 

「がっ!、はっ!、ううん、、、」「レッド!」

 

「あとは貴女だけよ。」「ひっ、た、助け、」

 

 

ズガガガガガガガガガガ!!!!!

 

 

ヒナのマシンガンの掃射が決まった。

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

「副隊長〜!」「!、アコ?」

 

 

カイテンジャーを捕縛していると生身のアコが来た。恐らくドローンのバッテリーが切れてからこっちに向かってきてくれていたのだろう。

 

 

「やりましたね! 流石副隊長です!」

 

「うん、これもゲールの訓練のお陰。」

 

 

(なっ、ヤツと私に秘密で訓練を!?最近は著しく活躍されていましたが、、きっと二人きりで遅くまで訓練をして、、汗ばんだ副隊長にタオルや飲み物を渡したり、、、)

 

 

(ウッ)

 

 

「例の盗まれた物も見つかったわ」

 

「、、、、ハッ、、はい、後はこちらで処理しておきます。」

 

「うん、ありがとう、アコ。」

 

(アッ可愛い、浄化されました。)

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

「出来たのかな、、」

 

 

オトさんに貴重な鋼鉄を返し、それから七日ほどがたった。今日は義足が完成する予定の日なのだ。

 

、、今日だったよね?

 

〜 一週間前 〜

 

「まずは、この度は私の大切な商売道具達を取り戻してくださり有り難うございました。」

 

盗られた物を返すと店主、オトさんは深々とお辞儀をした。

 

「うん、こちらこそ。無事に残ってて良かったね。」

 

「はい、所で件の義足についてですが、、」

 

「お約束通りに半額で作りましょう。今日から取り掛かるので、、そうですね、一週間ほどで完成するかと。」

 

「、、、本当に半額でいいの?」

 

「えぇ、道具を取り返してくれましたし、、」

 

「大切な人に義足をプレゼントしたいなんて、素敵じゃないですか。応援したくもなりますよ。」

 

「、、ありがとう。」「お気になさらず。」

 

〜 〜 〜

 

 

「すみません、、」ガラガラ

 

「おお、いらっしゃいませ。出来ておりますよ。」

 

「こちらです。」

 

 

それは少し青みを帯びた、私の注文通りの義足だった。義足には私の翼とツノを模った意匠が彫り込まれている。なんだか、少し恥ずかしい。

 

 

「こちら、ご注文の通りに強度にこだわって作製しております。手入れは必要ですが、基本的に壊れる事はないかと、」

 

「、、はい!ありがとうございます!」

 

「こちらこそ、久しぶりにやり甲斐のある仕事ができました。」

 

 

ーー  ーー  ーー

 

 

「これを、、私に?」

 

「ゲールには初めて会った時から今まで、ずっと助けてもらってばかりだから、、」

 

「、、ありがとうございます。今付けてみても?」

 

、!パアァ「、、うん!」

 

 

私はもとあった義足を外し、ヒナ様からのプレゼントを付けてみる。よく見るとその義足はヒナ様の翼と、ツノの様な意匠が彫り込まれている。恐らく特注なのだろう。

 

 

カチャ、、、、

 

 

「おぉ、これは、、」「ど、どう?」

 

 

初めて付けたのに、元から一つだった様な、、ずっと前からコレを付けていたかの様な一体感を感じた。

 

 

「すごく、安定しています。全く動きにくくありません!まるで生まれ変わったみたいです!」

 

「そう、、! よかった、、」

 

「それ、すごく硬いから、、ゲールが危ない時には遠慮なく使ってね。その為に特注したんだから。」

 

「はい。でも、そんなことがない様にこれからも頑張ります!」

 

(ゲール、、嬉しそう。良かった、喜んでもらえて。)

 

 

ーー  ーー  ーー

 

あれからゲールは朝に義足の手入れをすることが日課になったみたい。毎日欠かさず手入れをしてくれて、、こっちも嬉しい。

 

 

「今日は、、」

 

 

3月〜日。一年生の最後の日だ。

 

 

ー  ー  ー

 

ゲールの義足

 

ゲールのために作られた特注の義足。悪魔の翼とツノの意匠がある。

特殊な金属で作られ、軽く硬い。

 

彼の手入れも相まって、壊れることはないだろう。

 

ー  ー  ー





そういえば皆さん公式のヒナちゃんASMR持ってます?
あれはいいぞぉ(布教)

ただあえてひとつ言うなら
僕は爪のやすりがけの音が嫌いです。

でもめっちゃ尊いんで、みんなも買おう!
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