マチュのもし   作:Iちょ

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赤いガンダム

地下鉄 ネノクニ駅からジャンク屋街へ向かって行く3人

 

「学生の方が目立たないから…」

 

「でもさっき警察に…」

 

アマテは立ち止まり、橋の下の壁に描かれているグラビティアートのような落書きに目が止まる

 

「あいつら難民だけは目ざとく見つけるんだ」

 

「ここの警察もだいぶ手荒な野郎しかいないからなー」

 

愚痴を言うシズナ

 

ジャンク屋街に差し掛かると人の営みが感じるというか、ガヤガヤしているというか一風変わった雰囲気が漂う

 

「ここ」

 

路地裏を少し進んだ薄汚い建物

 

「こんなところにあるんだ…」

 

「クラバなんてまともな奴はやらない。」

 

ふーんと周りを見渡すアマテとあくびするシズナ。少女はインターフォンを押そうとするが、なかなか押そうとしない。

 

アマテは見かねて

 

「ん。」

 

ピンポーン

 

「うわわっ!」

 

「……コンニチワオイソギデスカ」

 

ガチャリッ

 

トントンとアマテが少女の背中を押し、急かす

 

階段を登って屋上まで行く。屋上に出ると“カネバン有限公司”と書かれた入り口

 

「ご、ごめんください……」

 

扉を開けた向こうから手招きされる

 

 

 

「冗談じゃねぇ!こっちまで巻き添えくらうとこだったんだぞテメェ」

 

「アンキー、こいつです。駅で軍警に追いかけられてた」

 

「まだ子供じゃん」

 

おそらくカネバンのメンバーと思われる人物達から攻められまくる3人

追い討ちをかけるように

 

「運び屋のくせに大人数で移動とはどういうつもりなんだぁ?多いんだよ人がぁ!」

 

「それに直接来られると困るんだよ」

 

アマテが口を開く

 

「でも今日中に受け取り希望ってねぇ」

 

少女を見る

 

「先払いしてんだから、当然でしょ」

 

金髪のカネバンのメンバーに言われる

 

「これ…」

 

少女がデバイスを取り出す

 

メガネのちょいキモフェイスのカネバンメンバーが奪い取るように取って行く

 

「こいつさえありゃぁバトルができる!」

 

するとカネバンの代表というか元締めかのような女性が

 

「おたくら、友達っていうわけじゃないね。」

 

「この男と私は友達だけどこの子は…付き添いっていうかマヴっていうか」

 

少女を指差す

 

「あんたの制服、本物じゃあないだろう?クランバトルにでも興味あるのかい?」

 

アマテは少し開いたブラインド窓の向こうのモビルスーツらしきものに興味を示して近づいて行く

 

「おい勝手に動くな!」

 

アマテは窓を覗き

 

「空って自由ですか?」

 

元締めの女性が持っていたハロが近づいてくる

 

「ジユウ ジユウ」

 

 

ガタガタガタガタガタガタ

 

「モビルスーツだ!地下から来るよ!」

 

金髪がそう言いながら屋上バルコニーへ飛び出して行く

 

ドゴッォン!

 

異形のモビルスーツ2機が取っ組み合いながら地下から勢いよく飛び出す

 

「!」 

 

アマテ驚愕!

 

「どっちもガンダムじゃないのか?」

 

カネバンメンバー叫び

 

「ガンダム?」

 

バキバキバキバキッと破片やゴミが風で飛び交う

 

「どこのバカ野郎だ!」

「こんなとこでやり合うな!」

 

赤い方の機体のビットがこちらへ急接近

 

「きゃっあ!」

「風がすごい…!」

 

身を屈める3人

 

「何やってんだバカ!死にたいのか?」

 

2機が交戦を続ける中で、またもやこちらへシールドと思われるものが飛んでくる

 

「うっうわぁあああ!」

 

 

ドゴンッッッッ!

 

 

 

目を開けると赤い機体がこちらを向いている

 

 

「はぁっはぁ」

 

 

シズナが言う

 

「また上からなんか来たな…あれって警察?」

 

 

軍警はジャンク屋街の建物の屋根をひっぺがし、モビルスーツを探す

 

 

「ひどい…」

 

 

「ジオンが戦争に勝ったって、スペースノイドは自由になれない。いつまでたっても苦しいままだ。

 

 

軍警のザクがこちらに気づく

 

「まずい。ザクを隠せ!」

 

 

アマテが

 

「戦わないの?」

 

 

「軍警とやり合うバカがいるか」

 

アマテはニャアンのどこか寂しげな表情を見て、何かを決意し走り出した。

 

「おいアマテ!どこ行くんだよ!」

 

「ごめんな、運び屋ちゃん。あの子昔からああだから。行動力があるっていうかなんて言うか…」

 

「ニャアン… でいいよ…。」

 

「ニャアン?君の名前?」

 

ニャアンはシズナの方へ向き何かを訴えようとする顔だった。

 

 

______________________________________________________________

 

 

アマテは何処かへ行き、軍警がサイレンを鳴らして集まってきた頃

 

「ニャアンはさ、何でまた運び屋なんかを?」

 

「難民だから…良い職にもありつけないし、生き残るのが精一杯だから」

 

ニャアンに近づき、肩に手を置くシズナ

 

「じゃあさ、運び屋の仕事手伝ってあげるよ。俺も興味しかないし」

 

ニャアンは驚き

 

「軍警に捕まったら、難民でなくても人生詰むよ…」

 

「何もしないだけじゃ、難民を迫害する軍警と同じだ。とりあえず連絡先交換しよう。明日の仕事手伝いたいし」

 

スマホを取り出すシズナ

 

ニャアンは申し訳ないと言う気持ちやアホなのかなこの人はと思いつつも内心嬉しい気持ちもあった

 

「うん…」

 

 

 

 

 

 




マチュのジークアクスどんちゃん騒ぎはカットしました
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