コロニーの朝
ピロンと通知音で目覚める
「ん…っん…」
LINE 一件の通知
「誰だっけこれ… あっニャアンか…そういや昨日色々あったな…」
シズナはニャアンと言葉を交わした後、あの騒動を色々調べたり野次馬したりしていた。
LINEの内容は位置情報の共有 場所は“高架下の道路“
急いで着替えて身支度をし向かう
目的地が見えてくると昨日と同じ格好をした少女 ニャアンだ
「はぁ…はぁ… おはよう」
「本当に来るとは思わなかった。いいの?」
「ただの興味本位だよ。まぁ後は…」
「後?」
ブロロロローッ と一台車が来る 窓が開き1人の男がニャアンに茶封筒を渡そうとするが、チラッとこちらを見る
「お前、誰だ?」
「あー付き添いっていうか手伝いっす」
「手伝い?全部こっちで段取りしてるんだよ、勝手な真似されちゃ困るんだよ」
「じゃあ僕を雇ってくださいよ、多分この子より仕事出来るし手際いいっすよ」
ニャアン、こちらを睨む
「あっでも無賃で働くんで、その分この子の報酬増やしてあげてください」
「ちょっと、どゆこと?!ただでさえリスク高い仕事なのに無賃って」
「言っただろニャアン、手伝いたいって。運び屋のおっさんも助かるでしょ?タダ働きでその分金持ってきて渡して効率も上がるし」
男は少し考え
「ヘマしたら、お前ら2人共クビだ。それでいいなら雇ってやる いいな」
「勿論」
「え?ちょ、何勝手に決めてるのよ!ねぇ!」
どすっと封筒2つ預けられ男は去っていく…
「頼りにしてくれよ、ニャアン」
「……」
(今のところ信用の一つもないし、コイツやっぱり私が難民だからって貶しているようにしか…でも報酬が増えるなら…)
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「…」
(グタァーと教室の机に倒れて寝ているアマテ。昨夜カネバンのアンキーからクランバトルをやってみないかと言われあの赤い奴となら怖くないのにーと)
「ハッッッ…」
突如昨日見た落書きを思い出す。あれは間違いない…
クラスメイトの1人が
「アマテー、進路希望の紙書いたぁ?」
呆然と立ち尽くすアマテ
「どした?どした?」
突如走り出し
「早退!早退する!」
はっはっはっ
(間違えない…昨日見たあの落書き…あれは)
「キラキラだぁ!」
アマテが走りついた先には昨日、ジャンク屋街に向かう途中に通ったなんの変哲もない落書き ジオンのモビルスーツを奪って、見たあのキラキラと同じだった
見惚れていると
頭を掴んむ誰かが
「ん?… ちょっちょっと」
(何コイツ!頭に変ななんか乗ってるし!でも…」
「君も向こう側見えた?」
「向こう側?」
「僕はシュウジ」
「わたしはア…ま…ままあ マチュ…」
(マチュ?!なんで?!咄嗟にちっちゃい時のニックネーム出ちゃった…!」
(じゃあコイツが昨日の…)
「あの…シュウジってさ」
ジリジリンジリンっと自転車のベルが鳴る
「退け退け退けぇえええ」
2台の自転車が横切る
「うわああああってええ?!」
「コンニチハオイソギデスカ?」
シュウジが
「ベツニイソイデイマセンヨ」
「はぁ?君って昨日の、後なんでシズナまで」
「ようアマテ、最近よく出会うな」
ニャアンがシュウジに問う
「アンタが5000ハイトも払えるの?」
シュウジがお金を取り出す
マチュはカッとなり
「割り込まないで!こっちが先に話してんのぉ!」
ドスっ
「「「「あっ」」」」
チャリンっ ぽちゃ
「「「「あー」」」」
「お金。もうない コンチどうしよう全財産なのに」
シズナとニャアンが
「あれが全財産って元から払う気ないの?」
「早速ヘマしちゃったなぁ…」
ぐぅううううう 腹の音
「お腹減った…」
「はあああああ どうすんだよこれ」
マチュが
「ならさ、私とクランバトルに出よう!」
「クラバって、アマテお前 昨日ジオンから盗んだあのモビルスーツで出る気かよ?!」
「なんで知ってんの」
「いや、あの後カネバンに行って色々聞いたんだよ…迷惑かけたし」
シュウジがニャアンとシズナをクンクンと匂う
「ついて来て」