偽約 とある魔術の分岐世界(パラレルシフト) 作:LIMITER
初投稿! 駄文ですが頑張ります!!
終戦と消えた英雄たち lost_hero's.
見渡すかぎりいっぱいに積もった雪。ロシアにあるその雪原は砲撃音や銃声が鳴り響く戦場と化していた。
第三次世界大戦。
ロシアと学園都市が宣戦布告し、勃発した戦争である。
戦況は、学園都市側の世界最先端を行く科学兵器がロシアを圧倒。その戦争も終わりが近づいていた。
その戦場で対峙している者たちが居た。
一人は黒の学ランに同色のスラックス。日本の男子学生らしい格好で、髪の色は灰色の十五、六歳程の少年。
少年の名前は、
学園都市にある高校に通う学生である彼は、とある理由でこの戦場へとやってきた。
上代は少し前までツンツン頭の幼馴染みといつの間にかロシアまで着いて来た少女と行動を共にしていたが、暗い色の修道服に身を包んだロシア成教の魔術師達の強襲に遭い、交戦。他の二人を先に行かせて魔術師の足止め役に徹していた。
「さて、『当麻』と『レッサー』はかなり先行したみたいだしもう足止めは要らないよな?」
「……くっ!だが貴様はこの場で倒させてもらうぞ『異端者』っ!!」
そう啖呵を切る男の魔術師は己が持つ杖を上代に向ける。他の魔術師達も各々が持つ武器を向けてくる。
二○人。それが上代と対峙している魔術師の数だ。普通ならば勝負にもならない数の差。
しかし。
その状況を理解した上で、上代は不適な笑みを浮かべる。
「『異端者』……ねぇ。それじゃあ、その『異端者』らしい戦い方をしますかね……ッ!」
その言葉の終わりと同時、上代は無造作に振り上げた足を叩きつけるように地面へ落とす。
彼がしたコトはそれだけ。
たったそれだけで二○人もの魔術師達は踏ん張る事も出来ずに雪の覆った地面へと叩きつけられた。
「ッ!?ぐわぁぁァァァアアアッ!!!??……ッくっそ、な、なにを、した?」
「へぇ……まだ気絶してなかったか。 一瞬だけとはいえ、ちょっと力加減し過ぎたか?」
他の魔術師が気絶している中で一人だけ意識を留めた魔術師は何が起きたか理解出来なかった。 身体にダメージが残り途切れ途切れで言葉を紡ぐ魔術師。
その様に若干驚きながら倒れ伏す魔術師に近づき、上代は続けて話す。
「敵に能力バラす、なんて真似は普通しないんだけど、まぁいっか。 俺がいま使ったのは『
「だから、急に、身体が重、くなった、のか」
「そーゆうコト。 対象はここら百メートルの範囲で雪より上に居る者、今回は俺は対象外に設定した。 出力は地球の重力を七倍。 ほらテレビで戦闘機に乗った一般人が旋回やらの遠心力で急激に上昇したG(重力)に身体が耐え切れずに意識手放す映像やってるだろ?それと似た状況を作り出したわけだ」
「それに、それ以外に、も、…………やはり、貴様は、『異端者』、だな……」
そこまで言い終えて魔術師は気を失った。どうやらかなりギリギリで意識を保ってたようだ。
「言うだけ言って気絶しやがった。……さてと、サッサと追いつくとしますか」
その場にいる魔術師達が気絶したかをざっと確認してその場を後に先を急ごうとした。 その時、上代の頭に少女の声が響く。
[私に協力して下さい!]
「ッ!?……ハイ??ーーーーーー?!」
隠れていた魔術師の攻撃か。 と身構える。
しかし、言葉の意味を理解しあまりの脈絡の無さに警戒するよりも困惑が勝って素っ頓狂な声がもれた。
それがトリガーだったのか一瞬、真っ白な光が辺りを照らして消える去る。
その場に居た上代刀牙という少年と共に……。
一○月三○日。
その日、ロシアと学園都市が起こした第三次世界大戦は学園都市の勝利で幕を下ろす。
同日、この世界から三人の人物が姿を消した。
その事に気付いた者はある人物を除いてこの世界には存在しなかった。
勢いに任せて書いてしまったこの作品。今後どうなるかは私にすら分かりません(笑)。
次の投稿は出来るだけ早めにします!(願望)
それではまた次回。