気が向いた時に投稿する感じにしたい
感想来ると喜ぶよ
「…よし、これで終わりかな」
すれ違った少女に見えないマーカーを撃ち込み。メモ帳を取り出して名前に斜線を引く。
これは魔力を視認できるほど所持している少女たちのリスト。つまりは魔法少女の適性がある少女たちのリストだ。
とりあえずはしばらく問題はないけど今後次第って感じかな。
一番速いのがレイとマリの約1週間後。
遅くて半年後みたいな感じだ。綺麗に定期的に魔法少女として適性が出るようになっている。これも世界がそうしているのかなぁ。
「おっと、そろそろバイトの時間だ」
メモ帳を仕舞って『Twinkle』へと向かう。
あぁ、ちなみにマーカーの説明を簡単にすると魔力残量を確認できるようになるものだ。
これで危険域に達した者への対処も出来るようになる。
「…あ、アスカさんこんにちはー」
「こんにちはレイちゃんにマリちゃん」
二人も店の常連になって挨拶してくれるぐらいには仲良くなった。
頼むメニューは小さめのシュークリームが籠に山盛りになっておりそれに飲み物が二つ付いているシュークリームセットである。レイはカフェオレ、マリはミルクティー。
いつもの注文を聞いて用意してテーブルに置く。お店もそんなに大きくないし繁盛しているというわけでもないので結構一人でも問題なく回せた。店長は飲み物だけ入れてくれる。今の僕だと確かにまだちゃんと珈琲とかは入れれないなぁ…。
でもお菓子作りは結構任せてくれた、この体は料理が結構得意だったらしい。
「…ねぇマリ。あのぬいぐるみの言う事本当だと思う?」
…おっと?
「正直、信用はまだ出来ないよ…でも本当だったら、って思うよね」
「でもいきなり『魔法少女になって悪と戦うルルッ』って言われてても…」
もうルルゥとは邂逅しているらしい。
ルルゥとは所謂マスコットキャラだ。初期は語尾に『ルル』と付けて結構なマスコット感があったけど魔法少女同士を殺し合いさせるとなってからは冷徹なキャラになっていた。
実は初期の方が本当の性格で本編はずっと無理してキャラづくりをしていたらしい。
今の時間帯だと敵対生物が見当たらなくて焦っている所かな。
となるとそろそろ魔法少女に変身してもおかしくないな。魔力もそこそこ貯まっているし。
「…私はやってみたいと思う」
「はぁ…だったら私も付き合うよ。マリ一人だけじゃ不安だし」
レイがため息を吐きながらマリに笑いかける。いい感じだがこの辺が『エンジェルナイツ ゼロ』の一話であり地獄の始まりと言われていた。僕もそろそろ出番が来るかな。
「はっ…はっ…はっ…」
逃げながらレイには連絡し、人通りの多い所はまずいと裏路地に入ったが…。
「行き止まり…!?」
『追いかけっこも終わりのようだな…』
「-ッ!?」
息を切らしながらマリが振り向くと特に疲れた様子もない黒騎士が現れた。片手には銃、もう片方にはコインのようなものを持っていた。
息を整えながら変身道具を取り出そうと隙を伺う。
「あなたは…一体…」
『…我が名は【バッドエンド】。世界に終わりをもたらすものだ。そのためにも貴様ら魔法少女が邪魔になる…消えてもらうぞ』
「…! トランス…! きゃっ!」
一瞬のスキを突いて変身しようと変身道具…《トランス・ギア》を取り出したがいつの間にか傍にいたバッドエンドに腕を掴まれ変身が中断されてしまう。そしてもう片方の手にあるコインをマリの顔の前に掲げてた。
「な、何を…」
『お前の魔力を貰うぞ』
体の中に何か入っていく感覚と共にマリは意識を失った。
変身されそうでだいぶ焦った…。無理矢理止めたけど危なかった。マリが変身しても構わないんだけど確かマリって支援系の魔法少女だったのよね。だからレイよりもマリの魔力を使った方がいいかなと思い変身を止めた。
とりあえずマリの身体にコインを入れる。するとコインが魔力を吸収し体外に排出して怪物を生み出すのだ。
真っ白だったコインが禍々しい色に染まり体外へ排出され宙に浮く、そのまま周りにドロリと液状の物が生まれコインを中心に形を形成していく。
「マリッッ!!!」
そんな様子を見ているとルルゥを連れたレイがやってきた。倒れているマリを見て怒りの表情をあらわにしている。そのまま変身アイテムを取り出し構える。
「《トランス・ギア》! セット!」
《Angel!》
レイは『バッド・コア』に似た、『エンジェル・コア』をトランス・ギアにセットし。ポーズを取った。
「
そう叫ぶと一瞬光に包まれて青を基調とした騎士のような魔法少女へと変化した。
一瞬だったけど多分アニメみたいに変身バンクがあったんだろうな…。
「闇を切り裂く魔法騎士、エンジェル・ナイト!」
ちなみにエンジェル・コネクトの変身に名乗り機能はないのであれはレイが自分からやってることになる。
そうみるとちょっと微笑ましいものを感じるね。
原作からもちょいちょい出てるがレイはクールキャラみたいな見た目と雰囲気だか実は愉快な性格をしている。今ももしかしたら心の中では(決まった…!)とかちょっと思ってるかもしれない。多分マリに何かしたという怒りの方が強いかもだけど。
変身中にコインが怪物を生成し終わり黒いローブを着た死神のような怪物へと変貌を遂げた。壊れた十字架のような武器を取り出し臨戦態勢である。
「これが...敵…!」
『もう一人の魔法少女か…バッドギア、あの者を倒せ』
「ケタケタケタケタッ」
バッドギアと総称される怪物はケタケタと骨を鳴らすとレイ...エンジェル・ナイトに迫り、エンジェル・ナイトもトランス・ギアを剣の形に変形させバッドギアへと剣を振るった。
《トランス・ギア》
魔法少女が持っている変身道具。
作者にそういうセンスがないため詳しい形状は描写しないが多分スライド式携帯みたいな感じ
《エンジェル・コア》
魔法少女がみんな持っている変身する時に使用する連動アイテム
魔法少女が持つエンジェル・コアはすべて同じ規格であり本人の気質により姿が変わるため
同じものを使っても姿は全部変わる
《バッドエンド》
急遽考えられた怪人体の名前。ナイトメアとギリギリまで悩んだ
《バッドギア》
コインを使った怪物の総称、今回の名前は『バッドギア・ゼアラット』