世界に絶望した男の炎炎なる復讐   作:七蜘蛛

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囁き

 

炎怒「オールマイト...。」

 

男「おいおい、まさかのNo.1ヒーローが来んのかよ...。」

 

オールマイト「ム?その服装...もしや原因不明の人体発火事件の関係者だね!」

 

男「ククク...!さァてそいつはどうかなァ...?」

 

オールマイト「どちらにせよ君の行動は見過ごす事は出来ないね!」

 

炎怒「...。」

 

オールマイト「少年!そこにいたら危ない!急いで逃げるんだ!」

 

炎怒「!あ、あぁ...。」

 

オールマイトに言われて俺は路地裏のもう1つの出入り口に向かおうと振り返る。

 

炎怒「...っ!」

 

白装束達「「「「「...。」」」」」

 

振り返った先には大男と同じ白装束の男達がいた!?

 

オールマイト「な!?」

 

男「"アドラバースト"を持つお前に逃げ場はない。大人しく俺達と来てもらうぜ。」

 

オールマイト「アドラバースト...?それは一体...?」

 

男「お前には関係のない話だNo.1!」

 

白装束A「「カロン」様!」

 

「カロン」?それがあの大男の名前か...。

 

カロン「四柱目を捕えろ。」

 

白装束達「「「「「はっ!」」」」」

 

炎怒「くっ...!?」

 

カロンって奴が指示を出すと白装束の奴らが俺を捕まえきた。コイツら1人1人なんつー力だ!?振り解けねぇ!?

 

オールマイト「少年!今助ける!」

 

カロン「四柱目には手を出させねェよ!」

 

オールマイトが俺に向かってくるとその間にカロンが割り込んできた。

 

オールマイト「SMASH!」

 

カロン「フンッ!」

 

ズドォォンッ!!

 

炎怒「...っ!?」

 

何だと...!?

 

「オールマイトの攻撃を...!?」

 

「無傷で...!?」

 

煙が晴れるとオールマイトが放った一撃を余裕な表情で受けたカロンがいた。

 

オールマイト「...っ!」

 

カロン「CRAP!」

 

パンッ!

 

ドカァァァァァァァァンッ!!

 

カロンが手を叩くとオールマイトに向けて大爆発が起きた!?

 

オールマイト「くっ!」

 

炎怒「何だよアイツ...!オールマイトの一撃を受け止めただけじゃなく大爆発まで...!?」

 

カロン「こんな所でドンパチやってちゃァ四柱目が危ねェからな、とっととずらかるとするぜ。」

 

オールマイト「させないさ!少年も彼らも(・・・)守ってみせるさ!」

 

炎怒「...っ!」ギリッ

 

あんな屑共を守るだと...?

 

炎怒「何であんな屑共を...。」

 

そう思った瞬間、俺の意識が白く染まる。

 


 

炎怒「ハッ...!?」

 

意識が目覚めると周りの光景が変わっていた。周りは白く染まっていて、足元の地面は黒い骸で埋まっていた。

 

炎怒「ここは...?」

 

「壊しちゃいなよ。」

 

炎怒「...っ!」

 

突然声が聞こえて振り返るとそこには金髪の少女がいた。

 

炎怒「お前は...?」

 

少女「それは今はいいかな。それよりも壊しちゃおうよ。邪魔な奴を全部。」

 

少女は俺に近づいてきて目の前で告げた。

 

炎怒「一体何を...?」

 

少女「気付いてるでしょ?自分が今どうしたいのか。」

 

少女は俺の背後に回り込むと後ろから手を回してきて抱きついてきた。

 

少女「真の善と真の悪の区別も付かない人間なんて全部壊せばいいんだよ。」

 

炎怒「...!」

 

俺は...

 

少女「壊せ。」

 

燃やせ。

 

少女「壊せ。」

 

燃やせ。

 

少女「壊せ。」

 

燃やせ。

 

そう繰り返していくと俺の目の前が赤く染まった。

 


 

ボォォォォォォォォォッ!!

 

カロン・オールマイト「...っ!」

 

元の光景に戻ると俺の足が再び炎を纏っていた。それもさっきより激しく燃え上がっている。

 

オールマイト「何だ...!?」

 

「お、おい...!アイツ炎出してるぞ!?」

 

「はぁ!?アイツは無個性だろ!?」

 

オールマイト「(無個性!?一体どういう事だ!?)」

 

カロン「ほォ?"発火能力"が目覚めたみてェだな。」

 

オールマイト「発火能力...?」

 

内から力が溢れてくる...!

 

ダァンッ!

 

俺は本能に従うまま白装束達の拘束を抜け出して、オールマイトの前まで一瞬で接近する。

 

オールマイト「!少年!」

 

オールマイトは俺を受け止めようと腕を広げる。俺はそのまま...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オールマイトの胸に向けて炎を纏った蹴りを喰らわせる。

 

オールマイト・いじめっ子達「...っ!?」

 

ドォンッ!!

 

チッ、受け止めやがったか。俺は直ぐに後ろに跳び、距離を取る。

 

オールマイト「少年!一体どうしたんだ!?」

 

炎怒「うるせぇんだよ平和の象徴。もうアンタには期待外れだ。」

 

オールマイト「いきなり何を...?」

 

カロン「その様子じゃ決まったみてェだな?」

 

炎怒「あぁ。好きにしろ。」

 

カロン「行くぞお前ら。」

 

白装束達「「「「「ハッ!」」」」」

 

カロンが俺や白装束達の近くに来る。

 

オールマイト「待つんだ少年!誤ってはいけない!」

 

カロン「感謝するぜオールマイト。何が切っ掛けかは知らんがお前のお陰で四柱目は俺達がいただいた。」

 

オールマイト「逃がさないぞ!」

 

カロン「遅ェ。」

 

オールマイトがこっちまで走ってくるがそれより早く俺達は炎の渦に包まれその場から消える。

 

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