結城家の隣人転生者、気づけばハーレムに…。   作:射蓄労働者

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一気に時間が流れます


6話 固有スキルの片鱗

 

 

「おいおい…、リトさあ…。最初のテストでそれはやべぇぞ…。」

 

 

 

数学Ⅰ 44点

数学A 45点

 

 

初めての定期試験を終え、意気消沈しているリトに声をかける。

文系などおおよそ平均レベルなのだがことごとく数学の出来が悪い。

 

 

 

「ソウ〜。見てみて〜。」

 

 

 

ララに関しては見事に0が並んだ答案用紙を見せてくる。

 

 

赤点が続くと留年になる可能性が高くなるが、ララにはそんな危機感は無い。というより知らないのだろう…。

 

 

 

「…ララさんは、あれだね…。そもそも文字が分からないんだよね?」

 

 

そうなのだ。まだ地球に来て間もないララにとっては問題文が読めない、答えが書けないという事態に陥っていた。

ただ地頭は賢いのでどうにか早く覚えてもらえるように急かさないといけない。

 

 

「うーん。ひらがなはやっと覚えたんだけどねー。こんなに複雑に文字があると分かんないんだよね。」

 

 

 

「ララさん。あのね、もしこうやって今後も0点が続くことになると俺達と一緒に進級できない可能性があるから…、なんとか次のテストには半分くらいは取れるレベルになろうね…。」

 

 

あっけらかんとしているララに俺は事実を述べる。

 

 

まあ…、もしかするとリトも数学が危ないから仲良く留年の可能性もあるのだが…。

 

 

「えぇ!そんな制度があるの!もっと頑張らないと!」

 

 

そう言うと勉強しに行くのか嵐のように去っていった。

 

 

 

 

 

 

「……それでリト…。ほんとに数学苦手だなあ。」

 

 

呆れるようにリトに話しかける。

 

 

「仕方ないだろ…。こんな数字の列、呪文に見えて何にも思い浮かばなくなるんだよ…。」

 

 

原作でも赤点をとるレベルなのだ。俺も少しは教えているのだが、苦手なものを得意にさせるのは中々難しい。

最低限の基礎問題はつまずいていないのが幸いか…。

 

 

「そんなんだとそのうち留年なるかもなあ〜。それに今踏ん張らないと後々もっとしんどくなるぞ。」

 

 

冗談っぽくリトをからかう。

半分は一度大学受験を経験してるから分かるアドバイスでもある。

 

 

「創は賢いし運動もできるし…、昔から努力してるのは知ってるけどなんでこんなにも差がつくんだ…。神様は残酷だあ…。」

 

 

リトは嘆く。

人生二度目で要領良く過ごせたのが大きいのだが、そんなことも言えるわけもなく…ハハハと笑って誤魔化す。

 

 

 

 

 

因みにうちのクラスで古手川さんは流石と言うべきか軒並み90点を超えていた。

 

 

自分から見せようとはしないタイプだが、案外聞いたらすんなり見せてくれた。

結構得意げに見せてくれたのだが、俺のを見せると悔しげにこっちを睨んできた。

結構負けず嫌いなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も特に何か、これと言ったイベントはなかった。強いていうなら、休み時間にリトのもとへ行った時に、籾岡、沢田ペアと少し話せたくらいだろうか…。

 

俺が良くリトに絡みに行くので、どういう関係なのか気になっていたらしい…。

 

「結城……ララち…、それに梶羅君………、複雑な三角関係……フヒッ」

 

何やら不穏な声も聞こえたが…………、妄想するのは実害はないし、その人の勝手なので仕方ないと割り切ろう……………。しかし、あの二人は距離感が近い。そんなんじゃあ男どもを勘違いさせちゃうよ…。

 

 

他には天条院先輩ら一同も見かけた。

あの高笑いは健在だったとだけ言っておこう……。特に絡むことはなかったし。少し見てたら九条先輩が睨んできたので、もしかしたら下心あると勘違いさせたのかもしれない。

 

 

 

あともう一つだけあるとすればリトのラッキースケベについてである。

中学時代は実はあのリトの固有スキルでもあるラッキースケベはほぼ確認できなかった。特に女の子にダイブすることはなかったから少し拍子抜けしたのはいい思い出だ。

しかし、ララが来て以来リトのラッキースケベ体質の片鱗が現れ始めた。ララの発明品によるラッキースケベもだが、異様にズッコケたり躓いたりする機会が増えた。

クラスの違う俺が感じるほどなのだ。

もうこれは神の力(原作)が働いてるに違いない…。幸運なのか不幸なのか…俺には分からんが頑張れよリト……。

という俺も一度結城家で、リトのズッコケに巻き込まれてララの身体を弄ってしまった。リトには巻き込む能力もあるのか…。

それは分からないが、リト+女の子が一緒にいる場に居る時は特に気をつけようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソウ!これ分かんない!」

 

 

「創。この問題分からないんだよ…。」

 

 

そんな事がありながらも今はもう期末試験前で、結城家にてリトとララの講師をつとめている。

リトは主に数学科目、ララには日本語の文章についてである。ララは地頭はとても良いので文章さえ理解すれば、間違いなく高得点を取れる。実際に問題文の意味を教えさえすれば、答えにはほぼたどり着く。流石、発明をしまくるだけはある。

あとリトは相変わらず苦戦しているのだが、今回も基礎は固まりつつある。これで大やけどはしないだろう…。

 

あまりリトと女の子がいる空間に長居するのは気が気でないのだが、二人も真剣に取り組んでるので教えまわっている。

 

今日は休日の昼から勉強を始めてもうすぐ夕方になる。

流石に座って勉強するだけではラッキースケベは発動しないようだ。

 

 

 

「ごめんちょっとトイレ。」

 

 

 

そんな中でリトが立ち上がる。流石に4時間ほぼぶっ通しだと膀胱がピンチなようだ。

 

 

 

「あっ!!!」

 

 

 

暫く座りっぱなしだったので足が痺れたのかリトの体勢が崩れる。

 

 

倒れる先にはもちろんララ。

 

 

 

「あっ //////。むぐっ。」

 

 

艶めかしい声を出すララ。

 

 

まずリトがララに倒れ込み覆いかぶさる。ララもそれに体勢を崩して俺の方へ倒れ込む。何故かララのしっぽを握るリト。体勢はまるで後○位のようだ…。そして体勢を崩したララの顔は何故か俺の股へ。ララは顔を俺のあかんところに埋める。

 

 

 

傍から見れば3Pじゃねぇか…。

 

 

 

 

 

「わーーー。ごめん!!!」

 

 

慌てて飛び起きるリトだがもう遅い…。

 

 

 

「…ぷはぁ。もおーリト!私の尻尾は敏感なんだからね!」

 

 

ララは尻尾を握られたことについてリトを糾弾する。

 

 

……、俺の件にはノータッチらしい。助かった…。

 

 

ぷんすか怒るララだが、あくまでも尻尾のことでしか怒っていない。

 

 

 

 

しかし、まじでリトの近くやばいな…。

身が持ちそうにないのだが。

 

 

 

そう感じる俺だが、リトと距離を置くなんてことは考えれる訳もなくララの唾液で少し湿ったズボンを見ながら、ただただリトのスキルに戦慄するのであった。

 

 

 

 

 




主人公もラッキースケベに巻き込まれてゆくスタイル。

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