戦姫絶唱シンフォギア C キャプテンの軌跡 作:古明地こいしさん
ジェット機を操作中、ナスターシャ教授が話しかけてきた
「すみません、貴方まで巻き込んでしまって」
「いえ、教授が気にすることではありません。それに俺は国というより人の命の方が大事なので」
そう言ってオート操縦に切り替え、逆反射パネルを起動させ外からは見えなくする
「教授は研究を?」
「はい、F.I.Sの組織がいいものではないと知った上で起こした行動です」
「ですが彼女達を連れ出した理由があるのでは?」
彼女達、とはマリアとセレナ、そして切歌と調の事だ。彼女達は女の子、ましてや俺みたいな兵士じゃない
「彼女達はシンフォギアを纏うことが出来る存在です」
「シンフォギア...確かノイズに対抗できるって言う...俺が可愛く見えてくるな、さて、彼女達と話してきます」
彼女達が集まっている部屋に入る。一応ノックはしておく、礼儀として
「アキラ...操縦はいいの?」
「ああ、オート操縦にしてある。逆反射パネルも起動して見えなくしてるから追跡も困難だろう」
「ぎゃくはんしゃぱねる?デスか?」
「...まぁ全面鏡で周りの景色に溶け込んだと思えばいい、それで話がある。これから日本に行くことになる。この機体はそのためにF.I.Sから奪ったものだ」
「どうして日本に?」
話さないと不審に思われるだろうと話す、日本で起こってる謎の存在フィーネ、いや、フィーネ自体は分かっている。誰かまでは知らないが彼女達が集められたのはフィーネになり得るからと血清を射たれた時に聞こえた
そんな状態で彼女達を前に出していいのか、そう考えるが彼女達を犯罪者にする訳にはいかない。ましてや彼女達は拉致され監禁状態でほとんど無理やり連れてこられたんだ。カルテを見たが切歌は誕生日は分からずに連れてこられた日を誕生日としてつけられていた。それはあまりにも酷いと考える
「俺たちは戦う力を持っている。だから、この力を駆使して人々を守る。それが俺達の使命だ」
「貴方はそれでいいの?」
「ああ、この力を手にしてから決めた事だ。もし嫌なら断ってくれていい。それで君たちを非難する事はない、誰でも戦いは怖いさ、恐れを抱く事は何もおかしくはない。だが戦うと決めたなら最後まで戦う...分かったか?」
「....うん、分かった。アキラ....ううん、キャプテン」
「キャプテン?なんデスか?調」
「なんだか司令塔みたいだから」
キャプテン...か、アメリカのために戦ってたらキャプテン・アメリカとか名乗ってたんだろうな、だけどアメリカも守るために戦うのもおかしい話じゃない
「アキラさん、これからよろしくお願いします」
「ああ、こちらこそよろしく」
こうして彼女達と俺、キャプテンこと飯島明の戦いが始まろうとしていた