ダンジョン超人は美人化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜 作:ラディ@小説家もどき
そんなこんなで翌日、高浜大居住区へ到着。
高浜攻略隊への挨拶やら歓迎やらを終えて、宿に荷物を置いたところで。
「よし、せっかくのデカい街だ。自由時間にするか。休暇も必要だ、遊んでこい」
百一は私たちにそう告げる。
まあ、高浜に入る前から明らかに浮足立っていたから百一もこうせざる得なかったんだろう。
もし攻略準備とか言い出したらめちゃくちゃ反抗してやろうと思ってたけど、流石に空気を読んだか。
「! なら主様やるか! 殺し合いを!」
百一の背中からヴィオラが嬉々としながら首を出して言う。
「休暇だって言っただろ……それにこないだちょっとやり合ったろ……、あれからダンジョン潜ってねえからまだ結構しんどいんだぞ」
「なら潜ればいいだろ! 迷宮を探すぞ! あるだろその辺に、適当な迷宮!」
そんないつものやり取りを横目に、私たちはお買い物へ行くための準備を進める。
「あー私はパスで、おっぱいちっちゃいし下着は間に合ってるし洋服もそんなに。資料館の方が興味あるから、楽しんできて!」
成子ちゃんはそう言って、別行動をとることにした。
こういう時に成子ちゃんは意外と全然一人行動を取れるというか、マイペースを貫けるタイプだ。
「私はご一緒させてもらいます。六花のパージで下着が減ってしまって」
里々ちゃんはそう言って、一緒に出かけることに。
確かに里々ちゃんは前衛で自力で戦うから衣服の消耗が激しい、百一に次いで服を破いている。
百一の場合はタイトなアンダーウェアだったり迷彩のズボンだったりコンバットグローブだったりと、札幌で佐々崎先生経由で大量に用意してマジックバッグに突っ込んであるみたいだから今のところ買い足したりとかしてないみたい。
でも里々ちゃんの場合はまあ服に関しては攻略者学校のジャージだけど、下着は里々ちゃんの私物。
しかもブラは里々ちゃんのメロンサイズおっぱいだとお店によっては置いてなかったりする。大きい街なら手に入りやすいかもしれない。
ということで。
私と暗木さんと喜怒さんと里々ちゃんでランジェリーショップへ。
「嘘でしょ……Tバックはギリわかるけど……え……? 前までこの細さにしたら全部出ちゃうでしょ……履いてないのと同義じゃ……」
私は下半身だけのマネキンが履いている……いや履いているのか? ほぼ紐のそれを見ながら慄く。
「こっちはクロッチに穴というかクロッチ部分がまるっとない…………ダンジョン潜行中にトイレを迅速に行うため……? ボトムの装備も合わせれば便利なのでしょうか……?」
里々ちゃんはお股のところがぽっかりと空いたレースのショーツを見ながら慄く。
ええ……なにそれ……? トイレを迅速に……いやだとしたらそれをわざわざ履く意味が……。
「かなり攻めてるね。それTフロントの中でもかなり紐だし、そのクロッチオープンもかなり実際的ね。やっぱ大きい街は自認男性の数も多いからセクシーなのも多いわ」
暗木さんはトップに切れ込みというか穴の空いたブラを軽く胸にあてがいながら、私たちが見ていた下着について述べる。
いやそのブラもトップが、え? ニップレスを付けてそのブラを付けるの……? なんでどれもこれも重要な部分に穴が……。
「おお……、ブラジャー凄いな……。収まりというか、これちょっと動きもよくなるんじゃないのか」
試着室の中から喜怒さんの声が漏れる。
「肩紐擦れるし脇のとこもつっぱることもあるのでなんとも、ただ付けてないと付けてないで重くて振られて煩わしいので付けたほうが動けますよ。ノンワイヤーでスポーティなものがあれば良いのですが……私のサイズだとなかなかなくて」
試着室に向けて、里々ちゃんが返す。
おお……おっぱいの大きい人の悩みだ。多分肩こりもあるんだろう。
「贅沢な悩みね。ミライちゃん私たちはすんごいエロいの買いましょ」
「買わないですよ……普通のパンツが履きたいです」
暗木さんの言葉に私は呆れながら返した。
そんな感じに、なんだかんだで買い物を終えて。
「では私はこれで、武器類を少し見に行きたいと思います」
サイズの合う下着を購入して満足気にそう言った里々ちゃんは店を出たところで別れた。
武器類か……確かに大きい街ならレアなダンジョンアイテムが流れてそうだけど。まあ私は攻略作戦に向けての準備の時でいいや。