ダンジョン超人は美人化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜 作:ラディ@小説家もどき
01私たちが考えるべきは
私、縞島成子は迷宮攻略分隊として大規模ダンジョン攻略をして回っている攻略者です。
まあ基本的に運転手だったり野営拠点の建築だったりのサポート要員だけど、たまーに戦う。
現在は四国ダンジョンを攻略して高浜大居住区にやってきた。
西日本最大の居住区だけあってかなり広い。
高浜って名前だけど福井から京都にまたがっていて京都に食い込んでいる部分の方が広いくらい。
色々と遊ぶ場所も多いと思うけど……、私はそれほどお洒落や美容に関心がない。
スポーツにも興味はそれほどないし、グルメも別にそこまで……なんか大体のものが北海道の方が美味いからたまに北海道超えに出会えたら感動するけど能動的に探しに行くほどの興味もない。
全然私は都会を持て余している。
こっそりと歓楽街に赴いて処女でも卒業しようとかも考えなかったわけじゃないけど、身近に本物の男の子が居てそれはなんか北海道でカニカマ食べるみたいな感じがするからやめといた。
性的なことに対する興味関心はあるけど別に性欲があるわけではないからなあ……、エッチなことをしたいわけじゃあない。
つまり無趣味な私がやることといえば、勉強しかない。
なんかこういうとすっごい勤勉な優等生みたいな感じに思われるかもしれないけど、私は私が気になることしか勉強しないしできない。
というか私には万能に形を変えるダビンチの存在があるから、インプットしたことをこれ以上なく具体的アウトプットできるから勉強することが楽しくて仕方がないのもあるし。こんなに頑張っただけ如実に結果へと繋がるものはないからね。楽しすぎる。
それと多分、ダビンチの知識欲に影響も受けていると思う。
私自身は決して勉強を頑張れるタイプじゃない。
別に苦手だとかは思ったことはないけれど、得意とも思ったことはない。
だって私は英語なんか全然読めない、多分中学生以下だと思う。女体化症候群感染対策で海外とのやり取りが完全に停止している今の世の中で外国語を学ぶ優先度は私の中ではかなり低いし。そもそも標準語も怪しい、私の育った環境は道弁強めな人が多かったからね。
でも、もし私が英語の資料からしか得られない知識があるのなら頑張って学ぼうと思えてしまう。結局優先度、何が必要なのかって話でしかないのだけれど。
今の最優先は攻略。
大規模ダンジョン攻略、ならびに迷宮攻略分隊のサポートとして必要な知識。
具体的にいえば移動。
もうずっとこれだけど、実際これは本当に重要なこと。
船舶による海路の開拓でスムーズに四国上陸を行えたけど、ここからの大規模ダンジョンへのルートに海路を用いることは多分ない。
つまり次にやるべきは空路の開拓。
ダビンチを飛行機やヘリコプターに変形させられたら移動に使う時間を破壊的に短縮ができる。
居住区から離れた大規模ダンジョンの調査を居住区を拠点にしたまま日帰りで行えたりもするし。
なんなら札幌に帰って札幌を拠点に攻略を行うことも出来る。
なんだかんだ私たちは札幌攻略隊所属で札幌は仮設都市だから、準備だったり情報共有だったりもやりやすい。
自分の部屋の布団で寝れるしね、それだけでもストレスはかなり軽減されると思う。宿やダビンチで作ったベッドも悪くないけど心理的な安心感までは得られないからね。
航空力学はなまら難しいけどちょっとずつ理解できてきた。
まあ理解はできてきたけど揚力とかいうオカルトパワーに納得感は薄い。確かに速度によって空気が物を持ち上げる力が重量を上回るのはわかるけど、マジで離陸時の助走でそんな何トンもの重さを持ち上げる揚力が稼げるの? いや計算上は上がるけど……計算しても直感に反しすぎてて計算結果を疑いたくなる。一回無人機で試したりしないと飛行に関しての鮮明なイメージができない。
それと飛行機やヘリコプターもだけど、電子制御系が複雑すぎる。再現するために必要な知識量が船や車よりも段違いに多い。気象条件や風速に関しての知識も必要になるし。
もっとアナログな計器類で作れる飛行機……操作性が良くて速くて長く飛べる……うーん。
まあそのへんはじっくり勉強していこう。
高浜の資料館はかなり充実してるし、攻略隊経由で詳しい人にも繋いでくれるらしいし、操作に関しては百一さんがわかるってはなしだしなんとかなるだろう。しばらく高浜を拠点にするから時間もあるし。
だからとりあえずそっちはいいとして。
多分一旦私たちが考えるべきは、マー坊についてだ。