ダンジョン超人は美人化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜   作:ラディ@小説家もどき

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02柔らかい

「うん、別に身体も女の子だし自認も男性じゃあないんなら一緒に入っていいんじゃない?」

 

 あっけらかんとミライちゃんも言う。

 

「はい……というか割と本気で自認男性だったの忘れてました」

 

 恥ずかしそうに里々ちゃんも続いて。

 

「う、うむ……確かに僕は男じゃあない……これも前進か……。よし! いいだろう! 僕も入るぞ‼」

 

 乱丸は意を決して女湯へと足を向けた。

 

 まあ私は別に乱丸が自認男性だろうがぶら下げてようがおっ勃ててようが温泉入れたら何でもいいんだけどね。

 

「ああ、じゃあ俺は男湯に浸かって適当に出るから。湯あたりとか気をつけろよ」

 

 女性陣の問題解決を見届けて乃本氏はそう言って、男湯へと入っていった。 

 

「おい悪樓の主、悪樓は湯に浸けるなよ。その時は、本当に消し飛ばすことになるからな」

 

「……うん、わかってるよ」

 

 男湯の暖簾をくぐる寸前にヴィオラちゃんは私に向けて冷たく釘を刺す言葉を向け、私もちゃんと返事をした。

 

 ヴィオラちゃんはやっぱり……()()()()()()()()()()()()()()()

 まあヴィオラちゃんが知ってる分には問題はないけどね。それに今は戦闘ペットだから問題はない。

 

 そんなこんなで、露天風呂へ。

 

「素晴らしいですね……温泉、お湯が柔らかい……」

 

 身体を流し、お湯に浸かった里々ちゃんがお湯を掬いながら言う。

 

 確かにいいお湯たけど……そんなことより里々ちゃんのおっぱいが凄まじすぎる。湯船に浮いている。なのに腹筋は割れているし、体脂肪率のほとんどがおっぱいとおしりに集中している……。

 

「別に裸体を見られても裸体を見ても何も思わんし、何も問題ないはずなのに凄まじく悪いことをしている気分になるな……」

 

 囲いの岩に腰掛けて、脚をお湯に浸ける乱丸が居心地悪そうにそう述べる。

 

 まあ長いこと自認男性として生きてきたのなら確かに変な気不味さみたいなのはあるんだろうけど……。

 そんなことより何故か乱丸は全身脱毛済でつるっつるだった。ええ? なんで一番綺麗にしてんの……? いや別になんにも悪いことないけど、意外すぎて驚いた。

 

「別になんにも悪いことしてないんだから、そんな不必要な罪悪感は温泉の前では無力でしょ…………ああ……溶ける」 

 

 肩までしっかり浸かりながら目を細めてしみじみとミライちゃんが乱丸に返す。

 

 まあ温泉に浸かりながら何かを悩むのは無粋だ。

 そんなことよりミライちゃんが思ったよりムチムチ、というかモチモチ。もっと筋肉バキバキなんだと思ってたけど、年相応のムチムチな体つきだった。

 

「温泉すご……、こりゃあ流行るよ……」

 

 囲いの岩に捕まってうつ伏せに浮かぶように成子ちゃんが言う。

 

 確かにこれは流行る、今の時代じゃあ旅行とか考えられないけどそりゃあ昔は温泉のために遠出もするってくらいに気持ちがいい。

 そんなことより成子ちゃんはちっちゃくて可愛かったけど、手足はすらりと細くてお人形さんみたいに整っていた。水面から出てるおしりもプリティだ。

 

 いやー乃本氏はこんな女の子たちからモテモテなのね……、誰選ぶんだろ。なんか全員まとめてみたいな感じなら私も混ぜてもらおうかな。面白そう。

 

「あの……喜怒さんってそれ全身脱毛通ったんですか?」

 

 ミライちゃんはつるっつるな乱丸に尋ねる。

 

 確かに、それ気になってた。

 

「あーこれなぁ。実は……学生時代から無茶をして怪我が絶えずエスメラルダに毎日のように浸かって回復を行っていたら首より下の、毛という毛が溶けてだんだん薄くなって気づいたら生えなくなってたんだ。まあ不便はないが……やはり変か?」

 

 乱丸は自分の身体を見ながらつらつらと答える。

 

 へー、なるほど。回復の副産物だったのか。

 じゃあ私たちも怪我しすぎるとつるっつるになっちゃうのか……。

 

「いえ変ではないですよ。処理も面倒ですし、衛生的にも良いと思います」

 

 おっぱいを浮かべながら里々ちゃんは乱丸に返す。

 

「へーエスメラルダってムダ毛処理までしてくれるんですね。下手したらそれだけで一生食べていけるくらい需要ありそうですけど」

 

 成子ちゃんも水面からおしりを揺らしながら返す。

 

「喜怒さん……ちょっと私も定期的にエスメラルダに浸からせてもらうことってできますか?」

 

 真面目な顔でミライちゃんは乱丸へと相談をする。

 

 いやミライちゃん全然ムダ毛とか気にならないけど、そんな濃くもないし。

 

「いやーかなりの時間を浸からないとこうならないぞ……? 多分脱毛を目的にするんならちゃんとした施術受けた方が早いし確実だと思うぞ」

 

 乱丸は丁重に断りをいれる。

 

 まあ確かに乱丸は何年も毎日のようにエスメラルダに浸かってつるっつるになったわけだから、かなりの長期計画になる。

 でもVIOの施術は痛いとかって話も聞くし、痛みなしでの脱毛ってかなり需要ありそうだけどね。

 

 そんな具体性のあるガールズトークに花を咲かせていたところで。

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