上位存在マイクラ   作:ハヤモ

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同時にプレッシャーであります……(腹痛


トラップタワーと牛化ポーション

村に戻ったマインクラフターは、トラップタワー建設用の建材を纏めると、早速工事に取り掛かった。

ブラマイで調達した鉄をふんだんに使い、レールをクラフト。 そのまま坑道を再利用して町と牧場の各地、養豚場とを地下鉄で繋ぐ。 これは地上だと景観を損なうのと、モンスターや村人が線路に立ち入るのを防ぐ為だ。 衝突されて逆走されたり中身を奪われても困る。

 

 

「農地の忌み子を浄化したのですね」

「はい。 胸を大きくしてくる魔物の妨害に遭いましたが、騎士様に助けられました。 牧場にいた生存者も同じく。 無事とは言い難いですが、命を助けられたのは幸いです」

 

 

捕らえた牛化モンスターの真下にホッパーとチェストを設置。 膨胸薬の自動収集装置とした。 ここから更にチェスト付きトロッコに積み替えて、町の取引所へ輸送。

この取引所、普段は回復のポーションを取り扱う他、蒸留酒なる視界が歪む遊戯用のポーションも扱う。 そこでクラフター、もしやと思い村人に牛化新薬を見せたところ……これが大当たり。 村人全体へと薬を浸透させる基点となる。 以降、ここに輸送すると決めている。

 

 

「その地にはまだ魔物は残っていますか?」

「騎士様の松明、魔除けの光があるので、残った魔物は別の地へ逃れたかと思います」

「……わかりました。 引き続き浄化を続けていくしかないですね。 何にせよ、今回もお疲れ様でした」

 

 

お陰で村人の牛化が自然と進行中。

本当は養豚場の肉糸を捕獲して、村中に撒こうと思ったのだが、どこかに消えてしまった。 松明に弱かったらしい。 先に捕獲を優先すれば良かった。

アレさえあれば1人から2回分は絞れるのだと牛胸で実証済みなのに。 逃した獲物は大きい。 後悔先に立たず。 くそぅ。

 

 

「ところでなのですが、ハーニャ」

「なんでしょうかリーリア」

「そちらの棚にある小瓶。 最近、酒場で置かれ始めたポーションらしいですが」

「それは迷える女性用のモノです……決して私用ではありませんよ」

「そうですか……その影響でしょうか、町に胸の大きな方が増えたような」

「そうかも知れません。 不思議ですね」

「騎士様が、ある魔物を封印してからですね」

「……そのようですね」

「もうひとつお尋ねします。 町中で密かに出回っている薬……その魔物の体液ですよね」

「勘の良いシスターは嫌いですよ」

 

 

まぁ良い。 牛乳の問題は片付いた。

次は植林場と釣堀を作る。 どちらも材料さえあれば簡単だ。 あとは空き地を探すのみ。

 

 

「欲に負けてはなりませんよ!?」

「豊かな貴女には分からないでしょう! この胸に抱く苦しみが!」

「す、好きでこの大きさではありません!」

「私もですよッ! 懺悔なさいリーリア!」

「ハーニャが1番するべきでは!?」

 

 

興奮する牛共を背景に、今日も物作りに励む。

 

平和だ。

どうしようもなく救われる時間であった。




後書き
更新常に未定

牛化ポーション
エネヌトの体液を瓶に入れたもの。
クラフターがエネヌトの母体を軸にトラップタワーを建設し収集、町の酒場に輸送した。
飲んだ村人は胸が牛化するぞ!実験は成功だ!
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