更新頻度低下気味。その癖、短めです……
それでも楽しんでくれる方がいる事を願って。
感想、登録、評価お待ちしております。
老若男女問わず往来激しい駅やショッピングモールの本屋等で、美女をカニ◯ルするようなタイトルとか、胸部を強調したモンスター娘が表紙を飾る本が見えるように売られていた記憶があります。
どこまでがセーフなのか……。
でも、そうした表現が許されるなら、当作のコレくらいは大丈夫平気だって安心しろよと己に言い聞かせつつ。
……でも正直言って怖い。突然皆様とお別れする形になったらゴメンなさい
防具立て型のゾンビスポナーを手中に収めたマインクラフターは、周囲の残党を一掃。 松明も忘れない。 後はのんびりタワー建築だひゃっほい。
「聖女様、騎士様……ありがとうございます。 何とお礼を言っていいか……お腹の子と共に命を失うところでした」
「……外は危険です。 ひとまず町まで送りましょう」
牛胸が腹の膨れた村人を連れて移動する。
ああ、惜しい! 早くも建築欲が膨れている最中であるのに!
いや我慢だ。 どうしてか放置する気になれない。
牛胸の護衛と、そのついでに湧き潰すのが元よりの目的だ。 建築は後の楽しみにとっておこう。
「しかし何故、危険な外に?」
「忌み子の騒動から逃れる為です。 ですが魔物が蔓延る中で生活は難しく、こっそり町に戻ろうとしたのですが……馬車が壊れ行者も逃亡、立ち往生しておりました」
「やはり、お腹の子は……いえ、今の町には多くの設備や物資が揃い始めています。 修道院にいるハーニャに相談すれば、きっと解決の兆しが見える筈です」
「私が町を離れている間に、何かあったのでしょうか?」
「此方の騎士様が便宜を図らい、町を守る防壁が建設されました」
「はい? 短期間でですか?」
「他にも作物が急速に成長する畑が耕され、あらゆる穢れを治す新しいホワイトポーションが流通しています」
「それ魔物の1種ではありませんよね? 怖いんですが大丈夫でしょうか!?」
そうこう夢想する間に村に到着。
丸石の防壁の鉄扉、その横壁につけたボタンを押して開くと牛胸共々潜り、後についていく。
クラフターは首を素早くして見回す。 ここヨシ、あそこヨシ。 今日も光源漏れは無い。 四六時中曇る空と違い燦々としている。 だが見栄えが気になる。 グロウストーンは在庫的に厳しいからジャックオランタンで街灯か。 空の鬱々とした雰囲気にも合うし。
「本当に町を囲む壁が……道や家も綺麗になって。 全て騎士様が1人で!?」
「家具や細かいところは大工の方がしてくれたようですが、大きなものは殆どそうです」
「あ、あの鈍重に動く大きな巨人は……」
「あっ、それも騎士様が。 魔法の鉄人形でして、町を守護してくれています」
「信用して良いのですよね!? 町の人々も特に気にする様子がなく、随分と慣れていますし!?」
「悪しき心で接しなければ大丈夫ですよ」
牛胸と腹人の声を聞きながら辿り着いたは、扉が高い位置にある1軒の家だった。 それ自体は愚かしくも何度も見た事がある様式だが腹人の家だったとは。 であれば中から出てきた村人は同居人か。 ツガイかも知れない。
「姉さん! ああ、無事で良かった!」
「ええ。 こちらの方々に助けられたの」
「そうだったのか。 ありがとう、姉さんとお腹の子を救ってくれて。 あんたは妊婦や赤子を連れ去っていく聖堂の神官連中とは違うんだな」
クラフターはグリグリと首を動かして内覧。
質素ながら己の手により光ある空間……そして思い出す。 己の手によってではなく、元ある建物はあるがままにするのをクラフターは信条としていたではないかと。
どんなに気に入らなくても、それなりの評価を下すに留まるべきだった。
それでも当初から今に至るまで穴を見つけては埋めてしまうし、改修もしてきた。
思い出したがここもそうだった。 つい介入する己の悪癖を反省したい。 それでも申し訳程度に名残を残すのは無意識の罪悪感からか。 でなければ高い位置に扉を残したりしない。 あいや高床式のコンセプトを尊重したのだったか、あの時は。
認めたく無いものだな。 創造性故の誤ちは。
「……残念ですが、よくお聞きください。 彼女のお腹に宿っているのは人の赤子ではなく、この世ならざる存在の先触れです。 このままでは、それは肉体を得て忌み子としてお姉さんの身体から生まれ出ます。 そうすれば母体も、そしてこの町も大変危険です」
「姉さんが化け物を産む? そんな、なんとかならないのか!?」
「修道院にいるハーニャを連れてきます。 きっと解決策を見出してくれるでしょう。 ですが……どういう訳か町に立ち入ってからというもの、お姉さんのお腹から感じる邪気が小さくなってきました。 騎士様の退魔の光に包まれている影響かも知れません」
「なら、このまま町にいれば安全か!?」
「確実とは言えません。 お腹も大きいままですし、楽観はできません。 予定通りにハーニャを連れてきます。 暫しお待ちください」
牛胸が出ていくから後をつける。
忙しない。 これが町の中だけなら苦労しない。 勝手に外に出てモンスターの餌になるから油断も隙もない。 いっそ家畜宜しく監禁しようかとすら考えてしまう。 フェンスの囲いに入れるか、リードを首につけるなどだ。 面倒だからやらないが。
「騎士様の力は忌み子にも及ぶようです。 これは凄い事ですが……生まれてくるのが人の子になるとは限りません。 それでも最良の結果を願ってしまいます」
ベイクドポテトを食いながら思う。
羊はいない。 豚は駄目。 牛乳は確保。
次は鶏が欲しい。 卵から増やしやすいし。
兎は……まぁ後でも良いとして。 狼とか猫とか馬とかラマとかいないものか。
今のところいなくても困らないが、いるなら確保したい。 いつか遠征する時に役立つ。
「ハーニャ、町の外で妊婦を救助しました。 ですがお腹の子が忌み子の可能性があります。 診てくれますか?」
「分かりました。 恐らくはリーリアが調査しに向かった奇妙な木、その花粉が必要になるかも知れません」
「分かりました。 調査に戻り、採取してきます。 ハーニャは妊婦の家でお待ちください」
「どうかご無事で」
町の外にまたも出ていく牛胸。
これでは落ち着いて建築が出来ないではないかと睨む事暫し。
「むぅうぅ〜〜〜ッ!!?」
浮遊クラゲ、ガストの小型版のモンスターに頭を掴まれる牛胸。 顔が覆われて声なき声が木霊する。
クラフターポテトを食べながら思う。
まぁ面白いから良いかなと。
【妊娠】(忌み子)
受胎後、胎内で急速に成長した忌み子。
それは魔法を使った際に反応し、暴れることがある。また最大MPが減少する。
何らかの原因で不妊の加護を失うとなるようになる。膨胸と違い完全にデバフ……だが、人によってはリーリアの膨らんだ腹に熱いものを覚えるか、縛りプレイか、治療が面倒でそのままの人もいるかも。
当作的にはマイクラ概念の退魔の光(松明やグロウストーン)がある環境で授かると、成長こそ急速でも将来を約束された美貌の子、ただしクラフターの能力一部持ちが生まれる。忌み子が既にいる場合は正常化。光が無い環境でもマイクラ牛乳を飲めば正常化する……設定にしたい。
先駆け上位存在涙目?知らんな。上級者たちによる高次元NTRかな?
経験値
マイクラの方でも経験値が存在し、敵を倒す以外にも採掘や精錬といった作業をする事で手に入る。ただし、ステータスが上がるのではなく、専用ゲージで溜まり、エンチャントをする際に必要なMPのような役割を担う。
魔力
設定だと、人間の生命エネルギーとほぼ同義のもので、血をはじめとする体液に多く含まれているそう。洗脳、石化、膨乳としたファンタジー要素の強い効能は、対象の体内に巡る魔力へ作用することにより起きる「魔力が健全ではない状態」らしい。
ヒル等を使用した昔の瀉血療法が登場するのも時代や雰囲気だけでなく、こうした設定が背景にあるものと思われる。