上位存在マイクラ   作:ハヤモ

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前書き
キリ良くしようとして伸ばしてしまった感…
今更ながらリーリアとハーニャの会話に悩みます
ゲーム内だと同僚、相棒だからか軽く感じつつ


修繕と改修

 

 

「よくご無事で……リーリア、騎士様。 これで暫くは亜人も大人しくなる筈です。 被害も軽微。 数名の怪我人と幾らかの建物の損傷という程度で済みました。 これも騎士様の防壁のお陰です」

 

 

殆どの襲撃者は片付いた。

村人は勝利を確信。 ウオォと歓喜の大合唱。

その声に塗れながらも、マインクラフターは黙々と戦後処理に励む。 壁は破壊されなかったがキャノンのTNTとディスペンサーの弾を消耗した。 補充できる範囲で装填して回る。

 

 

「……ハーニャ。 この地の状況はやはり普通ではありません。 ここで忌み子が産まれるようになった原因、それを取り除かなければ、根本的な解決にならないでしょう。 騎士様に全幅の信頼をしたいところですが、かの退魔の光も絶対的、永続的だと断言できない。 もし耐性や対抗策を魔物が身に付ければ、そう遠くない内に異形がこの地の全てを呑み込みます」

 

 

松明は幾つも外れているから差し直す。

村外周はキャノンで大地が剥かれ放題だから、急ぎ土で埋め直す。 襲撃者からの被害より味方による被害が大きい気がするが、これも浪漫か。

あいや幾つかのキャノンは解体しようそうしよう。 いや対空砲に改造だ。 空を飛ぶモンスターが少なくない。 外壁なんてひとっ飛びにされる。

矢の針山を爆風で上面にばら撒く、対空散弾砲も作りたい。 作りたい物が沢山だ。 今日も忙しくて幸せ者だな全く!

 

 

「その事ですが。 今回の事で町の方も私達をより受け入れてくれたのか、更に色々とお話が聞けました。 やはり東にある大きな聖堂に解決の鍵があるものと思われます」

「はい。 アルセゾン聖堂……この地の神官達が妊婦や子供を連れ去ったという。 今なお橋が崩れて行けないままです。 騎士様か大工に相談できれば良いのですが」

「跡を追えないよう、意図的に橋を落とした可能性もありますね……神官達はこの事態を引き起こした要因を突き止めたといわれていますが……しかし今も町の外では魔物や忌み子が現れ続け、今なお神官達は姿を見せる気配がありません。 疑うには十分かと」

 

 

外壁周りの補修と補充、改修を行いつつ更なる強化を夢想すればワクワクが止まらない。

外壁の上にレールを引いて、弾薬や人員を速やかに移動できるようにしよう。

後継戦能力を上げるために弾薬庫を作らねば。

最近作り方を知った銅ゴーレムに、その間を往復させて補充や装填の半自動化も良い。

 

 

「アルセゾンで何が起こったのか、どうすればこの事態を収めることができるのか。 聖堂に辿り着くことができれば解るかも知れません」

「……忌み子を浄化しつつ、聖堂へ行く為の道を探ってみます」

「今なら、町の人もリーリアをより信頼してくれていると思います。 詳しい話をしてくれるかも知れませんね」

 

 

これまでに対峙してきたボスモンスターが何かの拍子に、この大村落に侵攻しては一溜りもない。 今の防衛力を強化する事は決して浪漫だけで語れない。 理に適う話なのだ。

村人が戦えるからと、相応の準備と装備が無ければ、ひと息に蹴散らされて廃村だ。

折角拘り改修を繰り返し、好みの出来栄えに仕立て上げたクラフターとしては、己が何とかしなくてはと妙な使命感に燃えるところである。

 

 

「ところでなのですがリーリア」

「なんでしょうかハーニャ」

「騎士様に想いを寄せるのは判るのですが、騎士様が助けた修道女の中にも同様の者がいる様子」

「そ、そうなのですか? 機微に疎くて」

「騎士様も気紛れ。 誰を選ぶか分かりません」

「私は彼の意志を尊重したい……」

「自分の心に嘘偽りはありませんか? 不妊の加護が消えているのは知っていますよ。 妊娠……騎士様との子を望んじゃったんですよね?」

「そ、それは……!」

「本来、淫らな行為は進んでするべきではありませんが……騎士様はシスターと町を救った徳の高いお方です。 今後も私達や町の為にも留まってくれる方が良いでしょう」

「そ、それはどういう……」

「子は鎹といいます」

「あうぅ……」

 

 

牛胸と目が合った。

刹那、顔を赤くして両手で覆う。 まだまだ分からぬ生態があるなとは思う。

 

 

「前に助けた妊婦は、退魔の光に包まれる中、無事に人の子を産みました。 忌み子の問題は心配しなくても良いですよ」

「え、ええ……良かったです、それは……」

「……かく言う私も加護が消えましてね」

「えっ!!?」

 

 

今度はチビ黒服と鳴き合い驚愕のハァン。

興味が尽きない個体だと、クフクフと笑った。




後書き
エッ!(未定)
浄化の姉妹丼、イケると思います!(妄
亜人を退けて村人の信頼を得ると、情報を得られる他、大工とのやり取りで谷底へ降りれる足場を作ってくれる。
……あと選択次第で酔漢や不良にヤられる。
騎士様以外の人とのエッ展開が苦手な方もいると思うので、回避の方向に考えてみたり。

(以下怨根/虚無/スルーして、どうぞ)
作者の作品や他作者様の作品に対して感想等サイト内外で、具体性の無い批判の単語のみを羅列し(酷いですね、滅茶苦茶ですね等、短い言葉で批難するだけで具体的に何がどうかまで書こうとしない)、人の目に触れてバッド評価が溜まると、場合により追記で他読者をも攻撃(バッドつける奴何なの?、どう読んでもそうだろ等)した後、コメや感想欄としたログな痕跡を消して名前を変えては繰り返す者がいるようです。
そういう事を見聞きすると、不快ですし辛いです。本人達は悪意ではなく真面目に書いているだけという、希望の可能性もあるかも知れませんが、やり口的に、真面目に解釈するのはいい加減に苦しく……気にしないのが1番なのは頭で理解しているつもりでも、少なからずモチベや作風に影響します。
過去には穏便に済ませたい気持ちから、そうした具体性の無い批難が来る度に期待に添え無かった事を謝罪する返事を出した時もありましたが、連投の嵐に耐え切れず作品ごと消してしまった事も(それだけが理由ではありませんでしたが、要因の1つにはなりました)。
過去作品に限らず批判&削除は見受けられた気がします。
作品を出す以上、肯定的な意見だけでなく批難も覚悟するべきだとは思います。
しかし、明らかな悪意や具体性の無い、何処かで覚えたネガティヴな単語を羅列するだけなのは度が過ぎていると考えています。

作者も、そうした批判とした失敗や炎上を避けたい気持ちから、最初から何かを好きになるのを諦めて日々を生きる節もあります。
挑戦しない事で自尊心を守り、欲しがらない事で叩かれるのを防ごうと考えたりします。
でも、そうした心を守る筈の選択の連続が、やがて心を干からびさせていった様にも感じています。
こうして小説を執筆している内は、無気力症候群とまでいかないかもですが、病魔のように、心に静かに蔓延り続けています。
何もしたくない気持ちが常態化し、気付けば夢も希望も手放した人生を送っている。
リアルも辛く悲しい中……現代では趣味にも何かしら覚悟が必要でしょう。
しかし感情を殺して得られる安定に意味はあるのか。 他人に評価される為に人の顔色を伺い、相手に合わせた趣味の人格形成と情報収集の内に疲れて交友関係が破綻し、虚無の目で天井を見るか涙で枕を濡らす夜と朝の連続の人生とは何なのか。
だけど人に評価されなくても心が動けば価値になる。そう信じて小説を書いたり読んだりしているのかも。
当作マインクラフターのように、心のままに、自由に、己に従い生きていく。尊奉の念を、無意識に書いているのかも知れない。

精神不安定故、作者の戯れ事でした。
長文、失礼しました。
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