休息を兼ねて本編から外れ、マイクラな章
或いは町の現状の確認云々
ハーニャの娘を出していきたくもあり
暑く熱中症になりかけて指が固まったり、何度も電気のスイッチや蛇口を確認してしまう強迫症の症状に苦しんだり、熱でぼんやりしたのか小説の書き方参考/資料データとなるものを操作ミスで消し飛ばしてしまった中…
焦燥感もある中、筆を取るも上手く書けていないかも。スランプ気味か…
将来性と姉妹
「───洞穴、地下水脈は恐ろしい魔物の体内へと変貌。 多くの犠牲者も散見していました。 しかし旦那様の活躍で助け出され、忌み子も浄化。 間も無くして邪気は消滅、安全な洞穴へと戻りました」
「わかりました。 して、聖堂へは繋がっていそうでしたか?」
「突き当たりに聖堂へ入れそうな、意匠が施された扉がありました。 これから村で手に入れた鍵が使えるか試す段階です」
「そうでしたか。 その先は神官達が待ち構えている事でしょう。 これまでの経験から私たちに友好的とは思えません。 十分準備をしてから向かってください」
拠点に戻ると、牛胸がチビ黒服と合唱し始めて鬱陶しかったから、マインクラフターは郷愁ある集落を巡回した。
松明の明かりが大通りから路地裏に至る隅々まで燦然とさせ、貴賤に関係無く村を囲む丸石の防壁は厳然のままに聳え立つ。
「ところで旦那様は?」
「防壁の上で周囲の監視をしに出た様です」
「……間も無く諸悪の根源、核心へと触れていくのを察して、決意を固めているのでしょう」
そしている。 そこら中にいる。 壁面に昇りて遠方で彷徨う。 モンスターが。
松明を幾度と刺しても、どこか湧き潰しの甘い場所から湧いてくる。 中には有益そうな異形もいる。 その一方で牛や豚や鶏とした家畜が湧かないのだから、クラフターは首を捻るばかりだ。
或いは即捕食されるのか。 然もありなん。 狼と狐に襲われる鶏を思い出す。 異種族同士の良し悪しは元の世でも散見されたものだ。
「それとリーリア。 私の娘もある程度自立して動けるようになりました。 背丈は私と同じくらいにまで伸び、文字の読み書きや計算も問題なく行えます……驚くべき成長です」
「生後数週間と経たず……私の子もそうでしたが、町の人たちの子供もその傾向にあります。 やはりアルセゾンの忌み子の呪いが旦那様の魔法の影響で変容したのでしょうか。 無害だと良いのですが、心配です」
しかし、どうか。
踵を返し、高い壁と武装で守られた壁内を見る。
ビル型馬鈴薯畑に藁束が重なる食糧庫。
大量の食糧を保有して常なる脅威を払拭して居並ぶ家屋は村人共々明るく、闇の1片も寄せ付けない。
廃屋の1件も無く慌てる催事は1つと無く、村人同士は争わず協力的な姿勢を保つ。 襲撃を返り討ちにした実績もある。
今後も無頼漢程度ならば自力で撃退するだろう。 スノーゴーレムとアイアンゴーレムも作った事であるし自浄作用はある。 あと物資輸送用の銅ゴーレム。 将来は明るい。 少なくとも壁の外よりは。
「今のところ成長の速度以外に問題はありません……少し旦那様に似て溌剌とした行動や考え方をしたり、あと、その、異性交流に大変興味がある様子が伺えるものの、このまま何事も無く、平和に過ごせればと祈るばかりです」
「……共に祈りましょう」
規模としては町である。
クラフターの庇護下に置かれてからというもの、冒険の合間に改修を繰り返す内、即ち町と堂々胸を張れる出来栄えに。 燦然と輝く光源が闇夜にドンと反射する。 お陰か、いつの間にか村人が増えたが。
「それでハーニャの子は何方に? 修道院にはそれらしい子は見えませんが……」
「外でリーリアの娘と共に挨拶回りです。 町の人達と友好を深め、設備や施設の把握に努めて貰ってます。 いつかは旅立つ時が来るとしても、今は自分の町であり家です。 何があるのかを知るのは大切な事です」
「また危険な場所に行かないでしょうか?」
「修道院でジッとできる子達ではないので。 隙あらば家具や部屋を改造したり、男の子を連れ込んだりするので……」
「……修道女総出でもお手上げなのですね」
こうして見ると三者三様。 千差万別。
活発な者もいれば大人しい個体もいる。
外から来た村人は大凡決まってクラフターの作品に対して驚愕のハァン合唱で、観察するだけで心地良く面白い。
相変わらず繁殖条件は謎だが。 未だ現場を見ていない。 眠っている間、夜な夜な増えているとでも言うのか。 時々村人の腹が膨れたりへっこんだりと忙しいのも謎だ。
既存の知識では扉とベッド、後は小麦なりを与えていれば満足してハァンと鳴く生物だったが、所変われば勝手も変わるということか。 良い加減、本格的に切り込むべきだろうかと悩みはしている。
「……その修道女達も、助け出されて来たばかりの人を除けば旦那様や他の男性を誘惑する様に淫靡に振る舞っており、最早敬虔な頃とは異なります。 それも原因に思えます。 かくいう私達浄化の姉妹も……率先した結果が娘の誕生ですし」
「……アルセゾンの、延いては協会の為です」
「私が言い出した事ですね……でも後悔はありません。 子供は未来への希望となってくれる筈です」
「私もそう思います。 旦那様との愛しの子でもありますから♡」
「聖堂に行く前に、いえ、イッた後も、共にいつまでも営んでいきましょうね♡」
しかし村人の増殖は、裏を返せば改修が成功した何よりの証左。
手狭になってきたら、ぼちぼち壁の外にも家屋を増築し、領地を拡大するのも良いかも知れない。
いや、限りある壁内を有効活用するべく、高密度住宅を建設するべきか。 所謂集合住宅、アパートやマンションという様式だ。 そして町から都市へと発展させるのも夢があって素晴らしい。
その癖、アイアンゴレームがスポーンしないのは謎だが。 これでは製鉄所を建設できない。
嗚呼、謎が多い……そんな思い通りにならぬ物を思うようにするのが面白いのだけれど。
「私はハーニャの娘ですが、あなたは私の姉さんなのですよね? 母はリーリアさん、でしたね」
聞き慣れないハァンに振り向くと、牛胸に酷似した村人が交流していた。
相手はチビ黒服に良く似た村人で、揃って黒服と黒頭巾を着用している。 違いは丸眼鏡をつけて本を両腕で大切そうに抱えている事だろうか。 しかしエンチャントのオーラが見えない。 何処かで拾って所持しているだけだろう。 ゾンビにも良くある事だ。
「そうです! 腹違いでも、私は貴女のお姉ちゃんです! どうぞ敬って慕ってくれて良いのですよ!」
「じゃあなんですか、母の遺伝でこんな巨乳になったというのですか!? 貴女の母みたいに将来の子供と旦那に吸わせる為にこれほどボインになったのですかぁあああっ!?」
「つっこむところはそこですか!?」
牛胸モドキはチビに攻められ、牛胸の双丘を鷲掴みにされ絞られたり往復ビンタを食らっている。 その度にバルンバルンと揺れ動く。 なんだかスライムが懐かしくなる。
それでも牛胸似は反撃したり本を奪取しようとしなかった。 やはり思ったようなアイテムでは無さそうだ。
クラフターは溜息を吐く。 村人モドキの襲撃以来、村人の危機感の有無が気に掛かる。 愚鈍な生物とはいえ。
全ロストは油断した頃にやってくる。 これはもう鉄則だ。
このバイオームにはガストモドキな空飛ぶモンスターや、各ダンジョンボスのような大型個体までいる。 それらは、この大村落の壁をひと跨ぎしたり、トラップをものともせず壁を破壊出来そうな存在だった。 最近は村人も武装して自己防衛するとはいえ、それだけの防衛力では全てに対抗出来ないのだ。
相応の準備と装備を整備し配備するべきであり、拠点を構えて搾乳場としても利用しているクラフターとしては己が何とかせねばと使命感に駆られるところだった。 村落の建築物も大切な作品であるのだし。
「うっ、うぅ……私だって大きく生まれたかった! みんなみたいに!」
「ええと、その、背丈はともかく、豊胸薬を飲めば胸は大きくなりますから」
「天然の! 搾られても萎まないのが欲しかった!」
「元気出してください。 胸なんて大きくても大変ですよ? 揺れ動いて邪魔だし擦れると痛い時があるし、足元も見えないし」
「自慢ですか!? 元気じゃなくて乳が出る程のデカい乳房をくださいよ!」
「なんでそんなに拘るんです!? 別に良いじゃないですか、私だって大きく生まれたかった訳じゃないですよ!」
「じゃあ分けて下さい」
「無理です」
「貴女には失望しました! やはり懺悔すべき胸だ! 吸い尽くします! 1滴残らず!」
「ちょ、そんな強く握らないでぇ!?」
やはり防衛力を強化し壁外を掌握する。 そう決意し、クラフターは腕をグルンと動かした。
村を囲む丸石の防壁と、上部に設けたTNTキャノン。 派生型の、矢尻を爆風で空にばら撒く対空散弾砲。 壁内に内蔵するディスペンサーと、壁外に設けたトラップ。
ここまでしても尚、モンスターの侵入を完璧に防ぐのは困難だ。
ここは守ってばかりではなく隙あらば攻めにも転じるべきだろう。 此処を最終防衛線とするとしても、前哨基地として壁の外へと建築の幅を広げねば。
谷のある辺りとかが良い。 茸栽培だけで終わるには土地がデカ過ぎる。 何にせよ、何れは壁の外に進出する予定だった。 将来を見据えて先行するには丁度良い頃合いかも知れない。
「あれ? あそこにいるの、お父様では?」
「そうですね。 我らが父です。 町の外へ繰り出すようです。 方向的に聖堂、その手前の橋ですね」
「悪い神官が、追っ手が来れないように落としたっていう? という事は橋を直すって……コト!?」
「そんな目を輝かせて……いえ、私も人の事は言えませんね。 此処アルセゾンの町を立派に作り直した父の創造力は、まだ話にしか聞いていません。 町の外へ行く事は禁じられていますが、架橋工事をこの目で見られる好機。 参りましょう」
「ふっふ〜! やっぱ姉妹ですね、私達!」
何やら牛胸とチビ黒服のモドキペアが犬の如く付いて来た。 そういう性質があるのだろうか。 手懐けた訳でもなしに。
後書き
短め? なんか、筆が…走らない…!(嘆
次回は聖堂への架橋工事かな?
寄り道しても良いものかと今更な不安も。
ハーニャの娘の出番もサラリとしてるかも。
娘ちゃん達の名前は決めてません。
クラフターもですが。 原作に無いオリキャラですからね…扱いが難しい…
その点、モブシスター、村人もですかね…
ただメインになっちゃうと、原作がどんどん無くなっちゃうかもという考えもあり…
【せむし男】
町の路地裏にじっと佇んでいる大男。
ところどころ身体が曲がってしまっており、思考もうまく行うことができない。
しかし膂力には恵まれており、まだ平穏だった時分には施しを受けつつ町人の力仕事を手伝うことで生活を繋いでいた。
今はひもじく、ただ好物のミルクを欲しがる様は、まるで大きな赤子のようでもある。
マインクラフターにより町が改修、快適になった後は、再び施しを受けつつ力仕事を手伝って生活をしている。
仕事としては大工の資材運び、町人の家具移動、商人の品物の積み下ろし作業等か。
好物のミルクも、今や簡単に手に入る。それも店からではなくその辺の豊満な町人から直飲みし放題だ!(キモ妄想
町の追加要素。 膨乳状態だとエッイベント発生。 墓守の別バージョンな見た目をしているが、関係ないとか。
生まれる子供
成長速度が異常に早く、美貌に優れ、性欲の強い子になるのは前にも述べたが、母が摂取した食物や薬が胎児に影響があるとされるように、エネヌトの体液(膨胸薬)を飲んだ経験のある母体から産まれる子は将来豊満になる傾向にある(娘の場合)。
また男の子より女の子が産まれる確率が何故か微妙に高い。 この影響か、多くの地域で一夫多妻制が取られていく事になるとか…
後の世での一説には、成長速度からしても、その方が子孫を増やすのに適しているから…というものがあるが未証明(妄想
ただし男女共通して老化が10代後半から20代前半程度で止まり、生殖能力は生涯旺盛で止まる事はなく、寿命も正確ではない。
大なり小なりマイクラ能力があるが、世代を重ねる毎に昇華されていく。 やがてはオリジナルと同等かそれ以上になるのかも知れない…
ハーニャの娘
母に似た容姿と背丈。 胸も慎ましいのは、母が膨胸薬を飲んでいない純潔か、運良く(悪く?)影響を受けなかった為。
差別化の為に当時は高級品、或いは珍妙であろう丸眼鏡を付けている他、学んだ事を記するメモ帳として本と羽ペンを持ち歩く。
この2つは父から受け継いだ半端なマイクラ能力を行使してクラフトした物品である。完璧では無いにしても、十分実用に耐え得る能力であり、今後の成長、修行次第では大変有益な物になり得る。
戦闘はリーリアの娘に劣るが、知識を武器に戦う力がある。
助けられたモブシスター/村人
大体決まって町の様子に驚愕、唖然となる。
直された家屋や綺麗に舗装された道、飲み水に出来るほど綺麗な水が用水路を流れて町を巡っている様子だけでなく、町を守る防壁、兵器、大量の松明…そして不思議な薬でボインになる村人、エッな見た目と心変わりをしたシスターたち…
最初こそ軽蔑や困惑の目を向けても、最後は町の雰囲気に呑まれて染まり、闇堕ちならぬ快楽堕ちしてイクのであった(キモ妄想