ラストダンジョンとなる聖堂へ出発。
原作では谷底経由で地下から侵入後、聖堂内部で大浄化について書かれた本を見たリーリアが、ハーニャを連れて来る為に大橋の修復を大工に依頼、漸く町から直接の道ができます
今回は1度引き返して拠点にいる間、橋が直されたので地上階より殴り込み
マルチと胸囲
「ハーニャ。 これからアルセゾン大聖堂へ有志の方と共に踏み込み、忌み子の呪いの手掛かりを探ります」
「リーリア、そして旦……騎士様と同行するシスターの皆様。 どうかお気を付けて。 必ずや呪いの原因を突き止め、魔を祓わねばなりません」
牛胸とチビ黒服が神妙そうに鳴くや、周囲の黒服が頷いて集合したから、マインクラフターは繁殖かと趨勢を見守り座していた。
「一部が先行、露払いで出向いた方々がいます。 順調であれば入口周辺は確保されている筈です。 またある程度、間取りや何かしらの情報を得ている可能性もあります」
「分かりました。 合流を急ぎます」
「私も追って向かいます。 子供達は危険ですので町に残しますが、修道院に残るシスターもいますし、町の人たち、自警団が見張り兼教育を施してくれるので大丈夫かと」
「思えば母親らしい事をしていません。 子育てや教育自体、人任せな時が多く、同じ時間を過ごせていない……必ず呪いを解決して生きて帰る……せめて誇りに思える両親でいたい」
「私もですよ。 でもきっと大丈夫です。 強い旦那様もいます。 シスターの皆様も助けてくれます。 上手くいくよう祈りましょう」
増えない。
未だにクラフターは村人の繁殖を見ていない。
或いは打ち止めかも知れないと思慮した。 俗世は安定を望む。 村人や家畜が1ヶ所に増えすぎると時空が歪み、その場所だけは時空間がおかしくなるといった怪現象が発生するのだ。 竈もそうだ。 大量に稼働すると同様の現象に見舞われた事がある。
「今、娘達は?」
「修道院で座学と術法の勉強です」
「そのまま大人しいと良いのですが」
「抜け出すでしょう。 落ち着きがないので」
「やはりそうですよね……」
「ですが聖堂への橋は1本のみ。 谷底経由にしても、その出入り口にも見張りがいます。 簡単には町の外へ抜けません」
「そうですね。 旦那様のように凄い勢いでツルハシやシャベルで穴を掘って脱走……なんて事も無い筈、ですよね」
「……能力は完全では無い筈なので」
そういえばモドキが見当たらない。 1度脳裏に過ぎると気になるから困る。 ある種の脅迫概念というべき疾患か。 牛乳を飲んでも治らないのが精神面だ。 不吉な予感は抜けるのに。
「旦那様がソワソワしております」
「決戦の予感を察し、疼いているのでしょう」
石橋で見かけたから、また石橋に行っているのかも知れないと当たりをつける。 クラフターはモドキを捜索するべく拠点を出た。 大した距離じゃない。 防壁を潜れば直ぐだ。 直ぐ見つかるだろう。
「旦那様! 先に行かれては危険です……娘達の居ても立っても居られないところも、父に似たのでしょう」
「私達と旦那様との娘だと分かって良いではありませんか♡ さても英雄の御出陣です。 存分にお暴れ下さい」
牛胸を筆頭に、黒服が跡をつけてきた。
お供は今まで1人だけだったのに急に集団になったから、クラフターは眉間に皺を寄せてしまう。
狼を何匹も手懐けて犬にして、繁殖させて多頭飼いをし、戦力増強と予備を確保していた経験はあるが、ここまで連れ回した事は無い。 村人や家畜もそうだ。 縄で引き摺り回すのは基本1体であった。
何故なら管理が大変だし、残機を1度に失うリスクが高い。 故に沢山連れ回すのは危険だし、何より此方の邪魔になる。
狭い坑道なんて入ったら目も当てられない。 クリーパーと遭遇したら汚い花火が上がって壊滅だろう。
1度に命だったものが散る間際、刹那の輝き……ある意味、そこに侘び寂びがあるのかも知れない。 いや誤用、不謹慎であった。 失敬。
「これが旦那様が架けた、聖堂に続く石橋。 とても立派です。 私達が大勢乗っても何ともありません。 あと、その、動く雪だるまとか、花とか傍に飾っていて素敵ですね……?」
同志が弄ったらしい。
スノーゴーレムは己としても、いつの間にか側に植木鉢や土ブロックとハッチを組み合わせたプランターが設けられており、タンポポやら葉ブロックが風で靡いている。
アリだな……うん、緑が足りなかった。
クラフターは唸り、頷いて見せる。
いつもの心境ならば、己の作品を改造されたと軽く憤慨、荒ぶっていたところ。
しかし信頼している同志がやるならば……と甘い判断により、理性が圧倒的に勝利する。
「花がより綺麗に輝けるように、益々頑張らねばなりませんね」
色材で見た目に優しく、程良く飽きさせない。
物足りず、しかし痒い所に手が届かないもどかしさ。 その霧払いをしてくれたかの情景に、クラフターは頭を下げた。
一方、周囲の雰囲気に呑まれ、石材を多用する事に傾注し過ぎて装飾が皆無であったのを咎められた気分でもあり羞恥に悶えた。
まだまだ己は青二才。 先は長く、途方も無い。
「"花を恥じらって"いるのですか? 旦那様にも可愛いところ、あるんですね……ひゃあん♡」
牛乳を飲んで落ち着こう。
悪性ステータスもなしに。 減った分は直ぐに牛胸で補充する。 丁度近付いてきて喧しかったところであったし。
「シスターリーリア! 私達だって騎士様に構って貰いたいです!」
「次! 次の搾乳は是非私が!」
「いいえ! 私が先ですっ!」
「あと同衾の補助ばかりも嫌です!」
「次! 次の夜伽こそ、わたくしが!」
「いいえ! わたくしですっ!」
「皆さん!? で、ですが正妻として……」
「独り占めは神が許しても私達が許しません」
「懺悔なさいリーリアッ!!」
「皆さんまでハーニャみたいな事を!?」
駄目だ。 今度は他の村人が喧しい。
バケツを何個か用意しよう。 そうしよう。
そう思い、天を仰ぐクラフターなのであった。
後書き
短め。章を小分けにして進めようかな
多くの祈り手を救い、それが己の助けに?
助けたシスター、村人の数で
・大浄化の時間短縮
・結界強化
・バフステータス
・敵の弱体化
・ハッピー/トゥルーエンド
→最後の操作で、謎ナメクジがハーニャに
→青空取り戻し、次の冒険へ
的な展開になると良いなって妄想中
当作、完結なるか?
あまり蛇足回を設けず進めねばとも
裏ボスのセエレ戦してないね…パスかな?
聖堂はね、グロもあるけどエッもあるよ!
特に神官に捕まって淫紋からの子作りだね!
後は…頭や腹がパァンとかグロいね…
グロじゃないのは石化、金ピ化、絵化かな
また後書きに激キモオ◯ニーな官能説明というか
淫紋状態で更に快楽堕ちしたと書こうかな?