生まれた時から最強だった   作:roborobo

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最終決戦中の戦闘シーンとプロローグを兼ねたやつ


トゥループロローグと最終決戦

 

(……月曜日。それは一週間で憂鬱な始まりの日……)

 

(それはボクも変わらない。なにせボクは内気なオタク。ゲーム会社で働く父さんと有名漫画家の母さんを親に持つカースト底辺の陰キャオタク……)

 

(そんなボクが学校に行けばどうなるか? そんなの、言うまでもないだろう)

 

――コツコツコツ……コツコツコツ……

 

――ワイワイワイワイ……ガヤガヤガヤ……

 

(……教室の前に立つと、みんなの楽しそうな声が聞こえる。和気あいあいとした、青春を謳歌する生徒たちの声だ)

 

(ま、ボクには無関係な内容なんですけどねー)

 

――ガラガラガラ……

 

――ピタッ……

 

「……なぁ、アイツ……」

 

「うっわっ……よくまぁ学校に来れたもんだよな……」

 

「はぁ~~~……朝から嫌な顔を見ちまった……」

 

「やる気がないなら学校にくんじゃねーって話だよなぁ……」

 

――コツコツコツ……

 

(うわぁ~……もう朝から不満爆発って感じ。よくまぁ敵意を隠さないもんだなぁ)

 

(ま、気にしないけどね。学校でどれだけ嫌われようとも、ボクはボク。自分のやりたいことをやるだけさ)

 

(……いない、よな)キョロキョロ

 

(よし、話しかけられることはなし……授業の準備を――)

 

 

檜山「はははは!! よっ、キモヲタ~! 昨日もエロゲでもプレイしてきたのかよ~~!!」

 

 

(……うわでた)

 

斎藤「ちょっ、檜山ひっでぇ~! アイツ図星だからだまっちゃってんじゃ~ん!」

 

中野「おねがいだからよぉ~、性犯罪とか勘弁してくれよなぁ~~!」

 

近藤「ははっ! 内申点に響くかもしれないからたのむよぉ~!」

 

――ゲラゲラゲラゲラ……

 

「……あ、あはは。おはよう、檜山君」

 

(……はぁぁ~~~……なーんでこんな風に絡まれなきゃいけないんだか)

 

(あーあ……勘弁してほしいよなぁ)

 

「――あっ! おはよう! 今日も来てたんだね!」

 

(……うげっ)ピタッ

 

 

香織「ふふっ、今日は遅刻しないで来れたね!」

 

光輝「まったく……香織は優しいな。コイツに話しかけてやるなんて」

 

龍太郎「まったくだ。オイ、ほっとこうぜコイツ」

 

雫「こーら、やめなさいあなた達。その……ごめんね」コソコソッ……

 

 

「あ、あはは……大丈夫だよ八重樫さん」

 

(……クラスの中で話しかけてくるいじめっ子)

 

(クラスカーストトップからの接触)

 

(なんとまぁ……私生活のほうが充実してるとはいえ……なんで学校生活のほうでこんな苦労を味合わなきゃいけないんだか)

 

(あーあー……この人たち全員、異世界にでも行っちゃえばいいのになぁ)

 

香織「――……くん。ねぇ、聞いてる?」

 

「……ん、ぁ……え、な、なに?」

 

香織「え、いや……だから。ずっと名前を呼んでたよ? ボーっとしちゃって……どうしちゃったの?」

 

「え、名前……? ……呼んでたっけ?」

 

香織「あはは……まだ寝ぼけてるのかな?」

 

光輝「放ってあげればいいのに……やれやれ。香織のお人よしっぷりにはまいったな」

 

香織「ふふっ、ちゃんと睡眠時間を確保しなきゃだめだよ? 家の事が忙しいのは分かるけど、生活リズムを崩したら体壊しちゃうんだからね? ちゃんと気を付けよ? ね?」

 

 

香織「――エヒクリベレイくん!」

 

 

エヒクリベレイ「……あ、うん。ごめんね、白崎さん」

 

光輝「はぁ~~~~……まったく、お前は本当に分かっているのか? エヒクリベレイ」

 

エヒクリベレイ「あ、あはは……いやぁ、面目ない。でも、まぁ……ボクはボクなりのペースでやっていくから……ね?」

 

龍太郎「ったく、授業中のいびきは抑えてもらいたいものなんだがな」

 

雫「ほーら。そろそろ自分たちの机に戻るわよ。……じゃ、またお昼にね? エヒクリベレイ君」

 

エヒクリベレイ「うん、ありがとう。八重樫さん」

 

――キーンコーンカーンコーン……

 

エヒクリベレイ「あ、チャイム……教科書、準備しなきゃな」

 

エヒクリベレイ「さて、と……今日も授業が始まるな……」

 

エヒクリベレイ(……今日も今日とで、めんどくさい授業が始まる……)

 

エヒクリベレイ(ここで学習するよりも父さんの会社や母さんの仕事場で手伝っている方が楽しいけど……)

 

エヒクリベレイ(……ま、適当にゆるーく……頑張るかぁ……)

 

エヒクリベレイ「……」

 

………………

 

…………

 

……

 

 

 

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