北海道・北海道警察本部 2025 年5月某日+2 日本時間 7時 00分
監査中の大空は昨日の監査を終え、道警本部に泊まり目覚めたときにあるニュースがテレビから流れた。
「 本日未明の東京中央区勝鬨橋にて常闇組の組員七詩カレン(ななしかれん)さんが橋の手すりから首を吊って亡くなっているのを、橋を通行している方や近くの住人などからの多数の方々に発見されたとのことです。警察関係者からの取材で詳細は不明ですが、七詩さんは一昨日バルカへ向けて千歳空港から出たことが分かっていますが、七詩さん自身が日本に昨日日本に密入国したのではというとのこと。
そのほかに同じような形で本日未明大阪の道頓堀の橋にて同じような形で、フランス国籍のミコラーシュ・メンシスさんが七詩さんと同じような形でなくなっているのを通行人が発見したとのこと。メンシスさんは昨夜タイから関西国際空港に入国していたとのこと。この二つの関連性は依然として不明ですが、警察は捜査を進めています。」
東京都 中央区勝鬨橋 2025 年5月某日+2 日本時間 7時 00分
警視庁組織犯罪対策課五課の角田六角は、前から銃器密売でマークしていた七詩が首をつって死んでいたという情報を聞きつけ現場に来ていた。現場には担当所轄警察だけでなく本庁の捜査一課まで来ていた。何しろ彼女本人が密入国していたということで、事件性が濃厚という点で来たがまさかの付近に争ったような他者の痕跡がない。その上、七詩自身が自らの遺志で首を吊ったような痕跡しか残ってなかった。しかし不自然なことに、付近の防犯カメラがすべてその時だけ映ってなかったという。
「これ、どうなっているの?」
角田は首を掻きながら困惑していた。
某国某所 日本時間 2025 年5月某日+2 7 時 10分
常闇組の犯罪顧問ゼークト・ハインケル・フォン・ローゼンタールは「血の遺志」の首謀者高嶺月(たかねらいと)と会合していた。その時に日本からのニュースに二人とも驚いた。メンシスは「血の遺志」のメンバーでタイから日本に物資を運ぶことになっており、七詩もバルカからローゼンタールの方に向けて向かっていたばかりだ。七詩の任務はメンシスが日本に運んだ物に対する支払いのための金を高嶺に送ることだった。その二人の二人の突然の訃報に驚きが隠せなかった。まず口を開いたのはローゼンタールからだ。
「おかしい。何かがおかしい。まさか敵対組織?」
「そうだといいが、メンシスまで死んだとなるとね。」
「ええ、先ほど組の方で確認したけど。関空でメンシスの送迎役の赤井との連絡が取れないらしい。考えられるのは三つ。初めは赤いが裏切って、メンシス殺した?それは考えたくない。二つ目は何者かの襲撃。これは赤井が情報を敵対組織に売った。これも考えたくない。可能性として低いのが。あらかじめこのことを知っていた敵対組織ないし第三者の襲撃しかないわ。」
北海道・北海道警察本部 2025 年5月某日+2 日本時間 7時 50 分
「先ほど新たなニュースが入りました。本日未明大阪城の堀にて水死体が発見されたとのこと。亡くなっていたのは、常闇組の赤井信三さんとのこと。警察は近くに遺書があったことから自殺としてみているとのこと」
それらのニュースを見た大空はナンデいきなり常闇組の二人が死んでいるのと疑問を持った。