国境を越えた相棒(仮)   作:トニーブラック

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皆さんだいぶ遅れてすみません。今日は東日本大震災から15年。被災した方々にお悔やみ申し上げます。
そして今日は相棒最終回テレビ朝日系列午後9時から。NHK総合 毎週日曜 よる11時00分にて4月5日(日)『アストリッドとラファエル6 文書係の事件録』します。


プロトチャプター6

2025年5月某日の翌日  香川県・高松駅前ロータリー 日本時間午後三時頃

 五十嵐・三好皐月・青木ら三人は高松駅の入口ロータリー前で、香川の丸亀にいる捜査一課の伊丹・芹沢・出雲の警視庁捜査一課の三人組と彼らの案内役の香川県警捜査一課の鈴木健司(けんじ)巡査部長と三沢徳(のり)介(すけ)巡査部長、現在香川の高松空港から向かっている杉下・亀山・神戸と香川県警から彼らの案内をすることになった楠(くすのき)泉吹(いぶき)巡査部長の四人組を待っていた。彼らの付近にあるふんすいでは、地元の人々による路上ライブがおこなわれていた。このライブは多くの人だまりができており、このとき一人の若き女性がギターを片手に歌を歌っている最中であった。彼女の歌声はプロの歌手にも負けぬほど美しい歌声で、彼女の引くギターの音色も歌声に負けぬ劣らぬほどの腕前であった。

 「青木。待たせたな。」

「青木君。お待たせしました。」

後ろを振り返ると駅の中から丸亀から来た伊丹達と高松駅から出てきた。そして、青木達眼前にある駅の向かいのバスロータリーから杉下らがあらわれた。伊丹と杉下は青木にこえをかけたあと、各々が自己紹介をした。彼らが高松駅前に集合した理由は、古波蔵夏萠(なつめ)の婚約者が待ち合わせ場所にこの場所を指定したからである。

 蔵夏萠(なつめ)の婚約者が待ち合わせ場所にこの場所を指定していたからである。  

 「それにしてもね。」と楠は幼馴染の三好皐月に言いながら、路上ライブの方を見た。

「仕方ないでしょ。私自身、まさか中・高時代の先輩の婚約者が捜査線上に浮上するとは思わなかったんだから。」 

この三好皐月の発言に五十嵐は彼女に問いただした。

「待ってください。古波蔵夏萠の婚約者があなたの中学・高校生時代の先輩なんですか?」

 「ええ、今、ライブで歌っている犬吠埼樹生(いぬぼうさききなり)の姉である犬吠埼風美(いぬぼうさきふみ)。彼女、香川県警の科捜研の研究員。」

これを聞いた五十嵐、青木、伊丹、芹沢、出雲、杉下、亀山、神戸は大きく驚いた。まさか、昨年亡くなった古波蔵の婚約者が同業者であったとは誰も思わなかったからだ。これは、先に聞かされていた香川県警側にも同じことであった。

 樹生のライブがどうやら先程終わったみたいで、樹生がライブの片付けを始めた頃に風美が杉下らの所へやってきた。

「皐月と楠、鈴木、三沢はどうせ知っているわよね。ってことで、はじめまして、犬吠埼風美です。香川県警で科捜研の研究員をやっています。専門は法医学。よろしく、みなさん。ここでは何ですから、樹生と一緒に来てくれませんか?古波蔵とあの日の八丈島の件でどうしても会ってもらいたい人がいるんです。」と言って、片付け終わった樹生と合流後、香川県警本部に程近いうどん屋に向かった。

「ちょっと待ってください。ここ、めっちゃ人気でとても美味しいことで評判の店ではないですか。本当に前から行きたくてたまらなかったが、どうせ今回は無理だと最初から諦めていたが。まさか、ここに来れるとは!」

と青木は興奮しながら言った。風美は、

「本当!それは良かった。この店、皐月の中高生時代のクラスメイトがやっている店なんよ。話を聞くついでに晩御飯はここのうどん食べて行きなよ。私たちのおごりだから。」、と『うどん屋大樹』へ案内した。

『うどん屋大樹』に入ると、大樹の店員2名のほかに店のテーブル席に1人の女性が座っていた。

「あれ、乃木さん?」と神戸が答えた。

「神戸君、知り合いですか?」と杉下が神戸に尋ねると、

「ええ、彼女は乃木紫園(のぎしおん)警視。警察庁警備局所属です。」

ロ答えると、乃木は席から立って。

「皆さん初めまして。ふう先輩とさっつん、いぶ、いっつん、タックン、お久しぶり、警察ちょ~うの乃木です。よろしくね~。」

乃木の発言に伊丹、五十嵐、青木、芹沢、出雲は

「「「「「タックン?ふう?さっつん?いっつん?」」」」

と皐月は、

「紫園は、出会った人にあだ名を昔から つけたがりなのよ。まったく。」

と呆れながら言いつつ微笑んだ。

 すると店の奥から二人の女性がでてきた。一人は大和なでしこを体現したような美しい長い黒髪を団子状にまとめていた。もう片方は、赤毛の短髪で活発で明るそうな方であった。最初に出てきた長い黒髪の女性が、

「相変わらずしおっちらしいね。皆さん初めまして。『うどん屋大樹』の経営者兼店長の東郷須美(とうごうすみ)です。こちらは、私の中学からの友人で個々の料理長の結城友紀(ゆうきゆき)。すみません。フミ先輩。高嶋さんたちは後から来るみたいですが、赤嶺さんはどうやら用事があってどうしても来れないみたいです。」

 それを聞いた風美は

「仕方ないね。それにしても、夏萌の親戚で幼い時から夏萌を慕っていた彼がここに来ないのはどうも変よね。

「そうだね。フーミン先輩」

と紫園は赤嶺の行動に怪しさを感じつつ答えた。

「すみません。犬吠埼風美さん。赤嶺さんとはどういう方ですか?」

と杉下は尋ねた。

「ああ、赤嶺友伸(あかみねとものぶ)。ジャーナリスト兼探偵。探偵といってもほとんど彼の趣味というか性分?みたいな感じでやっている人かな?」

彼の名を聞いた杉下は

「あの赤嶺さんですか。前に長野で起きた地元代議士と地元業者による不法投棄に関する一連の事件で世間をにぎわした方でしたか。」

「ええ、彼は人一倍正義感が強くまっすぐな方です」

と風美は答えた。

 

2025年5月某日翌日日本時間16時30分・イギリス時間8時30分ロンドン市内の某総合病院

 桜たち4人が運ぶもまれた病院に帯広方来た帯広署の刑事課長の角巻(つのまき)警部と部下の夏色(なついろ)巡査部長、道警本部公安部から葦名絵麻(あしなえま)警部が先ほど手術室から出てきた執刀医であり、この病院にて海外出張していた帯広で白上総合病院院長Dr.白上から4人の手術が成功した報告を受けたばかりであった。

「院長。毎度毎度すみません。」

と角巻は白上に言った。Dr.白上には帯広署から職員等から旧関東がっ派生したときにいつもお世話になっていたか。白上は、

「いえいえ、お互い様ですよ。そういえば大空署長はどうされましたか?」

角巻は、どう説明しようか迷ったものの

「あの、・・・。署長の大空は、ただいま道警本部で今回の不始末の件で呼ばれているので、副所長の獅白(ししろ)は署から動けないので自分と夏色、道警本部から公安の葦名が来ました。」

これを聞いた白上は、

「公安⁈角巻課長⁈これはどういうことですか⁇」

と困惑しながら白上は角巻に尋ねた。角巻は白上にこの事の顛末を話そうとしたが、葦名に制止された

「すみません。守秘義務の関係でこのことは言えません。」

と葦名が代わりに答えた。そして、自身の後ろにいるマリアに葦名は桜たちを助けてくれたことに感謝した。

 

パリ某所

2025年5月某日翌日日本時間16時30分・イギリス時間8時30分・フランス時間9時30分

 

 「おのれ、血の遺志の連中め。」

赤嶺友伸はもだえ苦しみながらイレーヌ・カインや桐生流奈らと同じく一緒に調査している北海道ジャーナルの尾丸帆立(おまるほたて)に介抱されていた。そして赤嶺のそばにはあの9枚の皿と付近にトイレがあった。

 

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