___我々は覚えている、最近見たヤンデレ二次創作を。
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~悠二視点~アビドス校門前道路~
あれから数日が経って...今、一台の現金輸送車がアビドス高等学校の校門に止まっていた。
今日は利息の返済日で、全身が機械のドライバーが、ホシノ、セリカ、アヤネ、ノノミ、シロコの前で返済額の確認をしていた。先生は今、会議室でシャーレ外でも出来るオンラインの業務をしている。
「…お待たせしました。変動金利等を諸々適用し、利息は788万3250円ですね。すべて現金でお支払いいただきました。カイザーローンとお取引いただき毎度ありがとうございます。来月もよろしくおねがいいたします」
そして義務的、事務的に話すべきことを話したドライバーは、車に乗り校門を去っていった。
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「はぁ…今月もなんとか乗りきったねー」
ホシノは欠伸&のんびりした口調で言うが、実際はかなりヤバイ状況だ。
「まあ俺の貯金でほんの少しかさ増ししたけどね」
「まさか支払いにまで悠二先輩に手を差し伸べられるなんて...アヤネちゃん、完済まで後どれぐらい...?」
「309年返済だよセリカちゃん…」
「アヤネちゃん、よくパッと数字出るね…」
やっぱり返済日ってだけあって、アビドスの皆はかなりの心労が放出されているようだ。
,..それは俺も同じだが。
「所で、そういえばカイザーローンはなんで支払いは現金だけなんでしょう…わざわざ現金輸送車まで手配して」
ノノミは顎に手を当て、考えていた。
その姿にシロコがなにか思いついたのか、俺に顔を向け口を開く。
「………そういえば悠二、あれ追いつける?」
「1秒以内に。」
ネタっぽく言うが、実際一秒、長くて5秒もあれば蒼で直ぐに追いつける。
「いや、なに追いついて襲おうとしてるの?!」
セリカは猫耳を【ぴょこ】っと立てて俺とシロコに怒鳴った。
...が、俺には秘策が在る。
「いや、襲うわけじゃないさ。」
「...ん、取引履歴を盗む。」
シロコと俺は済ました顔で言う、決まった...!
「それもだめ!!!」
「...」
むぅ、と...いやシロコは兎も角、俺は態と頬を膨らませる。
まあいつもの茶番は置いておいて...その後教室へ戻り、また会議をすることとなった。
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~アビドス高等学校会議室~
「では報告をはじめます。一つ目は昨日の襲撃、便利屋68についてです」
「ん?便利屋の話?」
悠二は多少の驚愕と疑問符を浮かべ、アヤネに問う。
「はい。リーダーの陸八魔アルさんが部長を務める部活で、所属はキヴォトスでも最高峰のマンモス校、ゲヘナ学園です」
”……ゲヘナ学園?”
「先生…まさか、ゲヘナもトリニティも知らないの?」
ビクッと肩を震わす先生。実はまだ先生はアビドスを学園以外の学校を知らず、なんと調べようともしなかった(書類整理で忙しかった)ので全く知らない…けどそれを知られたくは無いので誤魔化す。
「…し」
「し?」
『し、知ってるけど、改めて教えてくれるかい…?』
『うへ…下調べぐらいしないとだめじゃん先生〜!」
“うぐっ…”
ホシノに一秒にも満たず見破られ、更には痛いところを突かれ、しかも目は最早わざとだろとしか言いようのない程泳ぎまくっている先生。【仕方ない...】という表情で、アヤネが説明を初めた。
「このキヴォトスには数多くの学園が存在しているのですが…その中でも飛び抜けて規模が大きいのが、ゲヘナ・トリニティの二つのマンモス校です」
「ゲヘナの方は自由と混沌を校風としている…まぁ治安はいい方ではないかなー」
「ん…逆にトリニティは規律とかミッション系のお嬢様学校といった雰囲気だよ、治安はまだいい方…らしいけど、一部じゃいじめなんかもあるって噂もある」
「この二つの学園って昔から対立してるんだよねぇ〜『トリニティは良いとこのお嬢様みたいなのが気に入らない』とか『ルールも守れない野蛮な連中で、見るのも嫌!』みたいなね」
んな感じで説明され、先生はなんとなく理解…そして一言。
”どっちも腹黒そうだねぇ。”
「うへ……それ言っちゃう?」
「表向きに悪さ出しているゲヘナの方がまだマシだと思うな」
俺が腕を組みながら一言、
まぁ、これは【最強】の俺だからこそ出来る発言だろう。(自意識過剰)
少し的外れだったかもしれない。
「表向きだけ良い雰囲気出しているよりも「危ない目に会っても自己責任」て方が良いって事ですか?」
”まあちょっとわかるけど…”
先生も腕を組み【うーん...】と唸る。
「(まあ実際、どっちも取るに足りない様な状態だしな。)」
英一が先生の反応に納得していると、アヤネが口を開いた。
「話を戻しますと、アルちゃ…いえ、アルさん達はそこに在籍していて…浅黄ムツキさん、鬼方カヨコさん、伊草ハルカさんの計4名。依頼されればなんでもこなすサービス業者でありアウトロー…便利屋68!って、アルさん言ってましたね」
「社長って自分で言ってたねー。学園の校則無視して起業とか、かなり問題児だねぇ」
ホシノは呆れたように言う。
「実際、ゲヘナでは指名手配も受けているそうです」
「俺は悪そうな人には見えなかったけど」
「悠二先輩が馴れ馴れしすぎるだけでしょ...」
「そして次の報告です」
アヤネがタブレットを机の中央に置き、写真フォルダを開く。
その画面を覗き込むと、アビドス高等学校の何処かで撮影された【機械部品】が在った。
「セリカちゃん襲撃事件の黒幕、カタカタヘルメット団は雇われていて、雇っていたと思われる人物は、既に取引がされていない型番である違法部品を使っていました。生産が終わっている装備を入手する方法は、表立ったものは存在しません。…つまり、ブラックマーケットから仕入れたものと断定しました」
”ブラックマーケット?”
先生は首を傾げ、アヤネに疑問の目を向けた。
「まぁ掃き溜めだよねー……中退、休学、退学、色んな理由で学校を辞めた、或いは辞めざるを得なかった連中が集まって、連邦生徒会非認可組織を形成する、一種のブラックボックス、大体のものはあそこに流れ着くんじゃないかなー」
”なるほど、理解したよ。でもそのブラックマーケットがどうしたの?”
「そのブラックマーケットでも、便利屋68は騒ぎを起こしているそうです」
「つまりその共通点を探ってみよう!という話ですね?アヤネちゃん」
”あ、そういう事ね!”
先程まで喋っていなかったノノミが机に乗り出し言い、先生も納得の表情を浮かべ頷いている。
「はい。現状、他に有効な選択肢がないので、ひとまずの目標をそれに設定するのがいいと思ったんですが…どうでしょう、ホシノ先輩」
「いいんじゃなーい?んじゃ、おじさんの眠気覚ましも兼ねて、早速行ってみようかー」
ホシノは【よっこらしょっと】と、年齢とは似つかない声を上げ椅子から立ち上がり、ガンラックに立てかけてあるポンプアクションショットガンと携行型の盾のロープを肩に下げた。
「買い物袋とか用意した方がいい?」
「いやショッピングに行くわけじゃないから…」
「じゃあみんな気をつけて行こうぜ。大丈夫、何かあったら俺がねじ伏せるから。」
「ここまで説得力のある「ねじ伏せる」初めて聞いたわよ...」
セリカはシロコや悠二の圧倒的なボケに額に軽く汗を浮かべツッコんだ。
「あ、でも用事あるからちょっと先行ってて、俺も後で瞬間移動で直ぐ向かう。」
俺はそう言ったが、これは嘘ではない。
「あ、はい」
セリカは棒読みで返事をする...まあ俺の話具合的にはそう言うと思ったけどね。
__さて、ぼちぼち行きますか。
感想で「ん...地の文をもっと使うべき」(既視感)と言うアドバイスを受けたので、出来る限り原文(ピクシブ版)から地の文を付け足したりセリフを違和感なく修正し投稿してみました!改めて良心的なアドバイスありがとうございます!