~悠二視点~
最近は、忙しかった。
シャーレに急用の仕事が舞い降り、キヴォトス各地の不良やスケバン達が暴れていた。
まるで、誰かに命令されたかのように。
そんで、アビドスの件は先生に任せることになり俺は黙々と仕事を捌いていた。
反転で治療すれば大した問題でもなかったので、一切の睡眠を取らずに。
「なっ...あいつは!?」
「赫き最強だと!?お前達...に、逃げろぉっ!!」
やめろ、邪魔をするな、大人しく捕まれ、頼むから__
__俺のハッピーエンドを邪魔するな。
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~数日後~シャーレ執務室~
早朝...朝、なのか?まあとにかく、1人で、たった1人で書類仕事を片付けている時。
...先生から連絡が入った、それは__
【緊急事態なんだ、アビドスに来て欲しい】
あの丁寧で優しい大人の雰囲気に似つかない、単純なメッセージ。
だからこそ、俺の嫌な予感が背筋を廻る。
「...」
携帯をスリープモードにする。
先生に渡された権限で、アプリのシャーレの施錠ボタンを押す。
スマホをポケットに仕舞う。
シャーレのラウンジに出る。
手印を組む、アビドス高校の蒼を起動。
そんな感情の欠けた動作で、俺はシャーレから姿を消した。
今ある感情は、たった1人の同級生の心配と___
__ゴミカスみてぇな
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~アビドス高等学校~会議室~
ドアを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは...いつもの彼女たちとは、まるで別人のようなアビドスメンバーだった。一人は、窓の外、遙か先を睨みつけるように見つめ、まるでその向こうにいる神すら呪っているかのような目をしていた。もう一人は、感情を完全に切り離したような表情で、無言のまま銃の点検を繰り返している。そんな空気の中で俺の耳に届いたのは、今、この瞬間にだけは聞きたくなかった最悪の言葉だった。
「...は?」
"...もう一度言うよ、ホシノが手紙と退学届を残して、カイザーPMCに__「聞いてるよ、だから【は?】って言ったんだ。」
__退学届。
その言葉を思考を埋めた瞬間、内臓の奥をざらついたヤスリで削られるような、耐え難い嫌悪感が込み上げた。思考の隙間にこびりつくこの単語が、ただただ本当に気持ち悪かった。
”...しかも、私の【シッテムの箱】で調べても、場所が__「今は埋もれているアビドス本校舎だ、行くぞ。」...え?"
...違和感を持たなかったが、仕事も、各地のスケバンと不良の暴動も、全部、全部...カイザーコーポレーションが裏で手を回したと理解するのに、そう時間はかからなかった。
__マジで頭頂部から足先まで腐ってやがんな
___鉄屑の分際で洒落臭ェ真似しやがって
____展開なんて知るか
_____ブッ殺してやるよ
ストレスと反転で【体だけ】の疲労を無理やり治した殺意高めの悠二でご提供致しました。
-追記-
ク、クロコがニ位だって!?
...確かに、かなりの訳あり同士はそれはそれで良いかもしれない。