やっぱ便利屋っていいな。
それで、この後襲撃されるんだっけか。
うん…どうしようかな、別に戦っても良いんだけど
「武装した集団が近づいて来ます!襲撃です!」
「あれは…柴関に居た…!あいつら…!」
「オラが行ってくる、後に続け。」
「え…ちょ…」
「オラァ!何しに来た便利屋ァ!」
「悟空!?どうしてここに居るのよ!?もしかしてここの生徒…?」
「オラはトリニティの生徒だ。」
「へえ…何だか意外ね…って!それなら何でここに居るのよ!」
「アビドスの連中とは個人的な交流があってだな…そういうオメェ等は何でここに?
そんな大量の傭兵を連れてる辺り、大体わかるがな…」
「そうよ!私達はこの!アビドスを襲撃するために来たの!」
「そうか…まあいい、これでも腕に結構自信があるんだ。こい、相手をしてやる。」
「うう…あんなに良くしてくれた相手に銃を向ける事になるなんて…」
「来いよ、私情を挟まないのがアウトローってやつだろ?別に今更銃程度じゃ撃つ反動で自分も死ぬ覚悟でもなきゃ仰け反りもしねぇから。」
「く…覚悟しなさい!」
「それでいい。」
「まずは頭を潰すに限る!」
「く…何とか…」
バゴォン!
「聴覚を潰したとて…気を察知出来なくなるわけでも目が見えなくなるわけでもない
大体、オメェ等なんて足だけでも余裕だぜ。」
「オラァ!まずは一人目!」
「う…」パタ
「おっと…頭を打っては大変だ。
なにも出来ずに一人脱落したが、どうする?」
「まだまだ!こんなすぐに諦めるわけないでしょう!」
「それでこそ便利屋68…アウトローみたいだぞ。」
「死んでください死んでください…」
「オラに生身での奇襲は通用しないと思った方がいいぞ。
これで二人目か…」
「あぅ…」
「次は陸八魔アル、お前だ…と言いたいところだが、傭兵を先に潰させてもらおう。」
「く…どこだ!」
「こっちだ…ウスノロ。」バキ
「しっかりしろ!」
「勝てんぜ…オメェ等は。」ドゴ
「これで傭兵は全滅したな…残りはおまえたちだけだ、陸八魔アル、浅黄ムツキ。」
「……降伏するわ…」
「アルちゃん!?」
「自分のプライドの為に仲間を犠牲になんて出来ない…」
「流石、その判断は伊達に社長をしている訳では無いようだ。」
「好きになさい…私達は負けたのよ、」
「別に何ともしないが。」
「え…何もしないでいいの?」
「ああ…自分の負けを認めるなら別に何もする気はない。
強いて言うならさっさと起こして帰れ。」
「え…ええ…わかったわ…みんな起こして、早く帰るわよ、ムツキ。」
「はーい」
「じゃあな…襲撃じゃないならいつでも来て良いからな!」