翌日
「2つ、わかったことがあります」
「どうしたんだ、アヤネ、何がわかったんだ?」
「一つ目は、昨日の便利屋68についてです。」
「まず、便利屋はゲヘナ生徒4人で構成された企業ということです。」
「ゲヘナでは企業出来るの?」
「いえ…禁止されてるはずです。」
「あそこの校則なんてほとんど機能してねぇぞ。
なんたって校風が『自由と混沌』だからな。
元気なのは良いことだが、ちと元気すぎるな。」
「ええ……」
「そして二つ目は、ヘルメット団についてです。」
「ヘルメット団について?」
「ええ…ヘルメット団が使っていた戦車の部品について調べてみたところ、現在はブラックマーケットでのみ取り引きされている部品だということがわかりました。」
「ブラックマーケットの商品って、大分割高になってるって話でしょ?
ヘルメット団のどこにそんな経済力があるの?」
「恐らく、ヘルメット団にそこまでの経済力はありません…」
「じゃあどうやって…
もしかして、裏でヘルメット団を雇ってる奴がいるってこと?」
「はい…そう言うことになります。」
「いったい誰が…」
「それを今日は調べに行きます。」
「ブラックマーケットに行くの!?」
「はい…」
「悟空は来る?」
「校則で禁止されているんだよな~」
「じゃあ今回は行かないってこと?残念…」
「オラとしてならな…」
「どういうこと?」
「こういうことだ!」ポチ…ピカーン
腕時計に付いてるボタンを押す
「眩し…」
「悪を絶対に許さない…シュタ…トン
正義の味方!タタタタタ
グレ~トサイヤマン!」ドン
「ダサ…」
「グレートサイヤマンを馬鹿にするな!
どうであれ…これでブラックマーケットに行けると言うことだ。」
「おお…」
「善は急げだ!さっさと行くぞ。」
「お~!」
~ブラックマーケット~
「ひさびさに来たなブラックマーケット。」
「来たことあるんだ。」
「中学時代に賞金首狩りとして生活してたからな…意外と儲かるっていうかとんでもなく儲かる」
「そんなに?」
「あ…いや…オラに限った話だ…まあロケランをヘッショされてノーダメかつ瞬間移動でヴァルキューレと行き来できるなら話は別だがな…」
「そう…それじゃあダメね。」
「ん…何かくる…」
「どいてください!どいてください!」
「待てやー!トリニティ!」
「オラが受け止める!」
「うわぁ!…すみません!」
「大丈夫だ、それよりこの子に何のようだオメェ等。」
「どけ!私らはそこのトリニティに用があるんだ!お前みたいなのに用は無い!」
「あはは…私からは用はないんですけど…」
「だ…そうだ…一応聞いておくが…オラだって無意味に拳を奮いたい訳じゃない、今回は退いてくれないか?」
「はっ!誰が退くかよ!」
「残念だ」
「が…!」バタ
「もいっちょ!」
「グハ…!」バタ
「よし…終わったな…
所でオメェ、何でここに居るんだ?
トリニティは校則でここにくるのを禁止されてるはずだろ?」
「あはは…限定グッズが欲しくて…」
「こいつ強かすぎるだろ…限定グッズの為に命賭けてやがる」
「まあ…何はともあれ、助けてくださりありがとうございます!私は阿慈谷ヒフミって言います!」
「おん…はよ帰った方がいい、自分のお気に入りがこんなとこにいるなんて知ったらナギサ様も悲しむぞ…」
「なぜそれを…」
「各学園の事情には詳しいのでね。」
「そうですか…」